札幌ドームはどうなのか

2008年05月22日

よく一緒に仕事をする人が、
「なんか真っ直ぐ歩けなくて、吐き気が止まらないので病院に行きます」
と言ったきり、1週間くらい入院したことがある。
その後
「突発性難聴でした~」というメールが来たのだが、
結局、その後、片方の耳がほとんど聞こえない状態になり
今は補聴器を使っている。


原因は「ストレスらしい」ということしかわからないそうだ。
こっそり撮った人の写真をポスター仕立てにしてメールに貼り付けてきたり、
みんなで行ったラーメン屋さんを茶化したガイドブックを作ったり、
「そんなことしてるから仕事が進まんのだ」と言われている彼だが、
そのいたずらや明るさは、やっぱりストレスの裏返しだったんだなと思う。
どう考えてもストレスがたまる仕事だしさ。


彼が補聴器を使うようになったことで、
つければ何でも聞こえるというわけではないと知った。
音が響くような密室では、人の声はあまり聞こえないこと。
金属音や食器の音などは、心臓が止まるほど大きく聞こえること。
打ち合わせのときに通された部屋で、こっそり
「あとで内容を教えてください」と耳打ちされることもある。


スタジアム内の歓声は雑音のようにしか聞こえないそうだ。
昨日の日経のコラムによると味スタには磁気ループ席が150席あり、
そこなら補聴器でもちゃんと音が聞こえるという。
しかも、緑チームは補聴器メーカーとスポンサー契約し、
磁気ループ席を買い取ってもらって補聴器ユーザーを招待しているそうだ。


新しいスタジアムならこの磁気ループ席があるとのことだったが、
札幌ドームのホームページでは、それらしい記述が見つけられなかった。


わたしも、身近に補聴器ユーザーがいなければ
興味を持たない問題であったかもしれない。
いろいろな人にサッカーを楽しんでもらうためには
取り組むべきことがまだまだあるな~と思ったのである。



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昨日、帰宅したrocket1号の顔が曲がっていた。
歯医者で麻酔をしてきたという。
麻酔が切れてから夕食にしようと思ったが、
わたしも空腹で耐え切れず、とっとと食べることにした。
よせばいいのに「ワインを飲む」と言い、
わざわざストローでチュウチュウ飲んでいた。
それっておいしいのかい?


「なぜ、やめないのか」へのお返事です。



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