2015年03月12日
多くの人の心に刻み込まれた4年前の3月11日。 しかし、 どうかすると被災地から離れて暮らす我々は忘れがちである。 まだ4年しか経っていないにも関わらず、 被災した人からは 「すでに風化が始まっている」 という声も上がっている。 昨夜のミャンマー戦、 荒野は先発ではなかろうと思っていたのでテレビをつけたときには すでに試合は始まっていた(すまんね荒野)。 だから試合前にどんなセレモニーがあったかは知らない。 しかし、少なくとも選手たちは喪章をしていなかった。 海外サッカーを見ていると、 選手たちが喪章をしていたり、 試合前に観客も起立して黙とうを捧げたりしていることがよくある。 それは チーム関係者に不幸があったときとか、 事故や自然災害で多くの死傷者が出たとき (東日本大震災のときも各国リーグで黙とうを捧げメッセージを掲げていた)。 そして 戦争など歴史的な悲劇が起きた日である。 何十年も前のことであってもサッカーに関係なくても、 それによって亡くなった人を悼んだり勇気を称えたりすることで 「忘れてはいけない」という気持ちを新たにするのである。 この先、3月11日が何の日か知らない子どもたちがどんどん増え、 うっかり忘れてしまう人もいるだろう。 震災以降、たくさんのJリーガーたちが 「サッカーにできることは何か」 と考えてさまざまな行動を起こしてきた。 もしスタジアムで黙とうを捧げることを毎年続けていけば、 その日を知らなくても忘れていたとしても、 風化を防ぐ一助にはなるはずだ。 サッカーファミリーにできることはあると思う。
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コンサドーレと心中する覚悟で宮の沢永住を決めちゃったrocket1号&rocket2号のお気楽夫婦。
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