アウエー感バリバリの札幌ドーム

2014年09月07日

カバーニ見たさにウルグアイ戦に行った自分が言うのもなんだが、
W杯終了直後、新監督就任初陣、親善試合ということを差し引いても
金曜日のドームのミーハー感というか真剣味のなさときたら、
サッカーの神様に申し訳ないくらいであった。


わたしのまわりは2点ビハインドの状況にあっても
「シュート打て!」とか
「頑張って1点返してくれ!」
という選手の背中を押す雰囲気ゼロ。
拍手もしなけりゃ声も出さず、
前にいた人なんか場内がワーッとなったら慌ててピッチを見ていたくらいで、
しまいにはロレツが回らないくらい酔っ払っていた。
この人のチケット代やら交通費、ビール代も経済効果に算入されているわけだが。
そして、
試合終了の笛が鳴った途端にドームを包み込んだ拍手にびっくり。
いいな~、代表選手は0-2で負けても温かい声援を送ってもらえて。


翻って昨日の試合である。
前日、空気が薄いと感じるくらいみっっっっしり人が入っていたことを思うと
隙間風どころの騒ぎじゃないくらいスカスカ感満載のドームに寂しさは禁じ得なかったわけであるが、
「ああ、やっぱりこれがホームだ」
という雰囲気が充満していたのも事実。
何度行っても代表戦はアウエー感が否めない自分。←日本人なのになぜだ。


数では前日にはかなわなかったが、
敵将(←アジアの大砲・札幌の空砲)をして
「アウエー感バリバリのスタジアム」
「これから札幌ドームでのゲームがないことを祈りたい」
と言わしめた9000人が一体になった後半のアディショナルタイムの雰囲気は
代表戦の比ではなかったと思う。
ああ、これだこれだ、これでこそサッカーだと思ったことである。



借りてきた猫のようになって見ていた代表戦は肩が凝ったが、
2得点後攻められっぱなしで変に力が入った昨日は昨日でまた肩がコリコリ。
選手たちはオフのようであるが、
わたしは汗をたっぷりかいてリカバーしてきた。
バルバリッチにしっかりアピールできるように(←何を?)今週も頑張るのだ(←何を?)。