なぜそこで小野伸二が動いたか

2014年07月28日

くっしーを許すなどと偉そうなことを言っていたが、
実は自分も反省しなければならないのであった。


劇的な逆転弾を生んだCKの場面で
キッカーのすなに近づいていく小野伸二に対して
「そこでショートコーナーはないだろっ!
やめろって!すな!普通に蹴ってくれ!頼むから!」
と絶叫していたわたし。


小野伸二が入ってからというもの、
CKのバリエーションが増えて楽しくなったのは事実だが、
あの場面でショートコーナーはないだろ都倉もソンフンも上原もいるのになんでショートだよ
と思ったのである。


結果はご存知の通りで、
は~、ショートコーナーにしなくてよかったというわけだったのだが、
マッチデイJリーグでゲストの都並がこの場面を解説しており、
わたしがダメ出し(?)した小野伸二の動きこそが逆転弾を生んだというのである。
都並も
「あそこでショートコーナーはあり得ない」
と言っており、それでも動き出した小野伸二に相手選手は付いていかざるを得ず、
その結果、マークの受け渡しが中途半端になってしまったのである
(映像を見ると確かにフリーになっているうちの選手がいた)。
ベテランならではの敵を欺くプレーだったのだ。


むー、
さすが小野伸二。
サッカーの奥深さを思い知らさられたと同時に、
そんなこともわからなかった自分、まだまだである(猛省)。
勉強になったす。