ブーイング冥利に尽きる

2014年07月06日

何がカッコいいって昨日の奈良さん、
なんでそこにいるの!左サイド駆け上がってんの!え!シュート!
というびっくりプレー。
決まればヒーロー間違いなかったわけだが、
GKとの一対一に撃沈して悔しがるその様子がまたカッコいいのだった。
前節の小山内といい、
え、そこで?とか、え、この人が?という意外性こそが
サッカーには、というより今のチームには必要だと思うわけである。


戦術がなんだっ!←え?
監督がなんだっ!←え?
パスサッカーがなんだっ!←えぇーっ?
やりたいことをやれぃっ!



アウエーチームなればこそひっそり行われたヒーローインタビューは
古巣相手に気合いが入り過ぎたという金山だった。
本人は
「ちょっとミスが多かった」
と言っていたが、ちょっとじゃないだろっ!
こちとらノイアーの神がかり的セービングやら
クルルのPK専用セーブやらを連日見ているもんだから、
危なっかしくてもう冷や汗どころの騒ぎじゃなかったわけである。
頼むよ、もう。



それにしても、
後半に金山の背後から襲いかかるブーイングの凄まじかったことよ。
そして、まんまとミスキックを連発する金山のチキンぶりよ。トホホ…。
ブーイングすりゃあミスキックしてくれるんだから、
長崎の方々もブーイング冥利に尽きたことであろう。
ブーイングの正しい利用法を教わった気がしたことである。
ま、それでもうちが勝ったんだけどね。
しかも、散々ブーイングされた選手がヒーローになっちゃったけどね。


これを機に金山は一回り成長してくれることであろう。
と期待するものである。