そこまで考えるからキャプテンなわけである

2013年08月26日

昨日ほど竜二アニキの大きさ(存在という意味において)を思い知った日はない。
ああ、ピッチにいてくれてよかったと誰もが思ったはずである。



前半から相手DFやら主審やらに対してイライラを募らせていたフェホ。
ヤスキャプテン(副)がなだめてはいたものの、
大丈夫かおい、とお茶の間は心配していた。
レッドが出たとき、財前の
「全然ファールじゃないっ!」
という声をマイクが拾っていたわけだが、
それ審判に言え!怒れよ財前!とお茶の間はヒートアップ。



しかし、アニキは冷静だったようである。
スポーツ紙の報道によると、
フェホがあれ以上抗議などをして処分が重くなったら
「かわいそうだから」とのこと。


わたしだったら(という仮定自体あり得ないが)
「197cmもあるんだから腕があそこまで上がってもしょうがないだろ、
わざとじゃねぇよ、考えればわかるだろ審判、馬~鹿」
くらい言って火に油を注いでいたに違いなく、
フェホのみならず自分もレッドをもらっていたやもしれず。



何語で喋っていたか知らないが、
抱きしめたり(?)頭を撫でたりして
一生懸命フェホをなだめすかしていたアニキ。
さすがである。
あぁ、フェホになりたい。←え?



数的不利になってからのアディショナルタイム5分、
あわわ…となって同点に追いつかれる可能性もあったが、
アニキ、すな、ウッチーと交代で投入された選手が落ち着いて対応していたと思う。
キープか?という状況で相手をあざ笑うかのようなすなのスルーパスを
ウッチーが冷静に蹴り込んでのダメ押し3点目。
2人の息の合ったプレーにうっとりしたわ、もう。
MVP、迷っちゃうし。