わたし待つわ

2010年08月29日

子どもが生まれたら、喋るのを待ち、立つのを待ち、歩くのを待つ。
夜が来たら朝が来るのを待ち、
お腹が空いたらご飯を待ち、
出かけたらバスを待ち、目的地に着くのを待ち、降りる順番を待つ。
終業時間を待ち、給料日を待ち、吉報を待つ。
人生なんて待ってばかりだ。



でも、待つという受け身の姿勢だけでは
日々の生活が成り立たない。
人は知らず知らずのうちに何かを待ちながら生きているけれど、
その待ち時間をどうやって過ごすかが、その人の生き方だと思う。



いつまで待たせるんだっ!
と、ぶち切れてばかりでは楽しくない。
できれば笑いながら愉快に待ちたい。
でも、だいたいこれくらい待てばOKとわかっていればいいけど、
見当がつかなければ、待ち疲れることもある。
待つって難しい。



「わたし待つわいつまでも待つわ」
と歌った人はどれくらい待ったのか。


この記事に対するコメント一覧

ボーナス

Re:わたし待つわ

2010-08-29 21:59

冒頭の6行は宮澤賢司を彷彿させます。 きっと、色紙にしてショップで売り出せば結構売れると思ふ、、、

待ち人来たらず

Re:わたし待つわ

2010-08-29 22:16

すいません。 待つのも策でしょけど。 限度もありますよね。 自ら切り開くことが必要なときも あると思います。失礼しました。

ひとみ

Re:わたし待つわ

2010-08-30 13:08

わたしも待つわ。 待つって難しいです、ほんと。 どうしても待てずこちらから行動に移す方が きっとラクだと思います。 さて、どうやって時間を過ごそうかしら。

rocket2号

わたし待つわへのお返事

2010-08-30 17:39

>ボーナスさんへ 最後に何か救いのあることばがなければ、人の心には響かないでしょうね~。 なにより、色紙にするなら味のある字が書けなければならず、 それがいちばんのネックです。 ↑ 売る気なのか。 >待ち人来たらずさんへ 策というか、好むと好まざるとにかかわらず、 待たなければならない局面は随所にあるということを いいたかったわけですが、ことば足らずでした。 もちろん、自ら切り開いていかなければ、 何も始まらないと思いますし。 それもまた難しいわけですが。 トホホ…。 >ひとみさんへ わたしは気が短いので、イライラしながら待ちます。 そういう血筋なのでしょうがないと諦めていますが、 精神衛生上、非常によくないと思います。 ああ、楽になりたい…。

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