2018年09月30日
都倉のアディショナルタイムにPKを決めると言う劇的な勝利(辛勝)した。 ボールポゼッションは、僅かに札幌が上回ってはいたが、コーナーキックの数では札幌2に対して、鳥栖12と押されていた。 そうなった原因は、やはり前半にあったPKのチャンスをジェイが外したことにある。 そのため、前半はスコアレスドローに終わった。 後半13分にジェイから出されたパスを三好が受け、DFの間を抜けてシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。 このゴールが、札幌に来てリーグ戦初ゴールである。このゴールが評価されて、この日のMVPに選出された。 このまま、試合が終わるかと思ったのだが、後半44分に同点に追いつかれた。 その後のアディショナルタイムは4分の表示だった。 その49分に、都倉が倒されてPKを獲得した。 この日2度目のPKを札幌に与えられた。 最初のPKを外しているだけで、不安が頭を過ぎった札幌関係者は多かったのではないだろうか? そして、都倉が蹴ったキックは相手GKの右に飛んだ。 相手GKも右に飛んだが、ボールはネットを揺らし決勝点となった。MVPは三好だったが、よつ葉賞には金崎のFKを二度防いだ具 聖潤が選ばれた。チャナティップがいない中、特に頑張っていたのが荒野だったように思う。 トーレスにボールが渡って、カウンターを食らうと思われたときに、トーレスを追い抜きノーファールでボールを奪ったときが、調子のよさを感じた。 また、この日CBの真ん中に宮澤を入れたことも、DFと攻撃の起点ということで、深井・荒野と共に上手く働いていた。 昨日の勝利で、4位に浮上した。 台風の成で、J1の試合は2試合中止となり、暫定順位は続く。 その中止の中に名古屋対セレッソ戦がある。 他チームのこととはいえ、名古屋は2試合延期になっているので、終盤の日程が大変になるだろうな?と思った。 ただ、この事が札幌に有利に働いてくれれば、それはそれで良しだろう! 次節心配なことがある。 都倉・宮澤・福森と主力選手3人が、累積警告で次節出場停止である。 次の対戦相手は、アウェイ横浜FMで現在暫定11位とはいえ、昨日の試合で仙台相手に5-2で勝利しているだけに油断はできない相手である。 次の試合が、札幌の真価を問われる試合になりそうだ!試合後のスタジアムをあいさつして回っているところの一コマではあるが、選手の表情がとても良い。 この先頭を歩いている菅野だが、PKが決まった時に都倉の下に一番に駆け寄ってきたのだが、都倉に飛びつく手前で躓いて転んでいた。 ピッチを回っているときのその場所に行ったときに、ピッチの芝を直していた。 自分の失敗を、しっかり笑いに変えていた。 次のマリノス戦では、チームとして失敗しないで欲しい!ホームゲームは11月4日の仙台戦までないが、そのときもドールズのラインダンスが見られますように! この日のスタジアムTVは、お笑い芸人のアップダウンがおらず、大森健作とハイジさんそして栗谷さんだった。 この日の解説は、アディショナルタイムの説明だった。 そして札幌は、アディショナルタイムに得点が多いということ。 昨日試合結果は、アディショナルタイムに都倉のPKが決まっての勝利となり、とてもタイムリーな解説だった。
2018年09月27日
昨日行われた天皇杯磐田戦は、2-4で札幌が敗れ今季札幌の天皇杯は終わった。札幌はあとはリーグ戦を戦って、3位以内のACL圏内を狙うという1本の目標に向かっていくだけである。 さて昨日の試合であるが、強い雨の中自分達のサッカーが上手く出来ないということはあったと思うが、やはり先制点を与えたのが大きい! 直ぐに早坂のゴールで同点に追いついて、前半は1-1で終了した。 後半反撃と思っていたのだが、相手にリードされた。 小野からのパスを兵藤が決めて、再び同点に追いついた。 しかし、ミスからのピンチで早坂のオウンゴールで、三度リードを許したところで、勝敗は決まった形である。 痛かったのは前半22分に内村が負傷交代したことだ。 久しぶりの出場機会に、張り切りすぎての自爆に近い負傷だった! アピールしたい気持ちは分るが、肩の力を抜いて臨むべきだった。 次いつチャンスが来るかは分らないが、そのときが来るまでしっかりけがを治して準備して欲しい! 昨日の試合を見ていて思ったのが、リーグ戦でレギュラーで出ている選手と、昨日試合に出ていたリーグ戦に出ていない選手との力の差が歴然であった。 その差を埋めなければ、レギュラーで出場するのは難しい! シーズンは残り試合数は少ないが、最終戦までしっかり練習して、試合に出られるようになって欲しい!
2018年09月26日
今日のスポーツ報知【宏太’Sチェック】です。 見出しは、「2戦連続完封負けの札幌、出た問題を一つでも解決しろ!」です。 J1リーグ第27節 鹿島戦0―2(23日・札幌ドーム) 川崎戦のダメージが残っていた感じがした鹿島戦だった。 ここまでは、悪い内容の次の試合は課題を修正できていて、吹っ切れたようにプレーしていたが、それがなかった。 個のレベル差があっても、全員でカバーしていたが、攻める際のサポートも少なく、らしさが見られなかった。 ACLがちらつくのは分かるが、今できることをやっていくこと。 目標達成はその先についてくる。 ただ悲観する内容ばかりではない。 いい流れの時間はあったし、川崎戦のように後方での単純ミスはなかった。 出た問題を一つでも解決していくことで、個人は成長していく。 大量失点後の試合でも引き続き使われた選手は、次は期待に応えられるようやってほしい。 26日、磐田と天皇杯を戦う。 2戦連続完封負け中という流れを打開するには、サブの選手が層を厚くすることが不可欠。 リーグ戦だけでなく、もう一つ、モチベーションを保てる試合があれば、普段出番が少ない選手の練習での取り組みも変わってくる。 様々な面で重要な戦いになる磐田戦で、どんな選手が存在感を示すかに期待したい。 リーグ戦では2連敗中で、それも完封負けである。 川崎戦では大量失点したが、鹿島戦は2失点で済んだ。 この2試合、失点しても攻めてはいたが、点が取れていなかった。 今日行われる天皇杯磐田戦は、点を取らなければ勝てないし、次には進めない。 延長まで共に無得点の場合には、PK戦で決着をつけることになる。 PK戦なれば、実力よりも運が強いほうが勝つこととなる。 そうならないためにも、しっかり点を決めて勝利して欲しい! 新聞よる先発予想では、これまで出場機会のなかった選手が出場する。 今日の天皇杯で結果を残して、リーグ戦への出場機会をつかんで欲しい! 特に1トップで出場するとみられる内村には、結果を残して欲しい!
2018年09月24日
5位の札幌と7位の鹿島が戦った第27節だったが、結果は0-2で鹿島が勝利した。 その結果順位は入れ替わり、鹿島は4位に上がったが、札幌は7位に下がった。札幌は、これで2連敗したことになる。 川崎戦に引き続き完封負けを喫したことになる。 鹿島の選手の動きは、川崎ほど早くは感じられなかった。 やはり実力のあるチームは、相手の隙を逃さない。 上手く点を取ってきた。 ポゼッションが自分たちにあっただけに、難なく点を取られることは、若干ショックはあっただろうが、今年の札幌は取り返せるという自信があったと思う。 しかし、鹿島は札幌をしっかり研究して、守備を固めてきた。 相手の守備を崩せないことは、ボクシングのボディーブローのように、じわじわと効いてきた! 鹿島の試合巧者ぶりが、最後は目立っていた。 川崎には0-7とコテンパンにやられただけに力の差は歴然だった。 しかし、鹿島はそれほど激しく攻めてこなかっただけに、点を取られてもいつかは取り戻せるという気になっていた。 しかし、後半開始早々にPKで追加点を入れられたのも、大きかった。 相手の守備を崩せずに90分が過ぎてしまい試合が終わった。 この先、対戦相手は川崎や鹿島のような、成功事例を元に札幌対策を練ってくる。 そこを埋められるかが、札幌の今後ACL圏内の3位に入れるかが決まってくる。 7に順位は下がったが、3位のFC東京都の勝ち点差は僅か2である。 次の鳥栖戦は何が何でも勝利しなければいけない! これ以上3位との勝ち点差を離されるわけにいかないからだ。 それでも札幌は、他チームより1試合未消化である。 そのことを生かすためにも、次の鳥栖戦は絶対に負けられない。 3連敗そして、ホームでの連敗だけはしてはいけない。 とはいえ、札幌はこれまで見たことのない景色を、選手たちは見せてくれている。 その最高の景色が、今目標としているリーグ戦3位なのだ! そんな未だ見たことのない景色を夢見て、残り試合をしっかり戦っていこう!その前に、天皇杯が明後日ある。 ここを勝利して、リーグ戦への弾みにして欲しい!
2018年09月21日
17日のスポーツ報知【宏太’Sチェック】です。 見出しは、「中盤の質上げていくこと必要」です。 J1リーグ第33節 川崎7―0札幌(15日・等々力陸上競技場) 序盤の決定機を外し、まだ流れのいい時に自滅から先制され、結果、7点を奪われた。 ただ1失点目の宮沢が自陣でボールを取られた場面などは、普段通りのやり方をしてのもの。 これまでは紙一重の状況の中でもみんなで助け合ってきたが、強い相手に何か一つ足りないと負けにつながってしまうことを、認識できた敗戦。 5位の札幌だが、トップ5にいるチームのボランチは代表に呼ばれるような選手がいる。 川崎戦の宮沢と深井は、まだ判断のスピードが足りない。 ボールを受けるまでの考えはあっても、もらってからのイメージがないと、いい体勢でのワンタッチなどができず、次のプレーにつながっていかない。 対して川崎の中盤にはほとんどミスがなかった。 もっと質を上げていくことが必要だ。 スコア的には大敗だったが、サポーターは最後まで声を止めずに応援、選手も感じるものはあったと思う。 まだまだ期待に応えるチャンスはある。 この試合を経て、どう感じ、どういう練習をして、どう伸びていくかを、ピッチで示していかなければならない。 川崎の敗戦の中から、自分たちのプレーに足りない部分をしっかり認識して、今後修正できるかがACL圏内の3位には入れるかにつながる。 サポーターは最後まで応援し続ける。 選手たちは、チームに拘るすべての人たちのため、しっかり試合で走り続けていって欲しい!
2018年09月16日
最悪タイの7失点を喫した川崎戦だった。 札幌は4連勝を狙ったが、チーム力で勝る川崎には歯が立たなかった。 ただ試合開始当初は、札幌が川崎ゴールに迫る場面が再三あり、そこで決めていればこうまで大量失点で負けることはなかっただろう! 最初の失点は、札幌の一瞬の隙を衝かれて、一端は弾きかえすも、再び拾われシュートを打たれて失点した。 その後は、奪われてカウンターで失点する場面が何度もあった。 前半3失点で終えて、後半逆転を狙って選手を交代したのだが、川崎の出足が上回って、結果7失点を喫してしまった。 この悔しさを、残り試合でしっかり返して行きたい! 札幌はまだまだ発展途上ということだと思うので、次に川崎と対戦する時には、この借りをしっかり返すことを目指して日々練習して欲しい!
2018年09月15日
今日は、アウェイ川崎戦です。 W杯明けのリーグ戦再開後最初の7月18日ホーム厚別での試合は、1-2で敗れた。 その後三好が代表に選ばれ抜けた後の試合では、3勝1分で3連勝中である。 再開後は、中々勝ち点3を積み上げられなかったが、ここに来て神戸を破って3連勝中である。 現在都倉が絶好調で、4試合連続ゴールを続けている。 今日の川崎戦では、契約の関係から川崎からレンタル移籍中の三好は出場できない。 また、駒井もけがで帯同していない。 個人の力と共にチーム力の高い川崎に対して、ミシャ監督がどれだけ札幌のチーム力を上げられたかが、川崎戦で示されるだろう! アウェイということもあり苦戦は強いられる可能性は高いかもしれないが、ここを乗り切ることが出来れば、ACL圏内の3位が見えてくる。 チーム力で、対等に戦うことが出来れば、都倉が必ず決めてくれるだろう! 選手の活躍を期待したい!
2018年09月12日
昨日の北海道新聞「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿です。 見出しは、「川崎戦 果敢にボール奪取を」です。 北海道に甚大な被害をもたらした胆振東部地震、厚真町にあるグラウンドはしょっちゅうお世話になっていたので本当にショックである。 札幌の選手たちにはグラウンドで結果を出して、いいニュースを北海道に伝えてほしい。 地震の影響で中止となった札幌ドームでの日本対チリ戦、道サッカー協会や関係者の努力が水の泡となってしまった。 代表戦を札幌に誘致するために相当な苦労があったはず、注目度が非常に高かっただけに残念でならない。 試合中止による損害額が気になるところだが、命と安全には替えられない。 北海道復興の手助けとして改めて札幌ドームでの代表戦開催を、日本サッカー協会会長にはお願いしたい。 幸いにも宮の沢のグラウンド、クラブハウスは無事でトレーニングには支障がない。 オフが地震の影響で6日間と延びたが、次節川崎戦への準備、アウェーへの移動等も問題はないだろう。 選手はサッカーができるありがたみを感じているはず、いいゲームができるのではないか。 三好は、川崎からの期限付き移籍なので契約上の理由で川崎戦には出場できない。 アジア大会で主将を務め、精神的にもたくましくなった彼のプレーを早く見たかった。 三好が不在中もチームは逆転勝ちなど粘り強く戦って3連勝。 都倉が4戦連発ゴールを決め、駒井を1.5列目のポジションに動かしたりして三好の穴を埋めてきた。 敵地での川崎戦、前回の厚別での対戦では力の差を見せつけられた。 華麗なパス回しでボールの取りどころを与えてもらえず完敗。 川崎に対しては怖がらずに前からプレッシャーをかけてボールを奪いにいく姿勢が大事。 下がって中途半端な守備ブロックになると高い技術のパス交換で突破される。 ボランチの宮沢と深井が守田を上回るハードワーク、ボール奪取をすることが必要。 川崎は先日ルヴァン杯で鹿島に敗れ、11日のコスタリカ戦に3人を招集され、チームは万全でないはずで、つけいる隙はあるだろう。 先日の神戸戦で快勝したように、川崎相手でもしっかりミシャ監督は作戦を練ってくるはず。 兎に角相手を上回るハードワークは、川崎戦を戦い抜くには必須である。 ホームの借りを返すことで、ACL出場圏内の3位が見えてくる。
2018年09月08日
今月6日の午前3時過ぎに起きた胆振東部地震では、最大深度7の地震により被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。 今も、土砂崩れなどに巻き込まれた方が居られるようですが、少しでも早い救出を願います。 そして、道内全域で発生した停電でほぼ全道295戸に電力供給が出来なくなった。 我が家も、地震発生直後から停電となった。 早いところでは、6日の夕方には電気が通ったところも出ていた。 我が家と道路を挟んだ向かいの地区では、6日に通電されたものの、我が家は停電のままだった。 そのため、夜は懐中電灯の明かりやろうそくの光だけが頼りだった。 携帯電話の充電も残り僅かになったことと、見たいテレビ番組があったこともあり、携帯電話の充電をしながら、午後7時から3時間程度車についているカーナビのテレビを視ることとなった。 そして停電のため、いつもよりは大分早い時間での就寝となった。 あまり熟睡することができないまま、7日の朝を迎えた。 7日には、母が病院で検査があるということで、やっているかを確認すると、やっていると言うことで病院まで送り、自分も通っている整形外科の前までいくとやっていたので、リハビリをしてから帰宅した。 7日は道路の信号は狭い道でも点灯していたが、我が家の近くの交通量の激しい交差点では、6日から警察官交通整理をしていた。 午後6時頃にはあたりが暗くなったが、我が家は停電が続いていた。 しかし、同じ町内の区域では、我が家以外は電気が開通していた。 この日の夜も停電なのだと気落ちしていた。 午後7時頃、冗談のつもりで「もしかして電気がきているのではないか」と食卓テーブルの上の電灯を紐を引っ張ってみるも、やはり電気はきていなかった。 しかし、その後数秒も経たないうちに、電気がついた。 その瞬間、物凄く驚いたと同時に笑いが出た。 これで、今晩は明るい中で過ごせると思った。 そして直ぐにテレビをつけたのだが、今度はそのテレビが映らない。 原因は、J:COMの会社がまだ機能していなかったのだと思う。 我が家は、テレビはもとよりインターネットや家電(いえでん)もJ:COMなので、電気は復旧したがその他の復旧はすぐにはならなかった。 テレビ等の復旧は、電気が復旧してから遅れること約3時間ちょっとで回復し、ようやくいつもの生活に戻れると思ったのだが、そうは問屋は卸さなかったようだ。 20年以上使用しているボイラーが、故障してしまったようだ。 そのためお湯が使えず、お風呂も沸かせない。 今日になって問い合わせをすると、既に部品もなく修理は難しいと言うことで、買い替えをしなければいけないこととなった。 今回の地震は、我が家に大きな経済的負担を強いてきた。 それでも我が家の被害は、ボイラーの交換と戸棚のグラスが1個割れた程度で済んだ。 世間には、家族を失ったり今住んでいる家に住めなくなった人もいる。 その方々から比べれば、大した被害ではない! また、我が家は幸い電気は使えなかったが、ガスと水道は問題がなかったので、日中の生活にはあまり不便を感じなかった。 今回の地震で、昨日行われる予定の日本代表対チリとの国際親善試合が中止となり、楽しみにしていた方々には残念だった。 そしてコンサドーレの選手たちは、全員の無事が確認され、6日から自宅待機となっていた。 選手たちは今日から、練習を再開したようですが、施設の安全面の確認が出来ていないと言うことで、練習見学はできないようです。 色々な意味で、この震災からの復旧が待ち望まれる!
2018年09月04日
9月3日のスポーツ報知【宏太’Sチェック】です。 見出しは、「サッカーに過去の栄光関係なし」です。 J1リーグ第25節 神戸戦3―1(1日・札幌ドーム) サッカーというスポーツは、過去の栄光など関係ないと感じさせてくれた。 相手はイニエスタやポドルスキが来たことで自分たちがビッグになったような空気があり、集中力を少し欠いていた。 札幌は、自分たちの強みをしっかり理解し、誰かがボールを持ったらチャナティップを見るなど、すべきことをオートマチックにしていた。 神戸にプレスも全く効かせなかったし、完勝と言っていい内容。 前半戦は手探りの面もあったが、今は戦術が浸透し、楽しいサッカーができている。 過去札幌は守備から入る、降格しないなどの方針が足かせになっていた感がある。 ペトロヴィッチ監督が来て、サッカーを楽しむ、ゴールを目指すという根本の大切さに気付かせてくれた。 失点しても取り返せばいいと自信を持ってやれているのが、好試合につながっている。 笛が鳴った瞬間に蹴った福森のFKに対して、鳴った時にボーッとしていた神戸の選手が多かったのは事実だし、福森の方が集中していた。 先制点の菅も素晴らしい仕事をしてくれた。 中断明け初戦は前半戦で違いを見せられた川崎が相手だが、ACL出場を目指すためにも、今回は進化を見せて勝たないといけない。札幌は、やるべきサッカーをやったことで、今回神戸に勝利することが出来た。 個の力で勝るイニエスタやポトルスキーに、札幌は組織で彼らに仕事をさせなかった。 ペトロビッチ監督のサッカーは、楽しむ・ゴールを目指すというサッカーが、選手たちに自信を持たせた。 サッカーは良い選手がいるから必ず勝てるというものでないことを、改めて知らされた試合だった!
2018年09月02日
札幌ドームにイニエスタやポトルスキがいる神戸を迎えて、第25節を戦った。 札幌は神戸のイニエスタに仕事をさせないように、しっかりプレーしていた。 そんな中、前半11分に駒井のクロスに菅が頭で合わせて、札幌が先制点を挙げた!その後も札幌は、神戸の選手がボールを持つと常に近い位置にプレスに行き、決定的仕事をさせなかった。 イニエスタにもしっかりマークをつけて、有効なパスを出させることはなかったが、一度だけDFの股を抜くパスを出された時には、ヒヤッとしたがしっかりカバーしてクリアできて事なきを得た。 イニエスタが一流のプレーヤーであることの片鱗を見ることのできた瞬間だった! 前半に先制されたことで、神戸の選手が苛立ってファールをすることが多くなっていた。 前半ロスタイムに、神戸の選手から入れられたスローインが、ポトルスキにあわずに少し流れたボールを深井が拾った。 焦ったポトルスキはスパイクを見せてスライディングし、深井を倒してしまった。 そのプレーに対し主審は直ぐにレッドカードを出し、前半で神戸はキャプテンを欠く事となった! 神戸は、前節横浜Fマリノスに負けているだけに、この日も負けるわけには行かないと、先制されたことで焦りが出ていたのだろう! 後半に入って直ぐに神戸は選手を代えてきたが、札幌の攻撃をしっかり防いでいた。 そして追加点を後半5分に、福森がゴール右に上げたボールに都倉が右足で決めて、2-0とリードを2点にした。 神戸は後半10分に足を痛めていたイニエスタに代えて、ウエリントンを入れて攻撃的にした。 徐々にポゼッションは神戸に移っていったが、34分にCKから失点し1点差に追いつかれた。 ただ、札幌はその4分後にペナルティーエリアのすぐ外でFKを得た。 そのFKを、神戸の選手が壁を作っている間に、福森が蹴ってゴールネットを揺らしい、再びリードを2点とした。札幌の選手もまだピッチの外で給水している選手もいた。 神戸の選手が、「壁を作っている間に笛を吹くのはおかしい」主審に詰め寄るも判定は覆ることはなかった。 このゴールがダメ押し点となり、札幌は3-1で神戸を下して勝ち点41とし、3位のFC東京に勝ち点で並んだ。 CKから失点はしたものの、終始神戸には仕事をさせず、札幌が今季2度目の3連勝とした。 一方神戸は、横浜戦に続く敗戦で2連敗となり、順位を5位から7位へと下がった。 札幌は、神戸の横浜戦を見てしっかり研究したのだろうと思える試合運びだった。 その反面神戸は、先制点を奪われ連敗だけは絶対に出来ないと言う焦りが、ファールをなり自分達の首を絞める結果となったようだ! 札幌はこの試合で、アウェイで0-4で敗れた試合のリベンジをやったことになり、ACL圏内の3位以内が見えてきた。 このしあで2点目を上げた都倉は、4試合連続のゴールとなり、今季自己最高の11点目を上げ、札幌の日本人歴代最高得点、吉原宏太の成績に並んだ。また、公式戦通算得点を71点とし、札幌での歴代トップとなった。 都倉は、今後どれだけこの記録を伸ばすか、残り10試合がとても楽しみである。 この試合、32475人と今季最高の入場者数となり、神戸に勝利したことでイニエスタ見たさで詰めかけた観客の内、この試合を見て札幌の試合に興味を盛ってくれる人が、一人でも多くなることを期待したい! 今季ペトロビッチ監督が掲げている、「超攻撃的サッカー」の面白いところが詰まった試合だった! とても楽しい1日を過ごすことが出来た!この日札幌ドームに3万人以上の観客が入ったことで、神戸の選手にプレシャーを与えることが出来たのだと思う! 神戸の選手にとっては、ホームではサポーターの声援が大きな後押しになるが、アウェイではイニエスタ効果で集まったアウェイチームのホームの観客によるホームチームへの声援が、神戸の選手へのプレッシャーにもなっているのではないだろうか?
プロフィール
2004年に家族3人で登録したOSCです。 結成当初にもう一家族が加わり、二家族を中心に応援しています。 昨年四方田修平監督の下、11年ぶりにJ1残留を達成した。 今年は、ミハイロ・ペトロビッチ監督を向かえ、J1定着を目指しているチームを後押ししていきます。 07年は、アウェイ愛媛戦で西大伍決勝ゴールで、アウェイ戦の戦績は3勝2敗と勝ち越した。 10年から加入した、13番内村圭宏を応援しております。 11年アウェイ最終戦に、湘南戦に参戦し勝利できたことで昇格を確信、内村がチーム得点王となる活躍もあり、J1に昇格を決めました。 12年は、J1定着のため応援を続けてきたが、結果は早期の降格してしまった。 13年は、中山引退し、沢山の主力選手がチームを離れたが、ユースから6人が昇格した。 財前新監督の下、J1再昇格に向けて応援したが、あと一息のところでプレーオフを逃す。 14年は、5年ぶり愛媛から石井謙伍が復帰、ユースから2人と大学を経て2人、菊岡・GK金山、薗田、都倉が加入し、2年目の財前監督に昇格を託し、7月小野伸二が加入したが成績が振るわずシーズン途中からバルバリッチ監督に交替したが、リーグ戦最後の4試合をすべて引き分けで終わり、10位でシーズンを終えた。 15年は、稲本潤一、ナザリト、ニウド、具聖潤が加わり、昇格に向けて良い補強ができたが、この年も、成績が振るわずシーズン途中で、バルバリッチ監督から四方田監督に交代し、2年連続のシーズン途中での監督交代となった。 監督が交代しても、チームの成績は振るわず、2年続けて10位で終わった。 砂川誠(シーズン途中で岐阜にレンタル移籍)が12年半の在籍を持って引退した。(榊翔太が海外にシーズン途中で完全移籍) 16年は、古田寛幸・ナザリト・ニウド・前田俊介・菊岡拓朗・薗田淳が戦力外となった。 昨年チーム創設20周年で、チーム名が北海道コンサドーレ札幌と変わり、ブラジル人選手3人FWヘイス・MFジュリーニョとマセード、そしてDF増川隆洋を神戸から補強、シーズン途中に菊地直哉を獲得して、最終戦でJ2優勝しJ1に昇格を決めました。 昨年は、仙台からMFキムミンテ・FW金園英学、神戸DF田中雄大、鳥栖MF早坂良太、横浜FM MF兵藤慎剛、大宮MF横山知伸を移籍で獲得し、ユースからDF濱大耀とFW菅大輝が昇格してシーズン途中でチャナティップとジェイを補強し、5度目のJ1を戦い、11位で残留を果たした。 今季は、石井健伍・上原慎也・金山隼樹・杉山哲・増川隆洋・櫛引一紀・マセード・前貴之がチームを去り、川崎からMF三好康児・浦和からMF駒井善成・広島からFW宮良拓実・京都からGK菅野孝憲・愛媛からMF白井康介を獲得、ユースからFW藤村怜が昇格した。 今年は、ペトロビッチ監督の超攻撃的サッカーに、選手たちは苦労しそうですが、どんな成績であろうとこれまでどおり、J1定着のため、チームをしっかりサポートしていきたい。 また、Fリーグのエスポラーダ北海道も09年から応援しており、14番神敬治を応援しておりましたが、昨季限りで退団しました。 昨年エスポラーダの成績は振るいませんでした。 来季は多くの主力選手が退団したこともあり、どんな試合ができるかわかりませんが、これまで同様しっかり応援して行きたいと思います。 OSCの名前 “Consa 勝利 De-Shiori's”の由来は、ふたりの「しおり」たちが勝利に貢献するようにと思いつけたのだが、ふたりのしおりたちも既に社会人となり、なかなか試合に来られなくなりました。
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