2016年07月31日
今日は、アウェイで山口と対戦します。 山口とは前半戦の5/28に札幌ドームで戦い、後半に都倉・内村・ジュリーニョがそれぞれゴールを挙げて、3-1で勝利した。 チーム内得点ランキングが現在トップ3の3人が初めて揃って決めた試合だった。 今回はアウェイで、夏場の暑い時期ということもあり3人揃って先発とはならないようだが、内村はベンチスタートとなるようだ。 その内村は、今季ここまで全試合に出場していて、先発とベンチスタートの割合は丁度半々である。 内村は今季8ゴール挙げているが、その内6点は先発出場での得点となる。 途中出場でのゴールは2試合だが、何れも貴重なゴールである。 1試合は第8節アウェイ山形戦で、前半に先制され途中落雷で長い時間中断があったた試合だったが、内村は後半頭から出場し14分に同点に追いついた。 もう1試合は第13節アウェイ水戸戦で、スコアレスのまま進んだ試合は後半16分から出場した内村が、その20分後に勝ちこしゴールを挙げて、1-0で勝った試合であった。 堀米からのマイナスのクロスに走りこんで、ヘディングで決めた。 試合はこのまま逃げ切って、4試合連続で1-0での勝利を手にした。 その後先発出場が続き、4試合連続ゴールを挙げた。 夏場に入って四方田監督は、内村の使い方をホームとアウェイで起用方法を変えてきていて、今回はアウェイなのでベンチスタートのようだ。 ただ、先日途中で出場した小野のように、確実に流れを変えてくれる選手である。 今日も勝て点3を獲得するために、重要な役割を担ってくれることだろう!
2016年07月30日
最近はコンサドーレ調子いいねと色々な方から、言って頂けます。 とても嬉しいことですが、まだ18試合も残っていて、体勢が決まるのはまだまだ先のことです。 今が調子がいいからと言って、この先続くと断言はできません。 1戦1戦確実に勝っていくことが、体制固めなのです。 「石橋をたたいて渡る」そんな慎重な感じで、試合に臨む必要があるのです! それでも、岐阜戦のように5回もゴジラが吠えるような試合は、やはり見ていて楽しいし気持ちが良いものです。 それに、ジュリーニョのハットトリックそして内村の2ゴールが出たのですから、嬉しくて笑いが止まりません! 野球でも大量得点の後は、点が取れずに負けることが多々あります。 現にコンサドーレも函館で横浜FCに5-2で勝利した後の3試合は、2試合がスコアレスドローで、後1試合は1-0という最少得点での勝利でした。 ただ、この3試合は2~4位と実力のあるチームとの対戦でしたので、ある程度仕方ない部分もあります。 明日戦う山口は、5月にホームで戦ったときには、都倉・内村・ジュリーニョと現在チーム内トップ3のゴール数を上げてる選手が初めて揃ってゴールを挙げた試合でした。 3-1でコンサドーレが勝った試合でしたが、深井が2枚のイエローカードを貰って退場になった試合でもあります。 山口は現在8位につけていて、6位でプレーオフ圏内の清水とは勝ち点差僅か2と、こちらもまだまだ体勢が決まる状況ではありません。 北海道の選手たちには、アウェイの山口は大変暑い場所で、自分たちが思っているようなパフォーマンスを維持できるかも分りません。 コンサドーレの残り試合を見ると、アウェイの大部分は関西・中国・四国・九州と札幌から遠く夏場暑い地域が多いことも、選手たちには大きな負担になることが予想されます。 現在首位を走っている札幌ですが、残り18試合厳しい戦いが待っていることが予想されます。 ないとは思いますが、選手たちにはくれぐれも油断することなく、一試合一試合戦って勝利し、J1昇格を決めて欲しいものです。 本日18時より旭川大雪アリーナで、エスポラーダ北海道対デウソン神戸のFリーグの試合があります。 昨年は、コンサドーレの試合と日程が被っていたので、私としては2年ぶりの旭川での試合になります。 今季のエスポラーダは、開幕セントラルとアウェイでの2試合は勝っていません。 ホームでは、美香保・小樽・北海きたえーるで3試合を行っているのですが、小樽で5-3で大分を破った以外は2試合は引き分けです。 小樽での試合は、コンサドーレの横浜FC戦が函館であったために参戦できていません。 なので、今季2試合応援した試合は引き分けに終わっています。 先週北海きたえーるで行われた府中戦も先制されるも、一度は逆転して勝利かと思われた試合を追いつかれて、引き分けに終わってしまいました。 決して油断したわけではないでしょうが、勝っていた試合を追いつかれるのは“しんどいも”のです。 今日は、今季のコンサドーレのように先制して逃げ切るような試合をして欲しいものです。 旭川の会場に行ける方は、是非エスポラーダの応援に足を運んでください! 今季の札幌ドームでのコンサドーレの戦いを見ても分るように、沢山の観客の応援は必ず選手の力になります。 是非、近くの方は時間を作って大雪アリーナに足を運んでください!
2016年07月29日
5対0で大勝した岐阜戦だったが、試合終了後監督を含むコーチ陣は、ベンチ内で試合の反省会を行っていた。 ジュリーニョのハットトリックと内村の2ゴールと、終わってみれば一方的なように見えた試合だったが、振り返ってみると結構危ない場面があったからだと思う。 そんな危ない場面は、DFの3人とGKの金山のプレーによって助けられたものだった! 特に、菊地と増川そして金山のファインプレーに助けられた。 そんなファインプレーがなかったら、最低でも2失点はしていたのではないかと思う。 大量得点で、中盤の選手のミスが目立った。 この試合は、前半に3点取ったが後半はなかなか追加点が取れなかった。 だが、小野が入ったことで再びチームは活性化して、2ゴールをあげることにつながった。 下位チームだったから失点せずに済んだのかもしれない。 次の対戦はアウェイで暑いところでの戦いになりそうで、札幌の選手にとってはパフォーマンスの維持が難しい試合となる可能性が高い。 そんなところでミスをしたならば、堅守に付け入られる可能性は増す。 岐阜戦で浮かび上がった課題を今週はしっかり修正して、次の山口戦に臨んでほしい!
2016年07月28日
昨日のスポーツ報知に【宏太’Sチェック】が載っています。 見出しは、「札幌、今季最多5発!ジュリーニョに尽きる」です。 第25節岐阜は5―0で札幌が勝利 今季最多5得点を挙げて快勝した要因は、ハットトリックを決めたジュリーニョの存在に尽きる。 岐阜はほぼプレッシャーをかけることなく、引いて守っていた。 そういう相手に彼が有効に働くということは、結果が証明した。 都倉とのワンツーから決めた1点目は、簡単そうに見えるが、実はそうできるものではない。 ジュリーニョはまず、自分が入って行くスペースを作るため、一度引いてパスを受けた。 相手がつられ、DFラインにギャップができたところを突き、都倉にボールを出してすぐに前に出た。 DFの間に入り込み、欲しい位置でのシュートに持ち込んだ。 30メートル弾を決めた2点目もそう。 ゆっくりとした動きでパスをもらいに行き、受けた瞬間にワンタッチでキュッとターンし、フリーでシュートを打った。 自分が本当に行きたい場所をあえて空けておいて、その「わな」に相手がかかった時に前を向く。 少しでもスペースがあれば逃さない高い能力が、3得点につながった。 4試合ぶりの先発となったが、以前からの課題だった守備も、より献身的になっていた。 スタメンを外れていたことで、前からのDFが不可欠だということに気付いたはず。 四方田監督の決断が、ジュリーニョを一回りスケールアップさせたと言っていい。 ジュリーニョは、函館で行われた横浜FC戦で先発し、先制点を挙げ今季最初の5得点の口火を切った。 2点目はヘイスの素晴らしいシュートによるもので、へイスの調子が上向いていることから、次のC大阪戦では、先発をはずれベンチスタートとなった。 当初は途中出場の予定だったが、GK具が前半の早い時間に負傷交代したり、試合展開が1点の失点も許されない展開のため、ジュリーニョの出場機会が失われた。 岡山戦もヘイスが先発で、ジュリーニョはベンチスタートで途中交代で9分間の出場に終わった。 松本戦でも、マセードが復帰したりヘイスと内村を先発起用したことで、ジュリーニョはベンチスタートだった。 この試合は、菊地が負傷交代したことで、1点のリードを守る展開から、河合を入れるなど出場機会はなかった。 3試合で出場は1試合で、出場時間僅か9分だったジュリーニョが、ヘイスの怪我もあり岐阜戦は先発出場した。 そして、ハットトリックの働きを見せ、フル出場を果たした。 宏太さんが、「以前から課題だった守備」と言っているが、そんなに悪くはなかったと思うのだが、そこの部分がより進化したことは、札幌にとって残り18試合を戦う上では、大きな成果である。 四方田監督の選手起用は、出場機会のなかった選手でも、出場できた時にはより良いパフォーマンスができるように、上手く操縦していると思う! 今後は、大きなミスなどから大崩れしない限りは、今のままの順位をキープしていけそうである。 これまでどおり、一試合一試合目の前の試合の勝利に向けて、しっかり練習して臨んでほしい! 一試合一試合の勝ち点の積み重ねが、J1昇格の一番の近道なのだから!
2016年07月27日
北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「ワンツーで攻撃に変化」です。 先に評価から書きますが、「大変良い」のAが、ジュリーニョ「ハットトリック文句なし」の1人です。 「良い」のBは、上里「長距離パス連発」、内村「左足で巻けるの?」の2人で、「普通」のCは、金山「気抜かず集中」、菊地「当たり負けせずに速い」、増川「体投げ出しカバー」、福森「狙うと思ったFK」、マセード「得意の連続切り返し」、荒野「先制点のくさび」、中原「あとちょっとだったね」、堀米「狙い通りのアーリークロス」、都倉「2点逃す」、小野「短パスでリズム取り返す」、神田「決めれんか」です。 上位との3試合と比べると、レベルが下がった岐阜戦は、両者の力の差は歴然であった。 ジュリーニョ3点、内村2点と都倉の影が薄くなってしまうほどだった。 岐阜のDFの寄せが甘いため、面白いようにゴールが決まった。 ジュリーニョの2点目と内村の1点目は、ともにミドルシュートだが、あの寄せでは札幌の攻撃陣を止められない。 余裕を感じたのは、「ワンツー」が何度も見られたところ。 後方からの縦パスを止めずにダイレクトでワンツー、止めてパス、止めてパスーという攻撃だった岐阜とは違い、札幌の攻撃にはだいぶ変化があった。 後半、中だるみした展開となったが、小野を投入することで再びリズムを取り戻した。 小野のダイレクトでポンポンとボールをつなぎ、攻撃が流れたのだ。 中原と神田が決定機を決めてくれたら最高だった。 今回の評価は月曜日の岐阜戦だけの評価ですが、先週水曜日の松本戦の評価も見てみたかった。 松本戦では、ヒーローとなった金山と都倉はB以上の評価だったと思うが、ゲーム内容を解説して欲しかった。 今回のA評価は、今季第2節アウェイ岐阜戦での都倉以来の2度目です。 こうして見ると、岐阜のDFがいかに甘いかが分るが、これではラモス監督が解任されるのも分るが、新監督になっても改善するには時間がかかると思う。 また、完封で勝利したのだから、DF陣の評価は上でも良いと思うのだが、DF出身の平川さんなのでDFはあれくらいやって当たり前ということなのだろう! 特に菊地のプレーは、試合の録画を見てみて素晴らしいプレーだと思った!
2016年07月26日
昨日の岐阜戦、ラモス監督が退任して交代した吉田監督がどんな差し合いをするかが気掛かりだったが、終わってみれば札幌の5-0完封勝利に終わり、何てことはなかった! とは言え、前半7分のジュリーニョの先制ゴールが、試合を決めた。 そして、すばらしかったのがジュリーニョの2点目のシュート。 あの距離からの強烈なシュート、スカパーのスーパーゴールにノミネートされないのは残念だ! そして、ジュリーニョが2ゴール決めたことで、この時点で今季のゴール数は内村の6に並んだ。 そこで心中穏やかでなくなったのが内村ではなかっただろうか? 「ジュリーニョが2点目を決めていたので楽になった」とは言っていたが、ジュリーニョには抜かれまいと打ったシュートが決まって、前半で3点をリードした! 後半に入ると相手も修正してきたと見えて、なかなか追加点を取ることが出来なかった。 そこで、都倉に代えて小野を入れた。 小野が入ると、それまで後半はなかなか攻められなかった札幌が息を吹き返して、小野のおしゃれなヒールパスから中原がシュートを放ったが、ポストにあたり詰めていたジュリーニョが押し込んで、ハットトリック達成となった! ジュリーニョのハットトリック達成は、内村にとっては再び心中穏やかでなかっただろう! その上、ピッチの脇には第4審判が交代のボードを持っていた。 そん中、プレーが続く中ゴール前で堀米からパスを右足で空中でトラップして、そのボールが落ちる前にゴールに押し込んだ。 内村もこの日2点目のゴールだった! ゴールを決めた直後に、神田と交代してベンチに下がったが、本人は交代前に決められて良かったと思ったし、ジュリーニョより1ゴール上回れたことを喜んだに違いない! そして、試合はそのまま終わり札幌が完封勝利した。 オーロラビジョンの得点者の名前が4本しか表示できないようで、1点目のジュリーニョのゴールが試合終了時にはなかった。 リードしていることもあり、ゴールを決めた選手は共に良い顔をしている。 そして、小野の交替で入った直後と都倉の何とも言えない試合後の笑顔 こんな試合をいつもしてくれると良いのだが、J2はそんな簡単なリーグではない! また、攻撃は良い出来だったが、守備の良いところも忘れてはいけない! 録画を見てみると、やはり菊地が要所要所で良い対応をしていたし、金山も前節に引き続いてファインプレーでゴールマウスをしっかり守った!
2016年07月25日
昨日のJ2リーグ第25節は、10試合が行われ松本・岡山・清水が勝って順位を上げている。 京都と山口の対戦は、1-1で引き分けた。 町田対水戸との試合は、町田が後半4分までに3点をリードしたのだが、水戸が後半45分に同点に追いついて引き分けの終わった。 引き分けだった3チームの内、山口の順位は変わらなかったが、京都と町田はそれぞれ順位を一つ下げた。 C大阪は讃岐に1-2で破れて、勝ち点47のまま3位のまま。 千葉対清水の試合は、清水が前半で2点リードしたのだが、1点返されて前半を終了。 千葉は、後半2点を入れて逆転に成功したのだが、後半45分にOGで失点すると、ロスタイムに清水が決勝点を決めて、清水が再逆転で勝ち点3をつかんだ。 後半戦の終盤には、清水が3位以内に入ってくる可能性は、より高いと思える。 さて、札幌は他のチームとは1日遅れて、第25節をホーム札幌ドームに岐阜を迎えて戦う。 現在、勝ち点で松本と同じだが得失点差で首位を走っている札幌だが、2点以上差をつけられて負けるようなことがあれば、首位から陥落する。 首位という響きはとても心地良いが、まだ19試合を残している現状では、順位より確実に一試合一試合勝利することが重要になる。 岐阜は監督が交代して、死に物狂いでこの試合に臨んでくることが予想される。 札幌は、そこで冷静にこれまでのプレーをすることである。 自分たちが持っている普段の力を発揮できれば、勝利は間違いないはずである。 今日の先発予想では、前節と少しメンバーが変わっているようだ。 ヘイスの代わりにジュリーニョが、トップ下で久しぶりに先発するようだ。 また、荒野が初めてボランチで先発するようだ。 ここ最近荒野は、キャプテンマークを着け90分間フル出場して頑張っている。 横浜FC戦や松本戦では、良いアシストをしてきていて、戦術的な状況からボランチの位置に入ることもあった。 荒野が初のボランチ先発で、どんなプレーをするかが今日のキーポイントではないだろうか? そして、2トップの都倉と内村が、二人で何点取るかについても興味が沸く! また、小野が久しぶりにベンチ入りするということで、出場機会があるかも楽しみである!
2016年07月24日
第24節を終えて暫定(札幌は一試合少ない)で首位にいます。 今季2度目の首位攻防戦を1-0で制したことで、2位以下とは勝ち点差3となっています。 これで1-0での勝利は9試合となり、10試合が1点差の勝利となっています。 引き分けは5試合、負けは3試合ということです。 23試合中勝ち点を獲得した試合は20試合ということになります。 今季の札幌は、20試合中15試合が1点を争う試合だったということです。 こうして振り返ってみると、楽な試合(実際にはそうではないと思うが)は5試合しかなかったということになる。 明日対戦する岐阜とは、第2節アウェイで都倉のハットトリックを含む4-0での勝利だったが、岐阜のラモス監督は解任されコーチが昇格している。 札幌が新監督の初采配ということで、どんな試合をしてくるか未知である。 後半折り返しの3連戦は、日程のいたずらだろうか、上位チームとの対戦が続いた。 前半戦で、1-0で勝利したC大阪と岡山とは、後半戦は共にスコアレスドローに終わった。 2-3で負けた松本とは、何とか1-0で勝利することができた。 後半戦は、どの対戦相手も札幌を倒そうと躍起になってくると思うので、前半戦快勝した岐阜が相手でも、安心できるはずはない。 残りの19試合、気を抜ける試合は一試合もない!
2016年07月23日
木曜日の道新の朝刊に月1回のコラムが2つ載っていた。 木曜日は、松本戦の翌日だったので、試合のことを書いたために今日このコラムについて欠くことになりました。 1つめは、「J2赤と黒の闘士たち」スポーツライター・斉藤宏則が迫るです。 今回は、FW11ヘイス27歳です。 大見出しは強力助っ人 本領発揮」です。 オランダ名門クラブに所属した実績のあるブラジル人ストライカーは、中盤に入り前線で躍動している。 函館で行われた横浜FC戦、左サイドを突破した荒野からのパスをゴール前で受け、相手DFのマークを受けながらゴールを背にした態勢で反転し、そのままゴール右隅にボールを流し込んだ。 貴重な追加点を美技で決めた。 小見出し「経歴華やか」 ブラジルの名門クラブのアカデミーで育ち、プロとして欧州の強豪、PVSアイントホーフェン(オランダ)でスタート、経歴は華々しく、欧州でも高く評価されていたことがうかがえる。 負傷などの影響で、1年以上公式戦から遠ざかっていた。 「自分に足りない部分があるから定位置をつかめていなかった」と紳士にトレーニングに力を注いだ。 小見出し「役割を自覚」 5月末頃から出場が続き、6月の千葉戦で来日初ゴール、本来の実力を見せ始め、最近はトップ下も務める。 ボールをさばいた上で自らゴール前に入っていく役割を担う。 後半戦に入り、攻撃陣に不可欠な存在になっている。 10代で欧州に渡ったころは、気性が荒かったようで、PSVで主力として起用してくれなかった監督と何度も衝突、クラブから罰金を科せられたこともあったという。 PVSとの契約が終了しかねない時に、手を差し伸べてくれたのが、当時のフレット・ルテン監督で、「レギュラーではなかったが、大事な場面では必ずピッチに送り込んでくれた。期待してくれているのが割った」 小見出し「得点生きたい」 欧州リーグでも貴重な得点を挙げる活躍を見せ、徐々に自信をつけていった。 ヘイスは、「自分を信頼してくれた監督。今でも尊敬している」とルテン氏を慕っている。 前評判どおり安定した技術で、周囲の選手たちに決定機を与えているが、ヘイス自身の得点量産に期待が集まる。 「先ずはチームがJ1に昇格することが重要。来年もこのチームでプレーしたいと願っている」 さまざまな経験を経て、20代でも円熟味のあるストライカーへと成長しつつある。 J1昇格争いが厳しくなるシーズン終盤に必ずや札幌のサポーターを歓喜させてくれるだろう。 もうひとつは、「吉原宏太のマンスリーコンサ」です。 見出しは、「菊地デビュー攻守安定」です。 勝負どころとなる夏場を向かえ、今季も混戦模様のJ2、札幌にとっては上位陣との3連戦を迎えた。 C大阪、岡山、松本といずれも激戦が続いた。 注目したいのは、鳥栖から獲得したMF菊地直哉選手だ。 チームへの合流直後ながら、DFとして3バックの右サイドで先発フル出場。 たま際の強さなど攻守にそつないプレーでチームに貢献した。 守備から攻撃への切り替えが早く、パスの精度も高い。 プレーを読みながら動き続けるクレバーな部分もあり、チームにとって素晴らしい補強だと感じる。 31歳の菊地の加入によってチーム内競争も高まり、若手も発奮するだろう。 主力にけが人が相次いでいるが、代役の選手たちがいいプレーを見せており雰囲気も良い。 C大阪戦では、GK具が負傷で前半途中交代、代わりにはいったGK金山が、安定したプレーを見せた。 具は韓国代表でチームを離脱、金山にはその間にレギュラーを奪い返すくらいのプレーを期待したい。 明治安田生命が行った全クラブの人気投票で、札幌がJ2部門で首位になった。 J1、J3のクラブを含めても総得票数で札幌が1位だった。 札幌はアウェイでも、会場のサポーターが多いことで有名だ。 スタンドにはいつも、チーム草創期から長年応援を続けてくれる人たちがいる。 今回の人気投票で、そんなサポーターの存在をあらためて誇らしく思えた。 今季の補強が、これまでの20年かのチームの歴史を見ても、ずば抜けて良いように思う。 そんな助っ人選手に負けずに、レギュラー争いに食い込んでくる若手選手が出てきて欲しいものだ。 荒野・深井・堀米・進藤と今季実績を挙げているが、他の選手もしっかり練習を積んで、先ずはベンチ入りを目指して欲しい!
2016年07月22日
今日のスポーツ報知に、【宏太’Sチェック】が載っています。 見出しは、「組織力UPへ“アラ”探せ」です。 J2リーグ第24節を1―0で勝利した松本戦は、ホームでしっかり勝ち点3を取れたのは、一番いいこと。 都倉のゴールは、日本人で決められる選手はいないような素晴らしいものだったし、最後はボランチの深井を前に出してまで守って守って勝つという使命感を全うしたことは評価したい。 何としてもJ1へ行くという気持ちは見せてくれたとは思うが、あえて苦言も呈したい。 プロというのは90分、お客さんにエンターテインメントを提供するもので、最後は防戦一方になったり、いいパフォーマンスを出せずに終わるということには疑問符がつく。 松本のある選手が「プレッシャーが全くなかった」と言っていたように、勝ちこそはしたが、後半はほとんど攻められていた。 守ったというより守らされていたのは、走り負けていたからということに尽きる。 強くなっていくには、勝った時にアラを見つけることが大事になる。 負けた時の悪い点など当然分かるもの。 勝った時に「ここが駄目だった」と共有できるようになれば、組織として力がついていく。 勝ったものの、選手は優勝するための道はまだまだ険しいと痛感できたはず。 喜ぶだけで終わらず、もっと上を目指してほしい。 確かに勝つには勝ったが、シュート数を見ても松本に終始攻め込まれていたのは確かです。 そう考えると、守勢に回った原因をしっかり分析して、次の試合に臨んでほしい 松本の工藤浩平選手のコメント 自分たちよりも上の相手との試合だったが、勝つところを見てもらえずに残念。 チャンス自体は同じくらいだったが、プレッシャーもなかったので、もっとやれたと思う。 J’sGoalには、斉藤宏則さんが次のようにレポートしています。 立ち上がりに主導権を得たのは松本は、ハードワークをベースにセカンドボールのほとんどを拾い、マイボールはシンプルにスペースへと展開する。 札幌が若干、連係面のずれを見せていたことも手伝って、何度も敵陣を脅かしていく。 守備でも松本が札幌のビルドアップに対して前線からしっかりと人数を合わせ、アバウトなキックを誘発してはボールを回収し続けた。 しかし、ワンプレーで流れを変えられる勝負強さが今季の札幌、15分に荒野が蹴ったクロスに都倉が頭で強く合わせると、ボールはゴールマウスへと吸い込まれた。 その後も主導権を握り続けたのは松本で、後半もボールを左右に広く動かしながら要所で縦のクサビやアーリークロスを織り交ぜ、何度もチャンスを作り出す、決定的なチャンスは幾つもあった。 しかし、それを決め切れず、札幌のGK金山のビッグセーブもあったが、それ以上に松本のミスが印象に残る。 いつ同点になってもおかしくはない展開が続いたが、それを何度もくぐり抜けてきたのが今季の札幌だ。 終盤も危ない場面が続いたが、全ての選手が体を張って松本のパワフルな攻撃に対応して、見事に無失点のままタイムアップの笛を札幌ドームに響かせた。 注目の1位、2位対決は札幌が得意のスタイルで勝利し、首位の座をキープしただけでなく、勝点差を広げる、快勝となった。 松本の反町監督のコメントは、 試合には負けましたけど、全く悲観するような内容でもないし、自分たちが目指しているサッカーをやり切ったという意味ではすがすがしい気持ちでいます。 もちろん勝点ゼロに終わったことは悔しくてしょうがないんですが、1-0という札幌のお家芸にはまってしまったかなと感じています。 もう少し違った見方をすると、後半35分くらいでも1点取れば、逆転できるような試合だったと思います。 ただ、そこで取れないのが今のわれわれの力かもしれませんし、1-0で終わることができるのが、今の札幌の力なのかなと感じました。 試合を通して、松本の勢いのほうが上回っていたのは確かで、いつ同点になってもおかしくない試合展開だったが、「札幌のお家芸にはまったかな」と言わせたことは、負けを認めたくない反町監督の思いだと思う! 気持ちで札幌のほうが、前節アウェイで負けた悔しさを晴らそうという強い気持ちで戦った結果が、1-0での勝利となったのだと思う! 吉原さんの言うとおり、相手に走らされていたのは確かなので、相手に走り負けない体力をつける必要はあると思う! 暑い夏、体力で相手に勝らなければ、J1昇格増してやJ2優勝は難しい!
2016年07月21日
勝ち点47で3チームが並んだ中、首位攻防のホームに2位の松本を迎えた戦いは、札幌が1-0で勝利して3位のC大阪も負けたので、2位以下に勝ち点差3として札幌が首位をがっちりキープした。 前半15分に荒野の左からのクロスに、ペナルティーエリアの外からは仕込んで、ジャンプした都倉がヘディングで放ったシュートは、GKの上を越えてゴール左上に吸い込まれた。 あの位置からのヘディングシュートは、正にスーパープレーだった! コイントスで松本が勝ち、コートがいつもと逆から始まったことで、都倉のゴールはホームサポーターの目の前で見ることが出来た。 そのお陰で、後半のピンチもサポーターの目の前で繰り広げられたが、金山の神がかったスーパープレーを後押しできた! ヒーローインタビューに立ったのは、勿論都倉と金山の2人だった! そして、この勝利の陰の立役者は、何と言っても四方田監督だと思う。 この日の先発予想が、新聞各紙で違っていたが、どの新聞も外れていた。 荒野とヘイス、上里、石井、堀米など選択肢がある中、好調な選手を全員先発で起用してきたと思ったし、そんな荒野の起用から都倉のスーパーゴールが生まれたのだと思う! 平日の水曜ナイターに12901人もの観客が札幌ドームに集まったのは凄いと思う。 1カ月振りの札幌ドーム開催ということがあったのだとは思うが、松本のサポも300人くらい来ていたということもあると思う。 また、首位攻防戦が目の前で見られるとか、地上波の生放送がなかったことも要因だったのだと思う。 次の25日にも、この日の観客数を上回る人がスタジアムに足を運んでくれることを期待する。
2016年07月20日
今日は、首位攻防戦第2弾札幌対松本戦ですが、その前に振り返りです。 北海道新聞の朝刊、「燃えろ!コンサドレ」平川弘の通信簿からです。 見出しは、「攻守に自在 荒野に注目」です。 前節に続き上位対決になった岡山戦、無視合いついて基地で、引き分けて最低限の勝ち点1をゲットした。 前半に会った敵の決定機を、GK具が止めてくれたのが最大の要因。 今日の松本戦で、3戦連続上位対決となるが、強敵との連戦はちょっときつい。 松本戦で勝ち点3を奪えれば、2引き分けはより価値があるものとなる。 岡山戦で荒野は、トップ下から右サイドへとポジションチェンジは1回だけだったが、時にはボランチへの移動もあり三つのポジションをこなす場合もある。 どの位置もこなすユーティリティーな面が荒野を起用する一つの理由でもある。 もう一つは、運動量があり、守備をサボらずにやってくれること。 トップ下では大した仕事ができなかったが、右サイドに移った終盤には1対1で見事なボール奪取を見せてくれた。 松本戦は内村の先発もあるかも。 それに対応した荒野のポジションに注目したい。 評価は、「良い」のBが、具「1対1止め、内村へ通す」、福森「積極的守備」の2人です。 「悪い」のDは、櫛引「ミスパスは反省」の1人です。 あとは「普通」のCで、菊地「裏スペース使われる」、増川「裏に激走」、石井「加地とは痛み分け」、深井「序盤のくさびチェック◎」、上里「惜しかった中距離弾」、堀米「戦術的交代だが」、内村「次は先発」、荒野「1対1で堅い守備」、都倉「序盤の好機は枠へ」、「ヘイス「シュート機会なし」、ジュリーニョ「ためて都倉へ」です。 荒野は、怪我が治って使われだしています。 今は、ボランチに怪我人が多く、使われる機会が増えているが、宮澤がピッチに戻ってきた時でも、常時使われるようになって欲しい! 今日の先発、2トップは都倉と内村で新聞各紙は一致しているようだが、後一致しているのがDF福森・増川・菊地そしてGK金山、右WBマセードは確実なようだ。 左WBは石井か堀米、トップ下はヘイスか荒野、ボランチは上里か荒野とはっきりしていない。 上里は、ここ2試合ボランチとしてしっかりプレーできていて、深井とのコンビネーションも良くなっている。 ヘイスは2試合ゴールは生まれていないが、その前までは調子が上がってきていたので、トップ下で使いたいという気持ちも四方田監督にはあると思う。 そうなると荒野は、ベンチスタートとなるのだろうか? アウェイ2連戦は内村がベンチスタートでスーパーサブ的起用だったが、松本戦は荒野がスーパーサブ的な起用となるのだろうか? 選択肢が多すぎて、四方田監督も迷うだろう! そうなると、相手の松本も札幌の先発メンバーを予測できないだろうから、試合を有利に進められるのではないだろうか? 松本に勝利して、しっかり首位をキープしよう!
2016年07月19日
三連休明けの火曜日ですが、何となく月曜日と勘違いしそうです。 気がつけば明日は、ホーム松本戦です。 2試合スコアレスドローだったアウェイ2連戦、セレッソと首位攻防戦を行ったはずなのに、また明日松本と首位攻防戦です。 松本とは6週間前にアウェイで戦ったときには、前半で2点先制されたが後半に都倉の2本で同点に追いついた。 しかし決勝点は松本に入れられて、2-3で敗れた。 今シーズン負けた3試合の内、唯一得点を挙げての敗戦だった。 同点に追いついた時点で、流れを自分達のものにしたと思われたのだが、勝利の女神は松本のほうに微笑んだ。 GKは金山が、その前の千葉戦と合わせて2試合で5失点した。 その時も具 聖潤が韓国代表に招集され、不在の時だった。 金山としては、その時のリベンジに躍起だろう。 セレッソ戦では、具と負傷交代した中でファインプレーも披露していた。 リオ五輪が終わるまでの約1カ月間は具が戦列を離れるので、金山に頑張ってもらわなければいけない。 先ずは、松本戦でセレッソ戦で見せたような気迫あるプレーを期待したい。 小野や宮澤が練習に復帰し、試合に戻ってくる時期も近づいてきたようです。 具が戻ってくるまで首位をキープしていなければいけないし、戻ってきた時に四方田監督が金山とどちらを使おうか迷うような働きを期待したい!
2016年07月18日
岡山戦をスコアレスドローで引き分けたことで、勝ち点47で3チームが並んだ。 首位札幌、2位松本、3位C大阪の3チームだ! この3チームここ5試合での勝敗では、負けが1度もない。 10試合遡っても、負けたのはそれぞれ1試合だけである。 4位につけているのは、勝ち点40の岡山だが5試合では1敗、10試合を見てみると2敗しかしていない。 そして、勝ち点38で5位清水と6位京都がつけている。 清水は5試合負けなし、10試合の成績では5勝4分1敗(9戦負けなし)である。 徐々に本来の力を発揮して、順位を詰めてきている。 京都も清水と勝ち点で並んで入るが、こちらは清水とは対照的で5試合では2敗、震災で延期された試合を入れた11試合で5勝3分3敗と、徐々に順位を下げてきて今はプレーオフ圏内ぎりぎりの6位に着けている。 7位は勝ち点37で山口、8位は勝ち点36で町田、9位は勝ち点32で千葉がつけているが、勢いで行けば京都を抜くことはできそうだが、その上の清水を抜くことは結構難しそうである。 さて札幌は現在今季2度目の10日間で3試合という過密スケジュールの2戦目に突入する。 前回は6週間前の先月4日(土)の千葉戦2-2引き分け、8日(水)松本戦2-3負け、13日(月)長崎戦2-1勝利となっている。 今回の日程は16日(土)岡山戦0-0引き分け、20日(水)松本戦そして25日(月)岐阜戦と続く。 そして、中3日で水曜ナイターであたるのが、6週間前と同じ松本である。 前回はアウェイでの敗戦だったが、今回はホーム札幌ドームでの戦いなので、アウェイでの借りはしっかり返しておきたい。 今季札幌にとっては、9日のC大阪戦以来2度目の首位攻防戦だが、しっかり勝って勝ち点3をゲット、首位を固めて欲しい! そのためには、ここ2試合続いたスコアレスドローから抜け出す必要がある。 岡山戦は、優勢に攻めていながらもスコアレスに終わった攻撃陣の奮起を期待したい! そのためのキーマンは、内村だと思う! 四方田監督は、ここ3試合怪我を抱えている内村をベンチスタートさせている。 函館では、まだ完全に癒えていなかったからだと思うが、C大阪戦と岡山戦はアウェイの暑さなども考慮してのことだと思う。 次の札幌ドームは、気候の影響を受けることがないので、内村を先発で使って欲しいと思う! 勝ち点3をゲットするには、都倉やヘイスそしてジュリーニョのゴールも重要だが、内村が決めれば流れだけでなく勢いもついてくる!
2016年07月17日
C大阪と岡山と続いたアウェイ2連戦は、共にスコアレスドローに終わった。 リーグの後半戦に入って、いきなり上位対決3連戦の2試合を終えて、勝ち点2は良いのか悪いのか? 考え方として、2試合得点を入れることができなかったので、残念。 2試合無失点は、上位チーム相手に負けていないのだから、良し。 結論としては、シーズンを終えたときに判断されることとなるのだと思うが、この時期暑い地方のアウェイでの無失点を褒めるべきだと思う。 確かに、岡山戦は相手には後半はゴール前での仕事をほとんどさせていなかったので、点が取れなかったことは残念だが、最低限引き分けに終わり松本と得失点差で首位をキープできたのだから、良しということだろう! 第23節を終えて、2位松本と3位C大阪とは勝ち点で並ばれているので、次の松本との直接対決はホーム札幌ドームで、気候の影響を受けないので絶好のコンディションで戦える。 松本にはアウェイで2-3で負けているので、絶対に勝って首位決戦に勝して、首位を確実にして欲しい! ここまで札幌ドームでは負けていないので、その流れは続けていって欲しい! 函館の横浜FC戦以来2試合札幌のゴールを見ていないので、松本戦で攻撃陣の爆発を大いに期待したい! 岡山戦後、都倉とジュリーニョの言い争いがあったようだが、その気持ちを松本戦のピッチで出して、大量点で勝利して欲しい!
2016年07月16日
前節C大阪戦は、GK具と金山の頑張りで、ピンチを跳ね除けてスコアレスドローとして、首位を守った。 調整が遅れたために先発合流が遅れていたヘイスも、松本戦後の長崎戦から5試合連続先発に名を連ね、3試合でゴールを挙げている。 C大阪戦では、チャンスを決め切れずのにスコアレスに終わったが、調子は良くなっているのがプレーを見ていて分る。 2トップを組む都倉が少し調子を落としているようなので、ヘイスの得点に期待したい! 進藤が離脱したため、CBの3人が福森・増川・菊地とユース出身者以外となったが、これまでにも増して守りが良くなっているように思える。 そしてGK具は、岡山戦の後リオ五輪に出場のため、長期間チームを離れる。 しっかり守って、良い形でブラジルに出発して欲しい! マセードが久しぶりにベンチメンバーに名を連ねるようだ。 ベンチメンバーを見ると、金山・櫛引・河合・前貴・マセード・ジュリーニョ・内村ということで、怪我人続出の時と比べると、(今でも怪我で離脱中の選手はいるが)かなり豪華になっている。 守備でも攻撃でも、しっかり試合後半を締めてくれるメンバーが控えているので、先発メンバーは思いっきり力を発揮して、交代メンバーにつないで欲しい! チーム力で勝ち点を積み上げていって欲しい!
2016年07月15日
リーグ後半の最初の3連戦は、前半終了時点で2位のC大阪、4位の岡山、3位の松本と続く札幌にとっては厳しい試合が続く! 最初のC大阪戦は、両チームのGKの活躍が光り、スコアレスドローに終わり、お互いに勝ち点1を積み上げて札幌が首位を守った。 次の対戦相手は4位の岡山、前節東京Vに1-2で破れてはいるが、順位は変わらず札幌との勝ち点差は7だが、ここで負けることがあると2位松本と3位のC大阪との勝ち点差が2なので、この両チームの結果次第では首位から落ちることがあり得るので、アウェイでの戦いということを考えると、最低限勝ち点1の引き分け以上は確保しておきたい。 幸いと言って良いかはわからないが、岡山の岩政が累積警告で出場停止なのが、若干札幌に有利に働く気がする。 ただ、油断はできない相手である。 岡山には、リオ五輪代表に選ばれた矢島がいる。 札幌の荒野や深井は、残念ながら代表に選ばれなかった悔しさを、晴らすような働きを期待したい! 深井は、C大阪戦で見せたような厳しくボールを奪いに行くプレーで、そして横浜FC戦からゲームキャプテンとして奮闘する荒野の活躍が、後半戦のハードな3連戦の勝利には重要である。 堀米も、良い働きをしていたことを忘れてました。
2016年07月14日
後半戦の初戦は、2位のC大阪だった。 首位攻防戦は、両チーム譲らずスコアレスドローだった! その要因は色々あると思うが、両チーム共に守備意識が高く、一番の要が両ゴールキーパーである。 GKのセーブ率では、札幌のク ソンユンの方が一歩リードしていて、その結果が順位に表れているようだ。 同じキンチョウスタジアムのピッチに立った両韓国出身の兄貴分のキム ジョウヒョンと弟分のク ソンユンの対決ということで、昨年負けているソンユンにとっては絶対に勝ちたい一戦だった。 そんなソンユンが怪我をしてまで止めたプレーが、ソンユン交代後も両チームのGKに気持ちが乗り移り、スコアレスとなったのだと思う。 C大阪のキム ジョウヒョンがビッグプレーをしたのだが、その前のプレーでは内村が交代直後にビックチャンスをつくった。 福森からパスをペナルティーエリアの外で内村が受け、DF山下を上手く交わしてエリア内にドリブルで入って行き、ゴール左から放ったシュートは、キムジョンヒョンに好セーブされた。 その後の映像には、シュートが決まらず気持ちを抑えているように見える内村と、ホッとしているセレッソの山下、内村と交代してベンチに帰る途中の石井が頭を抱えている姿がとらえられていた。 ゴールに一番近い位置で、石井は内村のプレーを見ていたのだと思う。 次節岡山戦で、内村の足の状態が良くなっているかは分らないが、できれば先発で使って欲しいと思う! 内村が入ってから、札幌の勢いが変わったのは明らかだった。
2016年07月13日
北海道新聞の、「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「DF菊地の初陣合格点」です。 後半戦は粋な離婚時点での2位C大阪との天王山、勝ち点2差で追いすがるJ2屈指のタレントチームと、蒸し暑い敵地で闘わなければならない厳しい戦いだった。 どうしても落としたくないゲームで、勝ち点1を取れたのは御の字だった。 このゲームのポイントは、鳥栖から補強したDF菊地を3バック右で先発させたこと。 菊地にとってン相手FWをマークしたり、縦パスを跳ね返したりすることは、さほど難しくない。 DFラインの上げ下げやマークの受け渡し、前方の右MF石井を動かすコーチングなど、見方選手の特徴を把握しきれない現状では難しかったと思う。 局面での速さやタイトなプレーぶりが進藤に似て好感が持てた。 進藤がポジションをとりもどぅのは相当大変だろう。 もう一つのポイントは、ヘイスがトップ下でなく都倉と共に最前線に入ったこと。 ヘイスはフィニッシュや具となったが、攻撃の起点になれないひ弱さは気になった。 後半、内村がトップに入ってヘイスが下がった時の方が、バランスがよかったと思う。 最前線でのヘイスに合格点はまだ出せない。 評価は「良い」のBが、具「ビッグセーブ連発」、内村「いきなり反転して打つ」、深井「すごいボール奪取率」の3人です。 後は「普通」のCで、菊地「初陣にしては◎」、増川「攻め上がったね」、福森「いいアーリークロス」、石井「杉本捕まえられず」、上原「ワンツーで裏」、上里「2回のボールロスト」、堀米「ロスとも早い切り替え」、荒野「3ポジションこなす」、都倉「奮闘もシュートあった?」、ヘイス「2回の好機あったが」です。 引き分けで終わった試合で、B評価が3人とは珍しいと思う。 移籍後直ぐに先発した菊地は、なかなか選手の特徴がわからない中で、よくやれたと思う。 ヘイスのポジションは、トップで使うよりもトップ下で使うほうが良いようで、内村の足の状態がよければ、次の試合では先発で使って欲しいものだ。 特に岡山戦は具が出られないかもしれないので、先ずは先制点が欲しい!
2016年07月12日
昨日のスポーツ報知に、【宏太’Sチェック】が載っています。 見出しは、「守備力高い深井の相棒にファンタジスタ菊地を」です。 C大阪戦は、大きなチャンスも作ったし、ピンチがあった中でも敵地で0―0で引き分けたことには、合格点を与えていい。 GKのク・ソンユンと金山には助けられたし、失点が少ないのはGKが充実してるからこそと実感させられた。 札幌で初実戦となった菊地は、大事な場面での出場だったが、見ているパスコースやボールの落ち着かせ方など、素晴らしいものがあった。 3バックは櫛引らに任せて、ボランチで起用しても面白いと思った。 C大阪戦では深井がつぶし役に徹し、あれだけ守備に回ると攻撃まで任せるのは難しい。 深井の相方にファンタジスタ的な選手を置いたらな、と見ていた。 サッカーセンスがある菊地がうってつけで、十分やれると思うし、試してみる価値はある。 都倉は、暑さなのか動きの質が悪いのか、試合を通して敵に見られる位置に居続けた。 内村やヘイスは一度消える動きをするから、いい形でボールをもらえる。 都倉もゴール前で待っているだけでなく、一度ゴール前から消える工夫をした方がいい。 セレッソ戦は、GKの働きは本当に良かったとおもう。 菊地は、加入して間がなかったが急遽進藤がけがで欠場したので、J1で実績のある菊地の起用になったのだと思う。 ここ最近は、稲本を初めとして宮澤や前寛までがけがで出場できなくなっていて、ボランチができる選手が限られてきている。 そん中で、手薄となったボランチでの起用是非見てみたいと思う。 それにしても、主力選手のけがが多くなっているように思う。 そんな中で、勝ち続けられているのは凄いと思うし、セレッソ戦のように試合中にけがで主力が交代しても崩れないチーム力は凄いと思う。 スカパーでセレッソ戦の解説者が、「コンサドーレの強さが本物だ」などと言っていたが、解説者や評論家の人たちは、いつか札幌が今の勢いが止まると思っていたのだろう! しかし、前半戦を終わって首位にいることで、やっと強いということを認識してきたように思う。 後半戦は、アウェイは西日本のチームが多く、移動距離が長いく暑い地域での戦いが続くこととなる。 他のチームは、札幌を倒そうと躍起になってくるので、そこは上手くいなしながら、しっかり勝ち点を積み上げていって欲しい! 次の岡山戦は、岩政が出場停止ということで、岡山の中では一番嫌な選手がいないのだから、きっちり勝って松本をホームに迎えたい! 怪我人が多いが、試合に出場した選手が、確実に一つ一つの試合を勝利して首位をキープして欲しい!
2016年07月11日
サッカーヨーロッパ選手権2016決勝は、延長戦の末1-0でポルトガルが優勝しました。 延長戦からの観戦でしたが、開催国フランスとポルトガルがどちらも譲らないという試合で、イエローカードが出まくった試合の中、延長後半にポルトガルのゴールが生まれ、そのまま初優勝した。 ポルトガルはキャプテンのクリスティアーノ・ロナウドを負傷で欠きながらの延長戦だったが、リードした後の試合終了までテクニカルエリアの監督の後ろで、ピッチの選手たちを鼓舞するクリスティアーノ・ロナウドの姿が、最後は印象に残った。 勝ちたいという気持ちの強さで、チームが一丸となって掴み取ったユーロでのポルトガルの優勝です。 さて昨日行われたJ2第22節10試合は、3位の松本が最下位の金沢戦を制して、C大阪を得失点差で上回って2位になった。 4位の岡山は、東京Vに先制点をPK奪われるも、後半同点に追いついた。 しかし、再び岡山がリードされそのまま2-1で東京Vが勝利したが、順位は4位と変わらなかった。 5位の京都は21位の群馬相手にスコアレスドローで順位変わらず、6位の清水は熊本に4-0で快勝して、プレーオフ圏内をキープした。 7位から11位までは、勝ち負けはあったが順位は変わらなかった。 第22節を終わった時点で、8位までがプレーオフ圏内を当面は争える位置につけているが、9位の千葉は8位の山口との勝ち点差が5に開き、一歩後退した。 9位の千葉(勝ち点29)から18位讃岐(勝ち点23)までの間に10チームあり、勝ち点差6しか開いておらず、こちらは連敗や連勝で順位が大きく変わる可能性を秘めているが、上位に食い込むにはかなりの連勝が必要になる。 また降格争いの位置にいるのは、22位金沢(勝ち点16)、21位群馬(勝ち点19)、20位北九州(勝ち点20)となっている。 金沢が最下位から抜け出すには厳しいものがあるが、3連勝以上できればこの順位から抜け出せる可能性がある。 残り試合は20もあるので、まだまだわからない状況だ。 札幌は、C大阪に引き分けたことで首位をキープすることができたが、松本とセレッソが同じ勝ち点差2で、迫ってきている。 今節岡山は東京Vに負けはしたが4位をキープしていて、次節札幌はこの岡山に勝って、次にホームで迎える松本戦に臨んでほしい! 札幌は、具のけがが気掛かりですが、金山がセレッソ戦のようなパフォーマンスを見せてくれれば、問題ないでしょう! 進藤と前寛がけがで離脱、マセードと宮澤もけがで離脱中、稲本と杉山は長期離脱中ということで、ここにきて怪我人が増えていることが今は一番の気掛かりだが、今季の札幌は誰が出てもあまり落ちない状況が続いている。 とは言え、これ以上の怪我人が出ることは、チーム力を維持することが難しくなるので、勘弁して欲しいものだ! 当面は宮澤とマセードが戻ってくるまで、しっかり耐え抜いて首位をキープして欲しい! ポルトガルがユーロで優勝したように、この先は苦しい試合が続くが、チーム一丸となって昇格に向けて戦って欲しい!
2016年07月10日
勝ち点差2で臨んだアウェイC大阪戦は、セレッソにとって2度目、札幌にとっては今季初のスコアレスドローに終わった。 試合序盤からセレッソが優勢に試合を進め、札幌ゴールに襲い掛かってきた。 その攻撃に対して、GK具がファインプレーを連発。 しかし、セットプレーのこぼれ球を弾きにいったところにセレッソの選手がぶつかり、具が負傷しやむなく金山と交代した。 具にとっては、キンチョウスタジアムで札幌の選手として初のピッチに立ち、気合が入ったプレーをしていたのに、負傷交代は悔しかった! そんな具の気持ちに応えるかのように、代わりに入った金山も好セーブで、見方の攻撃を待ったが、残念ながらゴールは生まれずスコアレスに終わった。 この日は、相手GKも同じ韓国人で、弟分の具の気迫につられるように好プレー連発して、どちらも譲ることがなかった。 札幌にとっても、セレッソにとっても勝ち点3を取りにいっての引き分けは残念だが、札幌の方は首位をキープしたし、具の怪我がありながらの勝ち点1は、良い結果だったのではないだろうか? 具の怪我で交代枠をGKに使ったため、後半攻撃的な選手を1枚使えなかったのが、札幌としては痛かった。 前半1本しかシュートを打てていなかったことを考えると、もう1つ交代枠があればジュリーニョを使って、セレッソゴールをこじ開けることができたかもしれない。 リーグ後半に入って、怪我人が出てきて選手起用は苦しい状況である。 しかし、進藤の代わりに入った菊地は、昨日のような緊迫した試合でしっかり機能していたことは、厳しい戦いが続く後半戦の滑り出しは良かったのではないだろうか? 札幌は21試合終了して14勝4分3敗の勝て点46で首位をキープ、内10試合が完封勝利で堅守が光っている。 怪我人が出て厳しい試合が続くが、この調子で次の岡山もしっかり無失点で押さえて、勝ち点を積み上げて、首位をきっちり確保して欲しい!
2016年07月09日
後半戦折り返しの第22節C大阪戦が、今日アウェイキンチョウスタジアムで行われます。 この日程は、イレギュラーなんですね。 今日行われるのは1試合だけで、後の10試合は明日の行われるようです。 コンサドーレは札幌ドームを、日ハムやその他イベントなど多目的に使っているため、Jリーグの日程どおりに実行できないことが多いのは分るのですが、キンチョウスタジアムも何か理由があるのでしょうね! さて、今日の試合はJ2の首位攻防戦です。 この時期に首位攻防戦をやることになるとは、日程を組んだときに予想した人はどれだけいるでしょうか? J2リーグ42試合中で、コンサドーレにとっては重要な試合と言ってよいでしょう! C大阪に勝利するか負けるかでは、首位が入れ替わる可能性があるからです。 一試合未消化の試合がある札幌には、万が一負けたとしても余裕がありますが、だからと言ってその熊本戦に必ず勝てるという保障はどこにもありません。 そう考えると、しっかり堅守で失点をしないことが重要です。 そして、チャンスがきたら一気に攻撃に転じて、先制点を奪い最後はその1点を守りながら、追加点のきっかけを見据えて戦えられれば、タレント揃いのC大阪に勝利することはできるはずです。 また怪我人が出ているようで、前節はDF進藤に代わり鳥栖から移籍してきた菊地が入るようです。 また、ボランチの選手前寛が練習中のけがで、帯同していないとのことで、上里が先発出場するようです。 そして、累積警告で前節出場停止だった都倉が先発に復帰、ジュリーニョはベンチスタートのようです。 ジュリーニョと同じくベンチスタートなのが、函館の試合で途中出場から5点目をアシストした内村は、今回もベンチスタートということです。 ここ最近、ベンチの攻撃陣の戦力が劣っているように見えた時期がありましたが、ジュリーニョと内村がベンチにいることで、終盤点を取りにいくことが可能となりそうです。 現在は攻撃陣は、ヘイスが調子が上がってきており、前節キャプテンマークをつけて出場した荒野の調子も良く、誰でも点が取れそうなので、必ずしやC大阪を破って首位をキープしてくれることでしょう! 攻撃の戦力が上がってきた今、チーム力でC大阪を倒そう!
2016年07月08日
函館で行われた横浜FC戦の大勝の余韻に浸っているうちに、気がつけば明日はもうリーグ折り返しのC大阪戦です。 そして、今季の日程を決めた時に、リーグ戦後半戦の最初に首位と2位の対戦を、誰が頭に描いていたでしょうか? このことを予想して決めていたのだとしたら、大したものですが、できればもっと先のほうがリーグ戦は盛り上がったのではないでしょうか? その後の日程も、4位の岡山そして3位の松本との試合が組まれています。 リーグ戦というより、まるでトーナメントを戦っているようです。 この3連戦に連勝できれば、トーナメントを勝ち抜いて「優勝」が待ち受けている、そんな感じのリーグ終盤のような戦いと思って戦ったほうが良いでしょう! 四方田監督も、後半戦も一試合一試合目の前の試合に勝つことを目指して戦っています。 正にトーナメントを戦っているイメージなのでしょう! 明日の大阪の予想最高気温は28度と札幌と同じようですが、湿度が札幌とは全く違うため札幌の選手には厳しい気象条件だと思います。 ただ、昇格するにはどんな条件でも、勝ち抜く力がなければ難しい! 前半にC大阪と戦ったときには、しっかり守って後半37分に稲本のゴールで奪った1点を、守りきっての勝利だった。 C大阪は5連勝中で調子が上がってきているし、勝ち点差も僅か2なので躍起になって攻めてくることが予想されます。 そんなC大阪の攻撃を上手くいなし、しっかり守って僅かなチャンスを物にしていく必要がある。 先ず、首位決戦アウェイなので最低引き分け以上でOKなのだが、そんなことは考えず必ず勝ち点3をゲットして欲しい! 個の力で勝るC大阪だが、チーム力で札幌が勝利をつかんで欲しい!
2016年07月07日
コンサドーレは、J2リーグ前半第21節(一試合未消化)を終えて、14勝3分3敗で勝ち点45と首位で後半戦を迎える。 2位C大阪との勝ち点差は2で1試合残しての首位は、出来過ぎにも思える。 前半戦の20試合を振り返ってみると、開幕東京V戦で0-1で完封負けを喫した時は、シーズン前は調子が良かったので、どうなるかと思った。 しかし、次の岐阜戦では都倉のハットトリックが生まれ4-0で快勝して、第3節のホーム愛媛戦を迎えた。 岐阜戦での快勝の波にのって、ホームでの勝利を期待したのだが、ジュリーニョが初ゴールを挙げて先制点を奪ったのだが、DFの判断ミスから同点に追いつかれて、2連勝を逃した。 3試合終わって1勝1分1敗勝ち点4は、当初の目論見からすると大きく下回った結果で、スタートダッシュは失敗した状況だった。 第4節アウェイ清水と第5節ホーム京都と、相性が悪い相手が2試合続くのだが、都倉の2試合連続ゴールや福森のFKで点を取り、清水に2-0、京都3-1と勝利した。 第5節のアウェイ町田には、まったく良いところなく0-2で完封負けを喫した。 第7節ホームで岡山を向かえ、余り相性は良くなかったのだが、福森のFKの1点を守って完封勝利を挙げた。 次のアウェイ山形戦は、山形に先制され悪い流れだったのだが、前半に落雷により長い中断があり、再開後の後半に内村が同点ゴールを挙げて、1-1の引き分けに持ち込んだ。 第9節C大阪、第10節徳島とホームの2戦は、共に稲本と内村のゴールで1-0で勝利した。 第11節から第14節の内第12節が熊本震災のため延期になり、10日以上試合がなかったりとアウェイ3試合続いたが、金沢戦はジュリーニョのゴールで、水戸戦は内村のゴールで、讃岐戦も内村のゴールで、1-0ですべて勝利した。 5試合1-0で勝利したこととなる。 1カ月ぶりにホームで行われた第15節山口戦は、都倉・内村・ジュリーニョの攻撃的選手3人のゴールで勝利し、6連勝を飾った。 第16節ホーム千葉戦は、千葉に先制点と追加点を奪われ、早い時間に劣勢に回ったのだが、38分に内村のゴールで1点を返して後半に入り、ヘイスが初ゴールで動転に追いつき、2-2の引き分けに終わった。 第17節アウェイ松本戦は、2失点したが都倉の2ゴールで追いついた。 しかし、最後に松本に点を入れられ2-3で負けたが、この試合は2点ビハインドの中から1度は追いついた。 同点に追いついた後、両チームとも勝ち越し点を奪いに行ったのだが、松本の方に勝ち越し点が入り2-3で負けて、今季3敗目を喫した。 第18節ホーム長崎戦も会い点先制された。 これで3試合連続先制点を相手に奪われた。 劣勢に回りはしたが、深井からの良いパスを都倉が決めて同転に追いつき、福森のFKを相手ヘイスが持ち込み右サイドにいたマセードにパスを出し、受けたマセードはヘイスに折り返し、ヘイスがしっかり決めて、勝ち越して2-1で勝利した。 今季初の逆転勝利だった。 第19節ホーム北九州戦は、今季はつとなる宮澤のゴールで1-0で勝利した。 第20節アウェイ群馬戦では、福森がゴール前にあげたボールを相手GKが弾いた。 そこに詰めていたヘイスが頭で決めて、1-0で勝利した。 前節函館で行われた横浜FC戦は、5年ぶりということもあり1万人以上の観客の中、ジュリーニョのゴールで先制、ヘイスが追加点を挙げ20-で前半を折り返した。 後半に入って直ぐに荒野のゴールが生まれ、増川の伊勢揮発ゴール、2点返されたが上原のゴールで再び突き放して、5-2で快勝した。 14勝の内、11試合が完封勝利、内8試合が1-0での勝利だった。 今季3敗はしたが、連敗を1度もしていない。 引き分けは、スコアレスドローがなかった。 今季のコンサドーレは、点が取れてしっかり失点を抑えることができている。 堅守速攻が、できていることが前半戦の好成績となった。 また、前半戦の20試合怪我人などで苦しい時期があったが、そのほとんどの試合で変わりに入った選手が、チームのパフォーマンスを落とさない働きができていた。 後半戦は、各チームがコンサドーレを倒そうと照準を合わせてくると思うので、一試合一試合しっかり守って少ないチャンスをものにすることができれば、必ず昇格は可能である。 ここまで、都倉10、内村6、ジュリーニョ4、ヘイス4、福森2、そして宮澤・稲本・上原・荒野・増川の5人が各1点入れている。 後半戦は、これまでゴールを上げている選手は勿論だが、ここまでゴールが出ていな石井・マセード・深井・堀米・進藤・櫛引・河合そして小野のゴールも不可欠だと思う。 後半も誰が出ても同じ力で、堅守速攻を心がけて昇格に向かって欲しい!
2016年07月06日
北海道新聞朝刊の、「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「効いたジュリーニョ先制」です。 14勝3分3敗で前半戦を首位でターンした。 小野と稲本を欠き、ヘイスがまだ力を発揮していないことを考えると出来過ぎの結果である。 2~3試合の結果次第で順位が変わってしまう状況で気が抜けない戦いは続く。 14勝したことで、選手たちは自信を深めチームはすごくまとまっている。 横浜FC戦では都倉を欠きながらも、今季最多の5得点で大勝。 1万442人の観衆などチームを後押しする要素はいくつかあったが、大きかったのはジュリーニョの先制パンチだった。 ヘイスとともに2トップを組んだジュリーニョは所狭しと走りまわった。 福森が中盤で引っかけ、こぼれ球をジュリーニョが迷わずに左足を振り抜いた。 引いてブロックを敷く横浜FCには、早すぎる想定外の一撃だった。 そこに荒野が追い打ちをかけ、前掛りの横浜FCの右サイドをドリブル突破し、ヘイスの得点を呼び込んだ。 ゲームに流れを的確に読んで、勝負を仕掛けたドリブルには価値があった。 後半早々のカウンタからの3点目も、流れを読んだ飛び出しからで、シュートは超ラッキーだった(笑)。 評価ですが、「良い」のBは、増川「もっと取れるでしょ」、上原「積極性がご褒美呼ぶ」、荒野「大きかった2点目の突破」、ジュリーニョ「主導権握る先制パンチ」、ヘイス「反転得点と大きな展開」と5点を取った5人です。 「悪い」のDは、進藤「絞れず2失点に絡む」の1人です。 あとは「普通」のCで、具「2失点目は股間」、福森「いいボールだった」、石井「気持ち分るが少し雑」、前寛「いいとこ狙ってるね」、深井「押しくらまんじゅう」、上里「中距離法見たかった」、堀米「仕掛けたね」、内村「こちょこちょ」です。 吉原宏太さんも書いていたが、ジュリーニョの先制点で勝負は決まっていた。 あのジュリーニョのシュートは、相手は守備陣形を整える暇はなかった。 非常に効果的だった。 逆に進藤は、2失点に絡んでしまったが、他にも失点にはならなかったが、危ないシーンはあった。 今回は、5点取ったことで最後の得点のきっかけたなった内村の評価は、平川さんしては控えめのCだったように思う。 荒野の切り替えが見事だった。
2016年07月05日
昨日のスポーツ報知に、【宏太’Sチェック】が載っています。 見出しは、「周りの使い方がジュリーニョ課題」です。 J2リーグ第21節、5―2で札幌が勝利した横浜FC戦は、 ジュリーニョの先制点で試合が決まった。 左足ミドルで決めた得点は、GKがタイミングを取りづらい時に打ったから。 距離もあったし、普通に打って入るものではない。 ジュリーニョは、膝から下を振り抜く速さに優れているのが1つの特徴。 加えてシュートモーションが外からは分かりづらいので、相手は打ってくるのか、パスやドリブルをしてくるのかが読めない。 特殊なので反応が遅れてしまう。 技とパワーがあるからこそのものと言える。 3試合、先発を外れていたが、周りをうまく使えないところがその要因だったが、この日は同じブラジル人のヘイスが相棒だったため、距離感が良く、気持ち良さそうにプレーできていた。 都倉や内村が入った時も同様にやれれば、もっと起用機会は増える。 前半戦を首位ということは、第1ステージを優勝したようなもの。 誰が出てもいいパスのリズムで、得意な形にまで持っていく能力は、J1でも通用するレベルにある。 あとはここぞという場面のプレーの質を向上させて、現段階で7割近いだろう昇格の可能性を、更に上げてほしい。 前半からポゼッション時間が多かった札幌が、前半16分と早い時間に決まったジュリーニョのシュートは、まさかあそこで打ってくるとは相手GKも予測できなかったのだろう! 試合は、先制点を挙げた後も札幌が優勢に進めていき、41分には荒野の上手いプレーから、ゴール前にいたへイスにパスが通った。 ヘイスの素晴らしい足捌きから、ゴール右にシュートが決まり、前半を2点のリードで終わることができた。 前半の内に2点を取ったことで、後半も札幌ペースで進むと思われ、そのとおりとなったのだが、一転カウンターからピンチを招いた。 ただ、今季はピンチの場面でもしっかり守り、相手からボールを奪うとカウンターに転じた。 そのカウンターは、この日内村のけがで先発起用され、キャプテンマークをつけることを任された荒野が、相手DFに当るも相手GKの股間を抜いて、ゴールネットを揺らしたプレーだった。 シュートに勢いはなかったが、2点目をアシストしたご褒美のように、ボールはゴールに納まった。 後半開始直後に、追加点を入れることができたことで、それまで何回も練習していたCKから、増川のヘディングシュートが生まれた。 4点取ったことで、そのまま試合を終わらせれば良かったのかもしれないが、この日の札幌はこれだけでは終わらなかった。 そして、2失点につながるのだが、その起点となったのが進藤の守備だったように思う。 失点する前に、何回か進藤が相手に交わされる場面が見て取れたので、交代させたほうが良いように見えた。 だが、交代したのはボランチの深井、SH石井、FWジュリーニョに代えて、上里、上原、内村の攻撃的選手だった。 その結果2失点目を帰したのだが、内村を入れた効果が5点目に現れた。 内村の足には包帯が巻かれていたので、大量リードなので無理をさせる必要はないと思ったのだが、相手ゴール前での内村の個人技による複数の切り返しから、側にいた上原にパスを出し、そのパスをしっかり上原が決めた。 今季初の5得点という、お祭り騒ぎのような試合の最後の得点を演出したのだ! 都倉や宮澤抜きで、大量得点による勝利は、後半戦の戦いを有利に進められる。
2016年07月04日
5年ぶりの函館開催だった横浜FC戦は、前日の昼過ぎに函館入りしたのだが、天候は荒れ模様で敢行らしい観光ができず、当日は朝5時に起きて、5時半過ぎに函館駅に近いホテルを出て、千代台競技場に向かった。 当日の入場の順番が朝7時からということだったのだが、市電は7時過ぎでなければ動かないということで、徒歩で競技場に向かいました。 約40分くらいで競技場に着いたのですが、すでに多くのサポーターが来てました。 7時過ぎに電車で一度ホテルに戻り、朝市で朝食を取り8時半頃電車で再び競技場に向かった。 9時10分前くらいに競技場に着いたので、頼まれていたユニホーム磁石などを買うために売店に行ったのですが、すでに大勢の方が並んでいて、目当てのものが購入できるか心配していたのですが、並んでから30分くらいしてやっと順番が来ました。 心配は取り越し苦労に終わり、無事購入することができました。 さて試合ですが、競技場の入場者は1万人を越える満員状態の中、横浜FCのキックオフで始まりました。 前半16分にジュリーニョの先制ゴールが生まれ、コンサドーレが優勢に進めました。 2点目は、後半41分に荒野が右サイドで相手をかわしゴール前のヘイスにパスを出し、トラップ下へイスは反転して右足を振り抜くと、ゴール右のポストにあたりゴールネットを揺らした。 前半は、2トップのブラジル人2人でゴールを決めた。 後半に入っても、コンサドーレが攻め込んだのだが、横浜のカウンターにあいピンチを招いたのだが、そこを凌ぐと逆にカウンターで相手ゴールに迫り、荒野が蹴ったシュートは相手DFに当たりコースが変わり、GKの股の下をくぐってゴールネットを揺らした。 この日は、1アシスト1ゴール、そしてゲームキャプテンとして大活躍だった。 後半14分には、福森のCKを増川が頭で合わせて、4点をリードした。 その後、DF(進藤)の対応の拙さから失点したのだが、四方田監督の采配はDFの交代ではなく、FWジュリーニョと内村を交代させた。 案の定、2点目の失点をして4-2となってしまった。 しかし、その後内村を入れたことの成果が直ぐに現れ、上原のゴールが生まれた。 この日の四方田監督の采配は、1点や2点の失点など関係ない。 「とにかく沢山の点を取ることが重要」というメッセージが込められた采配だったのだろう! 次節以降の2連戦はアウェイで上位のC大阪と岡山が対戦相手で、しっかり守っていかなければいけない。 その前に、横浜FC相手には、沢山点を取ることでチームに自信を植えつけただろうし、今後の対戦相手にも脅威を与える意図もあったのだろうか?
2016年07月03日
5年ぶりに開催となった、コンサドーレ対横浜FC戦は5対2で大勝しました! 帰りのJRまでは、時間があるので朝市でサッポロクラシックで、祝勝会です! 千代台の競技場に1万人以上の観客が入り、大勢の観客が大満足の試合でした! 次節からは、後半戦でどのチームも札幌を倒そうとやっきになってくると思うので、今日の失点はしっかり修正していかないと、厳しいと思う。
2016年07月02日
昨夜のコンアシによる横浜FC戦の先発予想、内村の名前がベンチにもなかった。 これはどういうことか? けがでもしたのだろうか? 心配です! 今年のコンサドーレは、誰が出ても一定の水準の試合運びができているし、前節の勝利で調子が上がって着ているとは言え、12位の横浜FC相手では都倉と内村がいなくても、代わりに出場する荒野に、リオ五輪メンバーから外れた悔しさを晴らして欲しい気持ちもある。 折角5年ぶりの函館開催なのだから、内村の勇姿を函館の人に見てもらいたかったのだが、出場できないのだとしたら残念である。 明日の会場でのメンバー発表を待つしかないのがもどかしい! 誰が出ても一定以上の水準を維持しているとは言え、都倉と内村抜きでは厳しい戦いを強いられる可能性は高い。 こういうときこそチーム一丸となって戦って欲しい!
2016年07月01日
7月に入りました。 5年ぶりの函館開催の試合が近づいてきました。 今日の札幌は気温が高く、とても暑いです。 でも明後日の函館の天気予報では、雨が降るとなっています。 過去の函館の試合では、雨か快晴のどちらかだったと記憶しています。 折角なので、快晴であって欲しいものです。 さて、コンサドーレは現在一試合少ない中でも、首位をキープしていますが2位のC大阪が直ぐ後ろに着いていて、首位を伺っております。 久しぶりの函館での試合、絶対勝って首位をしっかりキープしていきたいものです。 その試合では、都倉が累積警告で出場停止なので、代わりの選手を入れざるを得ません。 ここまでも、四方田監督は大胆とも思える選手起用で、難しい試合を乗り切ってきました。 対戦相手の横浜FCは前節、町田を相手に後半23分に先制点を奪い、30分には警告2枚で1人退場しながらも、1点を守って勝利して12位につけている。 決して侮れない相手です。 コンサドーレの先発メンバーを予想したいと思います。 先ずは、都倉のところにジュリーニョを入れて使うこととなると思いますが、2トップは内村とヘイスとなり、ジュリーニョはトップ下での起用となると思います。 両サイドハーフですが、マセードが練習に復帰したという情報はないが、堀米が復帰したとのことなので左に堀米、右に石井、ボランチは深井と前寛の2人、DFは福森・増川・進藤、GK具でしょうか? 控えは、金山・櫛引・河合・前貴・上原・上里・荒野と予想します。 割と固めの予想になっています。 このメンバーでは、控えの攻撃陣が手薄なように感じますので、先発メンバーができるだけ早い時間に点を取り、複数得点で勝利を狙っていく先方を取る必要があると思う。 今季初の、内村・ヘイス・ジュリーニョの3人の連係が鍵になってくると思う!
プロフィール
2004年に家族3人で登録したOSCです。 結成当初にもう一家族が加わり、二家族を中心に応援しています。 昨年四方田修平監督の下、11年ぶりにJ1残留を達成した。 今年は、ミハイロ・ペトロビッチ監督を向かえ、J1定着を目指しているチームを後押ししていきます。 07年は、アウェイ愛媛戦で西大伍決勝ゴールで、アウェイ戦の戦績は3勝2敗と勝ち越した。 10年から加入した、13番内村圭宏を応援しております。 11年アウェイ最終戦に、湘南戦に参戦し勝利できたことで昇格を確信、内村がチーム得点王となる活躍もあり、J1に昇格を決めました。 12年は、J1定着のため応援を続けてきたが、結果は早期の降格してしまった。 13年は、中山引退し、沢山の主力選手がチームを離れたが、ユースから6人が昇格した。 財前新監督の下、J1再昇格に向けて応援したが、あと一息のところでプレーオフを逃す。 14年は、5年ぶり愛媛から石井謙伍が復帰、ユースから2人と大学を経て2人、菊岡・GK金山、薗田、都倉が加入し、2年目の財前監督に昇格を託し、7月小野伸二が加入したが成績が振るわずシーズン途中からバルバリッチ監督に交替したが、リーグ戦最後の4試合をすべて引き分けで終わり、10位でシーズンを終えた。 15年は、稲本潤一、ナザリト、ニウド、具聖潤が加わり、昇格に向けて良い補強ができたが、この年も、成績が振るわずシーズン途中で、バルバリッチ監督から四方田監督に交代し、2年連続のシーズン途中での監督交代となった。 監督が交代しても、チームの成績は振るわず、2年続けて10位で終わった。 砂川誠(シーズン途中で岐阜にレンタル移籍)が12年半の在籍を持って引退した。(榊翔太が海外にシーズン途中で完全移籍) 16年は、古田寛幸・ナザリト・ニウド・前田俊介・菊岡拓朗・薗田淳が戦力外となった。 昨年チーム創設20周年で、チーム名が北海道コンサドーレ札幌と変わり、ブラジル人選手3人FWヘイス・MFジュリーニョとマセード、そしてDF増川隆洋を神戸から補強、シーズン途中に菊地直哉を獲得して、最終戦でJ2優勝しJ1に昇格を決めました。 昨年は、仙台からMFキムミンテ・FW金園英学、神戸DF田中雄大、鳥栖MF早坂良太、横浜FM MF兵藤慎剛、大宮MF横山知伸を移籍で獲得し、ユースからDF濱大耀とFW菅大輝が昇格してシーズン途中でチャナティップとジェイを補強し、5度目のJ1を戦い、11位で残留を果たした。 今季は、石井健伍・上原慎也・金山隼樹・杉山哲・増川隆洋・櫛引一紀・マセード・前貴之がチームを去り、川崎からMF三好康児・浦和からMF駒井善成・広島からFW宮良拓実・京都からGK菅野孝憲・愛媛からMF白井康介を獲得、ユースからFW藤村怜が昇格した。 今年は、ペトロビッチ監督の超攻撃的サッカーに、選手たちは苦労しそうですが、どんな成績であろうとこれまでどおり、J1定着のため、チームをしっかりサポートしていきたい。 また、Fリーグのエスポラーダ北海道も09年から応援しており、14番神敬治を応援しておりましたが、昨季限りで退団しました。 昨年エスポラーダの成績は振るいませんでした。 来季は多くの主力選手が退団したこともあり、どんな試合ができるかわかりませんが、これまで同様しっかり応援して行きたいと思います。 OSCの名前 “Consa 勝利 De-Shiori's”の由来は、ふたりの「しおり」たちが勝利に貢献するようにと思いつけたのだが、ふたりのしおりたちも既に社会人となり、なかなか試合に来られなくなりました。
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