チャレンジコンサドーレ

2018年07月10日

北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、「天皇杯3回戦 挑戦のパスを」です。

W杯で、もしベルギーが優勝したら、彼らを土俵際まで追い詰めた日本は「世界2位じゃん」と言う声が出るかもしれないが、それは見当違いである。
日本は、まだまだ挫折、精進し、歴史を積み重ねなければならない。

ただ今回のW杯で、ボールをつないで攻める日本のコンビネーションサッカーが世界に通用することを証明した。

J1中断の間に各チームは、戦力補強に努めている。
際立った補強は、神戸に加わったスペイン代表のイニエスタである。
川崎から磐田に電撃移籍した大久保。

札幌は補強することなく後半戦に臨むようである。
前半戦はパスをつなぎ、ボールを運ぶ新たなサッカーにチャレンジし、現在5位と結果が出た。
その戦い方の精度、自信を高めることを最優先したということだ。
札幌の場合、補強するにしてもチームの柱、幹の部分はしっかり決まっているので枝の部分になるだろう。

明日は天皇杯3回戦がある。
敵地で福岡と戦うナイトゲーム、高温多湿のコンディションが札幌の選手を苦しめることが懸念される。
体力の消耗を避けるためにはパスミスをせず、自分たちでボールを保持することが一番だ。
保持するだけでは福岡にゴール前を固められ、相手の術中にはまるので、どこかでチャレンジの縦パスを入れ、仕掛ける攻撃が必須だ。

中断期間中前線3人の連係の精度を高めてきた成果を見せてほしい。
天皇杯は負ければ終わりのトーナメント戦、結果を出すことと、勝ち上がることが全てである。


チャレンジと言えば、W杯で日本代表がコロンビア戦で見せた、先制点のきっかけとなった大迫の抜け出しや、セネガル戦での柴崎からのパスに長友が抜けて折り返したプレーのように、チャレンジして欲しいものだ!

今季のコンサドーレのテーマは「冒険コンサドーレ」だが、後半は「チャレンジコンサドーレ」で行ってはどうだろうか?


post by consa.kazu

09:12

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