2017年11月27日
ボールの支配率では、ガンバ65%で札幌35%と数字上は、ガンバが札幌を圧倒したかのように見えます。 しかし、シュート数では共に5本と互角の状況だ。 FKでは、ガンバ15本に対して札幌が17本、CKはガンバが8本で札幌は2本だ。 全体的な感じは、ガンバがボールを支配していたにもかかわらず、シュートは僅か5本ということは、決定的な攻撃を殆んどさせなかったということになる! どんなに優勢に攻めていても、90分の中では1度や2度のピンチはある。 一方、劣勢が続いていても、同じように一度くらいはチャンスもある。 昨日のガンバ戦は、そんなピンチは凌ぐことができたし、攻撃では少ないチャンスをしっかりものにした試合と言ってよいだろう! この試合は、前半の内に荒野が負傷退場したことで、稲本が代わりにピッチに入った。 稲本は、経験を活かして荒野のポジションを埋めたが、荒野ほどの運動量はなかったのだと思う。 そのため、ガンバにボールを試合される時間が長くなったのだと思う。 ボールの支配率やCKの数で圧倒された札幌だったが、チャンスはその少ないCKから生まれた。 これまでは、CKのキッカーは福森が担当していたが、その福森の負傷交代で代わりに入った菅がキッカーを務めた。 そのキックはジェイの頭にドンピシャでゴールネットを揺らしたが、その前に札幌に反則があったということでノーゴールとなった。 それでもその直ぐ後に訪れた2回目のCKは、後半27分ジェイが上手く相手DFのマークを外して、ヘディングでゴールネットを揺らした。CKを蹴った菅のボールも良かったが、決めたジェイも凄かった。 これで、ジェイはチーム単独トップの9本のゴールを決めた。 札幌に先制点が入ったことで、ガンバの攻撃が激しくはなったが、札幌は引いて守るのではなく、前線からしっかりチェックに行き、ガンバの選手に思うような攻撃のチャンスを殆んど与えなかった。 こういう試合運びは、第28節アウェイ広島戦で先に失点しながらも、追いついて同点で終わった試合、そして第29節の厚別での上位柏を相手に3-0で完封勝利した。 第30節FC東京戦を2-1で勝利し、今季アウェイでの初勝利を挙げたことで、自信をつけた。 次のホームで鹿島相手に1-2と敗れはしたが、手応えをつかんだのだ。 その上ジェイが圧倒的な強さで、清水から2-0と完封勝利を挙げた。 アウェイで2連勝できたことで、自分達の実力を実感し自信につながった。 ガンバ戦での勝利で、アウェイ3連勝、2試合連続完封勝利となった。 次は最終節のホーム鳥栖戦、来季に向けて弾みがつくよう、今季初の3連勝でそして3試合連続完封勝利で締めて欲しい! ガンバ戦では、CKを蹴った菅とゴールを決めたジェイが素晴らしい働きをしたが、チーム全員がしっかり一つの方向に向かって戦ったことが、一番の勝利の要因である。 最初のCKをもたらしたのが、稲本のシュートだった。
けがで途中交代した福森だが、今季福森のキックに何度も助けられた。
この日は、大きなピンチは殆んどなかったが、常にピンチを救ってくれた。
他にも、今季途中から加わったチャナティップや石川の活躍も大きかった。 そして、ホームではもちろんだが、全く勝てない時期が続いたアウェイに常に多くのサポーターが足を運んで、選手の背中を押したことも大きい!
プロフィール
2004年に家族3人で登録したOSCです。 結成当初にもう一家族が加わり、二家族を中心に応援しています。 昨年四方田修平監督の下、11年ぶりにJ1残留を達成した。 今年は、ミハイロ・ペトロビッチ監督を向かえ、J1定着を目指しているチームを後押ししていきます。 07年は、アウェイ愛媛戦で西大伍決勝ゴールで、アウェイ戦の戦績は3勝2敗と勝ち越した。 10年から加入した、13番内村圭宏を応援しております。 11年アウェイ最終戦に、湘南戦に参戦し勝利できたことで昇格を確信、内村がチーム得点王となる活躍もあり、J1に昇格を決めました。 12年は、J1定着のため応援を続けてきたが、結果は早期の降格してしまった。 13年は、中山引退し、沢山の主力選手がチームを離れたが、ユースから6人が昇格した。 財前新監督の下、J1再昇格に向けて応援したが、あと一息のところでプレーオフを逃す。 14年は、5年ぶり愛媛から石井謙伍が復帰、ユースから2人と大学を経て2人、菊岡・GK金山、薗田、都倉が加入し、2年目の財前監督に昇格を託し、7月小野伸二が加入したが成績が振るわずシーズン途中からバルバリッチ監督に交替したが、リーグ戦最後の4試合をすべて引き分けで終わり、10位でシーズンを終えた。 15年は、稲本潤一、ナザリト、ニウド、具聖潤が加わり、昇格に向けて良い補強ができたが、この年も、成績が振るわずシーズン途中で、バルバリッチ監督から四方田監督に交代し、2年連続のシーズン途中での監督交代となった。 監督が交代しても、チームの成績は振るわず、2年続けて10位で終わった。 砂川誠(シーズン途中で岐阜にレンタル移籍)が12年半の在籍を持って引退した。(榊翔太が海外にシーズン途中で完全移籍) 16年は、古田寛幸・ナザリト・ニウド・前田俊介・菊岡拓朗・薗田淳が戦力外となった。 昨年チーム創設20周年で、チーム名が北海道コンサドーレ札幌と変わり、ブラジル人選手3人FWヘイス・MFジュリーニョとマセード、そしてDF増川隆洋を神戸から補強、シーズン途中に菊地直哉を獲得して、最終戦でJ2優勝しJ1に昇格を決めました。 昨年は、仙台からMFキムミンテ・FW金園英学、神戸DF田中雄大、鳥栖MF早坂良太、横浜FM MF兵藤慎剛、大宮MF横山知伸を移籍で獲得し、ユースからDF濱大耀とFW菅大輝が昇格してシーズン途中でチャナティップとジェイを補強し、5度目のJ1を戦い、11位で残留を果たした。 今季は、石井健伍・上原慎也・金山隼樹・杉山哲・増川隆洋・櫛引一紀・マセード・前貴之がチームを去り、川崎からMF三好康児・浦和からMF駒井善成・広島からFW宮良拓実・京都からGK菅野孝憲・愛媛からMF白井康介を獲得、ユースからFW藤村怜が昇格した。 今年は、ペトロビッチ監督の超攻撃的サッカーに、選手たちは苦労しそうですが、どんな成績であろうとこれまでどおり、J1定着のため、チームをしっかりサポートしていきたい。 また、Fリーグのエスポラーダ北海道も09年から応援しており、14番神敬治を応援しておりましたが、昨季限りで退団しました。 昨年エスポラーダの成績は振るいませんでした。 来季は多くの主力選手が退団したこともあり、どんな試合ができるかわかりませんが、これまで同様しっかり応援して行きたいと思います。 OSCの名前 “Consa 勝利 De-Shiori's”の由来は、ふたりの「しおり」たちが勝利に貢献するようにと思いつけたのだが、ふたりのしおりたちも既に社会人となり、なかなか試合に来られなくなりました。
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