2017年11月21日
北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「危なげなく完勝 残留決める」です。 札幌より1時間早いキックオフの16位広島が、神戸に2-1で勝ったが、15位の甲府が新潟に0-1で敗れ、広島と甲府の順位が入れ替わった。 札幌は清水に引き分けても、念願の残留が確定する状況だった。 2-0で札幌がリードして、ハーフタイムに入った。 サッカーでは2-0は危険なスコアだが、全く心配は無かった。 清水は脅威を感じる攻撃はなかった。 むしろ札幌の方がボールを奪ってシンプルに前へ運び、サイドからクロスを上げるなど攻撃に速さがあった。 完勝の中心はやはりジェイで、攻撃の起点となり空中戦、巧妙なポストプレーで中盤の選手たちが押し上げる時間をつくった。 ジェイは完全に清水DFをコントロールしていた。 先制点となった打点の高いヘディングシュートは圧巻であった。 荒野が展開したボールを、石川がダイレクトでいいクロスを入れた。 2点目も石川の股抜きパスを通し起点となり、持ち前のテクニックをアピールした。 河合が負傷しDFラインの並びが変わったが、カバーリングや縦パスをつぶす読みなど横山のプレーは本当に素晴らしかった。 評価は「大変良い」のAが、ヘイス「都倉不在でもすごかった」の1人です。 「良い」のBは、横山「完璧なカバーよつぶし」、石川「ダイレクトでジェイへ」の2人です。 「悪い」のDは、早坂「対応の間合いが遠い」の1人で、あとは「普通」のCで、具「前に出てこなくちゃ」、河合「痛そうだった・・・」、進藤「よく付いて行った」、福森「落ち着いてジェイへ」、稲本「引っかけて飛び出す」、宮澤「goodなつぶし」、荒野「先制の起点を拾う」兵藤「いつも通り前線で汗かき」、内村「頑張ってボール運ぶ」、チャナティップ「ボール運び鋭い切り返し」です。清水戦ではの評価では、今季補強した選手の内の3人が、良い評価を受けている。 他にもチャナティップの良い動きが、2点目につながっている。 また、兵藤は常にピッチ上を走り回って攻守の基点として働いている。 清水戦での評価は良くなかったが、これまでの試合で右サイドで良い働きをしている早坂も、今季の補強された選手である。 また、荒野の成長とキャプテン宮澤の献身的な働きも見逃せない。 そして、GK具のスーパープレーは、チームにはなくてはならない選手。 FKでは目立った働きはなかったが、ジェイの2点目は福森の落ち着いた状況判断が光ったプレーだ!それにしても、ジェイはヘディングといい足元のシュートといい、プレーの質の高さを感じる。 自分たちで勝利して残留を決められたのは、チームとして選手たちが生長し自信をつけた証拠である。
プロフィール
2004年に家族3人で登録したOSCです。 結成当初にもう一家族が加わり、二家族を中心に応援しています。 昨年四方田修平監督の下、11年ぶりにJ1残留を達成した。 今年は、ミハイロ・ペトロビッチ監督を向かえ、J1定着を目指しているチームを後押ししていきます。 07年は、アウェイ愛媛戦で西大伍決勝ゴールで、アウェイ戦の戦績は3勝2敗と勝ち越した。 10年から加入した、13番内村圭宏を応援しております。 11年アウェイ最終戦に、湘南戦に参戦し勝利できたことで昇格を確信、内村がチーム得点王となる活躍もあり、J1に昇格を決めました。 12年は、J1定着のため応援を続けてきたが、結果は早期の降格してしまった。 13年は、中山引退し、沢山の主力選手がチームを離れたが、ユースから6人が昇格した。 財前新監督の下、J1再昇格に向けて応援したが、あと一息のところでプレーオフを逃す。 14年は、5年ぶり愛媛から石井謙伍が復帰、ユースから2人と大学を経て2人、菊岡・GK金山、薗田、都倉が加入し、2年目の財前監督に昇格を託し、7月小野伸二が加入したが成績が振るわずシーズン途中からバルバリッチ監督に交替したが、リーグ戦最後の4試合をすべて引き分けで終わり、10位でシーズンを終えた。 15年は、稲本潤一、ナザリト、ニウド、具聖潤が加わり、昇格に向けて良い補強ができたが、この年も、成績が振るわずシーズン途中で、バルバリッチ監督から四方田監督に交代し、2年連続のシーズン途中での監督交代となった。 監督が交代しても、チームの成績は振るわず、2年続けて10位で終わった。 砂川誠(シーズン途中で岐阜にレンタル移籍)が12年半の在籍を持って引退した。(榊翔太が海外にシーズン途中で完全移籍) 16年は、古田寛幸・ナザリト・ニウド・前田俊介・菊岡拓朗・薗田淳が戦力外となった。 昨年チーム創設20周年で、チーム名が北海道コンサドーレ札幌と変わり、ブラジル人選手3人FWヘイス・MFジュリーニョとマセード、そしてDF増川隆洋を神戸から補強、シーズン途中に菊地直哉を獲得して、最終戦でJ2優勝しJ1に昇格を決めました。 昨年は、仙台からMFキムミンテ・FW金園英学、神戸DF田中雄大、鳥栖MF早坂良太、横浜FM MF兵藤慎剛、大宮MF横山知伸を移籍で獲得し、ユースからDF濱大耀とFW菅大輝が昇格してシーズン途中でチャナティップとジェイを補強し、5度目のJ1を戦い、11位で残留を果たした。 今季は、石井健伍・上原慎也・金山隼樹・杉山哲・増川隆洋・櫛引一紀・マセード・前貴之がチームを去り、川崎からMF三好康児・浦和からMF駒井善成・広島からFW宮良拓実・京都からGK菅野孝憲・愛媛からMF白井康介を獲得、ユースからFW藤村怜が昇格した。 今年は、ペトロビッチ監督の超攻撃的サッカーに、選手たちは苦労しそうですが、どんな成績であろうとこれまでどおり、J1定着のため、チームをしっかりサポートしていきたい。 また、Fリーグのエスポラーダ北海道も09年から応援しており、14番神敬治を応援しておりましたが、昨季限りで退団しました。 昨年エスポラーダの成績は振るいませんでした。 来季は多くの主力選手が退団したこともあり、どんな試合ができるかわかりませんが、これまで同様しっかり応援して行きたいと思います。 OSCの名前 “Consa 勝利 De-Shiori's”の由来は、ふたりの「しおり」たちが勝利に貢献するようにと思いつけたのだが、ふたりのしおりたちも既に社会人となり、なかなか試合に来られなくなりました。
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