都倉頼みからの脱却

2017年06月21日

北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、「ゴール前での精彩欠く」です。

予想通り敵地で鹿島に完敗、負けは想定内。
分っていたことだが、チャンピオンとの差は大きい。
5連敗となったが、まだJ1残留圏内の15位。
次節柏戦に敗れて6連敗を喫すると、大宮か広島のどちらか入れ替わり、降格圏内に落ちる可能性が高い。

鹿島戦で感じたのはゴール前でのクオリティーの差である。
ペドロジュニオールは相手にとって頭の痛い存在で、一瞬でマークを外す動きや裏を取るプレーに札幌の選手たちはついていけなかった。
鹿島には、ボール回しにも無駄がなく判断のミスや凡ミスがない。
元札幌の西大伍がその中で、事もなげにプレーしているのがうれしくもあり、悔しくもあった。

ビハインドにもかかわらず都倉を交代させた采配、都倉の出来は悪くなかったが、前半にあった淡白なヘッドを見ると、迷いが少しあるなと感じた。

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連敗を脱出するためには刺激が必要で、ポストに嫌われた金園だが、こぼれ球を狙う姿勢が大事で、それを積み上げていくしかない。

評価は「悪い」のDが、金「2点目はマーク離す」、早坂「けっこう裏取られるよね」の2人で、後は「普通」のCで、具「3点とも仕方なし」、河合「くさびはつぶしていた」、福森「FKは絶好の位置」、マセード「前半はひどかったが」、宮澤「3点目のボールロスト」、荒野「1点目のは、ついてって」、兵藤「ヒットせず」、菅「西に完敗」、都倉「好機は2回」、金園「またポスト」、ジュリーニョ「脅威あたえるドリブル」で、小野「採点不可」でした。

鹿島はすべてで、札幌を上回ってはいたが、都倉がゴールを決められないのが、今の連敗の原因。
ただ、都倉頼みから脱却することができなければ、今の状態を脱出することは難しい!

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今日は、天皇杯2回戦いわきFC戦です。
普段トップチームでは出場機会の少ない選手の出番です。
相手は社会人チームですが、ジャイアントキリングを狙って死に物狂いで挑んでくるはずです。
勝って当たり前の相手ではありますが、こういう相手が一番戦いづらい相手です。
そんな相手に、容赦ない試合展開ができるかが、今後J1で残留争いをするためには必要となる。
都倉頼みからの脱却につながる試合展開になってほしい!

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post by consa.kazu

10:12

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