昇格の影には内村の存在は大きい!

2016年12月02日

昨日の道新の夕刊に、コンサ倶楽部「データーで振り返る今季」が載っています。
大見出しは、「都倉頼み脱却2桁G3人」です。
小見出しは、「精度の高い左足 福森も貢献」です。

5月から首位を守り抜き、J2優勝とJ1昇格を果たした。
10位に終わった昨季から勝ち点を28積み上げた。
厚みを増した攻撃陣の活躍ぶりが光る。

総得点は昨季から18得点増で、2桁得点は都倉19得点でJ2リーグ得点ランキング2位、MFジュリーニョ12得点、FW内村11得点と、クラブ史上初となる3人が2桁得点を挙げた。

内村のコンディションが良かったことに加え、質の高い外国人が加入したことで”都倉頼み”から脱却を果たした。
攻撃面では福森のFK、CKが大きな武器になった。
チーム最多の11アシストの内、7アシストがセットプレー。
3得点すべてが直接FKだった。
精度の高いFKで得点機を演出した。

総失点は昨季から10減り33でリーグ2位の少なさ、守備陣ではGK具聖潤が躍動した。
33試合出場し22失点、空中戦の強さとシュートへの反応の速さに磨きをかけ、浮動の守護神としての地位を気付いた。
チーム3位の2970分出場した新加入の増川の奮闘も光った。

やや物足りなかったのは若手の活躍。

得点・アシスト・出場試合・出場時間のベスト5を表にして掲載しています。
すべてに都倉が、1位と2位に名前を連ねています。
福森もすべてでベスト5に入っています。
内村とジュリーニョは、出場時間以外は名前が載っています。
堀米はアシストと出場試合数で、出場試合と出場時間に増川と具が載っています。
その他にはヘイス・マセード宮澤が1部門で名前が載っています。

こうして見ると都倉と福森がやはり、今季1番活躍したのだと言うのがわかります。
ジュリーニョの活躍も大きい。

そんな中で、出場時間だけがベスト5に入っていない内村だが、42試合すべてに出場したのが大きかったように思う。

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出場時間は、今季四万田監督が一番頼っていたからで、先発でも途中出場でもしっかり仕事をしてきた。
本人は、今季コンディションが良かったようなので、全試合先発で出場したかったと思う。
しかし、相手チームの状況に応じて、ベンチスタートの試合も多かった。
途中からの出場では、負けている試合での同点ゴールや、引き分けでの決勝ゴールをしっかり決めていた。
特に千葉戦での決勝ゴールは、昇格に大きく貢献した。

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今季後半1点リードして出場した時には、チームとして1点を守る試合をしてきた。
そのため途中出場の時には攻撃よりも守備に趣を置きながらの出場も多かった。
ゴール数が11とチーム3番目だが、攻撃だけでなく数字では見えない前線での守備での貢献度が高い。
前線での守備で言えば、都倉もまたその貢献度は高い。

来季はJ1なので、今季以上に前線での守備が重要になってくると思うが、その中で如何に得点を取れるかが、J1残留の決め手になると思う。



post by consa.kazu

07:12

コメント(1)

この記事に対するコメント一覧

まさひろ

Re:昇格の影には内村の存在は大きい!

2016-12-02 09:38

今季、都倉はとても評価されていますが、私は評価しすぎだと思っています。守備での貢献、攻守にわたる運動量、フィジカルの強さという素晴らしい面は否定しません。しかし、足元のテクニック不足、DFとの駆け引きのなさ、特にひどいと思うのはファールの多さです。自分が決められなければファールしてしまう。セットプレーで、都倉のファールで何度攻撃が止まったか数えきれません。選手としては、C大阪の田代の下位互換というイメージです。 内村は、さすがに90分は厳しくなりましたが、DFと駆け引きをしながらキレで勝負するタイプ。都倉の苦手なラインの駆け引きを十分やってくれたと思います。都倉が疲れるとファールをしてしまい得点の可能性はなくなりますが、内村は、自分以外の選手を上手に使っていたと思います。

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