2016年11月14日
2016年J2リーグは第41節、前節松本に勝ち点で並ばれながらも首位で迎えた千葉戦。 同点で迎えた後半ロスタイムに、この日先発出場した河合からロングパスを、後半から途中出場した内村が見事なボレーで、千葉のゴールネットを揺らし、逆転決勝ゴールとなった。 今季は怪我や腰痛もなく、絶好調の内村だったが、四方田監督はこの日ベンチに置いた。 第29節から11試合先発出場が続いていたが、第39節から先発から外れこの日もベンチからのスタートだった。 調子が良いだけに、「どうしてなのだろう」という気持ちはあっただろうが、「出たときに仕事をしてやろう」と気持ちを切り替えて試合に臨んでいるとのこと。 四方田監督の中には、都倉は得点力があり信頼して使っていることが良くわかる。 これまで、出場しなかった2試合以外すべての試合で先発出場している。 第40節まで先発出場から途中交代した試合は、僅か4試合しかない。 そんな状況は、千葉戦での3枚目の交代カードを切った時にも、わかった。 石井に代えて櫛引を出そうとしていたが、都倉自ら×を出したので、石井ではなく都倉と交代させたのだ。 この日の都倉は、アドレナリンが出過ぎたのだろうか? 最初から全力で行ったために、交代するまでに足がつってプレーが出来なくなっていた。 多分、今季自ら交代を申し出た試合はこれが初めてだと思う。 コンサドーレでは、第41節まで全ての試合に出場しているのが、内村である。 警告の累積も第26節の山口戦で3枚目で、止まっている。 千葉戦では、ジュリーニョと福森が共に4枚目を貰ってしまい、最終節出場停止である。 J1昇格とJ2優勝が決まる最終戦に、2人が出場出来ないのは痛いが、内村は最終節も出場が可能で、チーム唯一の全試合出場選手となりそうだ。 話が若干横道に反れたような気がするが、元に戻したい。 四方田監督の信頼は、先発でも途中出場でも、結果を出してくれる選手が内村だということ。 都倉も前線から守備に行って、奪って攻撃につなげたりするが、内村もまた前線から守備に行ったり、攻撃では裏のスペースに走りこんで、チャンスをつくる。 時には、見方選手の囮となり攻撃を影でアシストする。 その上で、得点も決められる。 前線で溜めを作ることも出来ていて、攻撃の起点にもなる。 また、第9節のC大阪戦では、稲本の決勝ゴールとなるパスを出したり、アシストもしている。 前線で張っていても、なかなかパスが来なくて腐らずに、常にゴールを狙ってピッチ内を動き回っている。 千葉戦は、出場選手や現地に応援に駆けつけたサポーター、そして札幌に残った選手とサポーター、すべての力が内村の決勝ゴールにつながった。 最終戦では、5年前の最終戦の再来と言える内村の活躍を期待したい!
プロフィール
2004年に家族3人で登録したOSCです。 結成当初にもう一家族が加わり、二家族を中心に応援しています。 昨年四方田修平監督の下、11年ぶりにJ1残留を達成した。 今年は、ミハイロ・ペトロビッチ監督を向かえ、J1定着を目指しているチームを後押ししていきます。 07年は、アウェイ愛媛戦で西大伍決勝ゴールで、アウェイ戦の戦績は3勝2敗と勝ち越した。 10年から加入した、13番内村圭宏を応援しております。 11年アウェイ最終戦に、湘南戦に参戦し勝利できたことで昇格を確信、内村がチーム得点王となる活躍もあり、J1に昇格を決めました。 12年は、J1定着のため応援を続けてきたが、結果は早期の降格してしまった。 13年は、中山引退し、沢山の主力選手がチームを離れたが、ユースから6人が昇格した。 財前新監督の下、J1再昇格に向けて応援したが、あと一息のところでプレーオフを逃す。 14年は、5年ぶり愛媛から石井謙伍が復帰、ユースから2人と大学を経て2人、菊岡・GK金山、薗田、都倉が加入し、2年目の財前監督に昇格を託し、7月小野伸二が加入したが成績が振るわずシーズン途中からバルバリッチ監督に交替したが、リーグ戦最後の4試合をすべて引き分けで終わり、10位でシーズンを終えた。 15年は、稲本潤一、ナザリト、ニウド、具聖潤が加わり、昇格に向けて良い補強ができたが、この年も、成績が振るわずシーズン途中で、バルバリッチ監督から四方田監督に交代し、2年連続のシーズン途中での監督交代となった。 監督が交代しても、チームの成績は振るわず、2年続けて10位で終わった。 砂川誠(シーズン途中で岐阜にレンタル移籍)が12年半の在籍を持って引退した。(榊翔太が海外にシーズン途中で完全移籍) 16年は、古田寛幸・ナザリト・ニウド・前田俊介・菊岡拓朗・薗田淳が戦力外となった。 昨年チーム創設20周年で、チーム名が北海道コンサドーレ札幌と変わり、ブラジル人選手3人FWヘイス・MFジュリーニョとマセード、そしてDF増川隆洋を神戸から補強、シーズン途中に菊地直哉を獲得して、最終戦でJ2優勝しJ1に昇格を決めました。 昨年は、仙台からMFキムミンテ・FW金園英学、神戸DF田中雄大、鳥栖MF早坂良太、横浜FM MF兵藤慎剛、大宮MF横山知伸を移籍で獲得し、ユースからDF濱大耀とFW菅大輝が昇格してシーズン途中でチャナティップとジェイを補強し、5度目のJ1を戦い、11位で残留を果たした。 今季は、石井健伍・上原慎也・金山隼樹・杉山哲・増川隆洋・櫛引一紀・マセード・前貴之がチームを去り、川崎からMF三好康児・浦和からMF駒井善成・広島からFW宮良拓実・京都からGK菅野孝憲・愛媛からMF白井康介を獲得、ユースからFW藤村怜が昇格した。 今年は、ペトロビッチ監督の超攻撃的サッカーに、選手たちは苦労しそうですが、どんな成績であろうとこれまでどおり、J1定着のため、チームをしっかりサポートしていきたい。 また、Fリーグのエスポラーダ北海道も09年から応援しており、14番神敬治を応援しておりましたが、昨季限りで退団しました。 昨年エスポラーダの成績は振るいませんでした。 来季は多くの主力選手が退団したこともあり、どんな試合ができるかわかりませんが、これまで同様しっかり応援して行きたいと思います。 OSCの名前 “Consa 勝利 De-Shiori's”の由来は、ふたりの「しおり」たちが勝利に貢献するようにと思いつけたのだが、ふたりのしおりたちも既に社会人となり、なかなか試合に来られなくなりました。
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