歴史を作った福森のキック

2016年03月21日

昨日IAIスタジアム日本平で行われた清水対札幌の試合は、20周年を迎え北海道コンサドーレ札幌とチーム名を変更した今年、新たな歴史の1ページを作った。

清水相手にこれまで日本平のスタジアムでは、1勝もしていなかった。
そんなコンサドーレが、昨日清水を2-0で完封勝利したのだ。

実力で勝る清水は、前半早々から札幌のゴールに襲い掛かるも、決定機を決め切れなかった。
しかし、21分福森のCKから相手DFのオウンゴールを誘って、札幌が先制した。

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福森の蹴ったCKが良かったことで、オウンゴールをした清水のビョン・ジュンボンも何がなんだか分らないうちに失点してしまっていた。

1点先制したことで、比較的劣勢だったそれまでよりは、札幌の選手の動きが良くなった。
そして、34分には前寛がペナルティーエリアの外側で倒されFKを得た。

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そのFKを、福森が左足で正確に蹴ったが惜しくもポストに当り、ゴール前に跳ね返った。

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その跳ね返ったボールをヘディングで決めようとした深井より先に、清水の六平が一歩早くクリアする。
そのクリアしたボールは清水のGK西部に渡ったが、西部が残したボールはゴール前に転がった。

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ゴール前に転がったボールには、都倉と宮澤がつめていたが、都倉が一歩早くゴールに押し込んで2点目を入れた。

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試合は、前半を2-0で終わり、後半も清水に攻め込まれながらも、ジュリーニョに代えて内村、マセードに代えて櫛引、深井に代わり稲本を入れて守備を固め、そのまま逃げ切った。

この日は札幌の布陣は、いつもの3-4-1-2ではなく、3-5-2としてトップを置かずにボランチを3枚にして、攻撃よりも守備を重視した布陣で臨んでいた。
試合終了間際には、5バック気味の守備で清水に完封勝利した。

正直前半に点を入れて、後半点が取れないという、今年の試合ではあったが、これまでの試合とは選手同士の距離感は違い、セカンドボールが上手く取れるようになっていた。

守備でも、相手選手から上手くボールを奪って自分達のボールにしていた。
時々ミスもあったが、0点に抑えられたのだから十分合格点を与えてよい試合だったと思う。

昨日のような試合が出来れば、どんな相手でも良い結果が出せるような気がする。

余談だが、札幌の選手の方が背が高く、清水の選手は明らかに札幌の選手より小さかった。
そのため、あまりセットプレーでの清水の攻撃に強さを感じさせなかった。

今季去年以上に、福森のFKはチームの大きな武器になると思う!



post by consa.kazu

11:12

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