PK戦に持ち込んで、次につながった

2015年10月15日

金沢戦とは先発メンバー全員を入れ替えて臨んだ天皇杯3回戦、鳥栖は元日本代表の豊田など主力選手で戦った相手を、PK戦まで持ち込んだ。
120分間若手中心で戦って、J1のチーム相手に完封で終えたのは、胸張って帰札してもらいたい。

控え中心のメンバー相手に120分間点が取れないまま、PKまで持っていかれた鳥栖の疲労度は計り知れない。

以前はJ2が定位置だった鳥栖も、すっかりJ1が定着してきたが、今年の鳥栖は年間順位が残り4試合で14位、降格圏内の16位の松本とは勝ち点差5と、残り試合の結果次第では油断なら無い位置にいる。

そんな状況で、次のリーグ戦を土曜日に控えて、120分の試合は厳しいだろう!

一方札幌は、控えで若手中心で臨んでPKでは敗れたものの、120分間J1の鳥栖を完封できたことは、大いに自信になる。
特にDFの永坂と進藤は、自信につながるし今後の試合出場も期待できる。

札幌のメンバーを見ると、福森は主力、金山は主力と遜色が無い、上里・前寛・荒野・中原・神田は先発で出場したり控えに入ることが多いし、ニウドはけがで一時期戦列を離れていたが、実力はかなりある。
とにかく進藤と永坂以外は状況次第では、リーグ戦で出場の可能性がある選手である。

現状レギュラーは固定化されてきているが、いつでも代わりに入る事のできる選手たちで、鳥栖戦に臨んだことになる。

出場メンバーは違うが、チームとしては鳥栖を120分間完封したことは、次の磐田戦に向けて良い結果をもたらすだろう!


post by consa.kazu

09:12

コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする