(あと)1点取れれば

2015年06月17日

今日は道新、平川弘の通信簿「燃えろ!コンサドーレ」の日です。

岐阜戦では、札幌の半数以上の選手が足をけいれんさせていた。
どんなに厳しいフィジカルトレーニングをしても、試合から遠ざかり90分戦えるゲーム体力がないと、足がけいれんすることが多い。
けがから先発復帰した堀米などは、まさにそうだと思う。
コれから先アウェー戦は、札幌の選手たちにとって相当つらいだろう。

そんなつらいアウェーで札幌は、なぜ15戦負けなしなのだろうか?
考えられる理由は、アウェー戦では得点より失点を防ぐことが意識の最初にある。
本来札幌のDFラインは3人が並んで守るのだが、アウェーでは中盤の両翼のWBが下がって、DFラインには5人が並ぶ状況が多い。
5人でスペースを埋めてしまうので、相手はなかなか崩せない。

ただ、今の札幌には、守りながらも少ないチャンスをものにするしたたかさや我慢強さがあるのも事実である。

評価は、「悪い」のDが堀米「2度内側取られ打たれる」の1人です。
あとは「普通」のCで、金山「決定機セーブ」、パウロン「前寛之壊す」、河合「PKじゃない?」、福森「石井へスルーパス」、前寛「コントロールミスあり」、稲本「ちょっと重そう」、深井「ターンだよ」、宮澤「GKにぶつける」、石井「裏取ってクロス」、古田「裏ついてPKゲット」、内村「逆襲、都倉使って」、神田「3人目の動きは○」、都倉「PK得点もミス多し」でした。

1-0の完封勝利だというのに、「良い」のBが一人もいないのも珍しい!
その理由は、PKで勝利したものの攻め込まれていた時間が多かったし、試合中に足を攣る選手が多かったことに他ならない。
そして追加点を入れられなかったことにあると思う。

昨夜行われた男子日本代表のW杯予選リーグ初戦、シンガポール相手に23本もシュートを打っていながら、1点も取れずスコアレスドローとなったことは、とても残念な試合だった。

打つたシュートを相手GKのファインプレーに阻まれたこと、そして余裕を持って打ったシュートの大多数が枠を外したことにある。
とにかく枠に強いシュートが行かず、大きく外すことが多く見ていて腹が立つことが多い試合だった。

とにかく格下の相手に攻め込んで1点も取れなかったことが、腹立たしかった。
何故1点が簡単に取れないのだろうか?

今朝行われたなでしこジャパンのW杯予選リーグ最終戦は、1-0でエクアドルに勝利しグループCを1位で通過し、決勝トーナメントに進出した。
先制点は、前半5分に大儀見が3戦目にして初めてゴールを決めたが、予選リーグこれまでの2試合で16失点で引いて守る相手に1点しか取れなかった。

エクアドルは、男子が戦ったシンガポールほどではないが、守りを固めていたためなかなか追加点を奪えなかった。
だが、男子とは違い僅かなチャンスをしっかり決めて、勝利で試合を終えることが出来ていた。

コンサドーレもなでしこジャパンも、共に追加点が取れず苦しい展開だったが、男子代表のように圧倒的に攻めていながら1点が取れないことには、大きく不満に思う!


post by consa.kazu

10:12

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