スポーツ文化 醸成期待

2013年12月02日

道新朝刊に、「北海道のファイターズ第5部未来を語ろう3」で日本サッカー協会最高顧問川淵三郎さん(76歳)の話が載っている。(聞き手:渡辺徹也さん)

野球が好きで中学まで熱中していた。ファイターズが北海道に移転してうれししかった。
移転後2代目社長藤井純一さんはC大阪社長も務め、Jリーグが掲げる地域密着の理念や経験を生かしてくれると期待した。二つのプロ球団が手を携えることで道民ブランドは高まると考え、移転当時「球団名をコンサドーレ札幌と統一したらどうか」と公言した。
Jリーグはサッカーだけの成功は望んでおらず、地域スポーツ振興を目指し、施設整備を進めている。Jクラブがサッカー以外の競技に取り組んだ場合、1件あたり200万円を助成、「多くの市民にさまざまなスポーツを楽しんで欲しい」というのがJリーグの理念である。
一方、プロ野球は野球の繁栄しか考えていないのでないか。プロ野球がスポーツ文化の理解を深めてくれたら、日本のスポーツ環境はもっと豊かになるはずだ。
ファイターズには、スポーツ醸成に向けた貢献を期待したい。
北海道には、冬季スポーツの支援という課題がある。これはコンサドーレ札幌も考えるべきだと思う。
東南アジアからの誘客では、スキー・スケートなど冬季スポーツに高い関心を持っていると思うので、スポーツを通じて北海道の魅力を世界に発信できる。
コンサドーレには今季、ベトナムのレ・コン・ビン選手が加入した。北海道のスポーツはこのタイミングを生かして欲しい。

この記事には、私が常々日ハムに抱いている気持ちが繁栄されていると思った。
プロ野球の考え方とJリーグの理念と溝は大きく、この溝を埋めることがコンサドーレと日ハムの観客数増に繋がるだろうし、北海道のほかのスポーツの発展にも繋がると思う。


post by consa.kazu

09:00

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