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2013年09月26日

今朝は道新にコンサドーレの記事が2つありました。

先ずは「J2赤と黒の闘士たち」でスポーツライターの斉藤宏則さんが、今回は奈良竜樹について書いてます。

大見出しが「屈辱を胸に自らを律す」、小見出しは「気を緩めず」「苦悩の日々」「世界へ意欲」の3つです。

とにかく自分に厳しい若者、少しでも自分を成長させたいと強い思いがある。
ルーキーとして臨んだJ1の昨年は、徹底して負け続け失点し続けた。
J1のハイレベルな攻撃に、何度も苦汁をなめさせられた。
1年目から開幕スタメンの座をつかみ、傍から見れば順風満帆である。
好きで始め、それが長じたはずのサッカー生活は苦悩ばかりが先行した。
それでも逃げずに、「自分が成長して失点を減らすことが出来れば、何かが変わると信じて必死に練習してきました。」という。
「J1では本当に苦しい経験を強いられたが、やはりあの舞台で戦いたい。」
「もともと才能があるわけでなく、幼い頃から無名な選手、それがJ1でプレーさせてもらえているのだから光栄、少しくらい苦しくても幸せと、前向きに捉えていきます。」

奈良の務めるCBのポジションは、体の強さや速さに加え経験を要するポジション。
日本サッカー界では人材不足が叫ばれて久しいポジションで、大きな期待が寄せられている。
16年のリオデジャネイロの五輪への出場のチャンスは、奈良にもある。
「もちろん、世界的大会に出たい気持ちは強いが、日々の練習で100%の力を出して成長することが、最大の目標なんです。」と言う。

最後に記者は、「そういって前を見据えた時に、やっとわずかな笑みを見せた。とにかく自分に厳しく、苦しい現実とも真正面から向き合う若者はきっと強くなれる。きっと大きく羽ばたける。」と閉めている。


コンサドーレOB大森健作の視点として、「若手の成長 促す緊張」と題している。

岡山戦と栃木戦い共通するのが、ちょっとしたミスが重なり勝機を逃したということ。
栃木戦を落としたのは非常に痛かったが、長崎戦は1人少なくなっても集中を切らさなかった。
スタンドもピッチと一体となって声援を送ってくれた。

ここ最近若手選手の成長がめざましい、ウッチー(内村圭宏)の活躍も目立ち、得点を重ねている。
昇格するチームには、ここぞという場面で点を取るエースが必ず存在するが、今のウッチーがそうだろう。
体はきれているし、ボールは収まりも良く、起点になっている。
個人プレーよりもチームを勝たせようとする姿勢が伝わってくる。
相手にとって嫌な存在である。

ここまできたら、今までの自分たちを信じ、攻守一体で相手にプレッシャーをかけ、相手ゴールにより近いエリアでボールを奪って得点するサッカーを展開して欲しい。
全ての選手が「プレーオフに進出する」という強い気持ちを持って残り試合を戦い切れば、6位以内に入れるはずだ。


2人の記事は月一の企画だと思う。
一方は奈良個人について、また一方はチームについてであるが、少しずつチームの成績が上がってきているので、この企画以外にもコンサドーレをもっと取り上げてくれると嬉しい!


post by consakaz

09:00

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