タイ・ベトナムと提携して何するの?4(Long Anを調べる)

2013年04月30日

タイリーグに所属する「Dong Tam Long An FC」について調べた。

以下はコンサ公式の情報。
【Dong Tam Long An FC クラブプロフィール】
○クラブ名: Dong Tam Long An FC ( ドンタム ロンアンFC )
○所在地: Long An省
○所属リーグ: ベトナムVリーグDivision1
○ホームスタジアム: Long An Stadium

1)クラブ名は何と読む?
「ドンタム ロンアン」
動画サイトの音声聞くと地名の「ロンアン」と呼んでる。
アセアンセンターには「ロンアン」とある。

2)所在地はどこ?
「ホーチミンから西へ約20km」
タンソンニャット国際空港から約25kmなので、交通の便がよい。
ホーチミンは人口700万人の南部の都市。
以前はサイゴンと呼ばれていたので、こちらのほうが馴染み深い方もいるかも。

3)ベトナムVリーグって?
「ベトナムVリーグを頂点とした3部制」
Vリーグ:12チーム
Division1:?チーム
2012年に多数のクラブが崩壊するなど混乱があったためか、
情報がいまいち整理できてません。

4)Dong Tam Long An FCの成績は?
「2012年はDivision.1を1位」
ここ数年を以下のような成績。
2012:1位(Div.1)
2013:10位(Vリーグ)(4/21現在)。、 
2012シーズンをDivision1で戦い、昇格した。
2005、2006にトップリーグを連覇し、ACLに出場した経歴を持つ。

5)チームカラーは?
ホーム:赤
アウェー:黒
お!

ロンアンってどこかで聞いた地名だと思ったら、
サッポロビールのプレスリリースだった。
 サッポロインターナショナル(株)の関係会社である
サッポロ・ベトナム・リミテッド
(Sapporo Vietnam Limited 本社:ホーチミンシティ、以下「サッポロベトナム」)は、
2010年7月から建設を進めていたサッポロベトナム ロンアン工場を
11月24日(木)に竣工します。
日本のビールメーカーとして、ベトナムでのビール工場建設は初めてとなり、
サッポログループにとっても、初めての海外での建設です。
今後、当工場では国際戦略商品である
「サッポロ プレミアム(Sapporo Premium)」の製造を開始し、
ホーチミン市内を中心としたマーケティング展開に着手します。

クラブ経営や育成のノウハウを提供しつつ、マーケティングに利用されたりするわけですね。
いいクラブと提携合意したかもしれません。


ハイライト再生回数(4/29)

2013年04月29日

4/29 01:00時点                   再生回数  1日当たり
第6節HvsG大阪(×1-3)(2:56)(4/19-):1,204  120
第7節Avs岡山(×2-3)(2:34)(4/14-)  :  946   63
第8節Hvs徳島(○2-1)(1:57)(4/18-)  :1,837  167
第9節Avs鳥取(○2-0)(2:28)(4/22-)  :  848  121
第10節Avs長崎(△0-0)(2:44)(4/26-) :  598  199

G大阪戦がよく見られてると思ったが、
勝ち試合の方が多く視聴されるんですね。

まだ始まったばかりなので1日当たりにしましたが、
開始から1週間を目安とした方がよさそうなので、次回から変えます。


post by sca25

19:16

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ハイライト動画配信はいくらかかるの?

2013年04月29日

2013/04/18
コンサドーレ札幌J2リーグ戦「スカパー!ゲームハイライト動画」開始のお知らせ
コンサドーレ札幌ではこの度、
Jリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナーの「スカパー!」から、
クラブオフィシャルホームページへのリーグ戦のハイライト動画の提供を
受けることになりましたのでお知らせいたします。
※ホームページTOP画面右側「CONSADOLESAPPORO TV」GAMEHIGHLIGHTボタンをクリックしてご覧ください。
~クラブ公式より

動画コンテンツを載せたほうが・・・
サポが見に来る
サポ以外も公式HPを見に来る人が広がる。
PV増える。
と、安直な発想が思いついたことがある。

とはいえ、費用がかなりかかる。
どのくらいかかるのだろう?

Jリーグ公式戦映像の管理は
株式会社Jリーグメディアプロモーションが行っている。
そこには映像を使う場合の規程が分かりやすく載っているので、調べてみた。

●インターネットの場合は正確な料金が不明
「使用者」が放送局以外で、パソコンへのインターネット通信を介して
「映像」を使用する際はお問合せ下さい。
※Jリーグメディアプロモーション 2.2 通信利用 より

ネット配信は料金表が無い。
インターネットの場合、閲覧できる規模が全国どころか世界なので、かなり値が張ると推測。
仮にテレビと同じ料金とすると・・・
地上波・全国の場合
基本料金/1試合_: 30,000円
1秒あたりの使用料:  1,500円

配信中の動画時間は平均2分31秒なので、仮に2分30秒とした場合
⇒2分30秒の使用料_:225,000円

実際はもっと安いと思うが、クラブが独自に配信を行うと、
それなりに費用がかかると覚えておけばよいだろう。
では、動画を配信する費用を補うほどの売上を生む仕組みとは?
広告、有料、無料+従量制、上限制といった様々な形があるが、それはまた別の機会に。

なお、「スカパー!ゲームハイライト動画」開始
という一文からも分かる通り、
現在の映像はスカパーがハイライト用に編集した映像で、
マッチデーハイライトなどで使われている。
「ハイライト動画の提供」とある通り、
オンデマンドサービスの宣伝が目的でスカパーから提供されたもの。

クラブが独自に編集して配信することはないだろうし、そこにかける費用も無いだろう。
クラブにとっては、渡りに船だったと思う。
スカパーにとってもコンサ公式にバナーを貼っておくだけより、
そこをリンク元にして動画を載せたほうが、宣伝効果は高い。

というわけでオンデマンドの宣伝期間が終われば無くなるであろう動画配信サービスを
今のうちに堪能しておこう。

以下は知っておいて損の無い料金体系。

●DVDで試合映像を入れて売った場合
基本料/試合__ 60,000円
1秒当たり使用料  3,000円

●パブリックビューイング
「映像」を試合と同時に生で公衆の場にモニターを設置して上映・再生する場合の使用料は、原則として1会場につき次の通りとします。
1会場 30万円 
※Jリーグメディアプロモーション その他料金表 より抜粋
1000円×300人で使用料は元を取れる計算。
スポンサーつけてかつ会場費を抑えれば、商売になるかもってレベル。

●テレビ報道用の場合
1試合あたり3分以内に限ったニュース/スポーツニュース利用については、
映像の使用料は無料となるが、ネットでは有料。
(利用許諾の範囲)
・許諾対象はテレビ放送のみで、IP/テレビ、ネットメディアや通信社による配信は許諾しません。
※Jリーグメディアプロモーション 1.2 映像の一次利用について より


post by sca25

02:56

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LINE@を導入した理由とは?

2013年04月27日

コンサドーレ札幌公式のLINE@(ラインアット)アカウントを、
熊本戦が開催される4月28日(日)から開始いたします。
LINE@でコンサドーレとお友達になっていただくと、
クラブからの情報がメールで届きます!
・LINE ID:@consadole
・アカウント表示名:コンサドーレ札幌
[開始日] 2013年4月28日(日) 05:31:00
~クラブ公式4/26より一部抜粋

コンサがLINE@を導入した。
その目的とは?

LINEのユーザ数と分布について理解すれば、目的は分かりやすいです。

■LINE
利用ユーザ:4151万人
うち北海道:240万人(国内の5.8%)
10代:13.6%(32万人)(10代は12~19歳)
20代:30.7%(74万人)★
30代:27.0%(65万人)
40代:15.1%(36万人)
50~:15.6%(37万人)
※LINE2013年4-6月期媒体資料より

比較として、道新の推定読者数を載せます。
■北海道新聞(朝刊)
発行部数__:112万部
推定読者数:282万人
年代別構成
10代: 8.8%(24万人)(10代は15~19歳)
20代:12.2%(34万人)
30代:15.7%(44万人)
40代:18.4%(51万人)
50代:22.5%(63万人)★
60代:22.4%(63万人)
※北海道新聞媒体資料より

さらにJリーグが毎年発表している観戦者調査の年代別分布です。
■スタジアム観戦者分布
2012入場者:204,141人
10-18: 4.0%(0.8万人)
19-22: 3.8%(0.8万人)
23-29: 5.4%(1.1万人)
30-39:17.2%(3.5万人)
40-49:31.4%(6.4万人)
50~_:38.3%(7.8万人)★
※Jリーグ観戦者調査2012より

これらの数字を読み解けば、クラブの狙いが分かりやすいです。
「20代30代の潜在需要を掘り起こすマーケティングに活用する」

20代の需要喚起のため、メディア露出を語られることがありますが、
新たなプロモーションの1つと捉えていただければ十分かと。

なおLINEの公式アカウント開設は、12週間で1,000万円ほどかかります。
今回開設されるのは「LINE@」というサービスで月々5250円で開設できます。
「LINE@」は公式アカウントよりもサービスは限定されるが、
小規模店舗やとりあえず試したい事業者向けといったところか。
1万人の登録を超えると、PUSH通知単位に課金されるのだが、
facebookユーザでも6000程度なので、しばらくは心配無用かな。
その辺の詳細はまた改めて。

それにしても、観戦者調査の結果は何回見てもぶったまげる。


post by sca25

03:30

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PV3月

2013年04月26日

 1 URAWA 2,000,000(-600,000)
 2 湘南  1,800,000(-100,000)
 3 ガンバ1,700,000(+200,000)
 4 清水  1,400,000(-100,000)
 5 新潟  1,200,000(+400,000以上)
 6 yamaga1,100,000(+280,000)
 7 CONSA 1,100,000(0)★
 8 SENDAI1,100,000(+300,000以上)
 9 KOFU    980,000(+300,000)
10 横浜FM  980,000(-720,000)
11 NAGOYA  910,000(-290,000)
12 v-varen 900,000(+200,000)
13 cerezo  750,000(不明)
14 京都    750,000(-110,000)
(カッコ内は、2月との増減)
(2月は800,000未満を保持してないため新潟と仙台の上昇は推測)

シーズン開幕に伴って、乱高下。
中でも浦和と横浜FMの落ちっぷりが凄まじい。
2月は開幕向けのチケットが動く時期で、
自前のチケット販売サイトがトップページからリンクされている両チームは下がったと推測。
ぴあもうまい商売してます。


番外編。
J's GOAL 16,200,000(+10,000,000)!!
Jリーグ  5,000,000 (+2,500,000)
JFA       3,500,000 (+1,100,000)
コンサblog2,800,000   (-200,000)★
加茂      2,400,000   (+200,000)
(カッコ内は、2月との増減)

公式ブログのPVが、URAWAを超えてます。
開幕と同時にJ'sGOALが1千万増。


post by sca25

09:26

[計測]PV コメント(0)

タイ・ベトナムと提携して何するの?3(KHONKAENを調べる)

2013年04月25日

タイリーグに所属する「KHONKAEN FC」について調べた。

以下はコンサ公式の情報。
【KHONKAEN FC クラブプロフィール】
○クラブ名: KHONKAEN FC ( コンケーンFC )
○所在地: KHONKAEN 県KHONKAEN市
○所属リーグ: タイリーグDivision1
○ホームスタジアム: Khon Kaen sport stadium / コンケーン スポーツ スタジアム
公式サイトhttp://www.khonkaenfc.net/

1)クラブ名は何と読む?
「コンケン」
コンサ公式からカタカナで「コンケーン」という字面で読めばよいのか?
と思ったのですが、アセアンセンターには「コンケン」とある。
動画サイトで、実況の音声やKHONKAENの歌を聞く限り、
「コ」と「ン」の間を少し伸ばしてる気がしたが、
カタカナで書くなら「コンケン」とのばさない方が近いと思う。
wikipediaだと「コーンケン」

2)所在地はどこ?
「バンコクから東北へ約445 km」
札幌から稚内くらい。
東京から一関(岩手)くらい。
空港、鉄道、バスと揃っているので、交通の便がよいイメージ。
飛行機で行くか、長距離バスで行くかの選択肢が多いようだ。
航空券を検索したら、コンケン→バンコク間は約16,000円。

3)タイリーグって?
「タイプレミアリーグを頂点とした3部制」
タイのプロサッカーリーグは、以下のような構成。
Premier:18チーム
Division1:18チーム
Division2:6地域計84チーム
Premierは、Thai Premier League を略して"TPL"と表記するのが多いようだ。
2013年シーズンの開催期間は3月~11月を予定。
興味深いのは、2013年からリーグスポンサーが日本企業であること。
TOYOTA Thai Premier League
YAMAHA League-1
Jリーグも、こういった動きに乗り遅れるな!ということのようだ。

4)KHONKAEN FCの成績は?
「2012年はDivision.1を11位」
KHONKAEN FCは、ここ数年を以下のような成績。
2010:2位(Div.1)(Premier昇格!)
2011:18位(Premier)(Div.1降格!)
2012:11位(Div.1)
2013:15位(Div.1)(4/21現在)。、 
2013シーズンをDivision1で戦い、4/21現在15位と降格圏に引っかかっている。
Division-1に属するクラブとしては一番北にある。
なんだか、共感できる成績や地理なのは気のせい?

5)マスコットは?
黄色いワニ?
いや、T-REXらしい。


タイ・ベトナムと提携して何するの?2(タイへ移籍する)

2013年04月24日

まずは、日本人選手目線で、タイとベトナムについて触れます。

日本国外のリーグに所属する日本人サッカー選手一覧
from wikipedia

■多い順(10人以上のみ)
ドイツ:40(うち女子5)
タイ:34
シンガポール:27
オーストラリア:16
インド:12
ベトナム:0

ドイツは4部とか5部なども含まれるのですが、多いですね。
次いで多いのがタイ。
一覧に2~3人抜けてる気がするので、男子だけならタイの方が多いかもしれません。
上位5カ国を全て足したら、100人超えます。
タイに何で多いの?と興味を持たれた方はこちら↓で調べてください。
タイプレミアリーグへ行こう!


いいねとフォロワーはどのくらい?(4/21)

2013年04月23日

facebookのいいね!数と、
twitterのフォロワー数の定期測定。
(4/21 12:00時点)

facebook
6,420人がコンサドーレ札幌について「いいね!」と言っています。
(4/6から+217)
前回もそうでしたが、2週間で約200人ずつ増えてます。

twitter
  ツイート フォロー フォロワー
奈良 597 124 3182(+6)
日高 143 2890 2771(+34)
榊   99 2240 2180(+62)
櫛引 263 121 1890(+28)
神田 1534 221 1878(+48)
堀米 1798 241 1614(+37)
荒野 752 290 1535(+27)
小山内185 169 1507(+50)
中原 729 288 1091(+43)
深井 381 154 1085(+22)
永坂 904 231 1069(-2)
松本 277  91  719(+46)
Tele 479 278  410(新規追加)
(カッコ内は4/6からの増減)

出場した中原と小山内の増加ペースが上がった
2週間で約50の増加。
Teleのアカウントを発見。


タイ・ベトナムのクラブと提携して何するの?1(これまでの動き)

2013年04月19日

1月下旬に三上GMがタイ・ベトナムへ訪問という報道があったとき、
Jリーグの東南アジア戦略に乗っかった視察くらいで、
あまり具体的に話を進めないだろうと妄想していた。
しかし、2月のサポーターズ集会でアジアの話題が出たとき、
三上GMの「育成といえば札幌!」という言葉とやる気満々っぷりを見聞きして、
強化部は他に任せて、そっちに目が行ってるのだろうと感じていた。
とはいえ、提携などはまだ先だろうと思っていたら、
3月5日のプレスリリースを見たときの衝撃っぷりは、
俺たちのフクアリ開幕戦で内村が点を決めたときの次くらいの衝撃であった。

それは、コンサが(三上GMが?)本気だということと、
なりふり構っていられない!まずは動く!
という危機感を強く感じたからです。

タイとベトナムのクラブと、「クラブ間提携パートナーシップ」を結ぶことで、
コンサには何ができるのか?
コンサには何がもたらされるのか?
サポーターにできることはあるのか?
といった疑問に対して調査をしていきます。

タイやベトナムの選手を獲得して放映権収入を~
タイやベトナムからの観光客をドームに~
1年くらい前は、こんなことを考えてましたが、短絡的すぎました。
まずは、KHONKAENとLong Anってどこだ?ってあたりから少しずつ書いていきます。

今後、コンサが進むべき道の1つを先行しているクラブの記事リンクを貼っておきます。
川崎F、6月にベトナムで親善試合

「日越友好40周年記念事業 サッカーを通じた国際親善交流イベント」を後援

鹿島、6月にU‐23ベトナム代表と親善試合を予定


経営状況で見るコンサの現在地12(他クラブのよいとこどり)

2013年04月18日

Jリーグ - 2011年度Jクラブ経営情報開示資料からの分析は一度打ち止め。
自分が気になった事項といただいたコメントから、
おさらいとして今後の調査事項を整理します。

●営業収益
・J1定着するには最低でも20億必要
・大分は、もっと規模が小さいと思っていたが意外に大きい。

●広告料収入
・親会社の存在に左右される
・親会社を持たなくても収入が高い新潟、仙台、甲府を調査
・地域の経済力(政令指定都市or県or市などの地域総生産)との関連性

●広告料収入依存度
・依存度が最も低い(21%)山形の経営方針について調査
・浦和、横浜FM、神戸からマネできそうなところをネタ集め
・水戸、鳥取、北九州、湘南が34%以下

●広告と配分金除く収入
・仙台、新潟、山形のビジネスについて調査
・その他収入とは主に「ファンクラブ会費・ユース会費・スクール会費・選手移籍金・その他」を指す。
・これらの中で投資効果が高く手堅い収入とは?

●入場料収入
・浦和が突出する背景
・陸上競技場でも高収入な新潟の分析
・中規模専スタで高収入な仙台の分析
・大分の利益が高いのは、競技場利用料の減免が効いている?
・鳥栖、湘南は、興行での高収益体質を確保している。どんな仕掛けなのだろう?

●客単価
・浦和、名古屋、鹿島、仙台の2400円超えの秘訣
・木白、大宮はスタジアムが狭いことで客単価が上がっていると推測
・新潟は客単価上昇に苦戦
・千葉は大きすぎない専スタで、単価の安い席を多くしすぎない、指定席も見やすい
・鳥栖も専スタだが、少し大きすぎるのか、安い席しか埋まらないのだろうか。
・上昇機運に乗った時の潜在能力があると捉えるべきか。
・地方クラブで陸上競技場だと客単価が低い傾向。

●アカデミー関連収入
・清水、横浜FM、神戸が驚異の1億超え。
・清水、神戸は利益率も50%超え。
・大宮、福岡も利益率が50%を超え50百万以上の利益
・C大阪は別法人化されている(浦和も?)


・・・多いな。

広告料はいくら知恵を絞っても時間がかかりそうなので優先度下げる。
入場料収入は時間がかかるがサポの力が最も直結しやすいところなので優先度下げる。
専スタ関連は国体など大規模イベント発生と借入金が無くなるまで触れてはいけない。
ただし、球団と球場の一体型の事業モデルという観点で調査する。

●広告料ではなく地域経済との関連性という意味で
・親会社を持たなくても収入が高い新潟、仙台、甲府を調査
・地域の経済力(政令指定都市or県or市などの地域総生産)との関連性

●広告料収入依存度
・依存度が最も低い(21%)山形の経営方針について調査
・浦和、横浜FM、神戸からマネできそうなところをネタ集め
・水戸、鳥取、北九州、湘南が34%以下

●広告と配分金除く収入
・仙台、新潟、山形のビジネスについて調査
・その他収入とは主に「ファンクラブ会費・ユース会費・スクール会費・選手移籍金・その他」を指す。
・これらの中で投資効果が高く手堅い収入とは?

●アカデミー関連収入
・清水、横浜FM、神戸が驚異の1億超え。
・清水、神戸は利益率も50%超え。
・大宮、福岡も利益率が50%を超え50百万以上の利益
・C大阪は別法人化されている(浦和も?)
・札幌は・・・ここで赤字とは、非常に残念。

この辺りですね。
他のクラブでやっている成功事例などの抽出ができた程度。
ただ真似するだけでなく、北海道ならでは工夫を凝らして取り込めるとよい。


プレミア初観戦(vs桐光at保土ヶ谷公園)

2013年04月15日

横浜でU-18の試合があると知り、保土ヶ谷へ行ってきた。
U-18の試合は、昨年ユースカップ決勝をテレビ放映されたのを見た程度で
予備知識がほとんどない。
一昨年EAST優勝、昨年ユースカップ優勝。
監督が四方田さん、コーチに川口さん、選手に前の弟がいる。
これしか知らない。

というわけで知識向上も兼ねて、簡単なレポート的なもの。
(選手名は帰宅してから補足しました)

・保土ヶ谷駅から公園までのバス路線が、急坂と細道の連続ですごかった。
・コンササポの方が10人くらい太鼓とコールで応援しててびっくり
・スタンドには、さりげなく(?)赤黒マフラーした方が大勢。
・座席は7割くらい埋まってました。

ここからは試合。
布陣は以下の通り。
  11 9
8 10 14 17
12 4 13 3
   1

(前半)
・前半は風下。しかし風が巻いていて時折風向きが変わる。
・桐光は前からプレスをかけてくる。
・パスが弱く、寄せも相手が上回りペースを握られる。(どこかで見た展開だ)
・桐光の前線の攻撃がダイレクトでポンポン繋ぐので、実は桐光の方が印象が強い
・4内山が相手の危険なところへ現れ防ぐ。しなやかな守備するなあ。
・10前は中盤で縦横無尽に現れ、強い当たりで相手に自由を与えない。とにかく倒れない。
・9國分がくさびとなり、11松尾、17鈴木が裏を狙う攻撃が目立った。
・よそ見してたら11松尾が裏に抜けててGKと1対1になりゴール。

(後半)
・ゴールから雰囲気がガラリとかわり、パスが回りだす。
・パスのスピードも改善され、ダイレクト、ワンタッチでポンポン回りだし、スタンドが沸く。
・それでも低い位置で奪われることが多く、チャンスは桐光の方が多かった印象。
・3近藤、12濱口の攻撃参加が増え、外からの攻撃回数が増える
・9國分(?)が右サイドから崩しGKと1対1になるもポスト
・遠くてよく見なかったが、右サイドからエリアに進入した選手が倒されPK獲得
・ポストに当たったのか、スタンドが「おおぅ!?おおー!」と変な間が。
2-0で札幌U-18が勝利。

サポのコールで「マッツオ!」と言ってて、名前がカタカナの選手がいると思ったら・・・。
いやー、なかなか面白かったです。

帰りに、横浜駅前の地下街にある本屋に寄ったら、
野々村社長の本が平積みで売ってました。
BBM社の販路だと売ってるものですね。


post by sca25

07:37

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経営状況で見るコンサの現在地11(札幌過去のその他収入)

2013年04月13日

コンサの年度別「商品売上+その他収入」を挙げる。

単位:千円
   商品+他  商品売上 その他売上  営業収益
2005 J2 274,255  84,692 189,563  1,254,522
2006 J2 259,762 101,349 158,413  1,177,492
2007 J2 214,343  87,596 126,747  1,255,637
2008 J1 231,739 105,732 126,007  1,618,761
2009 J2 513,668  70,798 442,870  1,547,962
2010 J2 280,676  65,382 215,294  1,132,577
2011 J2 480,441  68,543 411,898  1,297,160
2012 J1 265,990  68,975 197,015  1,346,944
          
平均
J1期平均 248,865  87,354 161,511  1,482,853
J2期平均 337,191  79,727 257,464  1,277,558
09,11除く 254,461  85,621 168,840  1,297,656

最高
2009 J2 513,668  70,798 442,870  1,547,962

09,11除く最高
2005 J2 274,255  84,692 189,563  1,254,522

★20011年その他収入+アカデミー収入順(千円)
J1:18チーム中、下から6番目。平均764,000。
J2:20チーム中、上から2番目。平均274,000。
J1残留ラインは308~388百万円。J1定着には最低でも4億円が必要と思われる。

09(ダヴィ)、11(ダニウソン)の億単位の移籍金があった当たり年で
ようやくJ1残留ライン突破。

09,11除いた最高年度(274,255千円)でも、ようやくJ2平均(274,000千円)

広告料に匹敵する厳しさ。
しかし、親会社の影響力が大きい広告料営業より、
こちらに力を入れた方が、より潜在需要を掘り起こせる=成長の予感がある。

ファンクラブ会費:成績に左右されやすい。単価4000円/年。下がる一方?
ユース会費 :安定しているが上限がある。単価?円/年
スクール会費:安定しているが競合が多い。単価約5000円/月
選手移籍金 :日本人選手で2~3年に1人。外国人選手で3~5年に1人。
       直近の実績からは外国人選手の方が売上大。
レンタル料 :年1~2人。くすぶってるよりは派遣して売り上げる。
商品売上:一億超えは厳しい。在庫少なく利益率高めで。

スクールやユースの会費で売上3億円以上、利益1億以上というクラブもあるので、ここが手堅い印象。
通年でやっているので、1年通うと5~7万円。年チケ並み。
ここで稼ぐには、通年で使える施設が必要だったんですね。
小学生以下は、試合を見に来るよりスクール通って
楽しさや技術を学ぶくことを優先していただこう。
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経営状況で見るコンサの現在地10(その他収入)

2013年04月13日

まとめにその他収入単独が抜けていたので、追加。
ただし、Jの経営開示情報とコンサの決算報告書で、
その他収入の扱いが異なるので、そこを合わせたい。

Jの経営開示情報では、アカデミー収入とその他収入が分かれており、
商品売上はその他収入に含まれる。

コンサの決算報告書では、商品売上とその他収入が分かれており、
アカデミー収入はその他収入に含まれている。

このため、
Jの「アカデミー収入+その他収入」
コンサの「商品売上+その他収入」
で、比較を行う。

★20011年度J1その他収入+アカデミー収入(百万円)
 アカ+他 割合 アカ その他 営業収益
浦和 1,374 26%  21 1,353 5,382
鹿島 1,320 32% 233 1,087 4,165
G大阪1,258 33% 117 1,141 3,817
横浜FM1,217 35% 425  792 3,463
清水 1,131 36% 295  836 3,118
名古屋1,007 24% 250  757 4,196
木白  939 27%  74  865 3,543
磐田  805 26%  31  774 3,151
川崎F 770 24% 157  613 3,275
神戸  753 37% 219  534 2,059
広島  547 20% 108  439 2,676
C大阪 494 20%  20  474 2,527
仙台  488 23%  67  421 2,097
山形  477 38%  50  427 1,239
新潟  388 17% 118  270 2,227
大宮  308 11% 150  158 2,775
福岡  290 23% 144  146 1,246
甲府  193 13%  29  164 1,465
====================
平均  764 26% 139  625 2,912
札幌  486 37%  41  445 1,297★J2/2011
札幌  267 20%       1,345★J1/2012


★20011年度J2その他収入+アカデミー収入(百万円)
 アカ+他 割合 アカ その他 営業収益
F東京1,337 40% 355  982 3,334
札幌  486 37%  41  445 1,297
京都  446 21% 131  315 2,140
千葉  324 13%  44  280 2,422
東京Ⅴ 282 26%  85  197 1,075
栃木  234 31%  44  190  748
鳥取  216 35%  36  180  610
岡山  215 27%  36  179  797
熊本  200 32%  26  174  631
湘南  184 27%  0  184  670
草津  178 32%  49  129  562
徳島  177 18%  44  133  967
北九州 176 34%  34  142  521
愛媛  175 35%  51  124  499
鳥栖  172 25%  37  135  689
横浜FC 157 15%  31  126 1,046
大分  151 16%  59   92  960
水戸  136 31%  37   99  436
岐阜  130 29%  31   99  448
富山  109 19%  34   75  574
=================
平均  274 27%  60  214 1,021
町田   91 38%  24   67  242
松本  123 31%  0  123  391

札幌  486 37%  41  445 1,297★J2/2011
札幌  267 20%       1,345★J1/2012

★20011年その他収入+アカデミー収入順(百万円)
J1:18チーム中、下から6番目。平均764。
J2:20チーム中、上から2番目。平均274。
J1残留ラインは308~388百万円。J1定着には最低でも4億円が必要と思われる。
 アカ+他 割合 アカ その他 営業収益
札幌  486 37%  41  445 1,297★J2/2011
札幌  267 20%       1,345★J1/2012

2011年はダニウソン移籍金という当たり年だったため、注意が必要だろう。
コンサのその他収入とは主に
「ファンクラブ会費・ユース会費・スクール会費・選手移籍金・レンタル料・その他」を指す。
これに商品売上を加えて、どこれに収入を増やす可能性があるのだろう?


経営状況で見るコンサの現在地9(札幌過去の興行収入+広告料収入)

2013年04月12日

過去10年の興行収入+広告料収入を調べた。

2003年12月に「コンサドーレ札幌強化計画」が策定された。
この年度以降の興行収入と広告料収入を並べてみた。
    興行収入 広告料収入(千円)
2003 J2 481,240(2 416,120 
2004 J2 378,194  421,975 
2005 J2 402,355  404,586 
2006 J2 358,693  445,774 
2007 J2 464,358(3 432,816 
2008 J1 520,248(1 605,310(1
2009 J2 355,113  560,797(2
2010 J2 305,385  439,952 
2011 J2 310,544  399,003 
2012 J1 396,819  475,304(3

J1最高  520,248  605,310
J2最高  481,240  560,797

★2011年広告料収入順(千円)
J1では、18チーム中、下から2番目。平均1,313,000。
⇒過去10年の最高をもってしても、J1の平均以下。

★2011年入場料収入順(千円)
J1では、18チーム中、下から3番目。平均  605,000。
⇒過去10年の最高で、ようやくJ1の平均。

広告料は、親会社の影響力がどれだけ絶大かが、より鮮明になった。
これまでと同じやり方・考え方では、この辺りが限界なのだろう。
だからといって、これらの営業を緩めるわけにいかない。
では、どうすればいい?

億単位でどうするか?では、腰が引いてしまうけれど、
「数百円の商品を営業担当が売り歩き、数千億の売上に積みあがっている。」
こういう感覚で考えれば、何かできそうと思ってしまう。


おまけ。
2001年はドーム開業、2002年はW杯と、全く参考にならないが挙げてみた。
    興行収入 広告料収入 (千円)
2001 J1 710,294 516,968(ドーム開業)
2002 J1 711,219 570,077(W杯)
・・・50年に1度の椿事が2年連続起きたようなものなのですね。


経営状況で見るコンサの現在地8(札幌だけまとめ)

2013年04月10日

札幌だけまとめてみた。
Jリーグが公開している「個別経営情報開示資料」からのまとめ。
2012年の札幌データは、「有価証券報告書」から。

J1で下から3番目と4番目の間を1つの基準として、「残留ライン」とした。

★2011営業収益順(百万円)
J1では、18チーム中、下から3番目。平均2,912。
J2では、20チーム中、上から4番目。平均1,021。
J1残留ラインは2,000百万円。J1定着には最低でも20億円が必要と思われる。
(札幌  1,297★J2/2011)
(札幌  1,345★J1/2012)

★2011年広告料収入順(百万円)
J1では、18チーム中、下から2番目。平均1,313。
J2では、20チーム中、上から8番目。平均  484。
J1残留ラインは700百万円。J1定着には最低でも7億円が必要と思われる。
(札幌  399 ★J2/2011)
(札幌  475 ★J1/2012)

★2011年営業収益に締める広告料収入の割合順(百万円)
J1では、18チーム中、下から2番目(優秀)。平均45%。
J2では、20チーム中、下から1番目(最優秀)。平均47%。
40%を切ると親会社やスポンサー様に依存しすぎずバランスがとれている。
 広告料割合 収入(百万円)  営業収益
(札幌  31%  399  1,297★J2/2011)
(札幌  35%  475  1,345★J1/2012)

★2011年入場料収入順(百万円)
J1では、18チーム中、下から3番目。平均  605。
J2では、20チーム中、上から4番目。平均  165。
J1残留ラインは400百万円。J1定着には最低でも4億円が必要と思われる。
入場料収入 試合経費 興行粗利 売上利益率
(札幌  310  205  105  34%★J2/2011)
(札幌  396  281  115  29%★J1/2012)

★2011年客単価(円)
J1では、18チーム中、下から2番目。平均2,123。
J2では、20チーム中、上から6番目。平均1,352。
J1残留ラインは1,800円。J1定着には最低でも1,800円が必要と思われる。
 客単価(円) 興収(百万円) 入場者数 試合数
(札幌  1,557  310  199,162  19★(J2/2011))
(札幌  1,786  396  222,192  20★(J2/2011))


★2011年アカデミー関連収入順(百万円)
J1では、18チーム中、下から4番目。平均139。
J2では、20チーム中、上から10番目。平均 60。
J1残留ラインは70百万円。J1定着には最低でも7千万円が必要と思われる。
利益を生むには1億必要と思われる。
 関連収入 運営経費 粗利 売上利益率
(札幌  41  56  -15  -37%★J2/2011)

★20011年その他収入+アカデミー収入順(百万円)(4/13追記)
J1:18チーム中、下から6番目。平均764。
J2:20チーム中、上から2番目。平均274。
J1残留ラインは308~388百万円。J1定着には最低でも4億円が必要と思われる。
 アカ+他 割合 アカ その他 営業収益
札幌  486 37%  41  445 1,297★J2/2011
札幌  267 20%       1,345★J1/2012
2011年はダニウソン移籍金という当たり年だったため、注意が必要だろう。


これを書いて思ったこと。
列挙した「残留ライン」を超えたことが過去にあったのだろうか?
それぞれの収入の限界点をクラブの潜在能力と位置付けて着目したい。
2005~2012年までは予算実績があるが、それ以前が見つからないので捜索中。


経営状況で見るコンサの現在地7(アカデミー収入)

2013年04月09日

★2011年J1アカデミー関連粗利順(百万円)
 関連収入 運営経費 粗利 売上利益率
清水  295  127  168  57%
横浜FM 425  295  130  31%
神戸  219  100  119  54%
大宮  150   61   89  59%
鹿島  233  144   89  38%
名古屋 250  174   76  30%
福岡  144   71   73  51%
川崎F  157   95   62  39%
木白   74   36   38  51%
G大阪  117   80   37  32%
甲府   29   17   12  41%
新潟  118  117   1   1%
仙台   67   71   -4  -6%
山形   50   62  -12  -24%
磐田   31   47  -16  -52%
広島  108  125  -17  -16%
C大阪  20   56  -36 -180%※
浦和   21   67  -46 -219%
===============
平均  139  97      

※ユースチーム、サッカースクール、アカデミーを一般社団法人に移管。
 他にもあると思われるが調べてないので割愛。

清水、横浜FM、神戸が驚異の粗利1億超え。
清水、神戸は利益率も50%超え。
これはすごい。
ブランド力や歴史など様々な要素があるが、
これだけの利益を生む仕掛けを学ぶ価値は大いにある。
大宮、福岡も利益率が50%を超え50百万以上の利益を生む優良事業となっている。

C大阪は別法人化されている(浦和も?)ようなので、これは別に調べる価値がありそうだ。


★2011年J2アカデミー関連粗利順(百万円)
  収入 運営経費 粗利 売上利益率
F東京 355  239  116  33%
東京V  85  38  47  55%
愛媛  51   8  43  84%
水戸  37   8  29  78%
熊本  26   0  26  100%
徳島  44  19  25  57%
岡山  36  16  20  56%
栃木  44  26  18  41%
富山  34  16  18  53%
北九州 34  16  18  53%
鳥栖  37  20  17  46%
岐阜  31  18  13  42%
鳥取  36  24  12  33%
横浜FC 31  21  10  32%
千葉  44  35   9  20%
京都  131  126   5   4%
湘南   0   0   0   0%
草津  49  51  -2  -4%
大分  59  68  -9  -15%
札幌  41  56  -15  -37%
===============
平均  60  40    
町田  24   0    (参考)
松本   0   0    (参考)

FC東京は都内でネットワークを形成し、こちらも優良事業と言える。
東京Vに至っては、ここが最後の拠り所になっているようだ。
そして札幌は・・・ここで赤字とは、非常に残念。
経費が嵩むのは強化のために遠征が多いことが一因と考えられるが、
それ以上に収入の低さが際立つ。
愛媛、徳島、草津より下とは知らなかった。
千葉もこんなに低かったんですね。


経営状況で見るコンサの現在地6(客単価)

2013年04月08日

★2011年J1客単価順(円)
 客単価(円) 興収(百万円) 入場者数 試合数
浦和  2,807  1918  683,266  21
名古屋 2,738  814  297,260  19
鹿島  2,698  754  279,459  18
仙台  2,427  689  283,943  18
木白  2,280  482  211,362  18
横浜FM 2,117  795  375,607  19
G大阪  2,109  597  283,093  18
大宮  1,986  325  163,663  18
磐田  1,960  424  216,304  19
甲府  1,947  421  216,274  18
広島  1,933  458  236,945  18
清水  1,818  522  287,194  19
C大阪  1,816  449  247,201  18
川崎F  1,751  554  316,371  19
山形  1,724  282  163,539  19
神戸  1,703  392  230,166  18
福岡  1,697  308  181,465  18
新潟  1,548  701  452,860  18
===============
平均  2,123  605  284,776  
(札幌  1,557  310  199,162  19★(J2/2011))
(札幌  1,786  396  222,192  20★(J1/2012))

※入場者数と試合数にはナビスコ杯含む。コンサ2012も同様。

浦和、名古屋、鹿島、仙台の2400円超えの秘訣を調べる価値がありそう。
収容率も一因だろう。
柏、大宮はスタジアムが狭いことで指定席にも客が流れ単価が上がっていると推測。
入場者数が鹿島<新潟で17万人も差があるのに、興行収入では鹿島>新潟。
地方都市の厳しさと過去の積み上げの差なのか。
新潟は過去の配布の影響もあり、客単価上昇に苦戦しているようだ。
2000円が1つの目安となりそう。


★2011年J2客単価順(円)
 客単価(円) 入場料(百万円) 入場者数
千葉  2,001  368  183,911
大分  1,948  325  166,807
東京V  1,678  182  108,482
京都  1,664  199  119,591
F東京  1,651  551  333,680
札幌  1,557  310  199,162★
鳥取  1,383   97   70,152
横浜FC 1,341  147  109,632
草津  1,278   78   61,018
湘南  1,274  168  131,918
栃木  1,204  113   93,848
鳥栖  1,130  166  146,893
北九州 1,013   78   76,976
水戸   943   60   63,637
岡山   921  127  137,911
徳島   910   90   98,925
愛媛   803   53   66,022
富山   787   49   62,233
岐阜   754   59   78,273
熊本   638   84  131,624
===============
平均  1,352  165  122,035

(札幌  1,786  396  222,192  20★(J1/2012))

千葉は大きすぎない専スタで、単価の安い席を多くしすぎない、指定席も見やすい、
という利点を活かしているようだ。
鳥栖も専スタだが、少し大きすぎるのか、安い席しか埋まらないのだろうか。
上昇機運に乗った時の潜在能力があると捉えるべきか。
地方クラブで陸上競技場だと客単価が低い傾向。
1000円切っているクラブの起爆剤は、専スタなのかJ1昇格なのか昇格争いなのか。
よいサッカーをしている、J2上位に食い込むだけでは足りないのだろう。
妙案やいかに。


岡山戦の雑感(ひとりごと)

2013年04月07日

せっかく生中継を見たので、たまには試合のことでも。

(雑感まとめ)
裏を狙うとき以外、パスが出る直前までボールを貰う動きがない。動く人数が少ない。
キープしてパスを出すまでに相手の動きを止める様なフェイクがないのでプレスしやすい。
縦パスのスピードが遅いのでカットしやすい。
テレは後半になると緩慢さが顕著になる。
深井はキープがいまいちで判断が遅い。正確には狙われやすい。

以下、試合中メモ。
・深井あっさり取られすぎ。狙われてる。
・河合フリーで左足パス不正確。パスカットされる。
・上里ふかしすぎ
・奈良PA左外で2人に囲まれて獲られる
・杉山とパウ衝突。杉山声出せ
・前がDF裏へ出すが大きすぎ
・前、関戸にスピード負けてる
・パウ、引いた挙句にそれよけるの?でもシュートが上回りましたね。
・奈良縦パス弱い。そりゃ獲られるわ。
・小山内最終ラインが持ったとき上がるのはやい(いや後ろでもらうために一度上がった)。
・小山内ライン際でのダイレクトバックパスをチョンボして割る。
・奈良狭いとこ狙ってる割に縦パス弱い。
・左サイドの攻撃が単調で読みやすいので相手はストレートなプレスで楽。
・前と深井が狙われてる。
・宮澤が右に左に現れる
・小山内GKへの戻しヘッドがGKにいってないし
・杉山スロー後狙われてる。投げるフェイクすればいいのに。
・小山内センタリング戻されすぎ
・小山内中へのパスミス
・解説がテレ選手はドリブルで突破するのが得意と


・ラインが崩れてる
・砂川クロスが素晴らしい
・宮澤それトラップするのか
・上原風計算してくれ
・パウパスカット増えてきた
・パウ飛ばなくても強い
・テレ強いが周りの動きが連動してない
・奈良出しどころを探すも見つけられず出してしまう
・小山内当たり負け。体を入れるとき腰が高いと飛んだと思われるわ。
・小山内ナイスカット。
・テレのキープが緩慢になってきた
・小山内と内村の動きが被る
・宮澤いちいち当たり負けするな。
・テレ倒れず突進せえよ
・宮澤が左でキープしたときに突っ立ってるテレ内村砂川
・テレが2枚引きずり出してつぶれ役になり裏に2枚絡む理想的な形で内村ゴール
・小山内のセンタリング合わず
・上里と内村の意識がビッタリあった裏を狙った動きでゴール。
・奈良がチャレンジするも届かず裏をつかれて崩され失点
・パウ強い
・テレのダイレクトで裏へ完璧な落としから内村はずす
・小山内それは出るところではない
・テレ宮澤の寄せが遅れ左CKからやられる
・奈良突っ込みすぎ
・上原ロングスローすっぽ抜ける
・河合センタリング→パウ脅威の高さで競り勝って流す→内村触る→中林スーパーセーブ!


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経営状況で見るコンサの現在地5(入場料収入)

2013年04月07日

入場料収入。
興行単体での粗利についても触れておきたい。
試合関連経費だけを売上原価とすることがいまいちなのは承知の上。
公開情報から整理した目安ということで。
★2011年J1入場料収入順(百万円)

入場料収入 試合経費 興行粗利 売上利益率
浦和  1918  615  1303  68%
名古屋 814  316  498  61%
横浜FM 795  322  473  59%
鹿島  754  360  394  52%
新潟  701  276  425  61%
仙台  689  117  572  83%
G大阪  597  334  263  44%
川崎F  554  165  389  70%
清水  522  192  330  63%
木白  482  153  329  68%
広島  458  218  240  52%
C大阪  449  348  101  22%
磐田  424  323  101  24%
甲府  421   84  337  80%
神戸  392  186  206  53%
大宮  325  313   12   4%
福岡  308  101  207  67%
山形  282   97  185  66%
============
平均  605  251  354  59%
(札幌  310  205  105  34%★J2/2011)
(札幌  396  281  115  29%★J1/2012)

※2012札幌の試合経費は[決算報告書/興行原価]より抜粋したため、
 Jの[試合関連経費]より20百万ほど多い見込み

浦和が大箱を見事に活かした興行でダントツ。
興行だけで13億もの粗利とは凄まじい。
粗利だけで札幌の営業収益(1,297)を超えている。
名古屋や鹿島も大きい専スタを持つ優位性を活かしている。
仙台も好成績なのだが、試合関連経費が低い要因を探らないと、正確な判断ができない。
新潟に至っては、陸上競技場でもこれだけの入場料収入を得ている。
逆に、神戸、大宮、福岡は専用スタジアムなのに低調。
専スタというだけではなく、チームのパフォーマンスや、試合前のイベントなど含めた
総合的な興行で楽しませないと辛いということか。
確かに大宮のピッチまでの近さは素晴らしいが、
外周が狭くてイベントをやろうにも辛そうだった記憶がある。
スタジアムはピッチ上だけでなく、外側でも稼がねばならないと気付かされる。
スタについては、Jの試合以外の日でどれだけ収入を得られるのか?
その結論がドームなんでしょうねぇ。

★2011年J2入場料収入順(百万円)
入場料収入 試合経費 興行粗利 売上利益率
F東京  551  305  246  45%
千葉  368  162  206  56%
大分  325   67  258  79%
札幌  310  205  105  34%★
京都  199  174   25  13%
東京V  182  141   41  23%
湘南  168   62  106  63%
鳥栖  166   48  118  71%
横浜FC 147   75   72  49%
岡山  127   57   70  55%
栃木  113   81   32  28%
鳥取   97   53   44  45%
徳島   90   45   45  50%
熊本   84   50   34  40%
草津   78   52   26  33%
北九州  78   49   29  37%
水戸   60   34   26  43%
岐阜   59   43   16  27%
愛媛   53   18   35  66%
富山   49   55   -6  -12%
==============
平均  165  89  76  46%
町田   30  15  15  50%(参考)
松本   74  28  46  62%(参考)
(札幌  396  281  115  29%★J1/2012)

FC東京の粗利が思ったほど高くなくJ1の平均以下。どこで稼いでいるんだろう?
札幌は、J2では上位の入場料収入。
しかし、粗利1億、売上利益率34%では低調と言わざるを得ない。
ドーム効果が表れています。
大分の利益が高いのは、競技場利用料の減免が効いていると思われる。
スタジアム利用料については別途調べないと、このデータの真実が見えない。
鳥栖、湘南は、興行での高収益体質を確保している。どんな仕掛けなのだろう?
富山、がんばれ。


いいねとフォロワーはどのくらい?(4/6)

2013年04月06日

(4/6 12:00時点)
facebook
6,203人がコンサドーレ札幌について「いいね!」と言っています。
(3/20から+230)
他のクラブと比較しないと多いのかよく分からないですね。
ということで岡山のfacebookアカウントを探したら5,829だった。
ログインできないから分からなかったが、これ公式なのかな?

twitter
  ツイート フォロー フォロワー
奈良 591 122 3176(+55)※期間中tweetなし。
日高 142 2885 2737(+52)※期間中tweetなし
榊   94 2169 2118(+152)
櫛引 256 120 1862(+119)
神田 1513 218 1830(+114)
堀米 1779 238 1577(+121)
荒野 697 286 1508(+67)
小山内183 165 1457(+45)
永坂 894 233 1071(+80)
深井 379 143 1053(+80)
中原 716 288 1048(+79)
松本 268  89  673(+174)
(カッコ内は3/12からの増減)

出場している選手の方が増えてますね。
松本が最も増えている。


経営状況で見るコンサの現在地4(興行+その他収入)

2013年04月06日

少し視点を変えて、広告料とJリーグ配分金を除いた収益では、どうなるのか?
広告料収入は親会社やスポンサー企業規模による補正、
Jリーグ配分金は1部/2部の違いや放映権分配の補正がかかるため、
これらを除いたサッカーにまつわる事業規模の目安としてみた。

★2011年J1入場料収入+アカデミー収入+その他収入の合計順(百万円)
 広告と配分金除く 営業収益
浦和  3,293  5,382
鹿島  2,074  4,165
横浜FM 2,012  3,463
G大阪  1,855  3,817
名古屋 1,821  4,196
清水  1,653  3,118
木白  1,435  3,543
川崎F  1,324  3,275
磐田  1,229  3,151
仙台  1,177  2,097
神戸  1,145  2,059
新潟  1,089  2,227
広島  1,005  2,676
C大阪   943  2,527
山形   759  1,239
大宮   633  2,775
甲府   614  1,465
福岡   598  1,246
============
平均  1,370  2,912
(札幌  796  1,297★J2/2011)
(札幌  662  1,345★J1/2012)

浦和が突出。
山形が営業収益最下位脱出して大宮より上に。これはすごい。
全体的に歴史がありバックボーンが強いクラブが上位に。
仙台、新潟は大健闘と言える。
仙台、新潟、山形のビジネスモデルは調査の価値が高そう。

★2011年J2入場料収入+アカデミー収入+その他収入の合計順(百万円)
広告と配分金除く 営業収益
F東京 1,888 3,334
札幌  796 1,297★
千葉  692 2,422
京都  645 2,140
大分  476  960
東京V  464 1,075
湘南  352  670
栃木  347  748
岡山  342  797
鳥栖  337  689
鳥取  313  610
横浜FC 304 1,046
熊本  284  631
徳島  267  967
草津  256  562
北九州 254  521
愛媛  228  499
水戸  196  436
岐阜  189  448
富山  158  574
==========
平均  439  1,021
町田  121  242(参考)
松本  197  391(参考)
(札幌  662  1,345★J1/2012)

FC東京が突出。J1でも5番目に入る。
3億を切っているクラブは、本当に大変だろう。
2011年の札幌は、移籍金収入(ダニウソンの推定二億?)があったとはいえ、
J2では、かなり高い事業収入を得ていることがうかがえる。
千葉や京都より上とは思わなかった。

こうして見ると、札幌は興行収入とその他収入に依存している傾向がある。
その中でクラブが最も投資効果が高いと考えているのが【その他収入】と私は捉えている。
表向きは興行収入が最大の課題と言っているけれど、広告料収入とともに成績や経済状況に
左右されやすいので、【その他収入】で手堅く売り上げることが大切で、ここが柱となるクラブは
財政面でとても強くなるのではないだろうか。
その他収入とは主に
「ファンクラブ会費・ユース会費・スクール会費・選手移籍金・その他」を指す。
これらの中で対投資・費用効果が高く手堅い収入とは?
他にもいろいろありそうですね。


経営状況で見るコンサの現在地3(広告料収入依存度)

2013年04月05日

広告料に依存しているか確認するため、営業収益に締める広告料収入の割合順に並べ替えてみた。
★2011年J1営業収益に締める広告料収入の割合順(百万円)
 広告料割合 広告収入  営業収益
大宮  69%  1,924  2,775
C大阪  54%  1,361  2,527
磐田  54%  1,695  3,151
広島  54%  1,439  2,676
川崎F  53%  1,738  3,275
木白  53%  1,878  3,543
名古屋 51%  2,136  4,196
G大阪  46%  1,739  3,817
鹿島  44%  1,839  4,165
甲府  43%   635  1,465
新潟  41%   919  2,227
清水  39%  1,228  3,118
福岡  35%   441  1,246
横浜FM 35%  1,197  3,463
神戸  34%   708  2,059
浦和  34%  1,821  5,382
仙台  33%   682  2,097
山形  21%   258  1,239
==============
平均  45%  1,313  2,912
(札幌  31%  399  1,297★J2/2011)
(札幌  35%  475  1,345★J1/2012)

大宮が驚異の7割!経営不振で主要スポンサーが撤退!となったらどうするんだろう?
山形が驚異の2割!むしろこれは凄いことなのではないだろうか。
福岡、横浜FM、神戸、浦和、仙台、山形は、広告料に依存しすぎないバランスのとれた経営状態がうかがえる。
それでも広告料収入が多いに越したことはないのだけれど。


★2011年J2営業収益に締める広告料収入の割合順(百万円)
  割合  広告収入 営業収益
千葉  67% 1,622 2,422
京都  65% 1,395 2,140
徳島  62%  603  967
横浜FC 61%  643 1,046
富山  57%  327  574
東京V  49%  522 1,075
岡山  45%  362  797
栃木  41%  306  748
大分  41%  392  960
F東京  40% 1,336 3,334
熊本  39%  244  631
草津  38%  213  562
鳥栖  37%  253  689
愛媛  35%  175  499
岐阜  34%  153  448
湘南  34%  227  670
北九州 34%  176  521
鳥取  32%  193  610
水戸  31%  135  436
札幌  31%  399 1,297★
===========
平均  47%  484 1,021
町田  48%  117  242(参考)
松本  50%  194  391(参考)
(札幌  35%  475  1,345★J1/2012)

千葉、京都、徳島、横浜FCは、6割を超え、広告料収入に依存しているのが分かる。
富山も高いのだが、入場料など他の収入が低すぎるための数値という印象。
40%以下のクラブは、バランスの良さがうかがえる。
札幌は、広告料収入への依存度が2011年当時のJ2では最も低かった。
金額はともかく、バランスは取れていると言えるだろう。


経営状況で見るコンサの現在地2(広告料収入)

2013年04月04日

コンサの有価証券報告書が掲載されていた。
先週は無かったので今週のどこかで出たのだろう。

今回は興行収入に注目。

★2011年J1広告料収入順(百万円)
 広告料収入 営業収益
名古屋 2,136 4,196
大宮 1,924 2,775
木白 1,878 3,543
鹿島 1,839 4,165
浦和 1,821 5,382
G大阪 1,739 3,817
川崎F 1,738 3,275
磐田 1,695 3,151
広島 1,439 2,676
C大阪 1,361 2,527
清水 1,228 3,118
横浜FM1,197 3,463
新潟  919 2,227
神戸  708 2,059
仙台  682 2,097
甲府  635 1,465
福岡  441 1,246
山形  258 1,239
============
平均 1,313 2,912
(札幌 399 1,297★J2/2011)
(札幌 475 1,346★J1/2012)

営業収益のうち、広告料収入順に並べ替えてみた。
世界的企業が主要スポンサーの名古屋は納得。
大宮が2番目に浮上。こちらも世界的通信企業がスポンサーだから?
横浜FMは他と比べると低めで、広告料に依存しない経営へシフトしている様子がうかがえる。
他と比べると低いが、土地柄を考えると甲府が意外に多く感じる。

★2011年J2広告料収入順(百万円)
 広告料収入 営業収益
千葉 1,622 2,422
京都 1,395 2,140
F東京 1,336 3,334
横浜FC 643 1,046
徳島  603 967
東京V 522 1,075
札幌  399 1,297★
大分  392 960
岡山  362 797
富山  327 574
栃木  306 748
鳥栖  253 689
熊本  244 631
湘南  227 670
草津  213 562
鳥取  193 610
北九州 176 521
愛媛  175 499
岐阜  153 448
水戸  135 436
========
平均  484 1,021
町田  117 242(参考)
松本  194 391(参考)

札幌の広告料収入がとても低く見える。
地方クラブにとって、広告料収入が増える余地があまりない
(広告料単価は全国企業が揃う首都圏から比べると圧倒的に低い)ので、
4億を超えることはあっても、5~6億を見込むのは厳しいだろう。
北海道ブランドを活用した広告料収入モデルを構築せねばと考え込む。