2015年12月31日
サツドラとコンサ、 電力参入 共同で新会社、4月から契約仲介 http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0218507.html 道新の一面に載ったらしい、この話題。 久々に地元の一般紙の一面を飾ったので、ツイッターなどで拡散しまくるのは、サポーターの役割です。 さて、Jクラブから新電力へ直接出資する形としては、湘南、水戸に続く3例目となりました。 湘南ベルマーレは、2014年9月に湘南電力を共同出資で設立。 ベルマーレの出資比率は1%。 http://www.eneres.co.jp/pr/20140918.html http://www.bellmare.co.jp/111396 水戸ホーリーホックは、2015年1月に水戸電力を共同出資で設立。 http://www.smart-tech.co.jp/news_all.html#20150424 http://www.mito-hollyhock.net/?p=17618 再生可能エネルギーとかグリーン電力というキーワードでは、多くのクラブが様々な活動してますが、 出資となるとビッグな親会社を持つクラブは既得権益の都合で新電力への出資なんてできませんから、 今回のケースは地方クラブならではの活動といえます。 湘南電力も水戸電力もパートナーシップ契約してますから、そういう形が表れるかと思いますが、億単位でのスポンサーになるとは思えないので、スタジアム看板とかイベント冠スポンサーとかマッチデースポンサーになるかと。 ものすごく遠回しに後方支援した身としては、形になって何よりです。
2015年12月25日
2006年末は、年明け1/4でした。 2008年末は、12/20と早かったものの少なくて、年明けに2回目がありました。 2014年末は、休業日より遅い12/30に発表。 昨年の流れを汲むと、12/29か30になりそうですね。
2015末:休業日12月26日(土) ⇒?/?契約合意選手発表 2014末:休業日12月27日(土) ⇒12/30契約合意選手発表 http://www.consadeconsa.com/2013/12/30/180520/ http://www.consadole-sapporo.jp/news/2015017606/ 2013末:休業日12月28日(土) ⇒12/30契約合意選手発表 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2013/12/015896.html 2012末:休業日12月29日(土) ⇒12/28契約合意選手発表 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2012/12/013723.html 2011末:休業日12月29日(木) ⇒12/28契約合意選手発表 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2011/12/011667.html 2010末:休業日12月30日(木) ⇒12/28契約合意選手発表 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2010/12/009829.html 2009末:休業日12月30日(火) ⇒12/29契約合意選手発表 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2009/12/009039.html 2008末:休業日12月30日(火) ⇒12/20契約合意選手発表なし http://www.consadole-sapporo.jp/news/2009/01/008474.html ※1/17にも追加発表。1回目は少なかったので http://www.consadole-sapporo.jp/news/2009/01/008474.html 2007末:休業日12月29日(土) ⇒12/25契約合意選手発表 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2007/12/007872.html 2006末:休業日12月29日(金) ⇒1/4契約合意選手発表 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2007/01/007438.html ※年末まで天皇杯関連の更新があったので、それどころではなかった模様 ※始業日:1月3日(水) 2005末:休業日、契約合意選手発表ともになし ※12月の更新内容がほとんどないので不明 2004末:休業日、契約合意選手発表ともになし ※更新頻度自体が今より少ない。
余談。 2009年末に発表された 2010コンサドーレ札幌 契約合意選手について(12/29現在) を見ると、今でも札幌に残っている選手は、以下の5人でした。 MF砂川(2015引退)、MF上里、MF古田(2015移籍)、FW上原、FW内村 来季は3人のみ! 当時は今よりもユース卒選手が少なかったとはいえ、 5年後も残っている選手って、どのくらいいるんでしょうね。
2015年12月25日
12月15日号 週間アクセスランキング 集計期間 12月8日~12月14日 【 】内の数字が一週間のアクセス数です。 28コンサBizラボ 【1218】⇒更新なし★(最終更新(12/4) 週間アクセスランキングより この週間アクセスランキング上位ブログの更新頻度と 1記事あたりの平均アクセス数を調べてみました。 自分は、1記事平均500~700くらいのアクセスです。 コンスタントに1000を超える方は、すごいなあ。
アクセス上位かどうかはともかくw、「コンサbizラボ」をしばらく放置してるのに アクセス数が1000を超え、アクセスランキングに載っていました。 本音としては、最低でも週間4000は超えてほしいのですが、こんなものでしょう。 「更新してなくてもアクセスを増やす」というのは、当ブログの狙い通りであり、 毎日更新とか、ネタ切れとか、時事ネタを早くといった風潮に対して 真っ向から対抗する姿勢と成果を表しているものと思っております。 「サポーターが記事をアップし→アクセス(PVとUU)を増やす→広告価値を高める ⇒広告料収入の一部がクラブに還元される」 というコンサドーレ・オフィシャル・ブログのコンセプトに感銘を受けて始めた当ブログですが、 自分のブログを開設当時に感じた課題に対する対策を考慮した上で、記事を書くようにしています。 その課題とは・・・ 「アクセスが少ない」→PVが増えない→広告価値減→クラブ収入が増えない 「いつも同じメンバーが閲覧してる」→UUが増えない→広告価値減→クラブ収入が増えない ※PV=Page View →Webページにアクセスされた回数。同じ人が2回見たらカウント2。 ※UU=Unique User→Webページにアクセスした人の数。同じ人が2回見たらカウント1。 では、いつもと同じ人以外に読まれて、アクセス数を増やすにはどうすべきか? 最も効果があるのは、2つ。 1)Yahoo!トピックスの関連記事としてリンクが張られる。 2)SNSでリンクが拡散される。 1)は、3回載りました。(レコンビン、小野、Jsgoal) 年3回を目指していただけに、自分の力不足にガッカリ。 2)は、煽ったタイトルの時に、誰かが拡散したようです。 自分はSNSを使用しないので、いつどの記事が拡散してるか押さえていませんが。 直近では都倉邪魔ネタはコメントがたくさん。 でも、これらは基本的にタイムリーなネタで攻めたときしか効果は期待できません。 これを追求してると、○キサカ、○ットボールチャンネルあたりと対抗することになるので、得策ではありません。 1分1秒を争うほど張り付いて記事UPできませんし。 ならば、それとは真逆の発想で対応する必要があると考え、 「更新してなくてもアクセスを増やす」 という方針となりました。 ここで打ち出した方針が、「1度読んだらそれで終わりの記事」ではなく、 「毎年1度は多くの人の目に触れられる記事」でした。 サッカーのリーグ戦は毎年行われ、1年の中で決まった時期に決まった話題があります。 1月体制発表と移籍と新入団、2月キャンプ、3月開幕、4~6月試合 7月夏の移籍、8~10月試合、11月シーズンクライマックス、12月移籍、など。 これが毎年繰り広げられるわけですから、そこで毎年注目される記事をUPしておけば、 毎年一定のアクセスがあると考えたわけです。 あとは、それにたどり着くプロセスを研究するだけでした。 プロセスは「検索」に見出しました。 具体的には「サッカーの検索キーワード上位」で「検索結果のtop10に表示」されること。 たとえば「コンサドーレ 小野」みたいな感じです。 ただ、検索されやすいワードだと、○キサカなどのメディアが書いた記事に負けますから、 それらのメディアが報じない=ニッチなネタに着目したのです。 それが何なのかは、今は公表しませんが、サッカーやJリーグやコンサドーレにまつわる検索をすると、top10に当ブログの記事が表示され、そこでアクセスされることを目標としてきました。 なので「ある日だけ瞬間的に2000アクセス」のような記事ではなく、 「毎年決まった時期に1か月で2000アクセス」のような記事を書くようになりました。 その研究のため、コンサブログのトップページに来ることは滅多になく、 検索してコンサブロガーさんの記事がヒットすると、コメントを残すようになりました。 このようなアプローチで考えていると、 「コンサ好き以外の人がコンサドーレの話題に触れようとしても、なかなか思うように行き着かない」 というのが分かってきました。 もう少し厳密に言うと 「クラブやサポーターが伝えたいことと、そうでない人が知りたいことにギャップがある」 というものです。 ここを適切に埋めるため、「コンサドーレ札幌」をキーワードに検索する人は、 コンサドーレ札幌の何を検索したいのかを分析し、自分のブログ記事のタイトルに活かす事になります。 つまり、私が書きたいことと、コンサ好きじゃない人を結びつけるために、 検索でヒットしやすいブログタイトルをつけるようになったのでした。
2015年12月25日
12月24日は北海道のサッカーの歴史が変わった日です。 北海道コンサドーレ札幌アドベントカレンダー2015に参加しています。 当初は「サポーターが負うべき毎年のノルマとは?」をテーマにしようと思いましたが、こんな話をしても盛り上がらないので、今年自分が注力した「北海道のサッカー史」について触れることにしました。 自分が調べていたのは、 「北海道サッカー界全カテゴリの過去の全国大会で、最も好成績だったのは、どの世代のどのチームだったのか」 というものです。 コンサドーレ札幌サポーターなら、 2012年のJユースカップでコンサドーレ札幌U-18が優勝し、 北海道の全カテゴリーにおいて初めて日本一になったことは記憶に新しいところです。 では、過去どこまで惜しいところまで行ったのか? 実はそれ以外にも優勝してるのでは? それを確かめるために、4種(小学/ジュニア)、3種(中学/ジュニアユース)、2種(高校/ユース)、1種(社会人、大学)の全カテゴリのあらゆる全国大会の成績を調べるという膨大な作業になりました。 でもまあ、同じこと考えてる北海道民が1人くらいいるだろうと調べていたら、 JスポーツのJリーグ中継プロデューサーでおなじみ、土屋さんがすでに調べておられたので、そちらを中心に抜粋します。本文読まれたい方は↓からご覧ください。 http://www.jsports.co.jp/football/jleague/blog/log/staff-blog/post-18/
■小学生。 全日本少年サッカー大会の北海道勢最高成績は、 2000年の第24回大会で札幌FCが挙げた準優勝。 決勝で山田大記(磐田)を擁する浜松JFCに敗れ、あと一歩で頂点を逃す。
■中学生。 全国中学校サッカー大会の北海道勢最高成績は、 2013年 第44回大会で伊達市立伊達中学校が準優勝しています。 http://www.jfa.or.jp/match/matches/2013/0824chugaku_taiiku/ 次に惜しかったのは、2002年の第33回大会で登別市立緑陽中学校が挙げた3位。 準決勝で桐蔭学園中に1-6で敗れて決勝進出ならず。 登別の緑陽中といえば現在コンサドーレ札幌に所属するCB櫛引一紀の出身中学ですね。 もう1つの中学年代日本一を決める 高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会の北海道勢最高成績は、 コンサドーレ札幌U-15が2002年、2003年、2008年と 3回の決勝進出でいずれも敗れた準優勝。 2002年は西大伍(鹿島)とハーフナー・マイク(甲府)を、 2009年は昨日の高円宮杯プレミアにも出場していた 堀米悠斗、中原彰吾、神田夢実、深井一希らを擁して、決勝にチャレンジしましたが、 3回とも1点差での惜敗。優勝には届いていません。
■高校生。 全国高校サッカー選手権大会の北海道勢最高成績は、 1978年の第57回大会で室蘭大谷が挙げた準優勝。 決勝で古河第一に敗れ、優勝はなりませんでした。 また全国高校総体、いわゆるインターハイでは こちらも室蘭大谷が1981年と1985年に記録した準優勝が最高成績。 1985年と1986年の室蘭大谷は 2015年現在ロアッソ熊本U-18の監督を務める財前恵一と、 ヴィッセル神戸U-18の監督を務める野田知の2人を擁していましたが、 インターハイは前述の準優勝。 選手権も86年は国見に準決勝で敗れ、3位に終わっています。 また、高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会の北海道勢最高成績は、 2005年にコンサドーレ札幌U-18が挙げた準優勝。 キャプテンの藤田征也(新潟)、西大伍(鹿島)の2人も 東京ヴェルディユースに抑え込まれ、4-1で完敗。 高円宮杯プレミアリーグ・イーストは、 コンサドーレ札幌U-18が制覇したのが、 2011年(奈良竜樹、荒野拓馬、小山内貴哉、榊翔太、前貴之がいた)の札幌U-18。 この年のプレミアリーグ・チャンピオンシップで敗れて惜しくも日本一にはなれず。 翌2012年はプレミア・イースト2位でした。 さらに、日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会、通称"クラ選"は 2001年にコンサドーレ札幌U-18が挙げた準優勝が最高位。 Jリーグユース選手権大会、通称"Jユースカップ"は 2000年と2002年にコンサドーレ札幌U-18が挙げた 決勝トーナメント1回戦が最高位。 ・・・の後、2012年のJユースカップでコンサドーレ札幌U-18がガンバ大阪ユースを 5-1で破って、初の日本一のタイトルを獲得しました。 この時の中心選手、堀米悠斗、中原彰吾、神田夢実、阿波加俊太、永坂勇人(決勝は出場停止(12/25訂正))はその後トップ昇格。 なおトップ昇格した内山裕貴(2年)は出場停止(12/25訂正)、深井一希はケガのため、決勝戦に出場していません。 この決勝戦が行われた日こそ、2012年12月24日だったのです。
■大学生 全日本大学サッカー選手権大会、通称"インカレ"は 1976年の第25回大会で札幌大学が3位に入ったのが最高位。 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントは決勝進出がいまだにないことだけはわかっています。 ちなみに2015年の全日本大学サッカー選手権で準優勝した阪南大に現在2年生の松尾選手が札幌U-18出身の選手として初めて途中出場しました。 チームレベルでは厳しいかもしれませんが、選手個人レベルで優勝を経験するのも近いかも?
■社会人 日本のトップディビジョン、JSL1部とJ1でも北海道に本拠地を置くクラブが優勝した経験はありません。 天皇杯では2006年の第86回大会でコンサドーレ札幌がベスト4へ入ったのが最高位。 このとき私は、もう2度とこんなすごいことはないだろうと思い、エコパへ行ったものです。 天皇杯3位(準決勝敗退)は、ビッグな親会社がいない地方クラブとして天皇杯最高成績でしたが、2014年に山形が決勝進出し準優勝したため、塗り替えられてしまいました。 Jリーグ開幕以後、リーグ、リーグカップ、天皇杯のいずれかでビッグな親会社がいない地方クラブが「優勝」したのは、大分トリニータのみです。
・・・とまあ、北海道勢の準優勝とか準決勝敗退してる歴史がいろいろ出てくるわけです。 こう見ると、サッカー不毛の地というほど、まるで実績がないわけではなく、各世代とも惜しいところまでいってることが分かります。 改めて分かるのは、北海道サッカーが盛り上がった第一期が室蘭大谷の財前+野田時代が最も好成績だった頃。この頃の室蘭地区はカテゴリを問わず北海道サッカーの中心として長く君臨し、その頃を知る人材がコンサドーレ札幌のフロントにも多数いることからも影響が大きかったことがうかがえます。 続いて、コンサドーレ札幌が創設されて初昇格~2度目の昇格+札幌ドーム開業+W杯札幌開催あたりが第二期。 これら2つの間にはJリーグ開幕ブームで年4試合程度開催された時期もありましたが、北海道サッカーが盛り上がったというより、全国規模のブームに乗っかっただけというのが正しいかと。 その後、北海道全体がサッカーで沸くような時代が訪れるのでしょうか? そのときの中心にいるのが、北海道のサッカークラブが初めて日本一になった2012年前後のコンサドーレ札幌U-18の選手たちとなるのでしょうか?そうであれば物語として出来すぎです。 Jユースカップで優勝直後、当時主将を務めていた堀米悠斗はこう言いました。 「札幌の良さというのは、ユースからの選手が多いところ。時間はかかると思いますけど、僕たちがしっかりとプロで通用できるレベルになれば、明るい未来は待っていると思います」 明るい未来にするためには、北海道サッカー協会が掲げる「日本代表とオリンピック代表を2015年までに輩出する!! 」という目標を来年のリオデジャネイロ五輪で実現することが絶対に必要です。 もしかしたら、来年が北海道サッカーにイノベーション(革新)が起きる、最後のチャンスかもしれません。 それを実現するために「クラブを大きくする」(野々村社長)ことが必要であり、 今いるサポーターたちの財布からさらに搾り取るのではなく、 サポーターが多くの人へ「パスを出す」(野々村社長)ことが求められる。 でも無理強いするのではなく、サポーターができうる範囲でできることをやる。 そこから生まれたのが、2つの目標でした。 1)1試合につき1人のライトユーザーをスタジアムへ連れていく(有料=無料招待しない) 2)1年につき1つのサポートシップパートナー、または松山光1口を斡旋する(1年につき1増) これができれば、あなたは「パートナー」です。 これができなければ、サポーターとしてそれと同額の金額を何らかの形で自腹で払ってくださいw 来年、北海道サッカーに新たな歴史を作るのは、コンサドーレ札幌のパートナーの皆さんです!
おまけ。 「サッカー」ではなく「フットサル」ですが、北海道勢は過去3度も日本一になっています。 ■FUTSAL地域チャンピオンズリーグ 2006年 D.C Asahikawa Futsal Club(北海道リーグ) 2008年 D.C Asahikawa Futsal Club(北海道リーグ) 2009年 エスポラーダ北海道(北海道リーグ) from Wiki フットサルの少年カテゴリでは4度も! ■全日本少年フットサル大会(バーモントカップ) 2回(1993年) 室蘭大和サッカー少年団(北海道) 6回(1997年) 札幌アグレ厚別・信濃FC(北海道) 7回(1998年) 日新・本輪西ドリームクラブ(北海道) 11回(2002年) 北海道室蘭八丁平フットボールクラブ(北海道) http://www.jfa.jp/match/vermontcup2015_jan/history.html
参考記事 Jリーグプレスリリースより 2012/12/24 09:30 【2012Jユースカップ 第20回Jリーグユース選手権大会 決勝】 コンサドーレ札幌U―18が初優勝! ~ガンバ大阪ユース vs コンサドーレ札幌U-18~ http://www.jleague.jp/release/article-00004855/ J SPORTS J.LEAGUE 北海道が"日本一"に輝く意味 December 12, 2011 11:19 PM http://www.jsports.co.jp/football/jleague/blog/log/staff-blog/post-18/ 札幌U-18の優勝から感じた明るい未来 2012 Jユースカップ 総括 小澤一郎 2012年12月27日 14:49 http://sports.yahoo.co.jp/sports/soccer/hsyouth/2013/columndtl/201212270005-spnavi
2015年12月20日
全日本大学サッカー選手権決勝が関西学院大と阪南大の対戦で行われ、 関西学ーリーグ通算最多得点記録をつくり、3年連続得点王に輝いた呉屋大翔(ごや ひろと)を擁する関西学院大が4-0で、関西学生リーグ、総理大臣杯と合わせて三冠を達成しました。 さてこの決勝戦、コンサドーレ札幌U-18にとっても歴史的な試合となりました。 コンサドーレ札幌U-18出身の松尾雄斗(2年)が途中出場したのです。 公式記録(pdf) (過去10年調べましたがいませんでした。それより前にいたら訂正します) 過去には工藤光輝が阪南大4年のときに準決勝にまで出ましたが、決勝には届きませんでした。 その準決勝の対戦相手は福岡大で、今年のJ3得点王になった岸田和人がいました。 コンサドーレ札幌U-18にもっとよい選手が集まるためには、 全国の大学への進学率を高め、有力大学へ進める実績を高める必要があります。 ここ数年プレミアイーストで戦い、関東や関西の大学へ選手を送り込んでいますが、 全国の強豪クラブ、強豪高校のように、たくさんの大学にコンサユース出身選手がいて、 インカレや総理大臣杯で対戦するようになってほしいです。
2015年12月04日
コンサドーレ札幌 期限付き移籍中の工藤小山内内山奈良阿波加の今季成績をまとめました。 2015シーズン、開幕前の発表で、工藤光輝がJ3相模原SCへ(その後J3盛岡へ)、 内山裕貴がシンガポール1部のHOUGANG UNITEDへ、奈良竜樹がJ1FC東京へ期限付き移籍し、 シーズン途中に阿波加俊太がJFL Honda FCへ育成型期限付き移籍、 小山内貴哉もJ3長野へ育成型期限付き移籍と5人も期限付き移籍している。 これまでの札幌では5人もの期限付き移籍はなかったことから、 下位カテゴリへの期限付き移籍が多いとはいえ、それだけ戦力が充実してきているとともに、 借りる側から供給する側(レンタル料支払う側からもらう側へ)シフトしているというのは、 クラブの育成の成果が出ている証拠だろう。 (レンタル料をもらってないケースもあるようだが、細かいことは割愛。) そこで、2015年11月24日現在の各選手の出場記録をまとめたので、紹介しよう。
出場記録のみ、まとめ。 13 工藤 光輝 13試合 524分 1点(J3盛岡21節07/19~) 27 小山内貴哉 8試合 421分 1点 (J3長野17節06/21~) 33 奈良 竜樹 ナビスコ2試合。天皇杯1試合。リーグ出場なし。J3のJ-U22選抜で7試合630分1点。 23 内山 裕貴 17試合 1429分 2点(フル15試合、途中交代2試合、1オウンゴール) 33 阿波加俊太 先発フル出場15試合 1350分 完封5試合 11勝2分2敗 13失点
■期限付き移籍組 ★ 13 工藤 光輝 13試合 524分 1点(J3盛岡21節07/19~) 21節 22節 23節 24節 25節 26節 27節 28節 29節 30節 31節 追加 ― ▲18 ― ▽77 ▽81 ▽62 ▲1 ― ▲28 ○① 32節 33節 34節 36節 37節 38節 39節 ▽64 ▲6 ― なし ▲1 ▲25 ▲7 相模原では1試合45分の出場にとどまった工藤光輝。 盛岡で少しずつ出場機会を増やしつつある。 目の覚めるような弾丸ミドルで1得点を決めたあたりまでは良かったが、 その後途中出場を繰り返し、低迷。 これといった武器がないので、使いづらさがあるようにも思える。 オフザボールとハードワークを鍛える路線でいくべきか? 札幌でいうと内村タイプ、J1でいうと佐藤寿人のようになってほしいかな。 コンサユース卒で阪南大に入り関西学生リーグに実績を残し、 後進の進学の機会を大幅に増やしたのは事実なので、もう一度化けてほしい。 一度道外へ出た選手は、北海道へ戻ってくるよりも、道外でバリバリやったほうがよいと思う。
★ 27 小山内 貴哉 8試合 421分 1点 (J3長野17節06/21~) 17節 18節 19節 20節 21節 22節 23節 24節 25節 26節 27節 28節 29節 31節 32節 追加 ― ― ▽83①C ○ ▽63 ▽70 ▲7 ― ― SUB ▲10 ― ▲15 ▽83 33節以降ベンチすらなし。 長野デビュー戦でいきなりゴールを決めて「持ってる」男っぷりを見せたが、 デビュー翌節のフル出場をピークに出場時間が減少中の小山内貴哉。 前回調査(32節まで)から出場機会なしとは意外だった。 前監督に請われる形で入団したためか、監督代わってから出番は激減。 スピードとクロスに難ありのため、SBというよりサイド守備要員的な位置づけ。 天皇杯でJ1甲府相手にCBで出て完封したり、J2開幕戦の磐田相手にCBで完封したり、 J3のJ-U22選抜で完封したり、活躍するときはいつもCBな印象があり、 守備力についてはそこそこ高い能力があるので、3バックの右だと結構活きるんじゃないかな。
★ 内山裕貴(シンガポール1部HOUGANG UNITED 1節~) 出場17試合 1429分(フル15試合、途中交代2試合) 2得点1オウンゴール 東南アジア特有の「最前線はフィジカル外国人」という環境で揉まれて、 対人能力の強さを高めてほしいなあと思うインテリ系CBの内山。 「デュエル」とか「球際の強さ」という言葉が最近は出回るようになってきましたが、 内山に欠けるのはまさにそこ。 J3やJFLへ期限付き移籍するよりも、よっぽど鍛えられると思います。 何より英語圏というのは、将来のことを考えると、とてもよい環境。 来年も札幌では出番がないので、もう1年シンガポールでやってほしい。 でもチームが最下位というのはいただけない。 ちなみに26節でケガしたっぽいなあ。 「ぽい」なのは、前半44分というビミョーな時間に交代し、次節出てないため。 ひょっとしたらイエローもらって出場停止かも。 もう現地メディア探す気力が湧かないw
★ 奈良竜樹 ナビスコカップ 準々決勝2試合出場。天皇杯1試合出場。 J1リーグ戦はSUBが数試合で出場なし。J3のJ-U22選抜で7試合630分。 リーグはベンチ入りもままならず、ライバルCB丸山がまさかの代表選出により、 公式戦の出番が回ってきたのは9月に入ってナビスコ準々決勝1stレグだった。 でも、フランクフルトで試合したり、代表CB森重と争ったり、 守備に薫陶のあるフィッカデンティ監督の下で指導を受けたり、 上を意識できる環境に身を置いているのは、来年1月の五輪予選に向けたパワーアップと コンディショニングを考えると、札幌よりは良い環境といえる。 トレーニングマッチの相手がJ1やJ2クラブというのは大きい。 J3でJ-U22選抜で7試合出場し、奈良ルーレットと恐れられたようで、実戦感覚は鈍ってない模様。
★ 阿波加俊太 (JFL HondaFC 2nd Stage第1節~) 15試合 先発フル出場15試合 1350分 完封5試合 11勝2分2敗 13失点 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 ○勝0 ○負2 ○勝1 ○負1 ○勝1 ○勝1 ○勝0 ○分2 ○勝1 ○勝0 11節 12節 13節 14節 15節 ○勝0 ○分1 ○勝1 ○勝2 ○勝0 怪我人続出でGKが手薄になったHondaFCにシーズン途中から育成型期限付き移籍した阿波加俊太。 加入後は全試合フル出場してます。 カテゴリを問わず、GKは出場機会を得るのが難しいのですが、加入後は全試合フル出場。 今季の期限付き移籍組で、最も結果を残したといえます。 惜しかったのは、JFL2ndステージ優勝のソニー仙台からATに1-0で勝ち越したが、 90+5分に同点ゴールを食らったこと。惜しかったなあ。 これがHonda勝利だったら2nd優勝していた可能性が高いだけに、悔しい失点。 でも優勝争いの厳しいプレッシャーの中での貴重な経験は、阿波加を大きく成長させたといえる。 来年もGK4人体制になるようなら、早々に期限付き移籍したほうがよいかも。 なお、Honda FCのホームページから、選手に応援メッセージを送れるみたいなので、 メッセージを送って、全試合フル出場継続中の阿波加を激励しましょう。 http://www.honda-fc.gr.jp/profile/player_awaka.html
■完全移籍組 榊翔太(SVホルン) すっかり出番が無くなりました。 11月半ばの試合を最後にウインターブレイクに入りました。 スピードがあっても、フィジカルが足りないと出られないのでしょうか。 たぶん、言葉の問題だと思いますけど。
おまけ ■2014契約満了組 19 松本 怜大 29試合 2,454分 0点 (J3町田1節~) チームで7番目に出場時間が多い。レギュラー格。 背走するときのスピードに難あるものの、J3ならJ2ほど速くないし 前向いて刈り取る技術の高さや、クロスの精度がそこそこあるので、J3なら重宝されるかも。 怪我にも強そうなので、しばらくやっていけそうですね。 ちなみに町田で今季最多出場時間は、21髙原寿康 36試合 3,240分 全試合フル出場の快挙! 33 上原 拓郎 15試合 675分 1点 (J2熊本1節~) 先発は7回、先発フル出場は5回。 シーズン終盤は結構出てましたし、C大阪からプロ初ゴールも決めています。 第35節では、セットプレーから相手が揃う前にFKを蹴り、 ピンポイントクロスでゴールにつながりました。これはハイライト必見です。 大学まで北海道にいただけに、早めに道外へ出て正解かも。 まだまだ十分な実績とはいえませんが、しばらくプロを続けられそうな感じになってきました。 小野監督の下でそこそこ実績積んだのは大きいかもなあ。
2015年12月04日
コンサドーレ札幌2015シーズンで、先発すると勝ち点をどれだけ獲得したか、 選手別平均勝点ランキングを作成しました。 本調査の目的 ・先発平均勝点:先発すると多くの勝ち点獲得に貢献しているか 注意事項 ・先発が多いほど、全試合の平均値に近づくので、ランキングは不利 ・先発が少ないほど、チームの好不調の波に左右されるのでランキングのブレは大きい それでは、公開しますので、まずは見てください。
1回の先発で勝利した永坂が平均勝点ランキング1位です。 でも勝ち点は3なので「大きく貢献したか」というと疑問ですね。 先発は少ない(3分の1以下)が、より多くの勝ち点を獲得してきたのは、 ニウド(2.000)、小野(1.727)、石井(1.667)、パウロン(1.643)と言えそうです。 先発は少ないけれど、彼らが出ると、より多くの勝ち点を持ってくる。 ニウドは悪くないのですが、稼働率が低すぎました。 契約満了になったニウド(先発7)に対し、 パウロン(先発14)がいまのところ契約満了になっていない差が垣間見えます。 小野伸二(先発11)、石井(先発12)なので、より多くの試合でという貢献という点では、 パウロンは小野伸二を上回っているようにも捉えられます。 パウロンは先発したうち1試合だけ前半15分で交代したので、若干の割引が必要と思ってしまいますが、 その試合は0-3で負けているので、この試合を引くと平均勝点は上がります(1.643⇒1.769) パウロン(1.769/先発13(前半交代1除く))。 小野伸二(1.727/先発11)。 私の中で、パウロンは小野伸二を超えましたw パウロンの稼働率を責めたい人は、合わせて小野伸二の稼働率がもっと低いことを責めてくださいw (小野の先発が少ないのは監督が~というのはナシですよw) パウロンをあきらめられない理由がよくわかりました。 アウェイ大宮戦で、堀米のパスミスからのカウンターを猛然と追いかけてファウル(赤)で止めたプレーは パウロンが全速力で追った貴重なシーンとして、強烈な印象に残っています。 「え?そこで追いつくの?速すぎだろパウロン。まじすげーよパウロン。」 と大宮ファンに囲まれたバックスタンドで叫んでしまいましたw
先発試合そこそこ(3分の2以下)で、より多くの勝ち点を獲得したのは、 河合(1.571)、荒野(1.476)、稲本(1.423)と言えそうです。 チームの軸として数多く先発(3分の2超)し、より多くの勝ち点を獲得したのは、 都倉(1.548)、ソンユン(1.515)といえそうです。 この辺は、イメージ通りでしょうか。 今季は、都倉と稲本と河合とソンユンと荒野が上位進出を支えたのでしょう。 彼らの稼働率を上がることを期待したいですね。
ここからは平均以下、つまり勝ち点獲得への貢献が小さかった選手を。 平均以下ですが、平均勝点1.3台で先発が多い福森、櫛引、宮澤は、 チームの状況がよくないときでも中心選手として踏ん張ってきたといえますし、 極端に低い平均勝点ではないので、気にするほどでもないでしょう。 ナザリト(1.313)、内村(1.292)も平均以下ですが、 平均と差がないので、さほど印象が悪くありません。 ナザリトの場合、期待度が高かった人にとっては物足りないと思いますが。 先発試合そこそこ(15~28試合)で、勝ち点獲得の貢献が低かったのは、 上里(1.100)、古田(1.059)、前貴之(0.800)あたりでしょうか。 コンディションが上がらなかった上里、適所ではない3バック右で何度か出た前貴之は、 明確な理由がありますね。 意外だったのが、古田。もっと勝ちに貢献していると思い込んでました。 春先は、高い敏捷性を活かし突破役として機能していた印象ですが、 やはり膝が完全ではないのでしょうか。 勝ちに結び付く活躍が少なかったのでしょう。 いかがだったでしょうか。 平均勝点が高い選手が先発すると、より多くの勝ち点を獲得している、 逆に低い選手が先発すると勝ち点が下がってしまう。 平均勝点が高い選手がより多く出場する方がよいと言えますが、 それと出場し続けることはまた別な捉え方(継続性とか安定性)が必要と思います。 というわけで、先発すると勝ち点を多く獲得しているランキングも別途掲載します。 つづく。
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