経営状況で見るコンサの現在地7(アカデミー収入)

2013年04月09日

★2011年J1アカデミー関連粗利順(百万円)
 関連収入 運営経費 粗利 売上利益率
清水  295  127  168  57%
横浜FM 425  295  130  31%
神戸  219  100  119  54%
大宮  150   61   89  59%
鹿島  233  144   89  38%
名古屋 250  174   76  30%
福岡  144   71   73  51%
川崎F  157   95   62  39%
木白   74   36   38  51%
G大阪  117   80   37  32%
甲府   29   17   12  41%
新潟  118  117   1   1%
仙台   67   71   -4  -6%
山形   50   62  -12  -24%
磐田   31   47  -16  -52%
広島  108  125  -17  -16%
C大阪  20   56  -36 -180%※
浦和   21   67  -46 -219%
===============
平均  139  97      

※ユースチーム、サッカースクール、アカデミーを一般社団法人に移管。
 他にもあると思われるが調べてないので割愛。

清水、横浜FM、神戸が驚異の粗利1億超え。
清水、神戸は利益率も50%超え。
これはすごい。
ブランド力や歴史など様々な要素があるが、
これだけの利益を生む仕掛けを学ぶ価値は大いにある。
大宮、福岡も利益率が50%を超え50百万以上の利益を生む優良事業となっている。

C大阪は別法人化されている(浦和も?)ようなので、これは別に調べる価値がありそうだ。


★2011年J2アカデミー関連粗利順(百万円)
  収入 運営経費 粗利 売上利益率
F東京 355  239  116  33%
東京V  85  38  47  55%
愛媛  51   8  43  84%
水戸  37   8  29  78%
熊本  26   0  26  100%
徳島  44  19  25  57%
岡山  36  16  20  56%
栃木  44  26  18  41%
富山  34  16  18  53%
北九州 34  16  18  53%
鳥栖  37  20  17  46%
岐阜  31  18  13  42%
鳥取  36  24  12  33%
横浜FC 31  21  10  32%
千葉  44  35   9  20%
京都  131  126   5   4%
湘南   0   0   0   0%
草津  49  51  -2  -4%
大分  59  68  -9  -15%
札幌  41  56  -15  -37%
===============
平均  60  40    
町田  24   0    (参考)
松本   0   0    (参考)

FC東京は都内でネットワークを形成し、こちらも優良事業と言える。
東京Vに至っては、ここが最後の拠り所になっているようだ。
そして札幌は・・・ここで赤字とは、非常に残念。
経費が嵩むのは強化のために遠征が多いことが一因と考えられるが、
それ以上に収入の低さが際立つ。
愛媛、徳島、草津より下とは知らなかった。
千葉もこんなに低かったんですね。


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