今週はAWAY愛媛戦 愛媛から引き抜いたあの人が活躍します!

2015年10月24日

【マネーフットボール】という漫画をご存知だろうか?
芳文社から今週発売中の「週間漫画Times」で連載しているマネーフットボール。
能田達規さんが描いている、2部リーグサッカーデータ漫画です。

その作中、今節は愛媛イーカッスルvsライラック札幌という、
愛媛vs札幌の試合が描かれているのですが、
愛媛で得点を重ね、札幌が引き抜いた内村がモデルの選手が登場します。
(最初見たとき、宮澤かと思ったw)

ユニフォームデザインもコンサドーレ札幌そっくりで、メーカーは「Mappa」。
ユニフォームデザイナー泣かせのデザインに盛り上がっております。

内村が能田先生の手によってどのように描かれているか、気になりますね~。

気になる方は、是非とも週間漫画Timesをお買い求めください。
コンビニには流通しずらく、駅売りで買う人が多いかもです。


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2015年10月22日

【マネーフットボール】という漫画をご存知だろうか?
芳文社から発行されている、週刊漫画Timesで連載中のサッカー漫画。
作者は愛媛FCのマスコット、オーレくん、たま媛ちゃん、伊予柑太をデザインした能田達規氏。
ORANGE!やオーレ!などの2部リーグサッカー漫画の第一人者。
作中に散りばめられた2部リーグの小ネタを描かせたら彼の右に出る者はいないだろう。

クラブの名前だけでもツボだったりする。

タイトルから分かるとおり、プロサッカー選手のお金が前面に出てくる話なのだが、
サッカーのデータに関する話題のほうが強いかな。

昨年?発売された「サッカーデータ革命」あたりの影響を感じるが、
まだまだデータの扱い方やコンテンツとして一般大衆向けには成熟してないだけに、
漫画を通じて理解するのに役立つように思う。 

どんな内容か知りたい方は、芳文社の無料試し読みサイトでお試しあれ。
http://shukanmanga.jp/viewer/?no=231


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2015年08月20日

自分が気に入った・・・というか人生観にまで影響を及ぼしたスポーツ漫画が3つあります。
キャプテン翼
シャカリキ!
ORANGE
これらの漫画について触れていきます。


前回記事
numberに採用されました(感謝)(キャプテン翼編)
あなたの最強スポーツ漫画は何ですか?その2(シャカリキ編)


【ORANGE】
J2札幌サポならだれもが知っているであろう能田達規さんの2部リーグサッカー漫画。
能田達規さんといえば愛媛FCのマスコット(オーレくん、たま媛ちゃん、伊予柑太)でもおなじみ。
週刊少年チャンピオンで連載されてました。
この漫画があるからこそ、私はJ2を楽しめているのだと思います。

これまでのサッカー漫画は、中学、高校が多く、
突き抜けてプロのトップリーグに行く漫画(翼、俺フィーなど)がたまにある程度でした。
でもこの漫画は、ビッグな親会社を持たず予算規模が小さい地方クラブを描くという、
従来ではなかった切り口だったのが新鮮だったので読み始めました。
(その前に連載してたGetフジ丸からお気に入りの漫画家でした)

そんな弱小クラブに天才サッカー少年が転校してくる・・・ではなくて、
スペインのユースから来たエースと、強豪クラブで出場機会のない若手トップクラスが
移籍してくるという設定は王道なんですが、
この漫画、妙にリアリティがあって、遠征は遠くてもバスとか、クラブハウスがしょぼいとか、
選手寮がせまいとか、他のクラブで解雇された選手が集まってるとか、
リアリティを求めてしまう自分にとって、ツボでした。

2部リーグのクラブですから、昇格を目指すストーリーでして、
これがまた一筋縄ではいかないあたりが、おもしろいのですが、
この漫画のもっとも印象的なシーンは、
アウェイの試合で、スタッフが選手用ユニフォームを忘れて、
サポーターから借りたところです。
これ、実際にどこかであった話だった気がしますが、選手とサポーターの関係性について、
一考させられました。
サポーターが自分の着ているユニフォームを貸出し、選手がそれを着て戦う。
感情移入どころか、一心同体で戦ってますよね。心を鷲づかみにされちゃいます。

あと、主人公ムサシが裏に抜けかけるところ相手に背後からユニフォームをつかまれ、
倒れそうになるが踏ん張って振り切るシーンは、何度も読み返してしまいました。
ゴール前でのこういう力強さを見せてほしいものです、Jリーグの選手には。
しょぼい当たりで転げまわってPKアピールするのは見苦しい。
跳ね返せ!と思うのだ。
(いつだったか、転がりながらPKアピールする内村に「さっさと立て!」と叫んだw)

さすがにORANGEはベスト35には入りませんでしたが、
その後の能田達規さんの漫画(オーレ!とか)はすべて買っており、
私はすっかり能田ワールドにハマっているようです。
読んだことがないJ2クラブのサポーターやパートナーには、
是非一度読んでほしいです。
中古ではなく新本を買ってください。印税が入るのでw。

もう1つついでに言うと、愛媛県じゅうの小学生が集まるところに、
この【ORANGE】を置いてほしいです。
学童、図書館、公共施設、小学校の図書館などなど。

「おーれたーちオレン人!」


というわけで私にとっての最強スポーツ漫画3つを挙げました。


シャカリキ 曽田正人 あなたの最強スポーツ漫画は何ですか?その2

2015年08月20日

自分が気に入った・・・というか人生観にまで影響を及ぼしたスポーツ漫画が3つあります。
キャプテン翼
シャカリキ!
ORANGE!
これらの漫画について、語りたいと思います。


前回記事
numberに採用されました(感謝)(キャプテン翼編)


【シャカリキ!】
「あんなの坂とはいわへん!」
主人公、野々村 輝が放った一言に、電気が走りました。
このころの自分は、急激な成長期で体に負荷をかけすぎて、
寝ても覚めても膝が痛い状態で、サッカーをするどころではありませんでした。
部活には入らず、学校が終わるとそうご電器YESwのゲームコーナーに入り浸り、
閉店すると、帰宅途中のコンビニや本屋で漫画を立ち読みする。
帰宅後は家でゲームするような生活でした。
定期券外へ行くには交通費がかかるので、移動を自転車に頼っていました。

そんなとき週刊少年チャンピオンに連載されていた「シャカリキ!」にハマります。
ハマったおかげでロードレーサーが欲しくなるのですが、お金がない。
なので、親からもらっている定期券代をすべて懐へ入れて、
通学は自転車で行くことにしました。片道13km。
親と「皆勤賞をとる」と約束してた手前、遅刻できなかったので、毎日必死でしたw。
自転車で軽いギヤだと、膝への負担が少ないんですね。
膝回りを中心とした下半身強化になり、しまいには、手稲山を毎週登ってました。
シティサイクル(ママチャリ)のギヤ比改造車でw。
このころの鍛錬のおかげで(?)、今なお現役でいられるのだと思います。

話を「シャカリキ!」に戻します。
この漫画のよいところは、
「実況・解説が少ない」(翼君は解説がうるさい)
「眼力がハンパない」(曽田正人さんが描く眼と眉はツボです)
「多くを語らない主人公が少ない言葉と背中で語る」(カッコよすぎ)
最近「弱虫ペダル」が流行っているので、自転車漫画としての得票は
負けるかなと思っていましたが、「シャカリキ!」が上回ったのはうれしかった。

そして、もっともインパクトあるシーンは、激しく落車しても自転車を手放さないシーンです。
主人公がここまで大ケガするのも珍しいというか、
復活までのプロセス(手術→ギプスを外したときの落胆→リハビリ→復活)を事細かに
描いた漫画が非常に新鮮で印象に残りました。
(大抵、サラっと流しちゃう)

自分がケガでサッカーできなかった経験や、この漫画で描かれた内容もあり、
ケガした選手に対して「しっかり治して早く復帰して」とは思わなくなりました。
そもそもケガする前に考えるべきこと(トレーニングや負荷耐性や勝利至上など)が
あるからです。
それでも、試合中のトラブルでケガは発生してしまいますけどね。
多感な時期に、自分のスポーツに対する考え方を決定づけた漫画が「シャカリキ!」でした。
このあたりから、サッカーを見るとかやるって立場より、審判とかトレーナーの方へ走っていきます。

なお、私にとっての世界三大野々村は、
野々村 輝
野々村 真
野々村 芳和
です。

長くなってきたので、つづく


numberに採用されました(感謝)

2015年08月20日

採用されたといっても取材記事ではなく
「スポーツ漫画最強論」というnumber特集号向けに事前募集した
「あなたにとって最高のスポーツ漫画」の1行コメント(匿名)です。
誌面では漫画ベスト35として、私の1行評が吹き出しで載っていました。
コンサブログの皆様に、人目を引くタイトル(40字以内)を書くテクニックを鍛えられたおかげです。
ほんと、感謝いたします。


自分が気に入った・・・というか人生観にまで影響を及ぼしたスポーツ漫画が3つあります。
キャプテン翼
シャカリキ!
ORANGE!

それぞれ思い出しながら、触れていきます。

【キャプテン翼】
野球少年団に入ろうとしてた私をサッカーの世界へ引きづり込んだ張本人。
その後30年以上たった今でも現役の選手なので、人生を狂わせた極悪人といえますw
砂川誠が引退するまで私は引退できませんw

最初は、確かHTBの夕方5時くらいにやってたアニメだったはず。
その後、ほどなくして友人の家で見たのが、少年サッカー大会決勝での、
翼君と日向君が正面からボールを蹴りあい、翼君が力で上回っちゃうシーン。
小学生(日向君)でも人間ってこんなに吹っ飛ぶんだーとズレた感想を抱いた記憶があります。
この漫画の良いところは、マネしたくなるシーンがたくさんあることです。
深雪の上でオーバーヘッドとかスカイラブハリケーンとかやったものです。

週刊連載の方では翼君は中学生になってて、V3を目指してました。
新田瞬を擁する南葛SCが沢田擁する明和FCを破って全少で優勝してたとか、
片桐さんが「ワールドカップ優勝!」って言い切ったシーンなど、
V3に関係ないシーンは部分的に覚えてるものの、今となってはストーリー全般はうろ覚えです。
テクモから出てたファミコン版キャプテン翼のせいで、キャラクターだけは覚えてたりします。
しかしサッカーを本格的にやればやるほどキャプテン翼の世界で繰り広げられるサッカーが
「あー、ないない」という感じで引いていきました。
そんな感じなので、私の中でキャプテン翼はそれほど重要な存在ではなくなってました。

しかしサッカー歴30年経って、キャプテン翼がとんでもない漫画だったことに気づきます。
それはJリーグ・アジア戦略室の方とたまたま遭遇して名刺交換したときのことです。
名刺の名前の脇に、翼君が・・・。
これについて聞くと「アジア各国で最も有名な日本のサッカー選手って翼なんです」
みたいなこと言ってました。
東南アジアといえば、サッカーがどの国でも一番人気なのは知っていましたが、
キャプテン翼が、それほど多くの人に知られているとは思いもよらなかった。

それ以後に出会う海外の人とサッカーの話をするとき、決まって聞くようになったのが、
「キャプテン翼知ってるか?」です。
ベトナムでも、インドネシアでも、イタリアでも、スペインでも、みんな知っている。
(翼ではなく、スペインはオリベル(Oliver?)、ベトナムはスバサ(Subasa?)だそうです)
いままで出会ったサッカー好きという海外の人で、翼君を知ってる人は7割くらいです。
知識の差はあれど、キャプテン翼を知ってる率が、ハンパない!
そこで改めて、キャプテン翼のすごさに気づかされたわけです。
そして、日本人でも海外の人でも共通してることがありました。
多くの人が、小学生くらいの小さいころにキャプテン翼を見てるわけです。
つまり、初めてキャプテン翼を見たとき大空翼(小6)は年上、つまりお兄ちゃんなわけです。
(気が付けば翼君は一回り以上も下ですよw)

これに気づいて、ピーンときました。
翼君は、世界のサッカーのお兄ちゃん、アニキだと。
ここまでくれば簡単です。
キャプテン翼を評するキーワードは「兄」

もし、number特集号のスポーツ漫画最強論をご覧になった方がいれば、今一度ご覧下さい。
私が評した言葉が載っています。

せっかくなので、「シャカリキ!」と「ORANGE!」についても触れます。
長くなってきたので、つづく