2015年11月10日
永坂がついにリーグ戦デビューしました。 櫛引の体調が悪いのか、出場停止を懸念したのか、 長谷川悠に対して空中戦の強さを求められたのか、 なぜスタメンだったのかはよく分かりませんが、ついにリーグ戦デビューです。 永坂の強みは、空中戦の強さです。 体の強さと、高さを活かしたヘディングが強い。 これは、8月に行われたHTPにて名塚コーチが 地面を転がるボールに対して「永坂!ヘディング!」と煽っていたことで理解しましたw しかし、球を受けてからパスするまでの判断がやや遅いように見受けられて、 プロとしてまだまだなんじゃないの?と懐疑的に思っている自分がいます。 HTPの対戦相手にいた菊岡は、球が回ってきてもスムーズにパス回ししてました。 デビュー戦の徳島戦がスカパーの無料チャンネルだったので、 前半だけ見たのですが、河合から永坂へのパスがフェイク入れたけど出さない場面やパスの回数自体非常に少ないと感じました。 徳島がデビュー戦で緊張してるCBをプレスで狙っているのを回避するためかな? と思いつつ、実際に自陣最終ラインでのビルドアップ(パス回し)に、 永坂がどのくらい参加したのかカウントしてみました。 ※クリアボールや地上戦で奪ってクリアなどは含みません。 ※ペースダウンして、自陣でパス回したケースのみとしています。 ※基本的には3人のDF間でのパスですが、 サイドに張って縦に出す、後ろから前線へ大きくフィードなどもカウントしてます。 ★河合 パス13本、前線へフィード:7 河合→永坂:1 河合→永坂フェイク:1 河合→福森:7 河合→小野:2 河合→深井:0 河合→宮澤:2 河合→前線へフィード:7 河合→堀米:1 ★福森 パス17本、うち前線へフィード:2 福森→河合:6 福森→永坂:0 福森→前線へフィード:2 福森→サイドで縦パス:6 福森→宮澤:3 福森→小野:2 ★永坂 パス8本、うち前線へフィード:2 永坂→河合:2 永坂→福森:1 永坂→前線へフィード:2 永坂→サイドで縦パス:2 永坂→GK:1 といった感じとなりました。 河合→福森→サイドや中盤の選手へ・・・みたいなプレーが多い。 永坂にボールを渡すと、相手のプレッシャーが強まる=狙われてる風だったので、とりあえず永坂へ回す振りして他へパスもあるなど、永坂リスクを回避するべく手段ですね。 その他雑感 前半4分 永坂があっさり交わされ、深井が黄色 前半全般 長谷川らとの空中戦は負けていないので及第点。 パス少なっ! 河合⇔永坂無視っぷりが、すごい。 相手も小林伸二監督だから、なかなか大変ですね。 そりゃデビュー戦で難しさがありますが、河合や石井に怒鳴られつつも、 少しずつ馴染ませる感じでしょうか。 いや、ほんと狙われやすいので、気をつけてね永坂さん。
2015年07月09日
大宮先発メンバーの推定年俸合計=3億2000万円 札幌先発メンバーの推定年俸合計= 8000万円 大宮先発メンバーの最高年俸はカルリーニョスの8000万円と推測され、 カルリーニョス1人で札幌の先発メンバー全員分に匹敵する。 残念ながら遠征メンバーから外れたムルジャがいれば、もっと上がったはず。 そこに、家長、横谷、泉澤って、J2にしては豪華すぎなアタッカーを要するだけあって、 随所にパススピードの違い、運動量、さりげない個人技でじわじわと差を付けられた印象です。 10回やって1回2回勝てるかどうかという相手に、2点取って勝ちの希望を与えただけでも 拍手ものですし、惜しいチャンスを逃したと思います。 個人的には勝った負けたに対してケチつける気にならないし、よくやった方だと思います。 古田のケチャドバならず1点止まりでししたが、古田と荒野には期待大ですね。 泉澤、横谷、家長を見に行けるなんてうらやましいなあ。 しかも滅多に見られない2点差を跳ね返す逆転劇を目の当たりにした仕事人たちは 儲けものだったように思えます。 また見たいぜ。 深井一希を中3日で出したことについては、改めて検証します。
2015年05月08日
くまモン隊出動スケジュールの2015/5/9に札幌へ来るとありました。 東北・北海道 ロアッソ熊本VSコンサドーレ札幌 http://kumamon-official.jp/schedule/schedule_list?t_year=2015&t_month=5&t_day=9 昨年までは3体分のスケジュールだった気がしますが増えてるようです。 よく見たら、札幌公式のイベント案内にも載ってました。 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2015/05/018923.html ■熊本県観光PRブース [北ゲート1横] (先行入場から試合終了30分後まで) 温泉やグルメなど熊本県の観光PRパンフレットを配布。 パンフレットには熊本県からのお土産抽選券が入っています。 当選者には試合終了後にブースでお土産と交換いたしま す。 くまモンも登場します。←←←
2014年12月07日
コンサドーレ札幌の2014年度と2013年度の入場者数の結果です。 2014年度:平均11,060人/21試合/年間232,255人 2013年度:平均10,075人/21試合/年間211,568人 平均で約1,000人、年間で21,000人も増えて、昨年よりも興行成績は優秀だといえる。 ・・・本当に?
そこで、2014年と、2013年の入場者数を札幌ドームと札幌厚別で分ける。 2013年 入場者数 平均入場者 試合 最多 最少 開幕戦 最終戦 11,000超え 札幌ド_ 138,020人 13,802人 10 24,813 8,173 13,248 24,813 7試合 札幌厚別 73,548人 6,686人 11 8,756 4,837 2014年 入場者数 平均入場者 試合 最多 最少 開幕戦 最終戦 11,000超え 札幌ド-ム 201,423人 11,848人 17 20,633 6,646 16,064 19,634 9試合 札幌厚別 30,832人 7,708人 4 8,851 6,844
前回記事 平均入場者が過去最低だった札幌ドーム開催は減らすべき?(コンサ入場者考察2)こちら
■2014札幌ドームにおける小野伸二の入場者数への貢献 20節7/20日14:00大分:20633人⇒小野初出場76分OUT 24節7/30水19:00横浜:13719人⇒小野フル出場 26節8/10日14:00京都:12212人⇒小野45分OUT 28節8/25月19:00栃木: 8797人⇒小野45分OUT 30節9/6土19:00長崎 : 9123人⇒小野けが中 札幌デビュー戦から1カ月余りの間にホームで出場したのは、 フル出場1試合、途中OUT3試合なんですね。 私が今季サッカーしてる小野伸二を見た印象がないのはこのせいだったのでしょうか。 札幌デビュー戦は小野伸二キャンペーンのおかげで今季最多の2万人超えでしたが、 小野パワーをもってしても月曜開催(28節栃木戦)では1万人超えませんでしたし、 ケガで出場しないことが確定したら、採算ライン(11,000人)割れが気になる状況に。 これでは、小野加入後の入場者数増を期待した関係者や上位パートナーは怒るでしょうね。 入場者数が多い方が、宣伝効果が高いですから。 穿った見方ですが、財前前監督が解任された理由が、この辺にもあるように感じました。
■札幌ドーム開催で過去の平均入場者数 札幌ドーム 年度 試合 入場者数 平均入場者数 2001 5 185,814 37,163 2002 9 212,289 23,588 2003 9 140,559 15,618 2004 8 112,694 14,087 2005 13 179,534 13,810 2006 11 156,375 14,216 2007 11 198,900 18,082 2008 9 172,495 19,166 2009 11 162,978 14,816 2010 9 134,111 14,901 2011 8 113,990 14,249 2012 10 148,843 14,884 2013 10 138,020 13,802 2014 17 201,423 11,848 これ、面白い結果ですね。 入場者数にすると歴代2位で、平均入場者数にすると過去最低。 入場者数にすると20万人を超えたのは2度目の快挙で、平均入場者数は初の13,000人台割れ。 試合数が多いからだろっ!と突っ込む方もいらっしゃると思いますが、そこはアレですよ、 この数字を2014コンサドーレ札幌(ここではHFCが相応しい?)のポジティブな宣伝材料として、 使えばいいじゃないのって思います。 「試合数が増えた分、観客動員が増えて当然」などと冷静(?)な話を持ち出すのは、 サポーターとかパートナーとかファミリーとか、そういう人たちだけで十分です。 普段興味ない人たちには 「今年は札幌ドーム開催分で観客動員が史上2位だったんだよ」 「札幌ドームだけで20万人を超えたんだよ」 ってうまいこと伝えれば、 なんだか凄く盛り上がってるように聞こえますね。 それを視覚的に煽ると、こうなります。 今年の盛り上がりはすごかったんですねぇ。 来年もさらに盛り上がっていきましょう。
2014年12月07日
コンサドーレ札幌の2014年度の入場者数の結果です。 平均11,060人/21試合/年間232,255人 松本に次ぐJ2で2番目の平均入場者、年間入場者でした。 参考までに、2013年の記録は以下の通り。 平均10,075人/21試合/年間211,568人 平均で約1,000人、年間で21,000人も増えて、昨年よりも興行成績は優秀だといえる。 ・・・本当に?
そこで、2014年と、2013年の入場者数を札幌ドームと札幌厚別で分ける。 2013年 入場者数 平均入場者 試合 最多 最少 開幕戦 最終戦 11,000超え 札幌ド_ 138,020人 13,802人 10 24,813 8,173 13,248 24,813 7試合 札幌厚別 73,548人 6,686人 11 8,756 4,837 2014年 入場者数 平均入場者 試合 最多 最少 開幕戦 最終戦 11,000超え 札幌ド-ム 201,423人 11,848人 17 20,633 6,646 16,064 19,634 9試合 札幌厚別 30,832人 7,708人 4 8,851 6,844 1)札幌ドームの試合数が10⇒17と、7試合増えたことで入場者数が増えた 2)札幌ドームの平均入場者数は、約2,000人減った★ 3)今季の最少入場者数は札幌ドームだった(これは過去最低?) 4)採算ライン11,000人超過試合は、2013は10試合中7試合、2014は17試合中9試合で比率が下がった 5)今季最多入場者数は、シーズン途中の小野デビュー戦(宣伝量すごかったですね) 6)採算ラインの11,000人を超える試合は2試合しか増えてない では、なぜ札幌ドーム平均は2,000人も減ったのか? 単純にドーム開催が増えたことで少ない人数の興行が増えたという話は置いておきます。
■2014札幌ドーム入場者数で1万人を割った試合(少ない順) 6646人:13節5/12月19:00愛媛 6966人:15節5/25日19:00水戸 8536人:8節4/20日13:00群馬 8797人:28節8/25月19:00栃木 9123人:30節9/6土19:00長崎 9251人:4節3/22土16:00北九州 9723人:6節4/5土13:00松本 月曜開催と日曜夜開催が興行面ではやめたほうがいいというレベルですね。 対戦カードがいまいちというのも一因といえます(愛媛、水戸ごめんなさい)。 月曜開催は、プロ野球の試合開催がないということで、 月曜夜や火曜朝のスポーツ報道の面で期待されましたが、 海外サッカーの報道で埋もれてしまいました。 試みとしては評価していますし、私もマンデーナイト○○のようなものを期待しましたが、 あれは、テレビ中継されてナンボの世界なら通用する話で、 普段扱いが小さい場合は効果が薄いと立証されてしまいました。 では、来年もあるであろう月曜夜開催での集客作戦はどうすれば・・・? そこはまた別途書きますが、20~30代の勤労者ターゲット企画しかないかなあ。
■2014札幌ドームの平日開催 13節5/12月19:00愛媛: 6646人 24節7/30水19:00横浜:13719人 28節8/25月19:00栃木: 8797人 平日開催でも、それなりのシチュエーションが揃えば、入場者数は増えるようです。 とはいえ、それでも13,719人ですから、この対戦カード(とカズと小野)を土日開催なら、 もっと入っただろうとも思います。 そういう意味では、次年度も月曜開催や水曜開催は1~3試合程度あるでしょうから、 いくら頑張っても客の入らない試合は平日に持ってきて、 集客が多い試合を土曜に持ってくる(日程くんがんばれ)方が、 結果的に年間入場者数は増えるといえそうです。 長くなってきたので、今回はここまで。
2014年11月24日
昨夜から12時間経過してなお、ヤフートップに載ってます。 こういうところが野々村社長の敏腕広報なところというべきか。 野々村社長のセミナーで、 ヤフートップに載るには、どうすればよいかを常に考えている という主旨の発言があったし、 サポーター、パートナー、ファンの外側にいる人たちへどのように話題を提供し、 興味を持ってもらうのか試行錯誤した成果の一つといえる。 金をかけずメディアに掲載されるには、いつどこで何を言えばよいか理解している ファミリーの外側にいる人を巻き込むキッカケにネットが重要だと理解している クラブを大きくするためのビジョンを持っている そんなことを感じたスピーチでした ちなみにヤフートップの目立つところに広告出すと一週間でウン百万円します。 今年は何回載りましたっけ? レコンビンで1回、小野伸二で3回、今回の稲本オファーで1回。 あとおもいだせない。
2014年07月06日
野々村芳和社長と砂川誠選手が7/6(日)12:00頃からフクアリで開催される試合に出るようです。 第1回 Next generation マッチ 千葉 2014 平成26年7月6日(日) 12:10~ 場所:フクダ電子アリーナ HPはこちら 出場選手一覧より抜粋 野々村芳和 元ジェフユナイテッド市原・千葉 砂川 誠 コンサドーレ札幌・市立船橋高校 長崎から戻る途中で砂川選手のみ残るんですね。 【大会主旨】 いつも多大なるご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。 この度、松田直樹メモリアルではAED解禁10周年を記念し、 「Next generation マッチ」と題したマッチを実施してまいります。 本事業では、交流マッチの開催+AEDの普及活動を通じて、スポーツの素晴らしさと命の大切さについて改めて考えて頂き、 「安全なスポーツ環境」の創出に少しでも寄与できれば幸いです。 1.松田直樹メモリアル マッチ ~AED普及マッチ~ ⇒元日本代表選手を集めた交流マッチの開催 2.AED普及のための講習会の実施 3.ユース世代育成のための前座マッチ(高校生) 4.ジュニア世代育成のためのサッカークリニック(小学生)
2014年05月31日
昨年話題になった、厚別の芝が荒れていた件。 参考記事 なぜ厚別の芝が荒れたのか?5(まとめ)
主な原因は以下の2つでした。 1) 5月水戸戦までは、曇りが多く、低温のため生育が悪く回復に至らなかった →冬芝の生育適温は15~20度に対し、15度超えた晴れの日は3日。 参考記事:なぜ厚別の芝が荒れたのか?2(天候) 2) 2日前まで陸上競技の投てき競技で使用したため、回復する時間がなかった →陸上競技場を併用している限り付きまとう問題であり、回避はできない。 →水戸戦の後にするよう調整できなかったのか?(できなかったからこうなった) 参考記事:なぜ厚別の芝が荒れたのか?3(使用頻度)
過去2年と今年の天候を調べてみました。 生育適温は15~20度とか、18~24度。 ●2012年の同じ期間の天候(5/1~25) 25日までに15度超えた晴れの日:10日 25日までに15度超えた日___:18日 ●2013年の水戸戦当日までの天候(5/1~25) ◎当日までに15度超えた晴れの日: 3日 ○当日までに15度超えた日___:10日 発芽に適した温度20℃前後を超えたのも、わずか2日。 ●2014年の同じ期間の天候(5/1~30) 25日までに15度超えた晴れの日:14日 25日までに15度超えた日___:25日 直近3年で、今年は天候に恵まれたといえます。 ●日照時間 2012年207.2時間 2013年142.1時間 2014年196.7時間 2013年が、いかに天候に恵まれなかった=芝の生育不良を起こしたのかが分かります。
陸上競技は開催された?
2013年5月21~24日:高校陸上札幌予選の投てき競技
2013年5月26日:水戸戦
中1日。
2014年5月20~23日:高校陸上札幌予選の投てき競技
2014年5月25日:道リーグ札幌ブロック
2014年5月31日:福岡戦
陸上からは中7日。道リーグ札幌ブロックからは中5日。
2013年は補修の時間がありませんでしたが、
2014年は補修の時間が昨年よりあったといえます。
結論
厚別の芝は、昨年よりマシ。
これでダメなら、原因はほかにあるということで。
2014年03月21日
3/22(土) J2 第4節 コンサドーレ札幌vsギラヴァンツ北九州 イベントについて ■岡山一成が帰ってくる!!『岡山劇場』本販売ブース 2012年まで在籍した岡山一成選手の自伝エッセイ本『岡山劇場』を先行で200冊、 本人が直接販売いたします。 [場所/時間] 北ゲート3奥 / 14:00(先行入場)~試合終了30分後まで ※無くなり次第終了 ★松山光プロジェクトブースにも登場します! 札幌公式よりこちら 4月から関西リーグが始まるから、いつ行くのかと思っていたら、 3/22に札幌ドームへ行くとのこと。 200冊って、絶対に少ないと思うんだよなあ。
岡山一成のブログオカヤマガイク!では、以下のように綴られている。 チームを去る時に、温かく送り出してくれたサポーターのみんながいたから、 何回も逃げ出しそうになりながらも、サッカーを続けて来れた。 だけど、コンサドーレのサポーターにはずっと最後のけじめとしてのブログを書けなかった。 2012年はほんまに自分のことを嫌いになった。 J1残留の可能性があるにも関わらず無理やろうと諦めてしまった。それやのに、可能性がある限りみんなで闘おうと嘘をついた。 (略) 1番最初に行くチームはコンサドーレ札幌と決めています。 コンサドーレのサポーターにちゃんと自分の言葉で挨拶をしないといけない。 サヨナラも告げずに別れたままなので、奈良クラブのユニフォームを着て、訪ねていくから待っていてな。 それぞれのチームでの詳細が決まり次第、報告するので待っていてください。
彼の葛藤の様子は様々な媒体から伝わっていたし、偶然の遭遇からその一部を直接聞く機会もあった。 そのとき聞いた彼の思いはほんのごく一部だろう。 プロ野球では佐藤和弘、Jリーグでは岡山一成と言ってしまうほど、 私は、岡山一成というサッカー選手が、稀有なる存在だと認めている。 ファンやサポーターやパートナーとの距離を近づけてしまう不思議な魅力を持つ選手だ。 岡山一成の場合、それがちょっと近すぎるとも思うけれど、 それが彼の良さであり、個性なのだろう。 多くの時間を共有した札幌のサポーター、ファン、パートナーにこそ、 どうか彼の思いを直接聞いてほしい。
2014年02月07日
「Jマジ!20」を実施していたじゃらん(リクルート)が、「Jリーグ観戦者実態調査」を発表しました リリース 調査結果詳細(pdf)
前回記事 20代をコンサドーレ札幌のホーム(厚別&札幌ドーム)へ誘い込むための5つの魔法 20代がコンサドーレ札幌にハマるかどうかはスタジアムへ来る前に決まる どうすれば20代はコンサドーレ札幌のスタジアムへ来るのか?
2)Jリーグの観戦者調査との違い Jリーグの観戦者調査は「スタジアムに来た人」に対する調査なので、来たことがない人が対象ではない。 じゃらんの調査は、来たことがない人も対象にしているため、潜在需要の分析に適している。
■初観戦のきっかけは、友達・家族の誘いがほとんど 観戦きっかけは「友達・家族などから誘われた」が約7割。 特に18~29歳は「誘われた」きっかけが多い。 男女で比較すると、女性の方が誘われた割合が高い。 メディアに流れる情報量が「ほぼない」に等しいのだから、 口コミに頼らざるを得ないのは仕方がないところ。 18~29歳、30~39歳が家にいる時間にコンサが話題になることは稀だし、 新聞に載ったところで波及効果は低い。 ならばインターネット、と言いたいところだが、まだまだメディア露出は低い。 ここ最近の、小野伸二、松山光、レコンビン、のようなインパクトがないと、伝播しないのだ。
■ハマり度と年間の観戦回数は比例する。 つまり、ハマっている人ほど、観戦回数が多く、リピーター化している。 ・ハマり度は、直近1年の観戦回数が”2回以内”と“3回以上”で大きく変わる。 「Jリーグにハマってもらうためには「3回以上の観戦」がカギ!」 と、まとめているが、そうではなくて、 ハマったから3回以上観戦しているというほうが正しいのでは。 「スタジアムへ行ってもらえれば魅力が伝わる」という人をたまに見かけるけど、 私はそんなこと思ったことがないし、あり得ないと思っている(正確には当たる確率が低い)。 スタジアムでハマるには、それなりのインパクトが必要で、 試合であれば「劇的な展開」とかシチュエーションが必要だ。 そんな機会が今の札幌には、1年に1回あるかないかという程度が現実だろう。 なので、考えるべきは「3回以上の観戦」をしてもらうことではなく、 いかにして「3回以上観戦したくなるほど、ハマらせるのか」である。 漠然とした印象ですが、スタジアム外でのきっかけ(イベントで選手にサインもらう的な)の方が、 ハマるきっかけになると思っています。 それも1回ではなくて、2回目にあったときに名前を覚えてもらっていたようなケース。
■「好きな選手」を見つけられると長続きする これは事実だと思う。 そういう傾向が強いというのが正しいか。 サッカーに限った話ではなく、音楽、演劇、アイドル、アニメ、スポーツ、政治家、何でもそうだ。 人に魅力があることも大切だが、 魅力がある人がいることに気付いてもらうことも大切。 スタジアムでは、ピッチとスタンドの距離はどうしても離れていて遠く感じられるが、 スタジアム以外の場所で選手との接点があると、びっくりするくらい心をつかんでしまう。 昔の話になるが、知人に「○×は全然ダメ!」なんて大口叩いてた人がいて、 ある時ある場所で偶然出くわしたら、大口叩いていた彼がカチンコチンに緊張しながら 挨拶して握手してサイン貰ったら、それ以降ファンになってしまうという珍現象を見たことがある。 テレビやスタジアムでは決して伝わらない何かが、1対1で間近で会った時には伝わるのだろう。 普段サッカーを見ない人でも、1対1で向かい合うような場面があれば、何か感じるのかもしれない。 そういう観点で、調査結果にある以下の3点は的を得ているといえる。 ・他者から誘われた、が最多(特に女性は誘われた比率が高い)。次いで、選手見たさ。 ・観戦きっかけが「選手見たさ」だった層がコア化(年間3回以上観戦)している。 ・男性コア層の中では、クラブ昇格も上位きっかけ つづく 注:タイトルは○ンマーク出版ばりの煽りです。
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