2014年08月29日
★2013年J2チーム人件費順(百万円) 順親 チーム 人件費 営業収益 人件費率 パナ G大阪1,486 2,786 53% 1ヤマハ磐田 1,369 3,298 42%※2013/J1 楽天 神戸 1,160 1,960 59% 2JEF千葉 994 2,330 43% 3京セラ京都 692 1,930 36% 大塚 徳島 601 1,211 50% 4-- 大分 556 1,406 40%※2013/J1 5-- 湘南 530 1,191 45%※2013/J1 (- 札幌 483 1,341 32%★J2/2014(予算)) 6-- 横浜FC 482 1,152 42% 7-- 山形 468 1,041 45% === J2平均 467 1,090 43%=2013J2平均 === J2平均 431 1,087 39%=2013J2平均(昇降格クラブ入れ替えた場合) 8-- 岡山 411 1,034 40% 9-- 栃木 410 876 47% 10-- 福岡 390 871 45% 11-- 松本 368 939 39% 12-- 札幌 359 1,071 34%★ 13-- 東京V 357 1,236 29% 14-- 富山 273 701 39% 15-- 熊本 261 680 38% 16-- 北九州 249 686 36% 17-- 愛媛 247 547 45% 18-- 岐阜 241 576 42% 19-- 水戸 230 508 45% 20-- 長崎 229 718 32% 21-- 鳥取 207 646 32% 22-- 群馬 163 469 35% =============== (- 札幌 513 1,297 39% 3位★J2/2011) (- 札幌 495 1,347 37% 18位★J1/2012) (- 札幌 359 1,071 33% 8位★J2/2013) (- 札幌 483 1,341 36% ?位★J2/2014(予算))(- 札幌 430 1,341 32% ?位★J2/2014(予算))昨年は、人件費がJ2平均以下の12番目でリーグ戦順位は8位。 今年は、人件費がJ2平均以下の8番目でリーグ戦順位は13位(8/28現在)。 昨年は低めの人件費でリーグ戦は善戦したといえる。 監督1年目にしては上出来。 監督の年俸はいくらなのか分からないが、 昨年の緊縮財政のなかで引き受けてくれた上に、 人件費以上の成績を残したことは賞賛に値する。今年は、昨年より7千万円(家2軒分)上乗せした人件費で戦っている。 それでも、J2平均以下で8番目。今年は、昨年より1億2千万円(家4軒分)上乗せした人件費で戦っている。 それでも、J2平均以上で6番目。 それより低いリーグ戦順位だが、一時期6位まで上がったことを考えると、 予算どおりのいいところに落ち着いているともいえる。 今のコンサの予算感にあった監督といえるのではないか。 今年もまた人件費でいえば上位2チームの半分以下であり、 J2平均以下の人件費にもかかわらず、 J1自動昇格やプレーオフ進出を信じる人がいるってのが信じられない。 是非ともその根拠を示してもらいたい。 社長か誰かが昇格をほのめかしたから? それは根拠となりえない。 営業トークに乗せられたとか、クラブの発信を妄信してるのでは?と思えてしまう。 まあ何にせよ、賽は投げられた。 何かが変わるかもしれないし、変えずにいくのかもしれない。
2014年08月26日
つまり、もとの深井に戻るのでは、また怪我をしてしまう。 以前よりもっと筋力も負荷耐性も強くなった深井になるべきなのだ。 口で言うのは簡単だし、ここで述べても何かが動くことはないだろう。 けれども、そうなるまでは、ハードな実戦は慎むべきと、分かったはずだ。
目先の勝利のために、リスクを承知の上で無理をさせるか(怪我しないかもしれないし) 勝利が遠ざかるが、リスクを回避するか 前者を取って、勝利は逃し、深井の右膝が壊れる事態に。 こうなると、 体調管理できないフィジカルコーチが悪い 出場させた監督が悪い コンディションをコントロールできないコンディショニングトレーナーが悪い と、個人を槍玉に上げようとする人がいるが、そんなのは大きな誤りである。 今回の根本原因は、以下である。 「膝の怪我をして長期離脱から復帰したばかりの選手を、 中2日で使うことがまかり通るクラブの体質」 誰か1人が悪いのではない、監督コーチ、フロント、選手本人ら全てが 判断を惑わす様々な要因の中から最適な判断を下せない。 その判断が誤っていたとしても、中二日はありえないという 空気が大半を占めるようにならねば、また同じことを繰り返すのだろう。 井がケガを繰り返すのは・・・誰の責任
2014年08月23日
深井自身の責任? クラブ・スタッフの責任? サポーターの責任? 散々迷ったのだけど、載せることにしました。 クラブの考えが正しいとは思えなかったので。 とはいえ、最終的には、クラブや選手自身の考えを尊重するしかないってのが結論です。 それで壊れようが、選手の責任ってことになる・・・のか?
8/20(水)、天皇杯3回戦 清水戦の後半18分すぎ。 左サイドへスプリントでプレスをかけにいった深井が 進行方向に対して左90度の方向転換をするため、 強く右足で踏み込んだときにそれは起きた。 右足に異変が生じ、もつれるように倒れる深井。 見た瞬間「ハムストリングやったな」と感じた。 (半月板(昨年の古田)だったら、太もも裏を気にすることはないはず) (靭帯や腱は膝界隈にはいろいろあるので、靭帯損傷ではないことを祈る) 今回ばかりは、クラブもスタッフも本人も救いようのない 人の判断ミスによるケガの発症としか捉えられない。
深井のケガ略歴 2011年6月:U-17W杯でベスト8(ブラジルに2-3で敗れる) 2011年秋:「秋から膝の痛みがあった」 2012年3月:左膝を手術(皿の骨の一部が生まれつき一部離れていた。) 2012年8月:復帰 2013年3月:プロデビュー 2013年6月:右膝じん帯を損傷 2013年9月:全体練習復帰 2013年9月:右股関節痛 2013年11月:左膝前十字靱帯断裂(全治:8ヶ月) 2014年7月:全体練習復帰 2013年8月:(右膝?右ハムストリング?) ネタ元 http://web.gekisaka.jp/news/detail/?104737-106801-fl http://www.consadole-sapporo.jp/news/2013/11/015759.html 他は「さっかりん」から。
これだけ見れば、大体分かると思いますが、 深井はまだプロでシーズン通して活躍できるフィジカルを見につけていない。 走り続けられる心肺能力とか、若いから回復力が・・・とか言っているのではなく、 試合中のスプリントにどのくらいまで耐えられる筋力か、 その回復力は高いのか?というあたりのことを言っている。 つまり「筋肉への負荷に対する耐性と回復力」がプロ仕様になっていないにも関わらず、 筋肉が回復してない中2日で先発したことが、判断ミスだと私は考えている。 能力が高い選手ほど、体が動くから「出られる」と言ってしまいがちだが、 コンディショニングの知識に乏しいと、こういう結果になる。 それを外から止めるのも、必要な動きであると思うけれど。 今年、同じように、上里が靭帯断裂から復帰していたが、 そもそも彼の場合は数年間プロでトレーニングしてきた積み重ねがあるわけで、 「負荷に対する耐性と回復力」において、上里と深井の間には、 「Jリーガー」と「サッカーの上手い高校3年生」くらいの差があるのだから、 怪我から復帰した後のケアや動きの違いにも大きな差が出てくるのは当然なのだ。 怪我から復帰したときに誤解されるのが、 「全体練習への復帰=怪我以前の状態に戻る」と捉えられていること。 十字靭帯断裂の再建手術の場合、他の腱を拝借して再建手術しますし、 その後のリハビリたるや、本当にきついもので、 (何キロ持ち上がる的な)筋力の強度という点では元に戻ったとしても、 「負荷耐性と回復力」、短期間に元に戻るわけではない。 むしろ怪我前より下がった状態なのが一般的な考え方なようです。 (この辺は、種目別のコンディショニングの知識ごとに違ったりしますが)
コンディショニングについては、専門家によって意見も違いますし、 クラブが抱える選手の質、設備環境によっても大きく異なります。 ですので、その知識が正しいか、クラブに合っているかは 怪我人が多いか少ないかってのが、判断基準になってしまいますね。 数値化は金かかるので、これは仕方がないか。
じゃあ、冒頭に使った「サポーター」はどこに出てくるのか? 全体練習に復帰⇒何とかJ1昇格したいから試合早く出てね ⇒チーム連敗しちゃった⇒何とか立て直したい のような流れの中で、サポーターから発せられる「些細な期待」が 積み重なっていくと、「早く復帰して試合で活躍せにゃならん」といった 思考に選手が走ってしまってんじゃないの? と感じることが、あるからです。 「復帰したばかりの選手を中2日で出すわけないよね」 「そんなのありえない」くらいの空気が クラブやサポーターやパートナーから充満する位が望ましいのですが、 まだそこまでではないようで。 怪我を押して(or隠してor痛み止め打って)でも、試合に出て活躍するのがプロ みたいな空気感は、プロとして活躍を続けてる選手に向けられるならまだしも、 まだプロ通用するフィジカルを手に入れてない選手に向けられるのは、 正直どうなの?って思うのでした。 ちなみに、そういう方向に促しかねない記事を平気で垂れ流してくる マスメディア(しんぶん、広告専用地上波てれびじょん)を一番信用してません。
足がかかったり、危険なスライディングから 怪我を回避するためにダイブすることがありますが、 それをブーイングで返すのってどうなんだろうって話もあるのですが、 興奮状態だったり、ピッチまで遠くてビジョンもない陸スタだったら しょうがないか、という思考もあります。これは脱線がすぎました。
なお、文中で使っている「負荷耐性と回復力」って言葉ですが、 私なりの解釈と意訳で書いてるので、検索しても出てこないようです。 戦術的ピリオダイゼーション哲学(PTP)ってあたりから探すと それっぽい話が出てくると思います。
2014年08月23日
★なぜ深井を試合に復帰させのか ⇒ AFC U-19選手権(10/9開幕)の直前合宿(9月下旬)から逆算すると、 1~2ヶ月前の段階で試合出場してコンディションを上げていかないと、 U-19日本代表に選出されないから。 これが最大の理由だろう。 少なくとも9月中旬の時点で、フル出場しても問題がないくらいの状態に 持っていく必要がある。 ここにクラブと本人の焦りが重なったと推測している。 (その後のケガ云々とコンディション云々は別掲する。) U-19代表には、内山の選出がかなり有力。 (同世代に内山と同じタイプで能力が高いCBが少ない) GK阿波加は当落線上で激しい競争中 (阿波加を戻してJ-U22に出せるようにしたのもU-19狙いだろう) ここにU-17世界選手権で存在感を示し、同世代でも一目置かれる深井を加えて、 今年のU-19代表に3人送り込みたい。 そして来年のU20ワールドカップのU20日本代表に選出される流れを作りたい。 そんなクラブの思惑が垣間見える。 これとアジア大会向けのU21代表。 奈良がアジア大会の代表に選出されず残念であったが、 シーズン中なので、1クラブ1選手縛りがあったであろう。 それに加え、同世代に強力なCB(岩波、遠藤、植田、西野)が揃っており、 激しい競争が繰り広げられていることも一因だ。 アジア大会に荒野を送り込んだことも交えると、 一連のU代表に対するアプローチの最終目標は、リオ五輪メンバーを送り込むこと。 ユース時代から注目を集めた選手達が成長を続けて、 1人でも多くの選手が選ばれることを願う。
2014年08月16日
意外なところでコンサが報道されている 34歳になった天才の帰還 小野伸二が札幌の街とサッカーを変える(number web) 記事はこちら (現在発売中のnumber 858号に掲載) <アジアに活路を>コンサの戦略/上 Jリーグと歩調あわせ 早くもプラスの効果 /北海道(毎日新聞) 記事はこちら
何が意外って、サッカー専門誌でもなく、道内紙(毎日は道内版?)でもないところで、 Jリーグ2部のチームが取り上げられている。 毎日新聞は、北海道では5万部(道新は111万部)。 numberはここ数年は海外サッカーがメイン。 そんな状況のメディアから、コンサドーレ札幌の記事が出てくるのは、意外である。 一見地味に見えるかもしれないが、 これらは確実に「コンサドーレ界隈の外側」にいる人の目に触れる機会になりうる。 道新様で広告を打つ、道内テレビ・ラジオで出る。 これらは地道な活動として必要だけれど、マンネリ化した先にいる人から見れば、 「あーまた何かやってる」程度の関心しか得られない。 むしろ無関心のほうが多いだろう。 で、あるならば、普段触れない人の目に引っ掛かり、 「新しいことにチャレンジしてる」と思わせて、 年一回くらいスタジアムに足を運んでくれるような機会になることも大切。 忘れてはいけないのは、numberの記事も、毎日新聞の記事も、広告料は払っていない点だ。 (金払って提灯記事を書くこともありますが・・・) メディアを動かす力が、求められている昨今。 昨年のNHK+日経+ベトナム+レコンビンのように、 普段J2札幌どころか、Jリーグの報道量が少ないメディアで扱ってもらう仕掛けを 定期的に出し続けることをこれからも継続してほしい。
道新の1面広告っていくらかかるかご存知ですか? 800万くらいだったはず。 1段約50万円で1面は15段あるので50万×15段=750万円。 これにカラー代金120万円を足す。 道新広告局料金シミュレーター これは定価ですが、この金額を聞いて「広告をもっと出せ」と思う人は どのくらいいるのでしょう? こんな視点からも、野々村社長が「メディア露出」を訴える理由がわかると思います。
2014年08月09日
「レコンビンに日本のクラブが月俸2億ドン(100万円)のオファー!」 と、ベトナム最大のサッカー情報サイトBongda.comが8/8に報じています。 "CLB Nhật đề nghị trả Công Vinh lương tháng 200 triệu đồng" 元記事はBongda.com より.
そろそろべトナムリーグ終盤(8/10が最終節)なので、 コンサドーレ札幌の提携先であるドンタム・ロンアンが残留したのか確認しようと Bongda.comを見たら目に飛び込んできたこの記事。 しばらくベトナム界隈から離れてて、ベトナム語の文法をすっかり忘れてしまいましたが、ここは1つGoogle先生の翻訳を意訳しておきます。
ソンラムゲアンとの契約延長に失敗した場合、ストライカーレコンビンは、Jリーグ2部に戻ることができます。 ナンバーワンストライカー・レコンビンをJリーグ2チームが最終戦後に彼を取ることを申し出た。 二週間前に、クラブの代表が直接試合で二度目の東アジアにレコンビンを招待したとき、彼とソンラムゲアンとの8月の最終節で契約が終わることを確認した。 われわれの理解によれば、2つの主要なアプローチの1つは、彼が元いたクラブ、コンサドーレ札幌。 北海道のチームはレコンビンの2014シーズンの契約をする交渉をした。 彼らはまた、ビンの契約を買い戻すために価格を引き上げたが、それでも(SLNAの)会長がレコンビンを(SLNAの)スタジアムから放出することを拒否しました。 Jリーグ2部札幌は、月俸1万ドル(2億ベトナムドン)、2年契約を提案している。 1985年に生まれたストライカー(レコンビン)に、3年から5年のアカデミーのコーチに参加することを約束。 「私はソングラムゲアンと契約中のため、今の私は何も発表することができない」とレコンビンは言った。 「クラブとの契約延長がされていない場合、私はJリーグに戻ってプレイするかと思います。 Jリーグはプロの優れた治療環境があり、理想的な環境です。 ベトナム代表チーム監督・三浦俊也は、 「あなた自身のための専門性を更に高め、日本のオフ期間中にコーチになる勉強をする機会を持つべき」と助言した。 ベトナム代表チームのストライカーは、彼が最終的な決定を下すのは来月まで待ちたいと言いました: 「今シーズンの最後節のあと、私は妻と子供たちを満たすためにホーチミン市に戻ります。 ソングラムゲアンの指導者は、特定の計画を持っており、近い将来、私と一緒に予定をスケジュールします。 私は来季の移籍について、どのクラブにも決まっていない。 私はソンラムゲアンを尊重し、どのような決定を行うために急ぐ。 家族やクラブとの交渉を管理するエージェントとの協議の後、私は "この9月に正式決定する。"
日本の移籍ウインドー閉じる前(・第2の登録期間(ウインドー):2014年7月18日(金)~8月15日(金))に出てくるあたり、よくある話なので、 百戦錬磨のサポの方なら、移籍記事に対する振る舞いもご存知でしょうから、 記事の意図についても察していただけるかと思います。 さて、レコンビンが"9月に決める"と発言していて、移籍期間終わってるじゃんと思った方もいるでしょう。 実は例外があります。 [12] 登録ウインドーの例外 (1) [11](登録ウインドー) にかかわらず、登録ウインドーの終了前に契約が終了したプロ選手は、当該登録ウインドー終了後においても登録されることができるものとする ●追加登録期限 ・J1リーグ戦/J2リーグ戦/J3リーグ戦:2014年9月19日(金) Jリーグについて -選手の契約・登録・移籍について つまり、移籍ウインドーの終了日(8/15)より前に、契約が終了した選手は、登録ウインドー終了後でも移籍可能なんですね。 というわけで、Bongda.comの記事で踊るのは来週までにするとして、 レコンビンがJリーグ2部に来るための時間的猶予は9月19日まであるということ認識しておきましょう。
で、肝心の我らがドンタムロンアンと、ベトナムリーグの情報ですが、最終節を前に 優勝が決まっています。 優勝 ベカメックス・ビンズオン(48)→川崎と毎年交流試合をやるクラブ 2位 ハノイT&T(44) 5位 ソンラム・ゲアン(33) 11位 ドンタム・ロンアン(18)→残留! 12位 フンブオン・アンジン(12)→降格プレーオフへ というわけで、提携先のドンタム・ロンアンは、1部残留です。 来年は14チームにするようで、ラッキーでしたね。
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