経営状況で見るコンサの現在地6(客単価)

2013年04月08日

★2011年J1客単価順(円)
 客単価(円) 興収(百万円) 入場者数 試合数
浦和  2,807  1918  683,266  21
名古屋 2,738  814  297,260  19
鹿島  2,698  754  279,459  18
仙台  2,427  689  283,943  18
木白  2,280  482  211,362  18
横浜FM 2,117  795  375,607  19
G大阪  2,109  597  283,093  18
大宮  1,986  325  163,663  18
磐田  1,960  424  216,304  19
甲府  1,947  421  216,274  18
広島  1,933  458  236,945  18
清水  1,818  522  287,194  19
C大阪  1,816  449  247,201  18
川崎F  1,751  554  316,371  19
山形  1,724  282  163,539  19
神戸  1,703  392  230,166  18
福岡  1,697  308  181,465  18
新潟  1,548  701  452,860  18
===============
平均  2,123  605  284,776  
(札幌  1,557  310  199,162  19★(J2/2011))
(札幌  1,786  396  222,192  20★(J1/2012))

※入場者数と試合数にはナビスコ杯含む。コンサ2012も同様。

浦和、名古屋、鹿島、仙台の2400円超えの秘訣を調べる価値がありそう。
収容率も一因だろう。
柏、大宮はスタジアムが狭いことで指定席にも客が流れ単価が上がっていると推測。
入場者数が鹿島<新潟で17万人も差があるのに、興行収入では鹿島>新潟。
地方都市の厳しさと過去の積み上げの差なのか。
新潟は過去の配布の影響もあり、客単価上昇に苦戦しているようだ。
2000円が1つの目安となりそう。


★2011年J2客単価順(円)
 客単価(円) 入場料(百万円) 入場者数
千葉  2,001  368  183,911
大分  1,948  325  166,807
東京V  1,678  182  108,482
京都  1,664  199  119,591
F東京  1,651  551  333,680
札幌  1,557  310  199,162★
鳥取  1,383   97   70,152
横浜FC 1,341  147  109,632
草津  1,278   78   61,018
湘南  1,274  168  131,918
栃木  1,204  113   93,848
鳥栖  1,130  166  146,893
北九州 1,013   78   76,976
水戸   943   60   63,637
岡山   921  127  137,911
徳島   910   90   98,925
愛媛   803   53   66,022
富山   787   49   62,233
岐阜   754   59   78,273
熊本   638   84  131,624
===============
平均  1,352  165  122,035

(札幌  1,786  396  222,192  20★(J1/2012))

千葉は大きすぎない専スタで、単価の安い席を多くしすぎない、指定席も見やすい、
という利点を活かしているようだ。
鳥栖も専スタだが、少し大きすぎるのか、安い席しか埋まらないのだろうか。
上昇機運に乗った時の潜在能力があると捉えるべきか。
地方クラブで陸上競技場だと客単価が低い傾向。
1000円切っているクラブの起爆剤は、専スタなのかJ1昇格なのか昇格争いなのか。
よいサッカーをしている、J2上位に食い込むだけでは足りないのだろう。
妙案やいかに。


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