札幌に1万人前後のイベントホールってあるの?(ス儲会6)

2015年03月09日

北海道のサッカースタジアムで儲かる会(仮称)。を発足しました。
会といっても、当面は1人でウダウダ語りつくします。
想いのある方は、コメントいただけると刺激になりますし、議論の種になるので大歓迎です。

当会の名称についての重要なポイントを。
★サッカー”専用”スタジアムではなく、複合型スタジアム、サッカースタジアムと呼ぶ
 ⇒「専スタ」「サッカー専用」の言葉を廃止する
★作るでも造るでもなく、「儲かる」

スタジアム形式を以下の3本柱と定めました。
★全天候型ドームとすることで、通年利用可能にする
★ピッチ可動式とすることで、スポーツ以外のイベント利用を促進する
★1万人~2万人規模とすることで、既存施設の隙間を埋める規模にする
 (札幌ドーム未満、アクセスサッポロ以上、アイスアリーナ&グリーンドームの代替設備)


前回記事
ス儲会1)北海道のサッカースタジアムで儲かるために最低限知っておきたいこと
ス儲会2)「専スタ」って言葉の使用をやめませんか?
ス儲会3)札幌ドームってなぜドーム型で野球場併用で可動式ピッチなんだっけ?
ス儲会4)スタジアム稼働率向上を通年で考える(冬使えないなんて問題外)
ス儲会5)世界の可動式ピッチ サッカースタジアム事例


今回は札幌市内にあり、収容能力が1万人前後の施設について調べてみよう。

■
設営もあるので全日とした場合。
着席時1m2あたり約1人として考える。

(以下はステージや座席など設営が必要。ステージがない)
札幌ドーム:14,460m2/450万円/開場2001年6月2日
アクセスサッポロ:5,000m2(6000席)/82万円/開館1984年3月
きたえーる:3,886m2(仮設席4,036席)+常設6000席/営利358万円/非営利149万円/竣工1999年9月20日
真駒内アリーナ:10,133m2(10,770人)/営利370万円/非営利246万円/竣工1970年
つどーむ:11,484m2(常設1000席+アリーナ)/営利162万円/非営利135万円/開場1997年6月15日
月寒グリーン:2,532m2(5,831席)/202万円/開館1972年3月

きたえーる、真駒内アイスアリーナは、1万人程度の収容能力があり営利目的使用料が350~370万円。
サッカースタジアムの使用料はこれより少し高く、400万円程度になるだろうか。


屋内体育館であるきたえーるを除き、結構古いんですね。
古い順に並べてみました。
真駒内アリーナ :竣工1970年
月寒グリーン  :開館1972年3月
アクセスサッポロ:開館1984年3月
つどーむ    :開場1997年6月15日
きたえーる   :竣工1999年9月20日
札幌ドーム   :開場2001年6月2日

真駒内アイスアリーナ、月寒グリーンドームは、会場から40年経過。。。
ぼちぼち耐用年数に達しています(超えてる?)。
アクセスサッポロも30年経過。もっと新しいと思ってました。
これって、チャンスです。
真駒内アイスアリーナ、月寒グリーンドームがぼちぼち限界で更新せねばならない。
アクセスサッポロも10年もすれば、そういう話になる。

2020年までに建てよう!みたいな流れだと、建設費が非常に高くつくので、
その後で完成させる計画のほうがよいです。
東京オリンピックが始まる前後で、ゼネコンの締め付けが始まるし、
人件費、鋼材費など下がってきて、いろいろな面でメリットが出てくると思います。

あ、札幌ってオリンピック招致を検討中なんですね。
https://www.city.sapporo.jp/sports/olympic/documents/201410.pdf

2026年(平成38年)大会を想定した開催都市決定までのスケジュール
2015年~招致に向けた開催計画の策定など
2017年:IOCに日本の候補都市を申請
2019年:IOC総会で開催都市が決定

2021になると、札幌ドームも開場20年を経過しますし、
そのころには、月寒グリーンドームも真駒内アイスアリーナも限界を超えちゃってますから、
タイミングとしては、よさそうです。
と、なると、2021~2024年あたりでサッカースタジアム建設⇒開場のイメージが湧いてきました。

各施設の稼働率や使用頻度などを分析し、イベントホールの需要を探りる必要があります。
これについては、別途調査を行います。


この記事に対するコメント一覧

かな

Re:札幌に1万人前後のイベントホールってあるの?(ス儲会6)

2016-01-29 17:16

はじめまして 私もちょうど真駒内と札幌ドームの間の施設が出来ないものかと思っていた所、このブログを見つけました。 個人的な妄想ですが以下のようなスタジアムを考えています 1.収容人数はサッカーモードで1.5万人 2.札幌五輪誘致で課題のスピードスケート場 3.屋内施設空白1.3~3万人を埋めるイベントアリーナ 4.テイセンホール、アクセス札幌等の展示場機能 5.札幌ドームホバリングステージの有効活用 6.場所は札幌ドーム南で研究所には移転してもらう(元々札幌五輪誘致であの周辺はスピードスケート場予定地だと思われる) 上の条件で非常に適当ですがExcelで配置図を作ってみました (下の方の座席が切れてますが上の方と同じ感じです) サッカー1.5万人http://i.imgur.com/Ax2ivV8.jpg スピードスケート1万人http://i.imgur.com/4l7c3Tk.jpg ライブ2.4万http://i.imgur.com/7V0G5zF.jpg 展示場モードはアリーナ部分の可動式スタンドを収納した状態です。 航空写真に比較的妄想に近いテレノールアリーナ(建設費80億円)を置いてみるとこのような感じです。 http://i.imgur.com/6T8j9t6.jpg

コメントする