2015年11月29日
正確には道民の10代~20代の80%。 ほんと知らないですよ。 何となく感じてはいたので、自分は驚きもしないのですが。 地元のJクラブの存在をもっと知られてない地域もあると思います。 コンサドーレはまだマシな方です。 今年は何かと、北海道出身の方に会う機会が多かったのですが、 話の流れで何となく「コンサドーレって知ってる?」と聞いてみるわけです。 そうすると返ってくる答えは「知らない」というのが大半。 あまりに多いので、今年1年数えてみた。 最近、その数が100人に達したので、その統計情報です。 北海道出身で10~20代の100人に聞きました。 「コンサドーレって知ってる?」 1)知らない:80人 2)サッカーチームだと知ってる:20人 3)順位を知ってる。:5人 4)次の試合がいつか知ってる:3人 5)小野伸二を知っている:31人 ※段階的に聞いて複数回答ありのため合計は100になりません コレ見て、そんなわけないだろ!と思う人は、 ぜひ駅前で街頭アンケートでも取ってみてください。 80%は極端ですが、「思ったよりも少ない」結果になるかと。 人によっては、「小野伸二>コンサドーレ」の方が衝撃かもしれませんけど。
さて、今回の調査は1つカラクリがありまして、全て道外で聞きました。 なので、正確には元道民の10~20代。 とはいえ、ほとんどが北海道育ちで高校大学まで北海道にいた人で、 20年前後北海道にいたのに「知らない」っていうくらいなので、 よっぽど知られてないのなーと実感しました。 道内トップシェアの新聞を取っている世帯が多いから、 自宅でスポーツ欄を見たことあるなら、最低1度は触れたことあるはず。 なので「名前は知ってるけど、成績とか知らない」が多い・・・と予測してました。 最近の若い人の情報源ってそこじゃないんです。 じゃあどこ?っていう1つの答えを↓に示します。 (twitterが39%、テレビが19.2%) (株式会社ジャストシステムは20日、10代のスマートフォン利用状況に関するアンケート調査の結果を発表した。15~19歳のスマートフォンユーザー600人が回答したもの。) http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20151124_732008.html https://www.fast-ask.com/report/report-teensmartphone-20151120.html 「スマートフォンユーザ」が調査母数なので、 新聞・雑誌といった紙媒体が極端に低い数字なのは仕方がないのですが、 10~20代の90%(筆者の感覚値)がスマートフォンを通じたSNSや インターネット総合メディア(Yahoo!ニュースとか)が情報源で、 そこでトピックに載った情報から各メディアのサイト(道スポwebみたいな)へアクセスするのが 主流になっていると捉えてよいと思います。 さらに信頼できる情報源という調査結果も載せておきます。 (テレビ38%、新聞18.2%) ここで大切なのは「もっと新聞読んでる人いるだろ!」ではなくて、 「スマートフォンを通じて情報の洪水の中で選択と集中しながら、自分の得るべき情報に接している」10~20代が大多数であり、そっちがすでに主流であると認識できるかどうか。 入り口はSNSやインターネット総合メディアかもしれませんが、その先ではマスメディアが新聞紙などに掲載した記事のWEB版としてたどり着く。 じゃあ、結果的に新聞読んでるのと一緒じゃん!とも言えます。 でも、その認識が希薄ですよね。 その結果どうなるか? 「煽ったタイトル」の記事が氾濫する。 どんなに中身が優秀な記事であっても、 タイトルに煽りが無ければ全く読まれないのが実情でして、その辺の感覚は、 コンサブログでアクセス数を意識する方なら分かっていると思います。 でもこれって、一般紙やスポーツ紙(紙媒体)、雑誌広告で 煽った一面タイトルにしてるのと一緒なんですよね。 なので、人の興味を引く技術そのものは今も昔も変わっていないのですが、 その対象が新聞雑誌といった紙媒体から、SNSやインターネット総合メディアに 移行してしまったのが、昨今のメディア事情なのでありました。 さて、今回の記事の意図ですが、 「コンサドーレ札幌の認知度向上、試合日告知、好感度向上には何をするべきか?」 「10~20代へ「コンサドーレ」の認知度と好感度を、どうやって向上させるべきか?」 を問いかけています。 それを、世代別に市場分析することは必須で、あとはそれを元に、 どの世代・性別に対して、メディア戦略を行わなければならないのか? という作戦を立てていくことになります。 これについて自分なりの答えは持っているのですが、あえて割愛。
最後に、ここまで読んでいただいたコンサブロガーさんへのメッセージ。 メディア戦略にも通じるところもあるのですが、自分が当ブログで意識しているのは、 「ライトな方が"コンサドーレ+α"で検索するとヒットするブログ記事を書く」 「最新トレンドを追わず、1年サイクルで毎年聞かれるような話題で記事を書く」 です。 そうすれば、1度書いた記事が2年後も3年後も読まれ、そういう記事が増えると、 コンサブログのアクセス数増→広告料収入増→クラブに一部が・・・ というのを想定してました。 小さいながらも成果は出てるんです。 掲載からしばらく経過した記事が、Yahoo!トピックスからリンクされたのはその典型例であり、 目指すべき形の1つでした。 更新してない時期に、過去記事がSNSあたりで晒されて(?)PV増えたりもしました。 10~20代の方とブログとを結ぶ入り口を「検索」に求めていて、 その延長上で自然発生的にSNSで拡散すればラッキーくらいで運営しております。 おわり。
2015年11月19日
株式会社北海道フットボールクラブ(コンサドーレ札幌) 社名 ・チーム名変更及びホームタウン追加のお知らせ 2015年11月18日 ニュース この度、コンサドーレ札幌は20周年を迎えるにあたり、2016年から社名・チーム名の変更とホームタウンを追加する事になりましたのでご報告いたします。 また、各種変更に伴いクラブエンブレム・ロゴマークも変更となります。 クラブではこれまで以上に北海道全域での活動を行うと共に、スポーツ振興や地域の活性化に取り組んでまいります。 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2015119827/ 旧エンブレム 新エンブレム 旧ロゴ 新ロゴ
「コンサドーレは札幌のチーム」という札幌以外の地域住民の声に応える形で進めてきたチーム名変更。 ホームタウン活動は少ないなりに北海道全域で行ってきたが、 これで名実ともに「北海道のクラブ」として活動することが求められる。 地域貢献活動が、質、量ともに北海道の隅々まで拡がることを願うばかり。 そしてそれがメディアを通して発信し続けなければならないこともお忘れなく。 どんなに数をこなしてもメディアが発信しなければ、効果はないに等しい。 さて、今回のチーム名変更は、大きなメリットがあります。 海外(主にアジア)でクラブ名が報道されるとき、 「CLB Consadole Sapporo」だったものが、 「CLB Hokkaido Condsadole Sapporo」になることです。 2013年にレ・コン・ビンの活躍がベトナム中で報道され、 「CLB Consadole Sapporo」の名がベトナム全国に広まり、 「Sapporo」の認知度が飛躍的に向上しました。 今でもその効果は持続しており、時折「Sapporo」の文字がベトナムのスポーツメディアに載ります。 しかしながら「Hokkaido」は観光地として認知度は高いものの、 ベトナム国内での認知度は「Sapporo」が「Hokkaido」を遥かに超えてしまいました。 つまり今回のチーム名変更は「北海道とともに世界へ」をもっと効果的に実現するために、 「Hokkaido」も「Sapporo」も世界中のメディアを通じて、 認知される効果を上げるためでもあったのです。 地域社会へ貢献し続けることがクラブの存在意義ですから、 官民ともにアジアへ広くセールスしている現状において、 サッカーをもっと効果的に活用するための1つの施策なのでした。
2015年11月19日
北海道バーバリアンズが東日本2連覇! 11月15日(日)に東京・秩父宮ラグビー場で行われた第25回東日本クラブラグビー選手権大会決勝は、 北海道バーバリアンズが昨年度のクラブ日本一・神奈川タマリバクラブに34-27で逆転勝利し、 2年連続4度目の優勝を果たしました。 前半からペースを握ったのは神奈川タマリバクラブ。 開始早々にトライを奪い、その後も得点を重ね、前半20分までに0-19と19点差に広げられます。 ここで北海道バーバリアンズのベンチが動きます。 先日の7人制ラグビーで日本代表として五輪出場権を獲得したトゥキリ・ロテが途中出場。 膝の調子が悪く、後半からの投入を予定していましたが、早い段階での投入となりました。 ここから一進一退の攻防となり、10-24で前半を終了します。 後半は、強力重量FW陣がじわじわと相手を押し下げ、 スピードあるBKがトライゲットする展開に。 後半19分には、ラインアウトからのモールでトライ(コンバージョン成功)で24-27に。 そして迎えた後半30分、自陣からの連続攻撃でNo.8馬渕(188cm/100kg)が左中間に逆転トライ! このとき、オープンサイドのBKラインのフォローで、 No.8馬渕に加え、1列目の2人(1木村,2清田)がいるという、なんとも不思議な感じでしたが、 運動量で上回っている証拠といえそうです。 最終スコアは34-27。 最大19点差をひっくり返す、見事な大逆転勝利でした。 ちなみにラグビーでこれほどの大差からの逆転は滅多にありません。 先月終了したラグビーワールドカップで、 ルーマニアが15点差をひっくり返す大逆転勝利がありましたが、 これはワールドカップ史上最大点差での逆転勝利だそうです。 つまり、見に行かなくて大後悔w 一足先に五輪出場を決めたラグビーに北海道から日本代表を送り込んでいるのですから、 サッカーも負けていられません。 地域に根ざしたスポーツクラブとして、一日の長がある北海道バーバリアンズ。 北海道コンサドーレ札幌も見習うべきところはたくさんあります。 ラグビーもサッカーも北海道を盛り上げていきましょう! 最後に、北海道バーバリアンズ公式で見つけた田尻会長の言葉。 「自分よりもできる人間をどんどん巻き込む。それが大切なんです」
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2015年11月15日
「小野は何だあれ、全然だめじゃん。もっと試合出ろよ」 「ベトナムのなんだっけ?あれ。英雄?あれより全然ダメ。小野はあれ以下」 「小野を取った意味ないな、金の無駄だ、無駄」 などと、2015年のある日、たまたま札幌の人と酒場でサッカー談義となり、 こんな感じで辛辣に言われまくったわけです。 これ聞いて反論したり怒ったりします?札幌サポーターならするのかなあ。するよなあ。 それも正しい反応(感情)です。 ちなみに私は、小野伸二がUEFAカップを掲げた新聞切抜きを持ってくるくらいなんで、そんなこと口が裂けても言えませんが、そうじゃない人の考えを否定してもしゃーないので、とりあえず受け止めるようにしています。 小野伸二の存在が若手によい影響を与えるとか、 小野伸二グッズが飛ぶように売れてクラブに貢献してるとか、 小野伸二が加入してメディア露出が増えたとか、 サポーターじゃない人にとってはどうでもよい話でして、 あくまで試合での結果がネットや新聞やテレビを通じて活躍を報じられるか、報じられないかで 小野伸二に対する印象が決まっているようでした。 私が取り組んでいるのは、こういう人たちをスタジアムへ年1回は足を運んでもらうことです。 どんなに小野伸二をこき下ろそうが、 「小野伸二」や「コンサドーレ」というキーワードが発せられる人は、 営業する価値がある人だと判断できます。 こき下ろしてきた方々へ何を伝えたらチケットを買ってくれるか考えながら聞いてました。 コンサドーレ弱いとか、J1昇格しないとか、小野伸二はレ・コン・ビン以下とか、 話題にしてるってことは、何だかんだ言っても気になっている証拠であり、 誰かが背中を一押しすればスタジアムへ来てくれる。 その背中を押す行動力がパートナーには求められています。 私がよく使うセールストークは・・・ 「お、詳しいじゃないですかー。でも、小野伸二が札幌にいるのは今だけですよー」 「小野伸二の良さはテレビや新聞じゃわかんない。生で見たことある?え?まさか、ないの?」 「札幌ドームで小野伸二がプレーしてる姿を見れるのはあと5回もないよ。来年はいないよ」 ウソかホントかなんて、どうでもよくてw 「いま札幌にいるのは奇跡」という希少性と 「今見ないともう見れないよ。後で見ておけばよかったと言うんだろ?」と一期一会感(?)を 煽ることで、その気にさせる。 「来年いないらしいよ。今だけだよ」系が、今までで一番効果あった気がします。 細かいニュアンスは文章じゃ伝わりませんが、この辺のツボを押さえてたたみかける技術をパートナーは身につけ、力を発揮しなきゃクラブは大きくなりません! ただし、何言っても来ない人は来ないので、粘りと同じくらい引き際も大切ですね。
話を少し戻して2012年。 同じように「札幌弱い」と見下す人たちに、こんな言葉をぶつけた。 「中村俊輔を札幌で見れるのは、これが最後のチャンスだぞ? あとで「やっぱり見とけばよかった」なんて言うんだろ?」 迷わず行けよ。たかが2000円ちょっとだろ」 2000円ちょっとというのはウソで、ホントは2800円くらいなんですがw 行った人たちは「俊輔すげー」と連呼して満足して帰りました。 行かなかった人たちは2013年の中村俊輔の活躍を見て「行けばよかった」と嘆いてました。 これが「1節につき1人連れていく運動」を始めるきっかけでした。 さて、今年は小野伸二に加えて、稲本潤一が札幌にいます。 この2人が来年もいるのか、いつまで札幌にいるのかわかりませんが、 間違いなくいえるのは、今年彼らを札幌で見るチャンスはあと1度だけです。 そのチャンスを活かすかどうかはパートナーの行動力にかかっています。 入場者を増やすのはクラブの仕事!もっとプロモーションをやれ!と言ってる場合じゃない。 パートナーが残り1節で最低でも1人の有料入場者を連れていきましょう。
2014年2月のサポーターズ集会で野々村社長はこう述べています。 「サッカーとかサッカークラブの役割として、何かと何かを繋ぐということが僕は一番わかりやすい言葉かなと思うんですね。 サポーター同士コンサドーレをきっかけに繋がった人もいるでしょうし、企業とコンサドーレを通して、一般の市民サポーターを繋いでいるっていうのもサッカーですしね。 とにかくいろんな人を繋いでいってほしいなと。サッカーでも同じです。 リスクを犯してでも僕は繋げるサッカーをしたいと思っているので、コンサドーレとしてのキーワードとして繋ぐっていうことを意識してもらえるとありがたい。 今回のプロジェクトでも、僕がパス出しましたみたいなもんですよ。サポーターのみなさん、一人一人に。 それを僕に返さないで、全く違う他の人にどんどん繋いでいってもらいたいんですよね。 最終的に1万人にパスが回って返ってくるくらいのイメージでいろんなところに。 お金出す出さないは別として、こういうのあることを広めていただけたら非常にありがたい。 それが本当に繋がって1万人くらいの人達がそのパス回しに参加してくれると、おもしろいクラブになるじゃないかなと思ってます。」 野々村社長からのパスを、クラブからのパスを、全く違う他の人に繋ぎましたか? 社長へ「自分は○本パスを繋いだよ」って胸張って言えますか? 1万人連れてこいとは言わないけれど「1節に1人スタジアムへ連れてくる」ならできそうだと思いませんか? 今年の目標である「黒字化」へのチャレンジは、まだ終わっていません。
2015年11月15日
Jリーグ トラッキングデータコンテストで「Jリーグって何?」女子大生が衝撃発言 Jリーグが主催するトラッキングデータコンテストに応募しました。 コンサbizラボ参戦!結果は・・・予選落ちですw 罰ゲームとして作品公開します!
トラッキングデータコンテストとは・・・ トラッキングデータを用いて、データ分析、コンテンツ制作などを実施する。 データ分析: トラッキングデータを用いて、Jリーグを分析する。 例:浦和レッズの明治安田J1 1stステージ優勝分析 etc コンテンツ制作: トラッキングデータを用いたwebコンテンツのアイデアを出す。 コンテンツは動作するものではなく、アイデアだけのものも可。 対象データ 「2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ」 全試合 チーム別及び選手別のトラッキングデータ チーム別のパス等のスタッツデータ 天候や観客動員数などの試合データ 生年月日や身長などの選手プロフィールデータ ※データは1試合毎もしくはステージ毎に集計されています。 評価基準 独自性:今までにない観点もしくはアイデアか 論理性:根拠に基づいた分析となっているかどうか エンターテインメント性:様々な人が楽しめる要素が含まれているか 活用性:様々なデータを活用しているかどうか ※総合的な評価ではなく、どれか一つの項目が突出していてもよい。 詳細はJリーグ公式にて。
この応募要項を読んで、勘のよい人なら何をターゲットにした作品にすればよいか分かると思います。 「Jリーグはトラッキングデータを使った斬新なコンテンツがなくて困ってます」 というのが今回のコンテストで解決すべき課題なのです。 ここをゴールとした作品でないと、応募する意味がありません。 誰のため、どんなことに役立ち、どんなに面白くて、多くの人の目に触れるのか。 この辺を意識しないとどんなに分析に力を入れたところで、自己満足で終わってしまいます。 つまり、データ分析をメインにした作品なんて必要とされていませんでした。 勝利するための分析とか、チーム分析といったものは、すでに各クラブや監督、データ分析会社によってやり尽くされているので、そこに主眼を置いたものを応募しても「あっそう」くらいで終わります。 (Jリーグの各クラブがどんなことやってるの?と興味ある方は、↓の記事がおすすめです。) データで勝利を呼び込む湘南ベルマーレ J1残留で曹監督が得た手ごたえ プレゼンを行ったのは5作品で、 データ分析に主眼を置いていたのが2作品、 コンテンツをゴールとしていたのは3作品で コンテンツの3作品はいずれも受賞していました。 結果もJ公式に載ってますので、ご覧ください。【第1回Jリーグトラッキングデータコンテスト】最優秀賞 最優秀賞のプレゼンは、スキが無かったですねー。 あれと学生が戦って、勝てる気がしません。 詳しい内容は触れませんが、問題提起、仮説、検証、提案、市場分析、ターゲット市場・・・と 法人向けのプレゼンとして基本を忠実に守ってるだけなんですが、他4作品の完成度がいまいちだったので、「最優秀賞取るならこれしかないよね」という結果になりました。 個人的によいと感じたのは、サッカー以外の市場を視野に入れて取り込もうとしている点ですね。 この辺は、リーグ関係者のツボを突いた気がします。 冒頭のタイトルで挙げた女子大生による「Jリーグって何?」というのは、 受賞した1作品のプレゼンで使った取材動画の中で、取材されている女子学生から囁かれた言葉です。 ここでどよめきが起こるのですが、たぶん「Jリーグが好きな人、サッカーが好きな人」ならどよめくのでしょうか。 Jリーグに関する市場分析を一度でも行ったことがあれば、驚くようなことではないし、それが現実です。 そこに着目して問題提起してアプリにまで話を持っていく流れは、よい指導者がいるのがよく分かります。 とはいえ、取材の光景を動画で挿入したプレゼンは、見るものにインパクトを与えるのに十分でしたし、キャッチーな言葉を載せたという点では、最優秀賞の作品よりインパクトありました。
【今の若い人(小中高大)の80%は、Jリーグ知りませんよ?】
「いつやってるかどうか」というレベルではなく、「どこにどのチームがあるのか?」すら知りません。
「そんなはずはない!」と思う人は、自分の愛するクラブがある地域の駅前で学生さんにアンケート取れば分かります。
自分も痛い目にあいましたから、よく分かってるつもりです。
そんな状況で「クラブはもっと広報を頑張れ」なんていう言葉じゃ、何も変わりません。
「Jリーグって何?」という市場を、どうやってJリーグに目を向けさせるのか?
その課題にチャレンジしてるJリーグに対して「CS反対」って言ってる人たちは、勘違いも甚だし・・・脱線しすぎました。
あと余計なお世話なんですが、協力が慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部、会場が慶應大学、
審査員に村井純教授ということで、基本的に学生の参加がメインだろうと思っていました。
運営、進行も学生が主体だったので、こういう経験をさせるのが目的なんだろうと。
5作品のうち3つが学生さん(1つは院生)でしたから。
なので、社会人枠1つか2つしかないという読みがありましたし、私の作品の完成版を出しても発表会まで残れたかというとプレゼンした社会人の2つには勝てなかったでしょう。
まあ負け惜しみですがw
と、ここまで書いておいて、じゃあお前(ブログ主)はどんな駄作を出したんだと思う方もいらっしゃると思うので、 いかにしょぼいものだったかを証明するため、作品の一部を公開します。ぜひ罵ってくださいw 改めて見るとくどいなあ。ほんとひどいw これらは、公開しても支障はないし、むしろデータを分析する人なら誰もが持っている印象をデータでも証明されていると改めて再確認するために添えたものの、応募前にプレゼンの時間が分からなかったので、ネタ切れで困ったときに使うため、おまけで入れておいたものです。 自分の作品のメインテーマ部分は、ナイショですw 実は作品応募する直前に、諸事情により、自分の作品から「コンテンツ」の部分を削除して応募したのです。 なので、予選落ちして当然。まあ負け惜しみですがw
ここからは、当日の写真をいくつか。 なお開演中は撮影禁止なので、周辺画像ばかりです。 慶應大学に来るのは・・・何度目だか分からないくらい来てます。 あ!名前なんだっけ?Jボーイ?ホール入り口でスタッフに撮られてました。 会場は大き目のホール。 一般入場者は100人くらいかな。 北澤さんが審査員の1人でした。この世代は稼ぎますねぇw マネージャーが進行やってました。終演後にステージをウロウロしてたところを撮影。 権利がアレなので焦点ズレた方にしておきます。 気づいたら壇上にいました。名前なんだっけ?w
2015年11月13日
元日本代表・小野伸二、シンガポールにてイベント開催 日本が世界に誇る天才フットボーラー、元 日本代表・小野伸二選手と砂川誠選手が 12月14日~18日の日程においてシンガ ポールでイベントを開催する。 2選手は札幌でSuna Shinji Soccer School を立ち上げ活動しており、今回はシンガ ポール在住の日本人にも何か伝えられれば ということで開催する経緯になった。 今回は、「Suna Shinji Soccer School」及 びシンガポールのサッカースクール「Global Football Academy」の2社が主催となり、上記 期間中に、子供向け / 大人向けサッカークリニックやトークショー等を実施する。
アジアサッカー研究所さんより。 http://ja.ifaf.asia/news/2320 GFA公式や Suna Shinji Soccer School公式にはリリース出ていませんが、 シーズン終了後も活発に活動するようです。 トークショーは現地日本人向けっぽいですが、 スクールには現地の子供たちがたくさん集まるとよいな。
2015年11月12日
o!スポナビにて公開されている、 J2コンサドーレ札幌ハイライト動画の視聴回数を調べました。 youtubeの方でも公開されてるのですが、まずはスポナビのほうで検証。 1位は開幕戦です。 上位を見ると、開幕戦を除くと、対戦相手のサポーターが多いクラブがtop10に多い印象。 先日の逆転勝ちした千葉戦もtop10に顔を出してます。 1万超えが8つしかないのは、ちょっと物足りないかな。 また、札幌のハイライトでJ2top10に入るものはなし。 1 第23節 讃岐 vs 金沢 が20万超えなのはなぜなんだろう? 2 第26節 千葉 vs 熊本 の10万超えも謎である。 視聴数が少ないとハイライトの継続が厳しくなるので、注目すべきハイライト動画があるときは サポーターの皆さんによって拡散していきたいですね。 ■スカパー!ハイライト動画 札幌の試合の視聴回数ランキング 1 第1節 栃木 vs 札幌 2015/03/08 18:56 18821回 00:02:39 動画はこちら 2 第23節 C大阪vs 札幌 2015/07/13 06:00 17656回 00:03:15 動画はこちら 3 第11節 札幌 vs 磐田 2015/05/04 06:00 16744回 00:02:44 動画はこちら 4 第3節 札幌 vs 福岡 2015/03/22 06:00 16077回 00:01:45 動画はこちら 5 第22節 札幌 vs 大宮 2015/07/09 06:00 13907回 00:03:00 動画はこちら 6 第37節 磐田 vs 札幌 2015/10/19 06:00 13215回 00:03:54 動画はこちら 7 第5節 札幌 vs 京都 2015/04/02 06:00 10808回 00:03:04 動画はこちら 8 第39節 札幌 vs 千葉 2015/11/02 06:00 10716回 00:04:01 動画はこちら 9 第17節 千葉 vs 札幌 2015/06/07 06:00 9071回 00:02:40 動画はこちら 10 第36節 札幌 vs 金沢 2015/10/11 06:00 8974回 00:01:55 動画はこちら 11 第35節 東京V vs札幌 2015/10/05 06:00 8062回 00:01:59 12 第32節 福岡 vs 札幌 2015/09/21 06:00 7941回 00:03:02 13 第13節 札幌 vs 熊本 2015/05/10 06:00 7877回 00:02:16 14 第4節 大宮 vs 札幌 2015/03/30 06:00 7637回 00:03:19 15 第2節 札幌 vs 長崎 2015/03/16 06:00 7604回 00:01:44 16 第10節 金沢 vs 札幌 2015/04/30 06:00 7192回 00:02:50 17 第31節 札幌vs横浜FC 2015/09/13 06:00 6975回 00:01:48 18 第15節 徳島 vs 札幌 2015/05/25 06:00 6693回 00:02:31 19 第14節 群馬 vs 札幌 2015/05/18 06:00 6618回 00:02:46 20 第18節 岐阜 vs 札幌 2015/06/15 06:00 6207回 00:02:19 21 第27節 京都 vs 札幌 2015/08/02 06:00 5940回 00:01:49 22 第8節 札幌 vs 水戸 2015/04/20 06:00 5825回 00:01:18 23 第6節 札幌 vs 東京V 2015/04/06 06:00 5721回 00:02:06 24 第9節 岡山 vs 札幌 2015/04/27 06:00 5093回 00:02:36 25 第21節 横浜FCvs札幌 2015/07/05 06:00 4643回 00:02:41 26 第24節 札幌 vs 讃岐 2015/07/19 06:00 4135回 00:02:14 27 第30節 熊本 vs 札幌 2015/08/24 06:00 4101回 00:01:25 28 第7節 讃岐 vs 札幌 2015/04/12 06:00 4083回 00:01:36 29 第38節 大分 vs 札幌 2015/10/26 06:00 3958回 00:02:53 30 第33節 札幌 vs 岐阜 2015/09/24 06:00 3785回 00:01:51 31 第19節 札幌vs北九州 2015/06/22 06:00 3757回 00:02:48 32 第26節 札幌 vs 愛媛 2015/07/27 06:00 3315回 00:02:55 33 第25節 北九州vs札幌 2015/07/23 06:00 3097回 00:01:22 34 第12節 愛媛 vs 札幌 2015/05/07 06:00 3082回 00:02:03 35 第28節 長崎 vs 札幌 2015/08/09 06:00 2957回 00:02:12 36 第29節 札幌 vs 岡山 2015/08/16 06:00 2846回 00:01:23 37 第34節 札幌 vs 群馬 2015/09/28 06:00 2620回 00:01:29 38 第16節 札幌 vsC大阪 2015/06/07 06:00 2620回 00:01:50 39 第40節 札幌 vs 徳島 2015/11/09 06:00 2338回 00:01:29 40 第20節 札幌 vs 大分 2015/07/05 06:00 980回 00:01:03 スカパー!ハイライト動画です。 スカパー!では、TV・スマホ・PC・タブレットでJ1・J2リーグ戦全試合放送!((C)スカパー!)
■J2ハイライト top10 1 第23節 讃岐 vs 金沢 2015/07/13 06:00 総視聴回数:220769回 00:02:39 2 第26節 千葉 vs 熊本 2015/07/27 06:00 総視聴回数:150684回 00:03:14 3 第5節 千葉 vs C大阪 2015/04/02 06:00 総視聴回数: 61834回 00:03:34 4 第6節 横浜FCvs 磐田 2015/04/06 06:00 総視聴回数: 50997回 00:03:26 5 第7節 東京V vs 岐阜 2015/04/12 06:00 総視聴回数: 38931回 00:01:45 6 第2節 C大阪 vs 大宮 2015/03/16 06:00 総視聴回数: 34148回 00:03:06 7 第1節 東京V vsC大阪 2015/03/08 18:51 総視聴回数: 25608回 00:03:00 8 第1節 磐田 vs北九州 2015/03/08 19:25 総視聴回数: 23535回 00:03:35 9 第10節 C大阪vs 京都 2015/04/30 06:00 総視聴回数: 23281回 00:02:51 10第20節 水戸vs横浜FC 2015/06/29 06:00 総視聴回数: 20129回 00:02:49
2015年11月10日
永坂がついにリーグ戦デビューしました。 櫛引の体調が悪いのか、出場停止を懸念したのか、 長谷川悠に対して空中戦の強さを求められたのか、 なぜスタメンだったのかはよく分かりませんが、ついにリーグ戦デビューです。 永坂の強みは、空中戦の強さです。 体の強さと、高さを活かしたヘディングが強い。 これは、8月に行われたHTPにて名塚コーチが 地面を転がるボールに対して「永坂!ヘディング!」と煽っていたことで理解しましたw しかし、球を受けてからパスするまでの判断がやや遅いように見受けられて、 プロとしてまだまだなんじゃないの?と懐疑的に思っている自分がいます。 HTPの対戦相手にいた菊岡は、球が回ってきてもスムーズにパス回ししてました。 デビュー戦の徳島戦がスカパーの無料チャンネルだったので、 前半だけ見たのですが、河合から永坂へのパスがフェイク入れたけど出さない場面やパスの回数自体非常に少ないと感じました。 徳島がデビュー戦で緊張してるCBをプレスで狙っているのを回避するためかな? と思いつつ、実際に自陣最終ラインでのビルドアップ(パス回し)に、 永坂がどのくらい参加したのかカウントしてみました。 ※クリアボールや地上戦で奪ってクリアなどは含みません。 ※ペースダウンして、自陣でパス回したケースのみとしています。 ※基本的には3人のDF間でのパスですが、 サイドに張って縦に出す、後ろから前線へ大きくフィードなどもカウントしてます。 ★河合 パス13本、前線へフィード:7 河合→永坂:1 河合→永坂フェイク:1 河合→福森:7 河合→小野:2 河合→深井:0 河合→宮澤:2 河合→前線へフィード:7 河合→堀米:1 ★福森 パス17本、うち前線へフィード:2 福森→河合:6 福森→永坂:0 福森→前線へフィード:2 福森→サイドで縦パス:6 福森→宮澤:3 福森→小野:2 ★永坂 パス8本、うち前線へフィード:2 永坂→河合:2 永坂→福森:1 永坂→前線へフィード:2 永坂→サイドで縦パス:2 永坂→GK:1 といった感じとなりました。 河合→福森→サイドや中盤の選手へ・・・みたいなプレーが多い。 永坂にボールを渡すと、相手のプレッシャーが強まる=狙われてる風だったので、とりあえず永坂へ回す振りして他へパスもあるなど、永坂リスクを回避するべく手段ですね。 その他雑感 前半4分 永坂があっさり交わされ、深井が黄色 前半全般 長谷川らとの空中戦は負けていないので及第点。 パス少なっ! 河合⇔永坂無視っぷりが、すごい。 相手も小林伸二監督だから、なかなか大変ですね。 そりゃデビュー戦で難しさがありますが、河合や石井に怒鳴られつつも、 少しずつ馴染ませる感じでしょうか。 いや、ほんと狙われやすいので、気をつけてね永坂さん。
2015年11月09日
J2第40節11月08日(日) 熊本 1-1 水戸 天皇杯 11月11日(水) F東京 19:00 水戸 [味スタ] J2第41節11月14日(土) 水戸 15:00 札幌 ケーズデンキ 中二日で天皇杯を戦う水戸。 相手のFC東京には我らが奈良さんがCBで出場予定。 さらに中二日で向かえるホームでの札幌戦。 札幌戦では中盤のキープレイヤー岩尾憲(40戦フル出場)が出場停止。 こりゃあ大量得点の大チャンス! と思ってしまいがちですが、ここ5試合を1勝4分の無敗、失点は僅か2と、 降格ゾーンからの逃げ切りにハードワークと、メンバー固定化しつつある最終ラインの守備を強化してきており、大量得点どころか、高い位置でボール奪われてカウンターで失点するんじゃないの? 磐田、長崎と引き分け、東京Vには勝利してるくらいですから、強敵には違いない。 ハイプレスで永坂か櫛引を狙ってくるはず。 なんて感じで不安を煽っておきます。 札幌が試されるのは「全力で叩きつぶす」くらいの意気込みでサッカーを楽しむこと? しかし札幌にもリスクはありまして、累積警告三枚が、櫛引、都倉、石井、上里、荒野と非常に多い。 アグレッシブにいくことを躊躇すると水戸のプレスの餌食になりそうだし難しいですね。
なんで今頃こんなこと書くか。 水戸さんには降格してもらっては困るからです。 Jリーグとベトナムの将来がかかっておりまして、水戸さんも負けるわけにはいかないのです。 なので、天皇杯は一部の選手をターンオーバーしてくるでしょうし、中二日の影響を最小限に留めてくるはずです。 水戸は強敵ですよー。
2015年11月08日
初めてその名を知ったのは、中学の時。 当時、自分の中学サッカー部は練習試合を求めて毎週のように札幌市内を駆け回っていた。 公式戦ではないけれど、ほぼ毎週どこかで試合をしていたので、継続して強い相手と試合をすることでサッカーがうまくなる、チーム力が向上するというのは、今思えば、この頃に身についた感覚だろう。 そんなとき、南区の中学校と対戦した時だ。 自分はよく初めて出向いた中学でも、そこの選手と情報交換していたので、「上手い選手いるの?何番?選抜?」みたいな話をしていた。 そのとき「学年が下だけどカワグチってやつがうまい」という話を聞いた記憶がある。 道だか市だかの選抜に選ばれたとかなんとか言っていたような? 残念ながら対戦相手のメンバーにはいなかったが、なんとなく覚えていたその名を再び見たのは、サッカーダイジェストの記事だった。 U-16日本代表のリストに「川口卓哉(札幌白石高)」と載っていたのだ。 しかも主将として。 ほぼ同じ世代の日本代表に北海道の選手がいるだけでも驚きなのに、主将?まじ? 当時の北海道高校サッカーと言えば、室蘭大谷1強の時代だった記憶がある。 少し前には佐藤尽と井幡博康擁する室蘭大谷と登別大谷(葛谷さんがいた)の大谷2強時代で、登別大谷が道予選を優勝して全国行ったのは衝撃だった。雑誌に載るレベルの注目選手が毎年出てくる北海道の高校サッカー全盛の時代だと思う。 その流れの後に、川口卓哉が出てきてU16日本代表の主将になったものだから、サッカー誌や新聞のスポーツ面を中心に情報を集めていた。 実家のどこかに、当時の新聞やサッカー誌が出てくる・・・はず。 川口卓哉が札幌白石という公立高校を選んでいたのは衝撃だった。 日本代表クラスなら、北海道で一番強い室蘭大谷に入るべきだと思っていたし、今でも同じような考えがある(道内有数のジュニアユース世代トップクラスの選手はコンサドーレU18に入るべき)。 川口卓哉擁する札幌白石高が選手権の道予選や、高校総体の道予選でベスト8or4あたりまでいった記憶があるが、彼が全国大会に出たことはないはず。 この時点で、成長を阻害していると思っていた。 家庭の事情や本人の人生について、口出し無用なのは承知の上で・・・だが。 (逆に、その経歴だったからこそ、いまの彼があるという考えもある) そう考えると、今のコンサドーレ札幌U18がプレミアリーグ・イーストで全国レベルの戦いを通年でできるのは、ほんとうに素晴らしく、貴重な経験を積んでいる。 話を戻そう。 今回、なぜ川口卓哉についてクローズアップしたかというと、こんな記事を見つけたからだ。
http://www.sknext.jp/jrhs/news/8570 小野、高原、稲本ら後の黄金世代が出場、初のアジア王者に/1994年のAFC U-16選手権 日本代表はこれまで2度、この大会で優勝に輝いている。初優勝を果たしたのは1994年のカタール大会、当時はU-16アジアユース選手権という大会名で開催されていた。メンバーには、小野伸二(現コンサドーレ札幌)や高原直泰(現SC相模原)、稲本潤一(現コンサドーレ札幌)などが名を連ねた。 (略) その後、小野や高原、稲本、曽ケ端準、酒井友之、辻本茂輝などはフィリップ・トルシエ監督のもと、1999年にナイジェリアで開催されたFIFAワールドユース選手権に出場。準優勝を果たし、日本サッカーの「黄金世代」と呼ばれるようになった。 当時のメンバーは以下のとおり。 ■U-16アジアユース選手権1994日本代表メンバー(現AFC U-16選手権) ▼GK 曽ケ端準(鹿島中学校/鹿島アントラーズ) ▼DF 古賀正紘(東福岡高校/アビスパ福岡) 中谷勇介(奈良育英高校/コーンケーンFC(タイ2部)) 川口卓哉(札幌白石高校) 吉川京輔(市立船橋高校) 稲本潤一(ガンバ大阪ジュニアユース/コンサドーレ札幌) ▼MF 小林久晃(清水商業高校/サガン鳥栖) 酒井友之(ジェフユナイテッド市原ジュニアユース) 小野伸二(今沢中学校/コンサドーレ札幌) ▼FW 高原直泰(東海大一中学校/SC相模原) ※(当時所属/現所属) (※ブログ管理人が一部抜粋しています)
コンサドーレ札幌にかかわる選手がたくさんいます。 川口卓哉は北海道から唯一選ばれた世代別代表として名を連ね、その後の経歴は説明不要だろう。 小野伸二と稲本潤一は選手としてコンサドーレ札幌にいて、 吉川京輔はかつてコンサドーレ札幌に所属していた。 中谷勇介は、タイのコンケーンFCに期限付き移籍した札幌の若手を選手として共に過ごした。 縁とはすごいですね。 U16日本代表が初めてアジアを制覇したときの主将が北海道出身の選手であり、 そのメンバーの中に札幌と接点のある選手が大勢いる。 「北海道で育成⇒道外や海外のクラブで選手として経験を積む⇒北海道に戻って指導者」といった 良いサイクルができてる気がします。 かつて世代別代表やプロ選手を経験した指導者が育てた北海道出身の選手が世代別代表に食い込む。 代表候補どまりではなく、U-17やU-20のワールドカップ本選に出場する。 そういった選手がコンサドーレ札幌のトップにとどまることなく、世界へと羽ばたく。 夢のある話じゃないですか。 私が高校サッカーにハマった時に室蘭大谷に中心選手だった佐藤尽は旭川U-15にいるし、 井幡博康はHonda FC(本田技研)の監督をやっている。 そのHondaFCには、阿波加が育成型期限付き移籍中だ。 選手時代の成績ばかりでなく、その後の指導者としての活躍にも注目してほしい。 川口卓哉U18監督のさらなる活躍を期待しております。
おまけ。 U-17世界選手権。1995年エクアドル大会from wiki 松田保監督の下、小野伸二・稲本潤一・高原直泰ら後の「ゴールデン・エイジ」が出場。グループリーグで勝ち点4を上げるも、開催国エクアドルに得失点差で1及ばず決勝トーナメント進出を逃す。 No. Pos. 選手名 所属 2 DF 古賀正紘 東福岡高 3 DF 吉川京輔 市立船橋高 4 DF 川口卓哉 札幌白石高 5 MF 酒井友之 ジェフ市原ユース 6 DF 中谷勇介 奈良育英高 9 FW 西谷正也 北陽高 13 DF 稲本潤一 ガンバ大阪ユース 14 MF 小野伸二 清水商高 16 FW 高原直泰 清水東高 西谷正也もいた!
おまけ2 http://chsc.jp/news/2015/03/000047.html ■コーチ: 川口 卓哉(かわぐち たくや) [生年月日] 1978年10月11日 [出身地] 北海道札幌市 [経歴] 札幌白石高-ベルマーレ平塚・湘南ベルマーレ-東京ヴェルディ1969-コンサドーレ札幌 [指導歴] 2004年~2007年 コンサドーレ旭川U-15 コーチ 2008年~2010年 コンサドーレ札幌U-12 コーチ 2011年~ コンサドーレ札幌U-18 コーチ
2015年11月07日
まさか前貴之?と思ったら、前寛之のほうだった。 つい2週間前まで先発出場してたのに、急激に立場が変わってしまうってことはさすがにないか。 前々から感じていたこととして、プレーのうまさは感じられるけど、強さが足りない印象がある。 J3山口の選手たちがボールキープするときの体の使い方が上手いのをみた後なだけに、 余計そう感じてしまった。 よいミドルを放ったり、サイドバックとしてもよいもの持っているだけに、 危機感を持つでも、強烈な上昇志向を持つでもよいから、 ガツガツいってほしいなあと思います。 あ、これは前貴之の方。 前寛之は、体の強さを活かした中盤でのキープなど、前貴之が足りないところを持っている気がする。 二人がフュージョン(合体)したら、スーパー前◎之になるのだろうか?
2015年11月07日
第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会(2015)の予選リーグが 11/6~8の日程で開催されています。 http://www.jflnews.com/tiiki/index2008.html 北海道代表として出場している札幌蹴球団は 0-6でブリオベッカ浦安に敗れました。 他の5試合が1点差やPKばかりだったので、 北海道代表が早くも草刈場になるんじゃないの? と、危惧しております。 社会人ですから金曜だからメンバーが集まりにくいとか、 いろいろ課題もありそうですが、ちょっとやられすぎかなー。 いきなりの大敗なので、おもわず「北海道と他地域と差が開いてる」という印象を 抱いてしまいました。 明日からの2試合で、そんなイメージを払拭する活躍を見せてほしいです。
2015年11月06日
ベトナム黄金世代の筆頭格で、次世代のスター、グエン・コン・フオンとの来季契約に合意しました。 かつてレコンビンのときは、SLNAのクラブ代表と合意したものの、契約せずに年越ししたら、オーナー社長と監督の強引な説得によりポシャるという、東南アジアでよくある話で破談となったわけですが、 HAGL代表を水戸へ連れてくるあたり、 今回は同じ失敗を繰り返さないよう、細心の注意を払っていることがよく分かります。 あのときは、契約交渉を選手挟んだり、メールやFAXで話を進めた札幌側の契約交渉の過程がまずかったので、 今回は獲得を目指す水戸とJ国際部が直接何度も足を運んでいるというのが、信頼関係を築いて交渉が優位に運んだようです。 Jリーグとしても反省は活かされているようです。 合意については、ベトナムフットボールダイジェストさんの日本語訳記事をご覧ください。 http://www.vietnam-football.com/news/nationalfootballteam/151102084238.html グエン・コン・フオンが CLB Mito Hollyhockのユニフォームを持ち、HAGL代表、水戸の沼田社長、J国際部小山氏が写る写真つき。 さて、9月からベトナムで話題になり続けて、知名度急上昇となった CLB Mito Hollyhockですが、 その注目は、J2残留するかどうかに絞られました。 どうやらJ3降格となった場合は、契約しないことになっているようです。 だから今は合意止まりなんですね。 サポーターやクラブ関係者は、ベトナム中から CLB Mito Hollyhockの順位が注目されるとは想像してなかったでしょう。 というわけで、水戸の成績が世界で大注目です。
グエン・コン・フオン関連記事 ベトナムのメッシが水戸の居酒屋でメッシ食う画像がベトナム中に拡散!2万いいね突破 ベトナムU19黄金世代は1万人増やす集客力あり。札幌は小野稲本でどのくらい? ベトナムVリーグ開幕!U19黄金世代がいきなりブレイク!新たなスター誕生の予感
2015年11月05日
逆転勝利は、年に1~3試合。 アディショナルタイム逆転ゴールは2年に1回。 こういう印象を抱いている。 そこで、自分の印象が正しいのか、2013~15のデータを元に検証する。
■逆転勝利の定義 「相手に1点以上のリードを1度以上奪われた後、逆転勝ちする。」 1)相手が先制⇒逆転勝ち(0-1 → 2-1) 2)自分が先制⇒相手に逆転され⇒さらに再逆転(1-0 → 1-2 → 3-2) ■逆転勝利以外の定義 完封勝利 :無失点勝利 (例:1-0、2-0) 逃げ切り勝利:先制しリードを許すことなく勝利 (例:1-0⇒1-1⇒2-1) 取合い引分け:両チームとも点を取り合って引き分け (例:1-1、2-2など) 無得点引分け:両チームとも無得点で引き分け (例:0-0)
↑にあてはめると、以下のような結果となった。
勝ちと負けが減少傾向にあり、引き分けが増えているが、
逆転勝ちは年に1~2回ペースを維持している。
さらにアディショナルタイム逆転ゴールになると、3年で2回。
どちらも自分が抱いている印象と、ほぼ同じ結果となった。
データを見て気になる部分をいくつか挙げよう。
1)
無点試合(0-0)が増えている
→見てる側にとって、もっとも苦痛というか無風というかつまらない試合ではないだろうか。
特に普段見に来ない人にとって、印象に残らない結果になります。
せっかく年に1度くらい足を運んでいただけるなら、結果はともかく点を取り合う試合がよい。
肩入れ具合によっては、完封負けのほうが苦痛かもしれませんけど。
2)
完封勝ち(1-0、2-0等)が減っている
→抑え切れてないってことでしょうか。
気が向いたら奈良竜樹がいるときorいないときで完封の数をカウントしてみたい。
3)
アディショナル逆転ゴールの試合は印象に残る
→3-0で快勝とかより、やはりアディショナルタイム逆転ゴールの試合の方が、
記憶に残りやすいですね。
自分が全ての試合を見てないというのもありますが、劇的な逆転試合のほうが、
ハイライトで何度も見てしまう傾向にあります。
さて、次に劇的なアディショナルタイム逆転ゴールを見れるのは
1年後でしょうか、2年後でしょうか?
2015年11月04日
誤審はスポーツを見ている者にとって不快なものだし、興ざめしてしまうものだ。 より精度を高めるならGLT(ゴールラインテクノロジー)を導入することは正しい方向だろう。 JFAサッカー競技規則(pdf 16MB)によると、GLTは明記されている。
ゴールライン・テクノロジー(GLT) GLTシステムは、得点があったかどうかを検証し、主審の決定を援助するために使用することができる。 GLTの使用は、各競技会規定に明記されなければならない。
しかしながら、それをFIFAやJFA、Jリーグは積極的にやろうとはしない。 (投資して、検証して、アンダーや女子W杯に導入したりしてるけど) それがなぜかというと、何事もなく勝ち負けが決まるリーグ戦に対して、「ゴシップ」的な話題をメディアに提供するためだと捉えている。 そういう観点でいえば「それがサッカー」といった言葉を広めてなかなかGLTを採用しようとしないFIFAのメディア戦略は、高く評価できる。 ワールドカップでの誤審、CLでの誤審、プレミアでの誤審・・・これらは世界中に発信され、話題を提供し「サッカー」の認知度向上に貢献している。 正論だけで新聞が売れるわけはなく、ゴシップやネガティブな話題ほど世間の耳目を集めやすく、結果的に金を生む仕組みになっている。 昨今の言葉を使えば、メディアの発展or維持は炎上マーケティングに支えられている。 面白いのは、正論には無反応なのに、ゴシップにはいちいち反応せずにいられない人が多いことだ。 不快なら無視すればいいのに無視できずに、ついチラリと記事のリンクを押してしまう。 この辺の取捨選択ができてる人は時間を無駄にしない人だと思うし、いちいち反応しちゃう人は・・・律儀な人? ラグビー・ワールドカップでのこと。 TMO(テレビ・マッチ・オフィシャル)で審判が際どいペナルティを見逃さずにジャッジできることを褒めたり報じたりしないが、 TMOが使われない場面で見極めが難しい判定が試合結果に影響する=誤審だと世界中のメディアが報じる。 審判の判定が正しかったのかどうかなんて、マスメディアは決して検証しないのだ。 批判した方が、世間の耳目を集めるから。 そして、そういう類の意図は、記事のタイトルに表れる。 タイトルで煽ってPV集める=耳目を集められれば、世間の人々がどんなに正論をかざそうとも、発信した側の思惑通りなのだ。 審判問題に対して、双方の立ち位置で検証した記事(紙媒体)は、ここ数年で「フットボール批評(旧サッカー批評)」でしか見たことがない。 (サカダイとか近所で売ってなくて読んでないだけですが) つまり、それをきちんと読んで書き手にペイしてるのは、ごく一部のサッカーファンだけということ。 「もっと誤審や判定を検証する報道を!」なんて正論は、マスメディア(スポーツ新聞など)=一般大衆には、悲しいくらいにスルーされていくのでした。
■推奨記事 審判委員会がJリーグ前半戦を分析…判定における課題とは(川端暁彦) 一部引用 7月3日、日本サッカー協会審判委員会記者ブリーフィングが東京都内のJFAハウスにて開催された。同様のブリーフィングはシーズン前などにも審判の判定基準などを説明する場として設けられてきたが、「ちょうどJ1が折り返しになるタイミングで、開幕してここからの判定についてのスタンダードに加え、ミスも含めたその原因の追究や、シェアしていくべきことを伝えられれば」(上川徹審判委員長)という考えでの開催。50人近い記者が集まり、「こんなにたくさんの方に来ていただけるとは思っていなかった」と上川委員長が語る中で活発な意見交換が行われた。 ■推奨記事その2 【石井紘人レポート】オープンになった審判委員会 【石井紘人レポート】2015Jリーグ前半戦のジャッジを振り返る 第一回 ※ほぼ会見全文です。 (一部引用) 出席者は、JFA審判委員長である上川徹氏とJFAトップレフェリーインストラクターの廣嶋禎数氏。FIFAワールドカップ2006年ドイツ大会で3位決定戦を担当したコンビが、50人近いメディアに明瞭に判定を説明した。
50人近い記者が来て、世に出た記事が2~3本(私が調べた限り、川端暁彦さんと石井紘人さんの記事のみ)くらいしかないのは、 読み手が少なく、金にならない記事だという証明のように思える。
■推奨記事その3 週間審判批評 石井紘人さんの審判批評。 フラットな批評なので読んでて好感がもてます。 批評全文と結論はこちらFBRJ
2015年11月03日
レノファ山口のホームスタジアム維新百年記念公園陸上競技場の座席表(座席図 座席位置)です。 指定席を購入したが、座席表がネット上で見当たらないので、現地で写真撮ってきました。 画像の左側がグラウンド(前方の席)。 画像の上側がAWAY寄り。 (反転してるのは前方を揃えるためです。ご容赦願います。) 画像の下側がHOME寄り。 座席番号は ブロック-列-番号 で書かれています。 例えば、VIP席でV4-5-1だと、 V4(ブロック)-(前から)5(列目)-(左から)1(番) となります。 座席にも「V4-5-1」と書かれているので、分かりやすいですし、 ブロックごとに、1列1番から始まってるので、分かりやすいですね。 VIP席、SS席は指定席ですが、 メインスタンドのS席は自由席なので座席表はなくてもよいかと。
山口へ試合を見に行った方や、J3のAWAY遠征サポーターの方など、 当記事が参考になったと思う方は、簡単で結構ですのでコメントいただけると幸いです。
2015年11月03日
「都倉、お前邪魔!審判から見て、かぶってるんじゃね?」 例の件では、そう見えた。 相手GKの体の一部(頭あたり)と、都倉の体が邪魔して、死角ができたように思える。 「思える」なのは、スカパー中継を見たときに感じた第1印象であり、 それが正しいかどうかを見極められる画像や動画は中継では無かったので、あくまで印象ということで。 ちなみに自分は、「あのゴールが認められていたら、千葉が2-1で勝っていただろう」 「あのゴールが認められなかったから、もう1段スイッチを入れて、3-2で逆転できた」 と考えるような人間なので、「誤審がなければ4-2だろ」という自分に都合のよい解釈する人とは意見が合わないのはご承知おきください。 河合が自陣ゴール前でハンドを取られてもおかしくないプレーが流されたりもしてますし。 SNS界隈では、ボールがゴールラインを超えているような画像が出回っているが、 審判目線の画像でないので、審判に対してフェアじゃないと思っている。 後から様々な角度から画像で検証した結果「誤審だ!」と判断するのではなく、 同じ目線、同じ立ち位置で明確に分かるオフィシャルな映像なら信用しなくもないが。 SNS界隈で出回る画像が修正されたものかもしれないし、その出所(撮影者)が分からないので、 判断材料とするには乏しい。 審判は、高速連写して撮影した中から選びぬかれた静止画で判断しているのではなく、 常に人もボールも動く状況で判定しなければならないので、実に難しい。 オフサイドラインに気を取られている一瞬のうちにボールがゴールライン超えてGKがかき出して見落とすことはあるだろうなあと。 それを見極める技術を身につけてこいって思うだろうけれど、J2は1級審判員の技術向上の場でもあるので、 完璧なクオリティを求めるにはまだまだ審判員の層が薄いんだろうと捉えざるを得ない。 さて、この手の話題が盛り上がるときにいつも自分が何を考えるか、列挙してみよう。
■逆の立場でも、誤審だと言えるか? たとえば、千葉戦での誤審が、千葉の森本がヘディングしてゴールラインを超えたのに ゴールと認められなかった場合、「誤審だ!ゴールを認めろ!」と声を上げますか? それが相手にとっては決勝点や同点に追いつく重要なゴールであったとして。 札幌サポーターという立場の人なら、言わないでしょう。言うわけがない。 「審判が下した判定」「ラッキー」「もやもやするがそれがサッカー」などと都合のよい言葉を並べるのではないでしょうか。 ついさっき知りましたが、福岡戦で福岡のゴールが取り消されるような判定があったそうで、それに対して札幌ブロガーさんの声を読んでみたかった。 (検索したがヒットせず) いつもフェアに見ろ!と言いたいのではなく、そういう捉え方が少しでもできるか?と言いたいのです。 スポーツは、どちらかに肩入れして見たほうが楽しいのは事実ですから、声を荒げて「誤審だ!」と叫ぶのは悪いことだと思っていません。 それがサッカーの文化だと思っていますし、ワーワー騒いだ方が面白くてよいでしょう。 でも、ほんの少し立場や見方を変えて、判定が正しいのか、どういう意図で下されたのか考えるのはサッカーを見る目を鍛える上で重要です。 肩入れしすぎると、正しい判定でさえスタンドから異議を唱える人が育ってしまいますから。 ■審判5人制。 ないです。ありえません。 人数を増やして死角を減らすことは出来るかもしれませんが、テクノロジーに勝てないのは、 スポーツの歴史が物語っています。 ラグビー、アメフトといったサッカーと同じように広大なフィールドを人もボールも動く競技では、 すでに映像で判定を確認する技術やルールが確立されていますから。 人件費もかかりますし。。 J2で副審相当とすると1試合2人で22万円(手当て6万+宿泊費1万+交通費(実費)4万)。 札幌のホーム21試合で、年に462万円かかるんですね。 地元の人間を使うわけにいかないでしょうから、札幌だと高くつきますね。 関東や関西での試合だと交通費がここまでかからないでしょうけれど。 年に1回あるか、ないかということのために400万円も使うの?って気がします。 短期的には、2部リーグにも審判5人制で解決するかもしれませんが、 長期的には運用が楽で人件費がかからないGLTのシステムがあるべきですね。 J1、J2ライセンスのスタジアム規定に、「GLTのカメラ設置」を義務付ければいいのでは? ■GLT導入 Goal Line Tecnology 安価な(1試合5万円くらい)で運用できるテクノロジーが開発・量産されればよいと思います。 ゴール1つにつき、カメラ2台で、設置と運用が1人でできるくらいでないと。 1つ難しいのは、設置が映像審判員のような立場の人がやらないと、フェアな仕組みにならないということ。 第4の審判、審判アセッサー、マッチコミッショナーなどなど、人手は足りそうな気もします。 ホーム側の運営責任者的な立場の人でよいと思いますが、設置は専門の担当をつけなければなりません。 カメラを設置すればよいと安易に考えてしまうかもしれませんが、 会場設営のアルバイトがやって、角度がいまいちとか、映像が荒いとか、問題になってはいけませんし、 ボールがぶつかって曲がったとか、サポーターが何らかの衝撃を加えて曲がったなんてしゃれになりません。 他にも課題はたくさんありますが、この仕組みを人手をかけずに安価に提供できたら、世界中で儲けそうですね。 「安価」の基準は、先に挙げた審判の手当てや旅費の半分程度だと考えます。 ■JFAサッカー競技規則でGLTは明記されている ゴールライン・テクノロジー(GLT) GLTシステムは、得点があったかどうかを検証し、主審の決定を援助するために使用することができる。 GLTの使用は、各競技会規定に明記されなければならない。 と、あります。 それ以外にも、何箇所か「GLT」とか「テクノロジー」という言葉が出てきます。 つまり、サッカー競技規則上は、GLT使用可能となっています。 あとは、運営側の判断にまかせるよ、ということなのでしょう。 ■2部リーグにテクノロジーが導入されることはない 世界中のサッカー植民地から放映権を巻き上げて儲けてるサッカーリーグならいざ知らず、 クラブもリーグもいっぱいいっぱいならば、テクノロジー導入などやるはずがありません。 ■GLT導入しないことのメリット 「誤審してはいけない」というプレッシャーに晒されたことありますか? 1つの誤審が、サッカー選手の将来に関わるようなプレッシャーを浴びたことありますか? 別に審判でなくても、自らのミスが他人の人生を左右するというプレッシャーに晒されたことは、社会人なら誰もがあると思います。 そういった環境は、審判の危機感と集中力が増す気がします。 テクノロジーに頼った判定や、補助金に頼った経営は、人を成長させません。 J2の審判員は、ほとんどが職を持った1級審判員であり、プロの審判員ではありません。 いま日本サッカー協会管轄のプロフェッショナルレフェリーは、主審11人、副審4人しかいません。 それ以外は、職業をもったアマチュアレフェリーです。 それが言い訳になるはずもありませんが、2部リーグの審判は成長途上のクオリティであると認識すべきです。 とはいえ、不足を補うためのGLTがあることが望ましいかもしれませんね。
(11/02 18:00追記) ■誤審はメディアが喰いつくエサである。 誤審はスポーツを見ている者にとって不快なものだし、興ざめしてしまうものだ。 より精度を高めるならGLTを導入することは正しい方向だろう。 しかしながら、それをFIFAやJFA、Jリーグは積極的にやろうとはしない。 (投資して、検証して、アンダーや女子W杯に導入したりしてるけど) それがなぜかというと、何事もなく勝ち負けが決まるリーグ戦に対して、「ゴシップ」的な話題をメディアに提供するためだと捉えている。 そういう観点でいえば「それがサッカー」といった言葉を広めてなかなかGLTを採用しようとしないFIFAのメディア戦略は、高く評価できる。 ワールドカップでの誤審、CLでの誤審、プレミアでの誤審・・・これらは世界中に発信され、話題を提供し、「サッカー」の認知度向上に貢献している。 正論だけで新聞が売れるわけはなく、ゴシップやネガティブな話題ほど世間の耳目を集めやすく、結果的に金を生む仕組みになっている。 昨今の言葉を使えば、メディアの発展or維持は炎上マーケティングに支えられている。 面白いのは、正論には無反応なのに、ゴシップにはいちいち反応せずにいられない人が多いことだ。 不快なら無視すればいいのに無視できずに、ついチラリと記事のリンクを押してしまう。 この辺の取捨選択ができてる人は時間を無駄にしない人だと思うし、いちいち反応しちゃう人は・・・律儀な人? ラグビー・ワールドカップでのこと。 TMO(テレビ・マッチ・オフィシャル)で審判が際どいペナルティを見逃さずにジャッジできることを褒めたり報じたりしないが、 TMOが使われない場面で見極めが難しい判定が試合結果に影響する=誤審だと世界中のメディアが報じる。 審判の判定が正しかったのかどうかなんて、マスメディアは決して検証しないのだ。 批判した方が、世間の耳目を集めるから。 そして、そういう類の意図は、記事のタイトルに表れる。 タイトルで煽ってPV集める=耳目を集められれば、世間の人々がどんなに正論をかざそうとも、発信した側の思惑通りなのだ。 審判問題に対して、双方の立ち位置で検証した記事は、ここ数年で「フットボール批評(旧サッカー批評)」でしか見たことがない。 (サカダイとか近所で売ってなくて読んでないだけですが) つまり、それをきちんと読んで書き手にペイしてるのは、ごく一部のサッカーファンだけということ。 「もっと誤審を検証する報道を!」なんて正論は、マスメディア=一般大衆には、悲しいくらいにスルーされていくのでした。
■審判関連推奨記事 ■その1 審判委員会がJリーグ前半戦を分析…判定における課題とは(川端暁彦) 「映像に出てくる選手や審判を批判する意図ではなく、判定でどういうことが起きているかを理解していただければと思う」と切り出した上川委員長はJリーグの試合シーンを切り出しながら、各判定について順次説明。 (札幌戦の熊本・巻のゴールについて) 激しいプレーと反則プレーのライン上にあるものとして協会内でも議論になった例として挙がったのは、コンサドーレ札幌対ロアッソ熊本戦でのFW巻誠一郎のゴールだ。 CKに対して巻とGKが競って押し込んだ形で、「一見すると巻選手がGKごとボールを押し込んだプレーにも見える」(上川委員長)。 ただし、映像をじっくり観てみると、「巻選手が先にボールへ触っており、GKもキャッチングできていない。ひざを入れているようなこともなく危険さはまったくないし、ボールにプレーしようとしている。ボールの状態もニュートラルだった。GKは特別なルールで守られるという規則もかつてあったが、現在は普通のフィールドプレーヤーと同じ基準で反則かどうかを見極めることになる」として、ゴールを認めた主審の判定を支持している。 ちなみにヴァイッド・ハリルホジッチ監督にも意見を聞いたそうで、「この判定は正しい」との答えだったという。 なお、↑の件については、サポーターズブログでも話題に上げている人がおり「あれはゴールじゃない」といった記事かコメントが2、3あったが、角度や座席位置によっては、そんな風に見えなくもないんだろうし、肩入れするチームが不利になる判定については異議を唱える条件反射のようなものと解釈している。 ■その2 2015年度 第1回JFA審判アセッサー研修会を実施 正しい判定によってゲームをコントロールすることに変わりはありませんが、より説得力のある、インパクトのある動きとポジショニングがさらに求められることを再確認しました。 ■その3 2013.02.13 Jリーグ開幕を前に、Jリーグ担当審判員がトレーニングキャンプ 担当した試合ではアセッサーによって審判技術が評価され、大きなミスをした場合は一定期間、割り当てから外されたうえに研修を課されることもありますし、評価によってJ2やJFLの担当に移されることもあるという、非常に厳しい世界。 ■その4 中野和也さんのコラムより この問題はJリーグだけで解決できることではないのかもしれない。 だが、やはり判定に対する議論はもっと巻き起こっていいと考える。 そのためにも、審判側からの情報発信の方法を明確にすることは必須。 そうでなければ、チーム側の言葉とビデオだけで判断することとなり、議論としては片手落ちだ。 ビデオでは見えないことがレフェリーには見えている可能性もあるからだ。 ■その5 興梠のゴールがオフサイドだったのは明らか 最も確実で、廉価な解決はビデオ判定の導入 上川委員長は、スタジアムの大型映像装置でゴールシーンが再生された事実を批判したという。それはそうだ。 場内で映像を流している場合でも、反則のシーンの再生は流さないのが常識で、安易に映像を流してしまったのは運営側の大きなミスだ。 もっとも、映像を流したのはホームチームである浦和レッズ側。つまり、自らの不利益になるような映像を流してしまったのだから、悪意とは思えない。 あの映像を審判団が見て判断を変更したら、せっかく認められた興梠のゴールが取り消されてしまったかもしれないのだ。 ■その6 2015 Jリーグ担当主審/副審リスト ■その7 Jリーグ規約・規程集 (4) 審判員の手当て等は次のとおりとする。 手当て:(J1)主審120,000円 副審 60,000円 第4の審判員 20,000円 (J2)主審 60,000円 副審 30,000円 第4の審判員 10,000円 交通費・宿泊費:Jリーグの「旅費規程」による (旅費規程) ① 宿泊費は、1泊につき金2万円以下とする ただし、自宅の最寄り駅から試合開催地までの距離が 200km 以上のときは前泊を認め、特別の事情があるときは後泊も認める ② 交通費は、次の基準により支給する ロ. 往復 2,000 円を超える場合は、実費精算とする
2015年11月02日
コンサドーレ札幌からシンガポールSリーグ1部Hougang United FCに期限付き移籍中の内山裕貴が、 第24節で先発フル出場し今季2ゴール目を決めています。 とりあえず先発復帰。 今の内山はガイジンなので、結果が出ないとまたすぐに出番を失います。 厳しい戦いが続きます。 これでHOUGANG UNITED FCは、4勝8分12敗。 現在10チーム中9位です。 しかし10位のチームは消化試合が1試合少ないので、暫定9位。 HOUGANG UNITEDの今後の日程はこちら
これまでの成績と試合レポート、動画のリンクを貼っておきます。 1節 03/02月 HOUGANG UNITED 1-1 COURTS YOUNG LIONS(HOME)⇒先発フル出場記録,動画,レポート 2節 03/06金 HOUGANG UNITED 1-1 HOME UNITED (HOME)⇒先発フル出場1得点★ 記録,動画,レポート 3節 03/13金 GEYLANG INTERNATIONAL 0-0 HOUGANG UNITED(AWAY)⇒先発フル出場 記録,動画,レポート 4節 03/18水 TAMPINES ROVERS 2-0 HOUGANG UNITED (AWAY)⇒先発フル出場 記録,動画,レポート 5節 04/04土 HOUGANG UNITED 2-3 BRUNEI DPMM (HOME)⇒先発フル出場 記録,動画,レポート 6節 04/09木 Warriors 1-0 Hougang United⇒先発フル出場 記録,動画,レポート 7節 04/18土 HOUGANG UNITED 0-1 Balestier Khalsa⇒先発フル出場 記録,動画,レポート 8節 04/23木 HOUGANG UNITED 3-3 HARIMAU MUDA⇒ベンチ外 記録,動画,レポート 9節 05/01金 ALBIREX NIIGATA(S) 2-1 HOUGANG UNITED⇒ベンチ外 記録,動画,レポート 10節 05/14木 HOME UNITED 4-0 HOUGANG UNITED⇒先発35分交代 記録,動画,レポート 11節 05/19火 HOUGANG UNITED 1-0 GEYLANG INTERNATIONAL⇒ベンチ外 記録,動画,レポート (2ヶ月の休み) 12節 07/20月 COURTS YOUNG LIONS 1-3 HOUGANG UNITED⇒先発フル出場 記録,動画,レポート 13節 07/24土 HOUGANG UNITED 0-3 TAMPINES ROVERS⇒先発フル出場 記録,動画,レポート 14節 07/29土 PMBRUNEI DPMM 1-1 HOUGANG UNITED⇒先発フル出場 記録,動画,レポート 15節 08/04火 HOUGANG UNITED 4-1 WARRIORS⇒先発フル出場 記録,動画,レポート 16節 08/07金 BALESTIER KHALSA 3-2 HOUGANG UNITED⇒出場なし 記録,動画,レポート 17節 08/19水 HARIMAU MUDA 0-1 HOUGANG UNITED⇒ベンチ外 18節 08/28金 HOUGANG UNITED 1-1 ALBIREX NIIGATA FC (S)⇒ベンチ外 19節 09/17木 HOUGANG UNITED 0-1 HOME UNITED⇒ベンチ外 20節 10/01木 HOUGANG UNITED 2-2 COURTS YOUNG LIONS⇒ベンチ外 21節 10/17月 TAMPINES ROVERS 1-0 HOUGANG UNITED⇒ベンチ外 22節 10/20火 HOUGANG UNITED 1-2 BRUNEI DPMM⇒先発フル出場 記録 23節 10/26月 WARRIORS 2-0 HOUGANG UNITED ⇒先発フル出場 記録 24節 11/01日 HOUGANG UNITED 1-1 BALESTIER KHALSA⇒先発フル出場1得点★ 記録,動画| 24節終了まで 4勝8分12敗 出場15試合 1295分(フル14試合、途中交代1試合) 2得点1オウンゴール
内山過去記事 1/25内山裕貴選手 ホウガン ユナイテッドFC(Sリーグ1部)へ期限付き移籍のお知らせ 公式リリースはこちら 第1節 速報)内山裕貴(札幌)がシンガポール開幕戦で先発デビュー! 内山裕貴がシンガポール先発デビュー!でも試合前の記念撮影にいない(画像動画) 第2節 内山裕貴がシンガポールデビュー2戦目で初ゴール!(画像、動画あり) 第3節 内山裕貴がシンガポールデビュー3戦目も先発!(画像、動画あり) 第4節 内山裕貴(札幌)がシンガポールで4戦連続フル出場!今季の日程つき 第5節 内山裕貴(札幌)がシンガポールSリーグで5戦連続フル出場! 第7節 内山裕貴(札幌)がシンガポールSリーグで7戦連続フル出場! 第9節 内山裕貴(札幌)がシンガポールSリーグ9節で2試合連続ベンチ外 第10節 内山裕貴(札幌)がシンガポールSリーグ10節で見事なオウンゴール 第11節 内山裕貴(札幌)がシンガポールSリーグ11節でベンチ外 第12節 内山裕貴(札幌)が再開したシンガポールSリーグ12&13節で先発フル出場 第14節 内山裕貴(札幌)が再開したシンガポールSリーグ14節で先発フル出場 第15節 内山裕貴(札幌)がシンガポールSリーグ15節で先発フル出場
2015年11月01日
ついにこの日が来ました。 ベトナムのU19黄金世代の代表格でベトナムの次世代のエースと目される、グエン・コン・フオンが来日しました。 これまで表に出せずにいましたが、いろんな思いを一挙放出したい気持ちです。 これで札幌のベトナム路線は停滞かな・・・。 明日私は水戸に行きます。 今回、なぜ水戸にきたのか、現地報道を中心に補足すると・・・ ・水戸と来季の入団交渉(期限付き移籍)&練習参加 ・ナビスコカップを観戦(Jリーグの招待) ・ベトナム人選手最多(117万!)のfacebookいいねを活用。 ・Jリーグのべトナム向けプロモーションの一環(小山さんお見事) 何が言いたいかは、Jリーグ公式(ベトナム語向け)facebookをご覧ください。 (これの存在を知ってる日本人って10人いないと思う。公式発表されてないし) あと、以下の記事を読むとより一層、その意義が理解できると思います。 アジアにおける日本サッカーの位置づけJリーグ国際部に聞く海外戦略 <前編> <後編> 先週のfoot x brain(テレビ東京系)でベトナム特集だったのも、 メディアミックスな戦略の一環だと分かりますね。 「○○のメッシ」といった異名をつけざるを得ないほど、日本では全く知られていませんが、 ベトナム国内ではいまや最も知名度のあるサッカー選手となりました。 その証拠として、いくつかのデータを提示します。 Facebookで最も「いいね!」が多いベトナム人選手(※2015年10月31日時点) 1位:FWグエン・コン・フオン(HAGL) 117万2016件公式facebookはこちら 2位:FWレ・コン・ビン(ビンズオン) 49万7220件公式facebookはこちら ベトナムの英雄レ・コン・ビンの2倍以上! 元ネタはベトナムフットボールダイジェストさんより ちなみに日本人選手だと・・・ 香川真司289万5510件公式facebookはこちら 本田圭祐 8万8175件公式facebookはこちら ちなみに香川はプレミアリーグ効果ですごい数字になってますが、 日本人の数はそれほど多くなくて、半分もいません。たったの5%で約14万人。 上から順に、インドネシア、ベトナム、ドイツ、タイ、日本、ブラジル、マレーシア・・・。 Instagramで最もフォロワーが多いベトナムのサッカー選手(2015年10月23日時点) 1位:FWグエン・コン・フオン(HAGL) 2万6300人 2位:DFクエ・ゴック・ハイ(SLNA) 1万7100人 5位:MFドー・ズイ・マイン(ハノイT&T) 1万3200人(2013年に札幌へ練習生として参加) 元ネタはベトナムフットボールダイジェストさんより
さて、グエン・コン・フオンについて全く知らない人のために、 ベトナム国内における彼のエピソードをいくつか上げておきます。 U19ワールドカップ・アジア予選でオーストラリアから2得点(試合は5-1で圧勝) ⇒黄金世代の実力がが飛躍的に認知された試合です。こちら 2015年のプロデビュー戦でいきなり2得点 ⇒「持ってる」といえます。参考記事こちら 得点ランキング上位3人がベトナム人選手で埋まるというここ10年でなかった事態に U19日本代表(当時)の内山(札幌)がチンチンに抜かれる ⇒親善試合では知らなかったのか抜かれ放題。アジア予選(本番)では修正してきて集団で対処。 2015年のベトナムVリーグで、彼見たさにチケット完売のスタジアムで入りきらない客が、ピッチの脇にまで入ってきた ⇒これぞほんとの超満員 つまり、代表での実績はレ・コン・ビンに部がありますが、 話題性ではグエン・コン・フオンが上回っています。 なぜ今回J2水戸との入団交渉に至っているか少し触れると、 ベトナム国内で彼に対するプレッシャーが厳しく、大怪我が懸念されるのと、 メディアが過熱しすぎていて、環境の整ったJリーグで成長させたい意図があるようです。 また、J1昇格のライセンスがない水戸だからこそ話が進んでいるともいえます。 昇格を目指すと、そのための補強を重視して、外国籍選手を育てて売るという発想がなくなりますから。 J1やJ1昇格を目指すクラブにできなくて、J2クラブにできることを実現しようとしています。 「外国籍選手=補強」と捉えているうちは、クラブを大きくするパートナーにはなれません。 来年もし加入したら、大注目間違いなし。
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