ひねくれ

2006年01月01日

ひねくれ者の言い分だが、どうにも年が明けても
おめでとうと言い難い。世の中どこもかしこも
めでたいことなんかないじゃないか、むしろ
うんざりすることばかりじゃないか、もちろん
われらがコンサドーレ札幌の現状と展望に関しても、
という気持ちが沸いてきてしまう。なんとも
ネガティブな性分で申し訳ない。
 
柳下監督の3年目でJ1昇格を祈願するのは
サポとしては当然だが、なんだかそれが当然であるかのような
言葉が舞い、その背面で、3年も指導しているんだからこれで
昇格できなければ監督の能力を疑う、みたいな言辞も散見した。
となると、ひねくれ者のねじけ根性が顔を出す。
 
今年は絶対に厳しいよ。降格組の3チームを嘲笑する人もいるが
とんでもないだろうね。オイラの持論は「老舗は蔵が深い」だ。
少々家運が傾こうが、成金がかなわないような財産が蔵の中に
残っているものだ。ましてやどのチームも強化に勤しんでいるはず。
1年で復帰を、という言葉は決してJ2を甘く見ているだけではない
はず。
さらには仙台も鳥栖も山形も、去年以上に強化を加えている。
経験値も豊富で、どんどん上位に突き進むだろう。
 
はっきり言って、上記6チームに対して札幌が何かアドバンテージ
をとれるほどのチームだろうか、と自問すれば、今の段階では
何の自信もない。
去年の京都を「レベルそのものが違う、何枚も上手だ」と何度も
嘆息し、結局一度も勝てなかった。
その嘆きを、今年は上記6チームに対しても同じように言わなくては
ならないかもしれない。
大げさなようだが自分自身はかなりのリアルに切迫感をもっている。
 
この自虐的な見通しが現実にならないことをオイラ自身も
願っているが、さりとて去年の成長をそのまま今年の昇格争い
において安易に甘い果実の収穫につながらないことは
確認しておくべきだと、年頭にひねくれ者は思っている。
 
ところで、前回のブログではドームのみのシーチケにしようか
と言いましたが、やはり厚別共通にしようかと思いつつある。



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