あえてアラームを

2007年10月12日

心に棚を作って、ひとまずは応援モードに切り替えていたんだが、
さっき「アシスト」の先発予想を見て、危惧する面があったので、
ここで確認をしておく。

先発予想はこうだったと思う。

FW    ダヴィ   中山

MF 砂川  大塚  芳賀 藤田

DF 西嶋 ブルーノ 曽田 鄭容臺


やはり不安は、最近下降線である大塚と芳賀の中盤。
がんばって入るんだが、負けている試合はまずこの範囲を
相手に支配され、マトモにボールも取れなくなる。
東京V戦では機能しなかったが、鄭容臺をここにおいて
中盤のポゼッションを高めた方が良いのではないかと思った
(サイドバックに芳賀を入れては、というアイデアをどなたかが
言っていたが、それでもいいと思ったが)

何せ、何度も言うように、草津は今季のJ2で最初に
札幌の守備の綻びを見つけ、攻略して勝ったチームだ。
足が遅く、それほど器用な足捌きもなく、高さだけの
DFの間を縦にスルーパスをつなぎ、裏を取ったFWが
反転して高木と1対1、という理にかなった攻略で、
1戦目は完敗。2戦目でもせっかくの芳賀の初ゴールに泥を塗られた。
2戦目の先制点は、センターバックを上手く出し抜いて
FWが引きつけ、落ちたところを詰めた後続に叩き込まれた。
完全にうちのDFが手玉に取られた。

あれをやられないためにも、起点になる中盤を草津に渡してはならない。

オイラはだからこそ、上記の予想スタメンを危惧する。
草津の立場からすれば、ほくそ笑むところだ。
ハードワークで足の止まった大塚と芳賀を翻弄し、
中央から縦突破を試みれば、最終ラインをたやすく抜けるだろう。
足を痛めている曽田を思えば、グラウンダーのパスを繋げば
ついてこれないはずだ、と。

明日の試合の成否は、この草津の意図を阻めるかどうかにかかっている。
しかし、攻め手もまた、起点になりそうな砂川がよほど冴えた
プレイをし、藤田がよほど勘を働かせて対応できるかどうかが
不安だ。砂川は完全に対応を決められ、簡単にボールを奪われる
シーンが続出している。藤田は最近勘が悪く、位置取りも走り込みも
不満だ。

それでもあえてこの布陣というなら、御手並拝見だ。
この草津の攻略の裏をかけるのかどうか。ポイントはそこだろう。


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