弾性限界、別名…

2007年09月01日

前節水戸戦は、前回エントリの通り、年に一度ツーリングでやって来る
友人を接待するためススキノであった。
ノルベサの観覧車が間近で見られる店で、生ラムジンギスカン&貴重な
エゾシカ肉で食い放題に舌鼓。ここしばらくは暑さでグロッキーで、
スーパーで三玉99円の玉うどん茹でてかまあげうどんにして晩飯にし
ていたオイラも、久々の栄養補給であった。
接待される側はバイク、する側のオイラたちは翌日カタギ仕事を控え
車に乗るので、ノーアルコールであったが大いに盛り上がり、カラオケ
に行ってマンガ&特撮ソング歌いまくり(すまんねえ、つい…)
で、楽しい時間を過ごした。

盛り上がって、12時前ごろ帰宅して、ビデオ観戦の夜2時半…

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バネをぐんと思いっきり伸ばす。
伸びたバネは元の形に戻ろうとするが、限界を超えると
元に戻れなくなり、びろ~んと伸びたままになる。
これを「塑性変形」といい、その限界点を「弾性限界」という。


または、これを「降伏点」を越える、と言う。


「なにもかもが10センチ足りない」
視聴後に思ったのがこれ。
ヘッドで競り合う高さも、ボールに駆け寄る足も、
パスの出しどころも、受けるトラップも。

そして、相変わらずの不正確なプレー。
(むしろ輪を掛けてひどかったのがヘディング。いつもにもまして
どこにボールが落ちるのかさっぱりコントロールが出来ない。
何度センターバックからゴール前にマイナスのヘッドクリアが
落ちて、肝を冷やしたか)

何よりも、あまりにも簡単に保持したボールをかっさらわれる
宿痾的なキープ力の無さ。あれだけどん底から鍛えてきたはず
なのに、この点は全く改善できていない。呆れ果てた。

そして今回はハッキリ言わせてもらえば交代も首を傾げる。
最も危険で、しかもセンターバックで処理しきれない相手FW
への対処を強めるため、MFを強化すべきだったのに、
変えたのは前と後ろ。おかげでその後は中盤を支配され放題で
何も出来なくなってしまったではないか。

芳賀か大塚を中盤の底に下げ、センターバックと併せて
三人でFWを封じれば、DFがズルズル下がることもなかった。
押し上げたDFラインは、守備に回ってFWをチェイスすることに
専念した大塚もしくは芳賀に追われるFWを待ちかまえるだけで
いいはずだ。そうすればあれほどみっともなく簡単に抜かれ、
裏を取られ、ヘッドで上回れる回数もすくなくなったはず。

MFを一人下げ、中山の代わりに砂川かカウエを入れ、
4-1-4-1気味にした方が、よっぽど可能性があった。
(先にカウエを入れて相手を混乱させ、同点にした後に
砂川を入れれば効果的だと思ったが。)
采配は単にイエローカードを恐れて、もらった選手を機械的に
代えただけにさえ見えた。積極的に試合の流れを変えるための
システムを変えたようには思えなかった。

さて、カテゴリーに反して前節への文句ばかりになったが、
正直、それだけカンカンだったのでご容赦。
最終節では優勝祝いにがっちり報復することを要請する。

明日の試合は、これもまた前に申し上げたとおりに
函館には行けない。金、仕事のりゃんふぁん縛りはあまりにきつい。
生中継観戦は出来るはずだ。

弾性限界をのばせるか?
それとも降伏点を越えてしまうのか?


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