オフシーズンのメランコリー

2007年01月17日

2週間ほどいろいろあって、あれこれ文章を書く状態では
なくなってしまった。全く更新もしていなかったのに
ウチの様子をご覧になってくださった方々に感謝&陳謝。

ほんとはエコパの遠征記も中途半端になっているので、
ちゃんとケリもつけたいのだが、どうもオフの間というのは
来季に向けての不安と期待がない交ぜになり、冷静になれず
その反動でどうも筆が鈍ってしまう。

痛恨の離脱者はいるものの、概して昨季のメンバーが残留し、
チームパフォーマンスのイメージは比較的わかりやすいが、
これが果たして降格組を含めた他チームの増強に四つに組んで
いけるのかどうかは、全くわからない。ブラジルトリオの補強は
期待したいが、ブルーノが果たしてうちにフィットするのか、
若い二人は活躍してくれるのか、やはりフタを開けてからだ。

ずいぶん離れたが前回のエントリにも書いた、やはり新監督の
戦略や戦術が、前監督の3年の蓄積を生かすのか殺すのかも
大きな不安として残る。システムで試合をするのではない、という
言い方もあるが、システムの改変が戦い方の根幹を変えてしまう
という言い方も同じくらいに言えるだろう。

オイラはごくごくシロウトだが、去年までの札幌が4-4-2
もしくは4バックベースのシステムになるイメージがどうしても
わかないし、今のメンバーで誰がどうこのシステムにはいるのか
という想像もしにくい、というのが正直なところだ。
ましてや、従来の大宮のチームカラーを想像するに、どうにも
不安ばかりがつのる。水戸のドン引きサッカーを(しかもそれを
なかなか打破できずに何度も痛い目にあったがゆえに)つまらない
と揶揄した去年、一昨年。ある意味有効であろうが、それは指向しない
という柳下監督の考えをオイラたちは是としたからこそ、だったはず。
最悪の妄想だが、今年の札幌がそういう戦い方を(たしかに勝利が
優先というのは痛いぐらいにわかるが)したならば、単純に
試合が面白くないという幻滅と共に、この耐えた三年がムダだったと
いう後悔にさいなまれそうな気がする。

つまらなくても勝てばいいのさ、という言葉には、どうしても
首肯できない。勝てば、そりゃ嬉しいがね。
つまらない戦い方をしても勝てばいい、というチームと
つまらない戦い方でも勝ってくれれば嬉しい、というサポーターと
の、プライドのない二人三脚にはなってほしくないものだ。

ほら、ネガティブになった。だがらオフシーズンはろくなもんじゃない(汗)


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