良い思い出、で終わらせたくない

2006年12月31日

帰札してそのまま実家に転がり込んで、大晦日を迎えております。
寒いですが風がないので良い気分。エコパのほうがよほど寒かった。

さて、残念ながら今年の札幌の苦闘は終わりとなり、
どうでもいい元日はよそ様に任せ、来季への準備があります。
個人的にはファンクラブの会員更新はネットで済ませていたので、
シーチケの購入を急がねばとは思っています。初売りは行けそうに
ないのですが、今月中にはシースペースに足を運んで購入手続きを
しようかな、と。

ところで、感動的ではあったエコパの試合後ではあったのですが、
ヤンツーコールをしながらも、心の裏では来季への不安がどす黒く
澱んでいたのが事実。
いわゆる「フリューゲルスの呪い」、天皇杯優勝チームが
次季準備に時間が足りずに後手をふみ、低迷するジンクス。
優勝してはいませんが、年末まで動きの取れなかったチームの
再編がどうなるのか。もとより景気のいい話は無く、新加入
ブラジル人の話以外は現所属選手の維持がせいぜい。
(それにしても緑さんは新規獲得選手だけでチームが作れるん
じゃないかと思うほどのかき集めぶり。ちゃんと選手を生かせるのか
なあ。フッキが飼い殺しにならないか心配。まあ対戦する立場として
はその方がいいのかもしれんが)

正直、今まで培ったものに新監督の指導でさらに足らざるを
補ってほしい、とは思うんだが、この三年間でうちの選手の
憶えの悪さ(ごめん、でもそう思ったよなみんな)を思えば
混乱と破綻の可能性が大いにあるような気がしてならないのだ。
ただでさえ、攻撃を標榜しながらも弱気の虫でついつい下がったり
無意味なバックパスをしたり、をさんざん指弾されているうちの
チームで、守備重視を下手に教え込んだら何もかももとの木阿弥
になるのではないかという不安がぬぐえない。

チームが悪い方向に逆戻りしないよう、チームも意識はして
いるとは思うんだが、サポもその辺はしっかり意識して
自分たちが札幌の試合に求めているものは何なのかを
わかってもらうように意思表示しなきゃならないと思う。
ここのブログでも、面白いゲームはどうでもいいから
勝つ試合を優先しろという声を聞くが、そんな近視眼に
左右されて結局今年の京都や福岡のような思いをしない
ようにしなくてはならないのだ、という危機感を、
柳下監督の後姿にコールしながら思ったオイラであった。


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