本気で勝つ気は?

2006年12月09日

直前で不吉なことを言い出すのは
今回はヒネクレではなく、マジメな懸念。

横浜フリューゲルスの呪い、というわけでもないが、
天皇杯は時期的に来季リーグ戦への準備期間であるため、
天皇杯の決勝に近づくに従って来季への準備期間は削れる。
天皇杯に関われば関わるほど次のシーズン低迷するのは
必然とも言える。

札幌の選手はここ数日の雪の中、寒い中で宮の沢で
練習していた。
オイラは、あ、こりゃチームはともかくフロントは勝つ気が
ないな、と思わずにいられなかった。
天皇杯がある以上、さっさと来季の体制作りで新監督や
選手との契約を進めていくわけにいかない。
金がないという理由で練習場をチームに提供しないフロント
の姿勢は、隠微に「もう勝たなくていい」の意思表示だと思った。

本気で勝つ気があるなら、金が無くてもナントカすべきだった。
何のためにJALがスポンサーなのか。スポンサードしてる
雪国のチームが試合するのだ。フロントは泣いてもすがっても
JALに交通費と滞在費を出してもらい早めに内地に移動し、
雪のない練習場で練習させるのが、誰が考えても常道。
明らかに、チームではなく、フロントに勝つ気がない。

遠征サポの皆さん、どうかチームを存分に鼓舞してください。
十分な練習が出来ずにきっと動きが悪いチームを、支えてください。
フロントが敵である以上、サポの皆さんだけがチームの味方です。


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