The Longest Time

2006年12月04日

ヘタレた身体はまだ治らない。
自律神経がおかしくなり、仕事中に汗が止まらなくなる。
周囲からは異様な目で見られ、笑いものにされる。
どうにもやりきれない。

道新の記事を見て、マスコミの話は半分でと思いつつもへこむ。
とっくに気づいていたことだが、ホームアドバンテージが全く
効かない札幌。
「サポの大声援にも全くモチベーションを上げられないダメなチーム」とも
「選手を奮起させる応援が出来ない烏合の衆のダメサポーター」とも
読める文脈に、土曜日の自分のヘタレ具合が重なって後者に傾斜して沈殿する。

ビリー・ジョエルのコンサートがあったことすら知らなかった、
閉鎖状態の自分。もっとも、体調を思えば聞きには行けなかっただろう。
高校時代頃によく聞いたので、カラオケでも調子が良いとたまに歌う。
もっともアップテンポな歌だと口が回らない。
「ピアノマン」程度でも滑舌がダメになる。
「アレンタウン」が好きなので歌いたいのだが、やはりダメ。
よく歌うのはスローだがテンポの良い「イノセントマン」とか、
タイトルに挙げた「ロンゲスト・タイム」。
悲しい歌でも癒されるのはビリー・ジョエルの功徳だろう。

今、スシボンバー高原がハットトリックをやった
アーヘンvsフランクフルトをテレビでやっている。
アーヘンは二部に落ちて36年(!!!)
やっと一部に昇格してきたそうだ。
ホームは歴史のある会場で、狭いが2万人の観客が超満員だ。
解説のノノも言っていたが、きっと36年間ずっと満員の観客が
変わらず応援していたのだろう。金のない地方のクラブ、
いい選手がいて活躍すれば、すぐに引き抜かれて元の木阿弥。
それでも36年雌伏して、昇格した。

チームとサポの関係を考えさせられ、派手なハットトリックも
サイドディッシュになった。

ロンゲスト・タイム。

 どんな結果が待っていたってかまわない。
 些細なことには鈍感なボクさ。
 ボクはキミたちを愛してるんだ
 それだけはわかって欲しいんだ
 君たちをずっと見守っていきたいんだ。
 長い、長い刻を。


オイラたちは、アーヘンのサポのように、36年も待てるんだろうか。
長い、長い刻を。
For the Longest Time.


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