Jリーグの構造・安心してスポンサーになってもらうために

2006年11月20日

さて、夕方からなぜだかずっとJスポーツで
シェフィールドvsマンU(1-2)、そして今は
ドルトムンドvsヘルタを観戦中。

何だよ、守られるとマンUも最終ラインで回すだけかよ、
とか、結局ルーニー頼みかよ、とかどっかで聞いたような
戯れ言を吐きながら楽しむ(笑)
ビハインドになっているドルトムンドサポの懸命の応援ぶりが
心地よい。

さて、こないだはスポンサーを新規開拓してほしいもんだ、
と書いてはみたが、現状では逆にスポンサーはどこも撤退、
減少の一途だそうだ。
そう言えばこないだちらっと見たC大阪の胸スポンサーが
日本ハムでなくなっていたことに今さら気づいたりする。
C大阪がJ2に落ちてきたら、札幌との試合に日ハムファンを
動員するんじゃないか(選手を呼んだりしてな)とか考えて
ゾッとしなかったわけだが、どうも杞憂なのはめでたい。
しかし、全体としては大いに問題だろうな。

J1に上がれば観客動員も上がる、というのもさんざん言われて
いるとおり幻想で、J1チームでも札幌以下のところなんかザラ。
噂では毎回満員を誇る浦和や新潟もけっこう厳しいという。
入場料収入で一気に収入を改善するのは9割方無理と考えた方が
いいだろう。(だいたい、あれだけ4万人越えを連発した
日ハムは、結局入場料だけでは全くペイしなかったそうで、赤字は
親会社が埋めたわけだし)

資金潤沢なスポンサーがいるチームなんて、片手程度じゃないの
かねえ。地域密着っていう言葉は美しいが、運営資金ばかりは
地方では明らかに不利なわけだ。

そんなことを考えながら素人考え。

まず、こういう規定を作ったらどうだ?
運営会社の資金力は完全ガラス張りだそうだから、それに合わせて
チーム強化費に上限を設けたらどうか。運営資金が数億円しかない
のに、チーム強化費に数十億円使うようなクラブもあるらしいが、
そういうギャンブル運営を排するのだ。

身の丈にあったチーム作り。もちろんそうなっても潤沢なスポンサーが
有利なのは変わりないが、同時に弱小地方チームに安心して
スポンサーにつくことが出来るんでないか?

例えば地方の中小企業がスポンサーのチームが、何かの拍子に
上位争いとか昇格とかを迎えてしまうと、どうしても無理して
チーム強化とかしたくなる。そうなると、いったいなんぼつぎ込まなきゃ
ならないんだ、と不安に思ったスポンサーが逃げかねない。

しかし、上限があれば、優勝しようが昇格しようが何しようが、
むりやり資金の増額を強いられなくてすむ。安心して今まで通りの
スポンサーを続けられるだろう。もちろん気前よく増額するのは
スポンサーの考え次第で、クラブにおねだりされてしかたなく、は
ありえないわけだ。

格差は解消するわけではないが、これで背伸びしたギャンブル
運営は減るのではないか?

さてもう一つのアイデアは、J1が18チーム、J2が13チーム
という頭でっかち構成を解消することだ。
普通は裾野が広くないとならないわけだからJ2の方が多いのが
自然な気がする。しかしまあ、とりあえず同数にしてはどうか。
ホーム&アウェイで公平に試合を組んで、少なすぎず多すぎず
地元開催が出来ることを考えれば、16~18同数ぐらいがいいの
ではないか。

そうするとホームの試合が15~17回開催できる。
今のJ2は年52試合だからホーム開催試合は10戦くらい減るが、
そのぶん例えばナビスコ杯や天皇杯などのカップ戦を充実させたり
J1vsJ2交流戦などを組んだらどうか。
今のままの過密日程ではJ2の有能な選手が日本選抜に選出
できないし、試合数の適正化をはかるためにも、チーム数構成の
改善が必要かなあと。

問題は試合数が減ったJ2がなおさら苦境になる恐れだ。
そのためにも、J1とJ2の垣根を低くする必要がある。
J2降格がまるでチーム失格の汚名のような扱いになって
いるのがよくない。チーム力順ではあるが、あくまでも
便宜的なものとして捉えられないだろうか。
そのために交流戦とか増やしてJ2チームの露出を増やしたり
また、18チーム同士で昇格&降格を現状の2・5チームから
5~6チームぐらいに増やしてはどうか。1/3近くのチームが
入れ替われば、J1とJ2の落差も低くなるだろう。活性化も
期待できるし、J2落ちを契機に人気選手が放出されるショックも
ある程度減るのではないか。

いろいろあるが、素人考え。ご指正を乞いたい。


あ、ジョシエルのゴール数間違ってたみたいですね。8点
って書いたが6点か(汗)


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