2006年07月16日
チームには大変失礼な話だが、試合前に全く勝てそうな気が しなかった試合がある。6/17のユアスタでの仙台戦だ。 どうにも相性の悪いユアスタの仙台サポの大群に見下ろされ、 暑い昼間に鍋の底のようなピッチで消耗確実。前節では ドームでの徳島戦で勝利したとは言え、青息吐息。 これは厳しいなあ、とすっかり溜息だった。 だが、札幌は勝った。しかも敵地で完封で。 相手がロペス不在で戦法に狂いがあったとは言え、圧倒的な、 しかも相性最悪のアウェイで札幌は勝った。 見くびってしまったものだ、と反省した。 今節は、あの時以上に苦しい。 天の理。30度以上の猛暑に強烈な多湿が、息苦しいナイトゲーム で札幌を圧迫するだろう。最大の敵だ。 相手はこの気候に慣れているうえ、モチベーションを考えれば そうそうバテたりもしないはずだ。 地の利。敵地鳥栖スタで2回目のアウェイ。 当然、相手側としてはホームで札幌から勝利を得られないという 事態は避けたいはずだ。上位に食い込むための足がかりでもある。 何としてでもホーム未勝利の相手から勝ちたい、というチームの モチベーションはすこぶる高いはず。 前々節の湘南にも、その前の草津にも、このパターンで敗北、そして 引き分け(勝ちをみすみす逃した負け試合同然の)になっている。 お人好し札幌、というありがたくない評価がくっつきつつある。 人の和。フッキを欠いて攻撃力が落ちた札幌に比べ、 鳥栖はこれ以上ないベストメンバー。仙台戦の時よりも不利である。 鳥栖サポも仙台ほどではないだろうが、多く駆けつけて対札幌 初勝利を後押ししてくるはず。 欲望と執念にかられた者は、強い。 これを押し返すには、さらに強い欲望をたぎらせ、相手をねじ伏せる 迫力が求められるだろう。草津に引き分けを許し、湘南に9試合ぶりの 勝ちを譲ってしまった札幌に、アウェイの鳥栖をねじ伏せる「欲望」 はあるか?
プロフィール
FT なんらかのイニシャルではあります。 サッカー知らずのド素人札幌サポ。いつの日か札幌がJ1を制覇し、札幌にカルチャーとしてのサッカーが根付くことを夢見る戯言おやじ。寛容の精神で笑って応援するぞ
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