三省

2006年07月01日

昨夜のエントリではいろいろお教えを頂くことが多く、
なかなか一筋縄ではいかない事柄を考察していく契機となりそうです。
お教えいただいた拝田さん、equipさんに感謝です。

さて、いよいよ湘南戦は今夜。4連勝だの、6戦負け無しだのと
結果だけ見ると景気が良いように見えるのが巧妙な錯覚。
慎まなくてはならないと思い、過去4戦を録画で復習。

前節の東京V戦は確かに気持ちいいほど優位だったが、
あれは相手が「故障中」であることも考えなくてはなるまい。
ああいう試合が今夜も出来れば理想だが。

徳島戦は点差はついたもののホームの利に救われた面が強く
ポゼッションはずっととられっぱなし。正直今見てもすっきりしない。
仙台戦は確かに相性の悪すぎるアウェイ会場でうまく戦い抜いたが
仙台が飛車角落ちだったことも忘れるわけにいかない。
横浜戦はこれも終始老練な相手に押されっぱなし。勝ち越せたのは
僥倖だったとしか言いようがない。

無論のこと、札幌は常勝チームなんて口が裂けたって言えない
ことは、1ヶ月勝ち無しの憤懣時期に思い知っている。
その札幌が連勝できているのは、選手の勝ちを求める闘志と、
さぼらず走り続け身を挺して支える献身と、それと幸運の気まぐれ
がわずかに顔を向けていてくれるせいだ。

慢心と怠惰が顔を出し、必死に試合に臨む心にわずかでも曇りが生じた
ならば、今日の試合のみならず、また5月の憂鬱が再現されるだけだろう。

三たび省みよ。
勝利は貪欲な欲望と、そして謙虚な献身と、密やかな自省によって
近づいてくる。


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