赤黒のフラッグで白旗は作れない。

2006年05月15日

昨日は自分の振る舞いを反省し、選手をギリギリまで鼓舞する
ための戒めとしようと思っていたんだが…
 

 
なんだ、おい、無条件降伏するのかいな?
 
J's Goalの選手のコメントを見ると、ずいぶん違和感を感じざるを
得ない。文字として清書されたものなので、その点は同情すべきだが、
選手の方から今回の敗戦について、屈辱感や、そこから這い上がろうと
いう向上的な闘志、絶対に借りは返すという「怨念」が伝わってこない。
言わば、勝利への欲望が「言霊」として伝わってはこないのだ。
 
コメントの文面から伝わってくるのは、何をしてもうまくいかない
「無力感」、そして結果を出せない自分が「無価値」である
かのような「諦観」ばかりだ。
 
もちろん、敗北は謙虚に受け止めるべきだ。だが、そこから
何が問題でどうやれば克服できるのかをクールに剔抉すると同時に、
この閉塞を「自分が」打開するのだという気概をホットにかき立て
るべきではないのか。あのような屈辱的な敗北を喫した直後なら
なおさら。
 
虚勢を張って遠吠えするのはキライだが、虚勢を張るくらいの
負けじ魂をアピールするのも時には必要だったと思う。
何せ、彼等を支えようとするサポが挫けようとしているのだから、
 
サポは見たくないのだよ。オイラだけかもしれないが。
力を無くし、うなだれて、降伏を突きつけられて、
それでも義務だから仕方ないとトボトボサポ席に来て挨拶する
姿なんか。
 
「今日は失敗した。みっともなかった。…しかし必ずお返しする!
この屈辱は絶対に忘れない。やられたらやり返す。この脚で!」
 
そう言ってほしいんだがな。
物足りないな。
 


 
うちの旗には白地は無いんだぜ。



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