2015年11月15日
Jリーグ トラッキングデータコンテストで「Jリーグって何?」女子大生が衝撃発言 Jリーグが主催するトラッキングデータコンテストに応募しました。 コンサbizラボ参戦!結果は・・・予選落ちですw 罰ゲームとして作品公開します!
トラッキングデータコンテストとは・・・ トラッキングデータを用いて、データ分析、コンテンツ制作などを実施する。 データ分析: トラッキングデータを用いて、Jリーグを分析する。 例:浦和レッズの明治安田J1 1stステージ優勝分析 etc コンテンツ制作: トラッキングデータを用いたwebコンテンツのアイデアを出す。 コンテンツは動作するものではなく、アイデアだけのものも可。 対象データ 「2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ」 全試合 チーム別及び選手別のトラッキングデータ チーム別のパス等のスタッツデータ 天候や観客動員数などの試合データ 生年月日や身長などの選手プロフィールデータ ※データは1試合毎もしくはステージ毎に集計されています。 評価基準 独自性:今までにない観点もしくはアイデアか 論理性:根拠に基づいた分析となっているかどうか エンターテインメント性:様々な人が楽しめる要素が含まれているか 活用性:様々なデータを活用しているかどうか ※総合的な評価ではなく、どれか一つの項目が突出していてもよい。 詳細はJリーグ公式にて。
この応募要項を読んで、勘のよい人なら何をターゲットにした作品にすればよいか分かると思います。 「Jリーグはトラッキングデータを使った斬新なコンテンツがなくて困ってます」 というのが今回のコンテストで解決すべき課題なのです。 ここをゴールとした作品でないと、応募する意味がありません。 誰のため、どんなことに役立ち、どんなに面白くて、多くの人の目に触れるのか。 この辺を意識しないとどんなに分析に力を入れたところで、自己満足で終わってしまいます。 つまり、データ分析をメインにした作品なんて必要とされていませんでした。 勝利するための分析とか、チーム分析といったものは、すでに各クラブや監督、データ分析会社によってやり尽くされているので、そこに主眼を置いたものを応募しても「あっそう」くらいで終わります。 (Jリーグの各クラブがどんなことやってるの?と興味ある方は、↓の記事がおすすめです。) データで勝利を呼び込む湘南ベルマーレ J1残留で曹監督が得た手ごたえ プレゼンを行ったのは5作品で、 データ分析に主眼を置いていたのが2作品、 コンテンツをゴールとしていたのは3作品で コンテンツの3作品はいずれも受賞していました。 結果もJ公式に載ってますので、ご覧ください。【第1回Jリーグトラッキングデータコンテスト】最優秀賞 最優秀賞のプレゼンは、スキが無かったですねー。 あれと学生が戦って、勝てる気がしません。 詳しい内容は触れませんが、問題提起、仮説、検証、提案、市場分析、ターゲット市場・・・と 法人向けのプレゼンとして基本を忠実に守ってるだけなんですが、他4作品の完成度がいまいちだったので、「最優秀賞取るならこれしかないよね」という結果になりました。 個人的によいと感じたのは、サッカー以外の市場を視野に入れて取り込もうとしている点ですね。 この辺は、リーグ関係者のツボを突いた気がします。 冒頭のタイトルで挙げた女子大生による「Jリーグって何?」というのは、 受賞した1作品のプレゼンで使った取材動画の中で、取材されている女子学生から囁かれた言葉です。 ここでどよめきが起こるのですが、たぶん「Jリーグが好きな人、サッカーが好きな人」ならどよめくのでしょうか。 Jリーグに関する市場分析を一度でも行ったことがあれば、驚くようなことではないし、それが現実です。 そこに着目して問題提起してアプリにまで話を持っていく流れは、よい指導者がいるのがよく分かります。 とはいえ、取材の光景を動画で挿入したプレゼンは、見るものにインパクトを与えるのに十分でしたし、キャッチーな言葉を載せたという点では、最優秀賞の作品よりインパクトありました。
【今の若い人(小中高大)の80%は、Jリーグ知りませんよ?】
「いつやってるかどうか」というレベルではなく、「どこにどのチームがあるのか?」すら知りません。
「そんなはずはない!」と思う人は、自分の愛するクラブがある地域の駅前で学生さんにアンケート取れば分かります。
自分も痛い目にあいましたから、よく分かってるつもりです。
そんな状況で「クラブはもっと広報を頑張れ」なんていう言葉じゃ、何も変わりません。
「Jリーグって何?」という市場を、どうやってJリーグに目を向けさせるのか?
その課題にチャレンジしてるJリーグに対して「CS反対」って言ってる人たちは、勘違いも甚だし・・・脱線しすぎました。
あと余計なお世話なんですが、協力が慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部、会場が慶應大学、
審査員に村井純教授ということで、基本的に学生の参加がメインだろうと思っていました。
運営、進行も学生が主体だったので、こういう経験をさせるのが目的なんだろうと。
5作品のうち3つが学生さん(1つは院生)でしたから。
なので、社会人枠1つか2つしかないという読みがありましたし、私の作品の完成版を出しても発表会まで残れたかというとプレゼンした社会人の2つには勝てなかったでしょう。
まあ負け惜しみですがw
と、ここまで書いておいて、じゃあお前(ブログ主)はどんな駄作を出したんだと思う方もいらっしゃると思うので、 いかにしょぼいものだったかを証明するため、作品の一部を公開します。ぜひ罵ってくださいw 改めて見るとくどいなあ。ほんとひどいw これらは、公開しても支障はないし、むしろデータを分析する人なら誰もが持っている印象をデータでも証明されていると改めて再確認するために添えたものの、応募前にプレゼンの時間が分からなかったので、ネタ切れで困ったときに使うため、おまけで入れておいたものです。 自分の作品のメインテーマ部分は、ナイショですw 実は作品応募する直前に、諸事情により、自分の作品から「コンテンツ」の部分を削除して応募したのです。 なので、予選落ちして当然。まあ負け惜しみですがw
ここからは、当日の写真をいくつか。 なお開演中は撮影禁止なので、周辺画像ばかりです。 慶應大学に来るのは・・・何度目だか分からないくらい来てます。 あ!名前なんだっけ?Jボーイ?ホール入り口でスタッフに撮られてました。 会場は大き目のホール。 一般入場者は100人くらいかな。 北澤さんが審査員の1人でした。この世代は稼ぎますねぇw マネージャーが進行やってました。終演後にステージをウロウロしてたところを撮影。 権利がアレなので焦点ズレた方にしておきます。 気づいたら壇上にいました。名前なんだっけ?w
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