2019年10月23日
歴史的背景がどうあれ、旭日旗は現在も海上自衛隊の軍艦旗だし、朝日新聞の社旗もこれではないか。他国の人がどう考えようが、日本の旗を振って何が悪いのか。軍艦旗なら国旗に準ずる旗だ。それで制裁だというなら、制裁する方が間違っている。 ・・・とは、中々言葉にはできないですよねw ラグビー場に旭日旗はいらない 私も、あの旗にはあまり良い印象は無いですよね。正直。 どうしても第2次大戦と結びつくし、お題目がどうあれ日本はあの戦争に負けたわけだから、今さらそんなもんスタジアムに持ってきて何の意味があるのか?と。 ただ、 旭日旗だけが悪者かのような、差別の象徴であるかのような物の言い方にも、少し警戒心を持ってほしいとも思います。特にメディアの記事ですね。決して間違っているというつもりはありませんが、それ自体が一方的な偏屈な物の見方になってないか?という疑問も持つべきであろう、と。 近隣国、もっと言えば朝鮮半島ですね、配慮は大事です。 一方で、東日本大震災の後、韓国でのサッカーの試合で、日本の大地震をお祝いしますという、唖然とするような横断幕が出てきたというのも事実である。これは今でも全く許すことができない。 これ以上言うと、それもまたヘイトの助長になりかねない心配もあるので、非常に難しい所ではありますが、一つ思うのは、なぜこんなに問題になるのか、相手がどういう根拠でそう思っているのか、日本の立場はどうなのか、そういった事をもっと勉強して、自分なりの考えを持つべきなのだろうという事ですね。 禁止を明文化するというのも、ちょっと違うと私は思います。それをすれば却って国内で混乱が深まるだけでしょう。あくまで自主的に、自然に、無用な争いを避ける方向に行くのが理想だと思いますし、そのためには「彼を知り、己を知る」ことが必要なのだと思います。
2018年05月19日
大学アメリカンフットボール、日大と関西学院大の定期戦で起きた一件は、今や非常に大きな問題となってしまっている。
アメフト好きの中の人としても、ここまでの騒動となったのは完全に想定外だし、日本ではマイナーと言われて仕方ないこのスポーツが、今回このような形で世間の大きな注目を浴びている事が残念でならない。
今「マイナー」と書いたが、都市圏では案外盛んで、特に関西ではチェスナットリーグのような形で小中学生レベルにも普及を図っている。子供達が対象なので、上半身への両手タッチをもってタックルの代わりとする等、当然ながら通常のフットボールより更に安全を重視するルールとなっている。
チェスナットリーグの基本理念には、その最初に「勝つ為だけを目的にせず、フィールドの内外両方で、健全な身体と健全な精神の育成を目指します」とある。更には、敢えて親やコーチに向けても行動規範が定められ、
1) There are Kids (彼らは子供達です)
2) This is a Game (これはゲームです)
3) The Coaches are Volunteers (コーチはボランティアです)
4) The Referees are Human (審判は人間です)
5) This is not the SUPER BOWL (これはスーパーボウルではありません)
※スーパーボウル:本場米国NFLの年間優勝決定戦で、国の一大イベントといって過言ではない。
と、過度に熱くなり子供達に醜態を晒す事を戒めている。
今回の騒動が、このような地道な取り組みに対して泥を塗っていることは言うまでもない。だからこそ関西学院大は簡単に引くわけにいかないのだ。
現場の責任者、つまり日大の監督が表向き一切対応しないのでは、余計な疑念を招いて当然である。おそらく全国ニュースやワイドショーで取り上げられるようなレベルになるとは思わなかったのであろう。いつの間にか自分の手に負えない程の火事になって茫然自失している、といった所ではないだろうか。トップが逃げているから、その下はマスコミの追及と組織との板挟みで苦しんでいる。当然である。
しかし、事ここに至ってはどうしようもない。フェアプレーの精神からすれば、一刻も早い謝罪と正直な事情説明が必要である。放置すれば、日大一つの問題では済まない。日本においてフットボール全体が疑念の目で見られる。
監督本人があくまで責任を取らないのなら、日本大学、或いは関東の連盟が組織としてけじめを取らせる事も必要かもしれない。結局原因が曖昧になる可能性があるのであまり良い方法ではないが、さりとてこのまま火事を放置する訳にはいかない。
繰り返すが今回の事は非常に残念であり、アメリカンフットボールはスポーツであって決して戦争ではないのだという事を、一刻も早く示さねばならない。
2012年01月17日
さぁ、長いようで短かったシーズンもいよいよクライマックスを迎えます。 と、2ヶ月ほど前みたいな出だしで書いてみましたが、無論サッカーのことではなく、この時期恒例、NFL、スーパーボウルを目指す熱き戦いのことであります。 プレーオフ1回戦(ワイルドカード)の4試合は最近では成人の日のハッピーマンデーにかかってくれるので、毎年ライブ観戦ができます。今年は4試合すべてホームチームが勝ちましたが、やはりこの中ではティム・ティーボウのPIT@DENが断然印象深い試合となりました。この試合に限っては前評判はアウェイといえど経験値はNFL屈指のスティーラーズの方が高かったと思います。実際1Qの時点ではブロンコスは1stダウンすら取れず、早くも勝負あったかに見えましたが。。。 QBティーボウの、お世辞にも上手いとはいえないロングパスが何故か通ると、一気にTDを奪って逆転。日本で例えれば、そうですなハンカチ王子みたいな人気ぶりのティーボウですから(実際報道陣へのコメントは優等生)、ホームのお客さんもヒートアップ。しかしスティーラーズもそこは百戦錬磨。一進一退の攻防の末、延長戦へ。 どういう結末になるかと思いましたが、まさか、最初のプレイでいきなりTD、試合終了とは。。。私はこういうのは信じたくないのですが、持っている人間は持っているということなのでしょうか。 2回戦(ディビィジョナル)では、パッカーズまさかの敗戦でした。これは昨日月曜朝の試合でしたから仕事でライブ観戦はできませんでしたが、ちょっと王者らしからぬミスを連発したようです。連覇は許さじとNYGの気合も相当なものだったのでしょう。NO@SFの4Qの攻防も、これぞフットボールの醍醐味と言える見事なものでした。 来週はいよいよスーパーボウル出場チームが決まるチャンピピオンシップ。 そろそろ、延長戦の新ルールが「本格的に」運用される展開の試合が見たいかな。
2011年06月29日
↑ ファンファーレがあまりにも競艇過ぎるのが玉に瑕だが(笑)。
私はいわゆるギャンブルはあまりやらない性質なのですが、少し前に書いたように身近に競馬場があったもので、競馬だけは関心を持ってきましたし、今でもそうです。勝負する機会はそうそう無いですが。 一昔前は地方と中央(JRA)との交流といえば、たまにJRAの騎手がホッカイドウ競馬のレースに乗るくらいのものだった記憶があります。もっとも、首都圏などではまた別だったのでしょうが。今では地方中央の統一的な重賞(=賞金の高い、ハイレベルな競走)路線もしっかり整備され、例えばこれを書いている6月29日には東京の大井競馬場で「帝王賞(JpnⅠ)」が行われた所です。この大井では、年末には東京大賞典が、地方競馬では初となる国際競走つまりは世界的に認められた本当の意味でのGⅠレースとして行われることになっています。 さて、そんな中ではありますが、この度の震災で傷ついたのは中央も地方も同じで、勿論地方の方が懐事情が厳しく余裕がありませんから、どこも苦労しているようです。 そんな中、また一つ、中央地方の垣根を越えることが起きました。 南部杯、JRA主催で10・10東京開催 4~5日前から噂は流れていましたが、正直まるっきり信用していませんでした。そんなことあり得ないと思っていたし、仮にどうしても代替するなら、先述の大井などが候補だろうと。 これは驚きましたし、楽しみですが。。。 ただ、 これはごく個人的な意見ですから、仮に気分を悪くされたらご容赦願いたいのですが、私個人としては、素直に賛同しかねる部分があります。 中央地方の垣根を越える歴史的なレースだというのは十分分かるのですが、震災復興を掲げるのならば、私はやはり万難を排して現地(盛岡or水沢)で開催するのが筋であろうと思っています。まして地元の名士である南部氏の名を冠し、当主が毎年正賞を授与しているというなら尚更だと思っています。ジーワンレースとして開催できないなら、それを返上して地元馬限定にしてでも地元開催に拘ると思っていました。何せ盛岡競馬場自体は既に再開していますからね。 このレース、単に岩手県でやっているというだけでなく、実は日本で定期的に開催される競馬のGⅠ、JpnⅠレースとしては最北の地で、つまりは私らから見れば一番近い所で行われているものでもあります。残念ながら北海道では中央の函館・札幌、ホッカイドウ競馬の門別ともにこのクラスの競走はありませんので(最高は札幌記念のGⅡ、ブリーダーズゴールドカップのJpnⅡ)。 ただまぁ、この辺のことは外野である私が思うくらいですから当然地元岩手の関係者各位は相当悩んだ末の結論だったのでしょう。再開したといっても傷が癒えたわけではないし、福島原発事故もまだまだ時間かかるだろうし、せっかく開催してもメンツが揃わなければ意味が無いというのも一理ある。岩手競馬公式リリースには、地元で開催できない無念さが滲んでいる気がします。 ついでに言えば、日本のどこよりも馬を生産している土地でビックレースが一つも無いというのは、どうも釈然としないことであると思っています。勿論、北海道に予算さえあればということなのでしょうが、この辺は日本の競馬サークル全体で少しくらい考えてほしいものだと思っています。 それはさておき、「岩手競馬支援の日」と大々的に銘打つことになる当日。個人的な期待は、場所をJRAが提供するなら例えば発走時刻に何故かTCKファンファーレ隊が出てきて南部杯専用ファンファーレが高らかに鳴り響くというコラボなんてどうでしょうか(笑)。 (でも当日は大井も開催なのか)
2011年06月14日
今週末より、今年の北海道シリーズが開幕します。 競馬の話ですけどね。 6月18日~8月7日までが函館。 8月13日~10月2日までは札幌で、例年通り2開催計16日ずつの開催予定となっています。 今年は競馬界も東日本大震災の影響を大きく受けており、当時開催中だった中山競馬は3月12日以降の開催予定が中止となり、自粛ムードもあって1ヶ月以上もの間、首都圏で開催はおろか馬券1枚も買えない(電話・インターネット投票のみ可。だが当初は通信回線不安定のためそれすら不可だった)という、史上でも殆ど例が無いと思われる混乱ぶりでした。 中山については北海道シリーズ開幕と同時に、福島開催の代替という形で久々にレースが行われることになりましたが、その福島競馬場については未だに再建の目処すら立っていない模様です。 このような中で今年の北海道シリーズはどうなるかと思いましたが、例年通りの日数ということでホッとしています。まずは私の地元函館での開催ですが、このような時だからこそ、大いに盛況となってほしいものです。 公式HPによれば開幕レースの実況はBS11の番組でもはやお馴染みとなったラジオNIKKEI舩山陽司アナが務める模様で、これはradikoを試してみようかと思ったが、仕事が入ったのが残念。 (もっとも、全国各地に流れる実況だから北海道シリーズ開幕といっても特別なことは殆ど言わない筈だけど。。。にしてもテレビと写真じゃイメージ違うなぁ) 余談ですが、というか、このブログの性質としてはこっちの話が大事かもしれませんが、函館にJリーグを持ってくるという時に「どうせあんな所に娯楽なんて無いだろうから注目が集まる」と考えるのは早計というやつで、地元を知る人間としては、意外にライバルは多いと見ています。 確かに遊園地のようなものは市内では殆ど見かけませんが、競馬競輪パチンコ屋さんと、大人達の関心を集める施設が並みの街以上に揃っている。特に競馬場については昨今のブームも手伝って他のギャンブルと比べればイメージも比較的良いし、開催期間中は当然馬がたくさん見られるので子供も喜ぶし、遊具も充実している。なにせ人口30万弱の街に全国で10箇所しかないJRAの競馬場があるということで、特に開催期間中はギャンブル場というよりレジャー施設として来場する方が決して少なくないだろうと見ています。 「ギャンブルと比較するなどもってのほか」というご意見もあると思いますが、現実論として子供達をスタジアムに集めるには先ず大人達の関心を向ける必要がありますのでね。 ですが、別に客を奪わなくても共存は可能だと個人的には思っています。というか、共存してもらわないと、サッカーに客取られて逆に競馬場が撤退なんてことになっても市の財務上、また街作りの観点からも困りますのでね。せっかく他の街にはそうそう無いものがあるのですから、これらをうまく利用するような発想ができればと思います。 (他人任せな言い方で申し訳ないですが、これ以上長くなると眠れなくなりそうなので、今日はこの辺で…苦笑)
プロフィール
函館市出身、やっと帰ってきた。 本人は至って穏健なサポだと自己評価していますが、さて周りはどう思っているのやら。 ま、やれる限りの事はやる。その代わり言うべきことは厳しく言っていくつもりです。楽しくなければ、そしてクラブが応えてくれなければ、応援する理由は無いと私は考えますが、どうでしょうか。 ある時は黄緑の恰好でスタジアムに、またある時は某所で試合経過の実況(をしつつ、身の上話の方が長くなるw) オフシーズンは別な某所で米国式なフットボール実況板にも出没。
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