2015年06月24日
チェアマンは誤解と説明、J2主審の“差別発言”処分なしで決着 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150624-00000048-spnannex-socc
非常に残念です。何が言いたいか端的に表現すると、タイトルの通りです。 確か「それを見た人がどう思うか?」って、例の横断幕の時には言ってた覚えがあるんですがね。 だったら今回は、福岡の酒井選手がどう捉え、どう感じたのか、そこが一番大事なのではありませんかね? 私は高山主審に悪意があったとは思いませんし、何も厳罰に処すことを望んでいるわけではありません。ただし、伝えられる所によると、「後で謝る」と言いながら結局謝罪せず、そして今回「誤解が生じたことを反省」とされ、態度が一定していないことが非常に気になります。 私は小学校の後半から中学3年間にかけて、「言葉の暴力」には随分と悩み苦しめられてきた経験があります。別に自分が百パーセント清廉潔白に生きてきたというつもりは毛頭ありませんが、ただこういう事は言った方は直ぐに忘れてしまう反面、言われた方はずっと覚えているものです。 だから、悪い芽は小さなうちに摘む必要があるし、例の横断幕の時に「いつまでも放置はしない」と、断固たる措置を取ったことは実に有意義だったと思います。当然、今回も同じ態度で臨むべきだと思います。 これは完全に私の想像ですが、福岡の選手に詰め寄られた際に、「少し不味い事を言った」と。そこでその場はとりあえず「後で謝る」と切り抜けた。けれども人間何とか大ごとにならずに済ませたい、処分されたくないと思うのが心の弱さ。MCに呼ばれた時は「そんな事は言っていない」と。そしてピンチを何とか切り抜けるために自分なりの理屈を作り、後日の聴取には「(意識がしっかりしていて)話せるんだね」という意味だったと回答、と。 相手が「大丈夫です」と答えたのだから、それで会話は終わりではないのか。 もし、さらに質問する必要があるなら、例えば「一旦外に出なくて良いか?」とか、そういう言葉なら分かる。 近くには味方選手もいて、一言二言は話をしていたであろう状況で、どうして「話せるんだね?」になるのか、私は不自然に聞こえます。 要するに、一番最初の対応を誤った。これに尽きるのではないか。 勇気を持ってピッチ上ですぐに謝罪すれば、こんな事にならなかったのではないか。その勇気がなくて保身を考えるから、難しい話になる。 浦和レッズが無観客試合という処分を受けたということは、今後同じケースが起こった場合に、同じ処分があり得るということである。もちろん札幌を含めたJの全チームが相当の緊張感を持ってゲーム運営に当たっているはずである。 その元締となるJリーグ関係者や、各試合を仕切る審判に、これに見合う緊張感そして公平無私が求められるのは、至極当たり前である。 ミスは誰にでもある。判定のミスもあれば、今回のような言葉のミスもあるだろう。これを完全に無くすことなどできない。だが、起きてしまった事を正直に表に出せば、公正さを示すことができると思う。逆に今回の有様では、たとえ1試合でも観戦機会を奪われた浦和と清水のサポに、Jリーグは合わせる顔があるのだろうか? だから、言った言葉ではなく、その後の対応について、「本当に不問で良いの?」と思うわけです。たとえ実害の伴わない処分でも、何かあるのが妥当であると思います。 ※ちなみに、例の横断幕の時、当事者は「部外者に入ってきてほしくなかった」と言っています。人種差別の意図が本当に無かったのかは分かりませんが、少なくとも今回の件や前回の西村主審の件よりも「正直」さは感じます。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BA%E5%B7%AE%E5%88%A5%E6%A8%AA%E6%96%AD%E5%B9%95%E4%BA%8B%E4%BB%B6
プロフィール
函館市出身、やっと帰ってきた。 本人は至って穏健なサポだと自己評価していますが、さて周りはどう思っているのやら。 ま、やれる限りの事はやる。その代わり言うべきことは厳しく言っていくつもりです。楽しくなければ、そしてクラブが応えてくれなければ、応援する理由は無いと私は考えますが、どうでしょうか。 ある時は黄緑の恰好でスタジアムに、またある時は某所で試合経過の実況(をしつつ、身の上話の方が長くなるw) オフシーズンは別な某所で米国式なフットボール実況板にも出没。
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