2010年10月31日
10,181 何の数字か分かります? 日曜日の水戸-柏@K'sスタの来場者数です。
同時進行の厚別の来場者数が5,731人で、その差4,450人なんて、無意味な比較をするつもりはありません。 ご承知の方も多いでしょうが、水戸さんは、NHKの欽ちゃんの番組でも特集されるくらい、チームの観客動員数が、まぁ下から数えた方が早いわけです。 水戸サポには、良い付き合いをさせてもらっている人がいるので、もうそれだけでこの1万人超えは嬉しい話であるのですが。 さて、 どこのチームも、そこに特有の難しい課題を抱えているものだと思うのです。 例えば水戸の場合、ただでさえ県南部にはアントラーズがある中で、チームPRにメディアを利用しようにもテレビはNHK以外に「地元局」(北海道ならSTVなりTVHなりに相当するもの)というものが存在しないし、新聞は茨城新聞くらいのものらしい。 それに、これはどこだってそうでしょうが、例えば人の集まる所で告知をやろうにも、そのためにかけられる人員にも諸費用にも限度がある。 会場だって確かに新築だけど交通の便はそんなに良い方じゃない。 こんな中で1万人以上を集めるための関係者の苦労は図り知れないものがあります。 でも、この人達は自分達の力で答えを出したわけです。 もちろん、これはあくまでこの1日だけの話であって、10,181人のうちのどれくらいが、また次の試合に来てくれるかというのは、別な大きな課題です。 でも、難しい課題に取り組んで、とりあえずでも一つ、誰もが理解できる答えを出したことは事実です。 難しい課題に直面したとき、たとえ時間がかかっても、気持ちが折れそうになっても、戦う姿勢を崩さないことの大切さを改めて教えられた気がします。
2010年10月19日
前回書いた時には、こんなことになるとは全く考えずに書いたのですが、そうか今日が10.19の悲劇の日だったとは。 パリーグと10月19日は運命の糸で結ばれているのか、22年後には一方の当事者であるロッテの下克上が完結、史上初めて3位チームの日本シリーズ出場が決定。 楽しみにしていましたが、予想以上に緊迫した好ゲームでした。普通であれば野球はサッカーと比べて当然点の入りやすい競技なのですが、今日に関しては1点の重み・1点を巡る攻防がサッカーを見て感じるそれと同じでした。 おそらく現地で見ていたファンにとってもそうだったのではないでしょうか。5回の今江の2点タイムリーで0-4になった直後には、まるで勝負が決したかのように呆然と、或いは泣き崩れるライトスタンド一角が映像に出てきましたが、確かにこの試合に関して言えばこれで決着がついたことになります。 試合後にセレモニーをやっていましたが、必要無いような。。。 リーグ優勝はあくまでホークスなんだし、日本シリーズを頂点としてクライマックスがあるわけだから、セパの代表を決める段階では「シリーズ進出おめでとう、以上」で良いような気もしますが。 特に今回のようなケースだと、最後に本拠地で相手チームが胴上げってんじゃあ、リーグ優勝の実感が半減するでしょうに。 しかし、元祖10.19では、翌年近鉄は優勝するわけですが、この「新・10.19」では、どうなりますか。
2010年10月14日
12月前説の話題作りと思ったら、出演者もドン引きする火の勢いでござるの巻>挨拶 そうか相手方が貴方でしたか(爆笑)。
先日、実は東京に行っておりました。 目的は特に無くて、敢えて言えばここの所忙しく、また色々辛い思いもしてきたので、ご褒美といった所でしょうか。 思い立って日曜日の日には川崎球場に行ってきました。川崎球場といえば、私から見て人生の先輩になる方々にとっては、10.19ですとか、プロ野球を語る上で欠かせない場所の一つではないかと思いますが、現在ではスタンドも簡素化され、事実上はアメフト専用スタジアムと言っても良い姿になっています。 NFLをテレビで見る機会は多いのですが、実際にアメフトをこの目で見る機会となると、北海道では滅多にありません。関東でも似たようなものかもしれませんが、少なくとも川崎球場ではこの時期ですと殆どの週末には学生か社会人の試合が入っているようです。 やっぱり実際に試合を観ると面白さが違います。試合開始直後にフィールド上にゴミが落ちてきて、風でビニール袋が外から飛んできたのだと一瞬本気で思ったのですが、何とゴミではなくてイエローフラッグだったとかw テレビ観戦の時には絶対見間違うことは無いのですが、生で観るとゴミとフラッグの区別もつかないものかと驚くやら呆れるやら。 それでも2試合観戦しましたが、NFLをテレビで観るのも良いですが、生で観るアメフトもまた良しでした。一番良いのはNFLを生で観れれば良いのですが多分一生に1回あるか無いかですし、日本のアメフトもこれはこれで面白いものです。 ところで、 驚いたのですが、アメフトというのは日本ではまだまだマイナーなスポーツですが、そのスポーツのために川崎市(経済労働局商業観光課と書いてます)が主体となって新聞1面の大きさの大掛かりなパンフレットを制作しているのですね。表側にはイベント情報やルール解説など、そして裏側には周辺のお食事処がビッシリと書かれています。そしてこのパンフレットを持ってその店に行けば多少の特別サービスがあるということです。このパンフレット1枚から、市民がスポーツ振興に積極的かつ協力的で、それを受けた行政が良い仕事をしているという姿が見えてくるわけです。 余計な話でしょうが、 川崎球場の歴史を見ると、大洋は横浜に移り、代わりに来たロッテは千葉へと移りということで、これは川崎市民からすれば忸怩たる思いがあったろうと思うし、行政の失敗という部分もあったでしょう。その上さらに2001年にはヴェルディが味の素へ。 パンフレット1枚とっても、こうした姿勢は決して一時のものではなく、長い歴史の中での数々の失敗から学び、できることは積極的にやろうという気持ちの表れではないかと思いました。 また、川崎Fの川崎市における価値というのも、街の過去から見えてきそうな気がします。現にほんの少し通りを歩いただけでも、選手のポスターが結構な割合で貼ってあります。 その点我が北海道は何といっても歴史がありませんから、応援できるプロスポーツチームがある喜びというのを、本当の所は私も含めて多くの人間は分かっていないのだと思います。 現在ではサッカーはおろか野球やバスケもプロチームがあります。今やプロスポーツチームが存在して当たり前となりました。ですが、存在するが故の課題とか苦しさというのを感じている人は少ないと思います。今年のウチの成績は、苦しさを感じるには充分過ぎますが(苦笑)。 札幌という街は大きいですからコンサのポスターだってあちこち貼ってある筈なのですが、探そうと思って探さないと中々見えないというのが現状だろうと思います。何気なく歩いてても2,3枚目に入ってくるようになるには200年かそれ以上かかるかもしれません。ですが、いつかそんな日が来て、後の世代が胸を張って街を歩くことを信じて、チームの歴史の礎に僕らがなれれば良いなと思います。
2010年10月06日
やっと落ち着いてきまして、季節を感じる余裕が出てきました。 湘南の胸スポンサーが民事再生法適用申請だそうで、クラブの今後を心配されている方もいらっしゃるようですが、私は全く心配していません。ましてや倒産云々という話は無礼と言っても良いでしょう。 確かに決して小さな損失ではないでしょうが、東京Vの問題などとはまた性質が異なる話なのだろうと思います。なぜそんな企業が胸スポンサーにということもあるかもしれませんが、このあたりの事情を外野がとやかく言うのも如何なものでしょうか。 何より、北の赤とく…ムニャウニャ…なんかのチームとは全然違って、経営している人間の顔が外部からも少しは見えるチームだし、継続性や経営者の情熱を感じる(まぁ、去年実際に話を聞けたから言えるんだが)。こういうチームであれば、たとえ経営危機はあったとしても最悪の事態にはならないだろうと思っています。フジタ撤退を何とか乗り切ったチームですから。 その点、カネも無ければ競争も無い、そのくせ日本政治と同じように小さなコップの中で政権をたらい回ししてるから肝心な部分に理念や信念が無い、そんな、どことは言いませんが、仮にそういうチームがあったとして、そこのサポーターが他所様の問題をとやかく言ったとしても、他所から失笑されるだけでしょうな。
プロフィール
函館市出身、やっと帰ってきた。 本人は至って穏健なサポだと自己評価していますが、さて周りはどう思っているのやら。 ま、やれる限りの事はやる。その代わり言うべきことは厳しく言っていくつもりです。楽しくなければ、そしてクラブが応えてくれなければ、応援する理由は無いと私は考えますが、どうでしょうか。 ある時は黄緑の恰好でスタジアムに、またある時は某所で試合経過の実況(をしつつ、身の上話の方が長くなるw) オフシーズンは別な某所で米国式なフットボール実況板にも出没。
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