あぁ総選挙

2012年06月07日

困った。

私はなぜか職場でアイドルの、何と言うかオタクというか、追っかけというか、そんな風に勝手に思われているらしい。

まぁ確かに某太正櫻に浪漫の嵐は、昨年も平日の真っ昼間から武道館に並んだほどのびょーき持ちですが(爆)、逆に言えばその程度で、声優さんの方向に若干関心があるくらいですので、テレビに出てくるアイドルとかには興味ない。

そんなわけなので、その武道館を舞台にした総選挙と言われても、これは全く関心が持てないし、興味も無いわけです。むしろ見てるだけで苦しくなってくる。

ただまぁ、「AKBのどこが良いんだ?」という疑問は、「コンサドーレなんて応援して何が楽しいの?」という質問と同義と思っているので、あえて口にはしませんし、楽しいと思う人達が楽しめば良いと私は思うわけです。

しかし、こいつは絶対詳しいという勝手な思い込みなのか、はたまた知っている名前が前田敦子高橋みなみ程度で、しかも顔と名前が一致しないという私の知識を試すのが楽しいのか分かりませんが、どうしても「私と」「AKBの話を」したいという人もいるから困る。

人間を30年ほどやってきましたが、こういう方々の精神構造というのが未だに分からないので、どう対処したら良いかも見えてきません。まぁ私もまだまだ人として未熟なんですな。

ただねぇ、じゃあちょっとはAKBの勉強すればという話なんですが、これが新聞記事読んでもさっぱり???なわけで。

「さしこ 涙の脱ヘタレ宣言」
「2位のまゆゆ 来年は1位を」
「ゆきりん3位にどよめき」



・・・もうね、こういう見出しを目にして「人の名前ってこんな軽いものなの?」と思っちゃう私は、無理して知る必要もないと思うわけですよ。

大衆が選んだから素晴らしいのかといえば、答えはノー。ヒトラーだって正当な選挙で大衆が選んだ指導者ですので、私は「選挙は万能の道具」とは思わないわけです。大衆に合わせて物を作るのではなく、オンリーワンのものを作るのが芸能ではないかとも思っています。

やっていることは古代ローマ期にコロッセオで行われた剣闘と相似しているとさえ思います。
剣闘士

さすがに現代で奴隷というのは言い過ぎでしょうが、大衆に囲まれた中で剣闘士が命懸けの戦いをする、大衆が熱狂する、この素晴らしい興行の主として皇帝の権力が維持される。

何だか剣闘士が可哀想に思えてきて、正視に耐えないんですよ。



だけどまぁどうして、オイラとAKBの話をしたいのかなぁ。。。



ちなみに昨日の試合会場が厚別で良かった。
ローマのコロッセオなら過半数のブーイングで赤黒選手は全員バッサリやられる所だ(怒)。


桃太郎電鉄シリーズ終了へ & 実は後発

2011年12月16日

皆様から頂いた賭金は

このように

競馬振興に役立っています。






ただねぇ、甘い甘い。あくまで後発だから。

斜め上というのは、これくらいやってくれないとw


※ 当日のスケジュールは公式より
※ この日1日の流れはこちら(他にも多数)
※ 参考までにまじめにやるとこんな感じ(第42回ばんえい記念より)


桃太郎電鉄シリーズ終了へ

うーん、残念。ここ何年かのさくまさんの日記からは、ハドソンに対するストレスを読み取れることが結構あったから、いつかこんな日が来るかもと思っていたが。。。

堪忍袋の尾が切れた部分もあるだろうが、さくまさん自体はここまで我慢してやってきたのだから、本人の言う通り周辺環境の変化が大きいのだろうな。

道内企業、そして初期のコンサを支えた企業ということで、あまり深く追及したくはないけれども、内地企業の子会社化でこういった人達が離れる、又は離れざるを得ない状況を作っているのだとしたら、道内企業として少しは応援していた部分も見直さざるを得ないかな。もっとも、もうウン十年前にコンサのスポンサー降りているし、最近では野球側だから、今までだって決して贔屓目で見てたわけでもないけど。

ともあれ、桃太郎電鉄シリーズは、私を支えてくれたゲームソフトでもあります。これがあったから日本地図を覚えたし、地名を覚えたし、漠然とだけどその土地の名産品や主要産業も頭に入った。それが社会の授業やテストでどれだけ役立ったことか、また学校での人間関係でどれだけ良い思いをさせてもらったか、計り知れません。正直言うと私は不器用な人間だから学校生活なんてのは面白くない、辛い記憶の方が多いのですが、これがあったから少しは良い思い出もあるわけで、もし無かったら絶望して首をくくってたかもしれません(少し大袈裟かw)。

そんな私も社会に出てからはボードゲーム系はすっかりご無沙汰でしたが、少しずつ進化しながら現在までおよそ毎年1タイトルずつ世に送り出している桃鉄シリーズを見て、自分のように地理を覚える子供が今でもいるだろうということを嬉しく感じていました。

新作の構想が震災への配慮でストップせざるを得ない状況になって、その代わり是非とも復興編をという話もあった矢先のことだけに残念でなりませんし、またこの先新たな展開も或いはあるのかもしれませんが、とりあえずは長きに渡りお疲れ様でしたというのが今の思いです。


70億分の、たった6人!

2011年10月29日

世界の人口は70億人に達しようとしている。そんなニュースを先日耳にしました。

アメリカのように金があるわけでも、中国のように人口が多いわけでもない我が日本。

我々はとかく「周りがこうだから、自分もこうしないといけない」というような他人志向的傾向があるように思えます。そして全体の傾向に追従しない人間は排除対象になると。

私などは、例えばいわゆるJ-POPっていうんですか、ああいう音楽には全く興味が無かったし、今でも無いのですが、周りからは「そんなことも知らないのか」ってなもので、(それだけが原因ではないでしょうが)中学生時代はいじめに遭ったりしたものです。

おっとカタい話になりかけましたが、そんなことはどうでも良いのです。ただ私が言いたいのは、この先の未来において、日本人は、全体主義的雰囲気の中で経済成長を目指すよりも、GDPやらGNPやら経済力だけでは測れない「オンリーワンの何か」を持っていた方が、楽しく生きられるんじゃないかということ。

どう頑張っても、この人口減少社会でアメリカや中国に経済で勝てるわけないのだから。


と、全く関係ない話をしましたが、今日の本題です。

私が地元情報収集のためよく使っている「ハコダテ150+(プラス)」というサイトがあるのですが、

興味深く読んだ記事があります。



【ヒト】孤高の手回しオルガン製作者 谷目 基さん



正直、J-POPに興味が無いと公言する音楽オンチの私でありますので、手回しオルガンと言われて直ぐにピンと来るものでもないのですが、それにしてもこれを作れる職人が世界で6人程度というのは驚きです。

先頭の写真を見て分かる方も多いと思いますが、工房は函館山の中腹、見晴らしの良い高台にあります。記事中に具体的な場所が書かれていないので何も言いませんが、たぶんこの場所は小高いどころの話ではなくて、歩いて行こうとすると中々良い運動になります。谷目(たにめ)さんはその不便さと引き換えに、絶景と、ゆっくりと静かに時間が流れていく環境を取られたのでしょう。

誰もやってないことを、自分なりにプランを考えて、実行する。こういうのが本当の勉強だなぁと思います。凄いと思います。自分も子供の時から勉強はそれなりに欠かさずやってきたと思っていますが、それがどの程度血となり肉となっているかは自信がありません。本当は知識だけじゃなくてそれを身に着ける過程というのが大事なんですよね。

家の裏はたぶん草地か、或いは適度に木々が生い茂っているのでしょう。ある意味昭和の空気が残っている場所かもしれません。こういう場所で色々な経験をした子供なら、きっと素晴らしい人間に育つことでしょう。本当なら沢山の子供たちが暮らしている「都市」にこそ、こういった環境が必要なのでしょうが。

色々考えさせられる記事でした。これからも末永くご活躍されてほしいです。


ついにルパンの歴史が動く

2011年10月15日

個人的には「その時、歴史が動いた」って感じて、感慨深い。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111009-00000006-mantan-ent

これを見て「確か・・・」と思い、アーカイブを見てみると、

ありました。


http://www.consadole.net/otv-net/article/162

2007年のエントリーだったのか。もう4年も前の話とは、月日の経つのは早いと我ながらびっくりです。

改めてみると、本文よりもむしろコメント欄で熱く語っているという、当ブログの中では珍しい構成となっていますwww

さて、個人的には「一新」と言いながら実は一新ではないことに嬉しさ半分疑問も半分という感情を持っています。

つまり、ルパン役のクリカンさんと次元役の小林さんは続投で、五エ門・不二子・銭形警部が交代と。

次元の後任は1年以上に渡るオーディションでも見つからなかったのか。。。
(最初から交代対象外だったのかもしれませんが)

まさに、4年前のエントリーではかたん1号さんからコメントを頂いた「・・・とはいえ、次元の小林清志氏の後釜はちょっとワタシも思い浮かびませんが」というお言葉が見事的中した形です。

全面的な交代ではなく、主要中の主要キャラであるルパンと次元の声が変わらないということで、ドラえもんほどの違和感は感じずに済むかなという部分が私は嬉しく思います。ただ反面、こういうことは1回で全て済ませた方が良いのではないかという思いもあります。それが先程書いた「半分半分」の部分です。

交代の是非ですが、私は元々こういうことについては「交代して違う作品になるくらいなら、終わらせた方が良い」というタチなのですが、じっくり1年以上かけて慎重に選考したことには好感を持っています。遅かったのではないかという声も理解できますが、誰もが知るルパンシリーズの声優を代えるというのは大変な事ですから、あまり事を急いでも取り返しがつかなくなると思うので、交代時期は適切だったと私は思います。むしろ3人入れ替わってどう印象が変わるかが重要なポイントでしょう。

山寺さんは実績からして何の心配もありませんし、浪川さんと沢城さんも、個人的には正直「?」なのですが、調べてみると声優はもとより舞台経験もあるようなので大丈夫でしょう。ただ、ルパンにフィットするかは別問題なので、これは完成作品を観ないと何とも言えません。

私はアニメ・ゲーム関係については保守的な考え方なもので、心配の方が大きいのですが、一方でルパン作品が観られなくなるのも寂しいので複雑なところです。



【以下は私信的なもの】

とはいえ、ルパンよりも遥かに、

声優(=役者)の交代など想像し得ないモノを北の○公園の現場で観てきた直後なだけにw

・・・あそこまでする必要は無いんだから、何とかなってほしいなぁ。。。


おかねのこと

2009年11月05日

「わたし出すわ」ようやっと観てきました。

なぜ大町を出た電車の終点が谷地頭なのかという疑問から始まるわけですが、

あ、そうじゃなくて?  あそう。

えぇもともと映画好きというわけでもないですし、どうもウチの家系は起承転結のはっきりしないものはドラマであれ映画であれ本であれ何であれ好まない傾向もありまして、今回は地元のよく知った場所での撮影ということでいわば例外的に映画館まで行ってきたわけではありますが、

ストーリーを書くとまずいでしょうから言いませんが、登場人物それぞれが良いお金の使い方をしているように私は思いました。中には破滅しちゃう人もいるのですが、馬鹿馬鹿しいお金の使い方をする人がいないと、世の中は動かないのですから。

「では、そのお金を使っていい思い出を作ってください」

あまりに高額な心付けに驚き、返還しようとする引っ越し業者の男に対する主人公・麻耶の言葉(だったと思う)。




こんな映画を観た後だから思うのだろうけども、フロンターレ川崎がナビスコ杯の準優勝賞金を返すというニュースにどうも違和感を持つ。

※ 今日聞いてたSTVラジオでは、1度ではなく何度も「フロンターレ川崎」と言っていましたから、まさかスカパーの中継も手掛けるSTVさんがチーム名を間違う筈がありませんよね(失笑)



揚げ足取りはさておき、確かに川崎フロンターレの選手達の態度には問題大アリでしょう。お歴々が握手を求めるのに無反応というのでは、面子に関わるというのもあるでしょう。メダルをかけられて直ぐ外すなんて絵が良く映るはずもないし。

しかしながら、賞金5千万円というのは、決勝戦まで進んだことへの正当な対価なのじゃないですかね?

少なくとも、陰であれ陽であれ周囲が返納を勧告するようなものではないでしょうが。

他所のチームのことだし決して擁護はしないけれども、試合自体が八百長だったとかいう問題なら別ですが、試合後の問題に対して真っ先にその試合の賞金がやり玉にあげられるというのが、何ともケチ臭く程度の低い話だと私は思います。

試合結果への賞金なのだから、貰うものは貰う。試合後のことへの反省を示すなら、そのお金を使えばいくらでもできることがあるでしょう。一例としてはハードとして医療機器を提供し、一方でソフトとして選手に施設での社会奉仕を命ずるなど。

外堀埋められて自主返納という結末よりは、よっぽど多くの人に「良い思い出」を残せると思うのですが。