『いろんなマナー ~ アウェイサポ対策』を読んで

2007年05月12日

青空さんへコメントを書いていたら、長くなったもので・・・。

こんにちは。

乗車マナーについては私も書きましたので置いといて。

アウェーサポの件。本当ですよね。青空さんの力で何とかして下さいよ(笑)。

2000年でしたか、J2優勝を決めた厚別の大宮戦。ホーム側SA席最前列で見てました。大宮サポがダンマクまで用意して祝福してくれましたが、あれは私がスポーツを観戦していて最も感動した時でした。思わず大宮のオフィシャルに「ありがとうメール」を送ったものです。

現状はとても寂しいですよね。アウェイエリアの柵の所に立っていてウチのサポに遠慮気味に「ここ通ったら駄目なんですか?」なんて聞かれると、それだけで申し訳ない気持ちになります。

ドームはほぼ完全隔離になりましたが、厚別の場合は売店までアウェー専用とはできないわけでして、先日はSAアウェー側の担務でしたが結構仙台サポの流れがありましたし、それを見て売店・トイレの案内を心がけました。喫煙所はアウェー専用があるにも関わらず2ゲート横では「呉越同舟」の風景もみられましたし。でもトラブルにはならないのですよね。

ただ、ドームの緩衝帯が増えるきっかけとなった昨年10月の神戸戦でそれこそ「現場」で担務していた身としては、現状では柵を取り払うことには反対せざるを得ません。

向こうのサポの言動や態度にウチのサポが反応してしまう。「無視する」ってことができないのですね。お互いテンションが上がっていますから仕方ないのでしょうが、本人は正義感から行動しているつもりでも責任を問われるのはHFCですからね。私達の身の危険にも直結しますし。

前に、早朝さんからだったかな、この件とは関係ありませんが、とある平日ゲームでビール飲んで悪態ついているのは殆どウチのサポだったなんて話を聞いたこともありました。

相手サポが原因なのか、ウチのサポが原因なのか、トラブルになってからでは判別しようがありません。ただ、それはあまり重要ではないと思います。重要なのは、どっちが原因であっても主管であるHFCの責任が問われるということではないでしょうか。こう考えると、予防策を講じるのは止むを得ない流れだと思います。

でも、


  >アウェイサポは 敵なんだ
  >敵に良い思いをさせる必要はない
  >アウェイサポに便宜を図ることは
  >相手を応援する事になる
  >そんな事は 許さない!
 
 >僕はこういう論理には組しない


私も同じ気持ちです。日本の端まで航空運賃(列車かもしれないが)を払って来てくれた人には、勝負は別として気持ちよく帰っていただきたいものです。特に北海道は「観光」が重要な産業となっているのですから、他チームがどうあれ、「ようこそ札幌へ」「ようこそ北海道へ」という気持ちを持って良いじゃないですか。それが他チームには無い個性を持たせることになるし、そうやって相手サポに良い印象を持ってもらって「今度はゆっくり観光に来ようか?」とでも思ってもらえれば最高じゃないですか。これは「利敵」などではなく、自分達の利益や発展を考えた賢いやり方です。

今年から言わなくなってしまいましたが、場内放送の「ようこそ札幌へ」って所でブーイングするのは、巡り巡って自分達の生活を苦しくするのではないかと思っていたところではあります。


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