2009年06月13日
木曜日のこと。 カープ 2-23 マリーンズ 21点という記録的大差をつけられての9回表。 レフトスタンドのカープファンは、力の限り叫んだ。 俺たちはー 絶対にー 諦めないー なぜならー カープがー 大好きだからー たまたま中継を見ていて、その時は何と言ってたのか分からなかったけど、ロッテファン(というかサポーターだなあそこは)を含んだ球場全体から大きな拍手が起こった。後で調べたらこういうコールだったらしい。 とても良い話だと、思う。 球団への強烈な愛情を感じる一方で、どこか可笑しさを感じるというか、悲壮感があまり無いようにも思う。それがさらに良い。少しだけ羨ましく感じた。確かにここまでの大差となれば怒りを通り越すからネガっても仕方無いだろうけど、21点差、あと3アウトで試合終了という状況で、「楽しむ」という気持ちが無ければ「諦めないー」とコールすることはできないと思う。 少なくともあの試合、9回表の左翼カープファンは応援をとても楽しんでいたと私は感じた。 サッカーの場合、これはウチに限らずどこでもそうなんだろうけど、強烈な愛情は間違いなくある一方で、遊びが無いというか、どこか悲壮感があるように感じることがある。といってもウチ以外のチームの応援はテレビで断片的に見るだけですが、少なくともウチの応援はそう感じることがある。 サッカーの場合、一番熱いのは無論ゴール裏だけども、みんな楽しんでいるのだろうか? いつもスタジアムに来る人が、心底「楽しい」と思うチームに、スタジアムにすることが、お客さんを増やす一番の方法だ。逆にこれ無しにどんな施策を講じても長続きしない筈。 いつもスタジアムに足を運ぶ人が、試合中つまらなさそうにしてたり、チームの事を「弱い」とか「金が無い」とか言ってみたり、 自分も当然その一人なんだけども、そんな事してて、それをテレビとかで見た人がコンサドーレの試合を観たくなるかと言えば、絶対にそうはならない。 深く考えることは無いと思う。チームはこれからも不甲斐無い試合を多々見せつけてくれるだろう。どう考えても、今J1でトップクラスになれる要素はどこにも見つからない。だから怒りたい時は本気で怒鳴りつければ良いし、ルールに反しない範囲で自分の気持ちを選手に、チームにぶつけて良いと思う。 でも、そういう時でも、どこかに「楽しむ」という気持ちがあって良いのかなと思います。楽しみながら野次る、楽しみながら怒鳴る。僕らがもっと心に余裕を持つことが、案外今一番大事なことなんじゃないかなと思います。 特に推敲もせずに書きなぐりましたんで、誤字脱字表現の不適切等々お許しを。
プロフィール
函館市出身、やっと帰ってきた。 本人は至って穏健なサポだと自己評価していますが、さて周りはどう思っているのやら。 ま、やれる限りの事はやる。その代わり言うべきことは厳しく言っていくつもりです。楽しくなければ、そしてクラブが応えてくれなければ、応援する理由は無いと私は考えますが、どうでしょうか。 ある時は黄緑の恰好でスタジアムに、またある時は某所で試合経過の実況(をしつつ、身の上話の方が長くなるw) オフシーズンは別な某所で米国式なフットボール実況板にも出没。
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