【久々に毒】あの「祭」への絶望がある!

2008年08月06日

どうしても書きたいので書きますが、顔を知られている人に「曲がった奴だ」と思われるのは嫌なので(爆)、こっそりエントリーします。

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/08/06/01.html


他のスポーツ紙も読み比べてみたが、どうやらこの記事が見当違いというわけではないようだ。

人それぞれ感想はあると思いますし、メディアは話を要約して伝えますから、取材される側が全く意図しない形で伝えられることもあります。その上で、単純にこの記事を読んだ感想を書きます。



もし私なら、

これで最後という時に、

「テレビ局が悪い」なんてぬかすようなお年寄りになりたくはありませんね。



仰ることが間違っているとは思わない。

それなりの期間、そういう業界で過ごしているわけだから、その目から見てスタッフの質が落ちているというのは確かなのだろう。私もテレビを見ていて、ひどい番組ばかりになったという思いもある。

だが、待て。

テレビがあったから、貴方はご飯が食べられたのではないのですか?
名声を得たのではないのですか?

さんざん世話になった挙句、今になって「テレビ局が悪い、だからや~めた」というのは、私には理解できない。人を馬鹿にした話だ。自分の思い通りにならないのは人のせいなのか。

やめるのは勝手。でもこの方がどれだけ批判しようとも、後に続く世代というのがあるわけで、彼らには彼らなりの苦労があると思うのですが、そのあたりの想像力は無いんですかね。

別に無くても良いけど、そんな人がどんな名作を書いたって私は全く評価しない。

次の世代に敬意を払えとは言わない。でもやめるならグズグズ言わず、「後は任せた」と潔くやめてほしい。

ついでに、というかこっちの方が先に頭に思い浮かんだのだが、

どうやら「(テレビは)質は考えず、視聴率だけで評価するようになってしまった」という趣旨の発言をされ、そういう風潮が現場の雰囲気を悪くしているとお考えのようですが、ではこの方が毎年審査委員長を務めておられる「アレ」の商業主義化・テレビショー化、さらには今後想定される選挙の集票マシーン化は問題ではないのか。是非とも納得いく説明を願いたいですな。

別に聖人君主たれなどと言うつもりは無い。誰だって食うためにそれなりに矛盾を抱えて生きている。それはお互い様だと思う。

ただ、自分だけ偉そうにする人間には、言いたいことを言う。


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