2008年04月17日
昨日のナビスコ杯はアウェーで引き分けという結果でした。
何せ映像が無い中で、正直言いますと優勢だったのか劣勢だったのかもよく分からないわけですが、西谷選手あたりが良いチャンスを作っていたようですので、1本決めてほしかったですね。やはり決めるべき所を決められないと自分達が痛い思いをするわけですから、レベルアップしてほしいものです。
とはいえ失点もゼロということで、これは前向きに考えても良いのかなと思います。次の神戸戦、しっかり守備でも積極的に戦ってほしいです。
今年は対戦相手のレベルが高くなりましたから、はっきり言って無失点試合というのは難しいと思います。戦術としてはウチは守備第一で良いと思いますが、失点を恐れてプレーが消極的になっては何にもなりません。ホーム開幕のマリノス戦はまさにその典型例ではないでしょうか。昨年までならああいった試合を1-0で終えられたかもしれませんが、J1ではそれが不可能であることが証明されたと思います。
1点取られれば2点取れば良い。追いつかれたら突き放せば良い。ある意味で割り切って戦った方が、良い結果となるでしょう。目標はもちろん無失点、しかし無失点に拘らない、この相反することの両立がJ1では必要なのだろうと思います。
繰り返しになりますが、神戸戦、難敵ですが強い気持ちで戦ってほしい。
さて、ナビスコ杯の位置づけについて、「リーグ戦の方が重要なのだから主力は温存すべき」とか、「勝敗よりも怪我人を出さないことが大事」という趣旨の意見を、このブログでも結構見かけます。
私は再三言っているように「無駄にできる試合など無い」という考えであり、決勝に進めばホーム試合も増えるし、チーム強化の最も効率的な方法である実戦の場が増えますから、多少のターンオーバーはあれ基本的にレギュラーメンバーが出て、当然ながら全力で戦うべきと思っています。
無論サポも。
ただ、これまでも主力の温存を巡ってチェアマンが云々という事例が存在することは事実ですし、リーグ戦を制することとカップ戦を制することと、どちらがインパクトがあるか、残留云々ということを考えても、「リーグ戦>カップ戦」という考え方に一理あることも確かです。
例えば、残留争いにおける勝ち点計算に限って、カップ戦の成績を反映させてみればどうか。決勝ラウンドに進めばプラス3点、準決勝進出なら6点、決勝進出なら9点そして優勝なら15点といった具合に。
まぁ残留争いにリーグ戦の成績以外の要素を入れてしまうと、例えば1998年のJ1参入争いの際に、昨年度の成績を加味するとかいう訳の分からん制度のせいで冷や飯を食わされたチームが現実に存在するわけで、必ずしも名案とは思っていませんが、J1の特に中堅どころ~下位チームに対して何らかのインセンティブが無いと、大会として盛り上がっていくのは難しいような気がします。
このような相手が手を抜いてくれる大会・試合でタイトルを狙うのも一つの手であると思っていますが。
プロフィール
函館市出身、やっと帰ってきた。 本人は至って穏健なサポだと自己評価していますが、さて周りはどう思っているのやら。 ま、やれる限りの事はやる。その代わり言うべきことは厳しく言っていくつもりです。楽しくなければ、そしてクラブが応えてくれなければ、応援する理由は無いと私は考えますが、どうでしょうか。 ある時は黄緑の恰好でスタジアムに、またある時は某所で試合経過の実況(をしつつ、身の上話の方が長くなるw) オフシーズンは別な某所で米国式なフットボール実況板にも出没。
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