ふと思ったこと

2007年03月15日

まあ、人それぞれ色んな事情があるでしょうから名前は伏せますが、このオフィシャルブログの某書き込みを読んでふと思ったことを書いてみます。


私は生まれ育った函館を現在離れておりますが、両親はもちろん多くの親戚が函館に住んでおります。


よく「嫁姑問題」なんてのがテレビで話題になったりしますが、私は冗談でなくこれがよく分からないのです。姑というのはお父さんのお母さん、つまり私から言えば父方のおばあちゃんとなる訳ですが、私の母とそのおばあちゃんはとても仲が良く、交流も頻繁にしております。私の母が嫁いでくるとき、おばあちゃんは「ここの家系の女性は早死する人が多いのだけれど、あなたと私で長生きしましょうね」と言ったそうです。母も感激したでしょう。


我が家の場合、嫁姑はもちろん、一家全部を見渡しても人間関係での問題がないのです。まあお金が無いのでトラブルの火種もないということなのでしょうが。もちろん私の見えないところで色々あるのだろうとは思いますが、両親親戚はなるべく私に気を遣わせないようにしてくれているようです。


お陰様をもちまして、私は故郷に帰る時がいつも楽しみです。それは函館という街の良さもそうですが、何より私の中で家族というものが欠けかえのないものであるからでしょう。我が家は決して裕福ではありませんが、社会人としてまがりなりにも1人で生活するようになった今、ここの家に生まれて、素晴らしい人達に囲まれて育って、本当に良かったと思っている。


でも、世の全ての人が幸せに生まれ育つわけではない。
親戚間で刃傷沙汰を起こしてワイドショーを騒がすことも最早日常茶飯事だ。


もっと、そういう当たり前だと思っていることに対して感謝をしなければならない。そんなことをふと思いました。


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